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和歌山の雑賀崎のリスは加害者? 被害者?


 和歌山の雑賀衆(さいかしゅう)で有名な雑賀崎(さいかざき)に行った時のことです。

 曲がりくねった道を歩いていると「カゴバ台場」と書いてある看板が目につきました。
 なにやら遺跡のようです。

 ちょっと気になるので行ってみました。



紀州藩海上防衛砲台跡のカゴバ台場(雑賀崎台場遺跡)
紀州藩海上防衛砲台跡のカゴバ台場(雑賀崎台場遺跡)




雑賀崎の場所

 途中、和歌山城が見えるという「お城の見える丘」ところへいくと、なにやら妙な音が聞こえました。

 人間の姿を見た動物があわてて動く音のようです。

 しかし鳥にしてはちょっと重い。

 かといってネコというには軽すぎる。

 音がした方をみてみると……



 樹の幹を何かが動きました。

 リス?

 高倍率のカメラでみてみると。

 ネズミよりも大きいほっそりとした体にふわふわの尻尾。

 リスです。

 そのまま写真を数枚写したところでで木を駆け登って行ってしまいました。

 ここは和歌山の海岸線。
 冬になっても葉を落とさない照葉樹。
 葉が茂っている中には入れると、もう見つけることはできません。



細い木々の向こうに見えるリス
細い木々の向こうに見えるリス




 家に帰って画像を確認してみます。

 丸い頭にほっそりとしたからだ。ふわふわ尻尾は、リスです。

 日本には数種類のリスがいますが、和歌山の海岸線にいる可能性があるのは、ニホンリス(日本栗鼠)。

 しかしそれは在来種の話。
 外来種では、クリハラリス(栗腹栗鼠)が日本各地にいます。

 ペットなどとして連れて来られたものが野生化し、増えているのです。

 さあ、どちらのリスでしょう。



 クリハラリスは名前の通り栗色の腹をしていますが、残念ながら写真には背中しか写っていません。

 またニホンリスのほうが小さいようですが、一匹だけでは比べようがありません。

 ほかのちがいは耳。

 ホンドリスのほうが大きく先が尖っていて、くりはらリは小さくて丸い。

 果たしてこのリスは……

 クリハラリスでした。



耳が小さいクリハラリス
耳が小さいクリハラリス




 食べ物が日本在来種のニホンリスと似ているところがあるため、ニホンリスの数が減ってきている原因の一つといわれることもあります。

 また樹木や農作物をかじったり食べたりすることから、特定外来生物に指定されています。

 雑賀崎はあちこちに木が生えているとはいえ、車が走り、人が住み、休みには観光客がやってくるようなところです。

 ニホンリスは住んでいないでしょう。

 そんなところにでも住めるのですから、クリハラリスが特定外来生物に指定されるのも頷けます。



 しかし、人間のすぐそばでも生活できるクリハラリスに対して、どちらかと言うと森林の中が好きなニホンリス。

 食べ物はよく似ていても、生活する場所が違っているような気がします。

 もしかするとニホンリスの数が減ったのは、生活できる森林が減ったためで、クリハラリスとはあまり関係ないかもしれません。


 じゃあ、ニホンリスが減っている原因は何?



 多分、人間でしょう……



◆ クリハラリス リス 特定外来生物 ◆

■参考外部リンク■
雑賀崎和歌山市ホームページ わかやまCITY情報
特定外来生物等一覧[外来生物法]環境省へようこそ!


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タグ: クリハラリス  リス  特定外来生物  雑賀崎  和歌山 

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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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