【 2022年10月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

古い写真の中からみつけたいきもの 10月にやってきたクチバシの大きなカモ

 一年前の10月下旬。

 もう池にカモが来ていました。
 大阪では一年中見られるカモはカルガモだけ。
 それ以外のカモは寒くなるとやってきて、暖かくなると去っていく冬鳥。
 カルガモ以外のカモを見かけると、冬を感じます。


 遠くにいるので何ガモかわかりにくい。

Anas clypeata

 拡大してみると、なんだかクチバシが大きくて長いようです。
 クチバシの長さが頭よりもちょっとだけ長い?
 カルガモではなさそうです。

嘴広鴨

 頭とクチバシ全体が濃い色。
 胸は白で、羽は茶色で、尾の方がちょっと黒っぽい。

ハシビロガモ

 ということは、ハシビロガモ?

 ハシビロガモは、名前の通り幅が広くて長い嘴で水面の水から食べ物を濾し取ります。
 何と言っても大きなクチバシが特徴です。

 今年も来てるかな?

ハシビロガモ
嘴広鴨
Anas clypeata
カモ目 カモ科 マガモ属の冬鳥
カラスくらいの大きさの鳥

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タグ: ハシビロガモカモ冬鳥カラスくらいの大きさの鳥

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小さく赤いキノコは種類がたくさん

 小さい赤いキノコが生えていました。

ヒイロガサ

 トガリベニヤマタケ?

 ベニヒガサ?

 ヒイロガサ?

緋色傘

 似たものが多く、図鑑やネット画像もゆらぎが多くて見れば見るほどゲシュタルト崩壊してしまいます。

Hygrocybe punicea

 結局ヒイロガサ?
 まったく自信ありません。
 ほんと、キノコをいろいろ見分ける人はすごいと思います。

ヒイロガサ
緋色傘
Hygrocybe punicea
担子菌門 真正担子菌綱 ハラタケ目 ヌメリガサ科 アカヤマタケ属

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タグ: ヒイロガサ担子菌秋のキノコ赤いキノコ小さいキノコ

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なんと100種以上 ハエトリグモはいっぱいいる!

 ネズミモチの幹にハエトリグモが。

 写真を撮って調べてみると。

この記事にはの画像があります。


 わかりません。
 手元の図鑑で調べてみても見当たりません。


 いろいろ調べてみて一番近そうに思えたのは。
 デーニッツハエトリ。
 北海道から九州まで、山から平地まで、木や草の上にいる普通種。

デーニッツハエトリ

 ちょっと色が違うタイプかなと思ったら、検索で出てくる画層はみんなよく似たものばかり。
 やっぱりちいがうのかな?
 日本のハエトリグモ113種が載っている『ハエトリグモハンドブック 増補改訂版』を買わなくては。

Plexippoides doenitzi

デーニッツハエトリ
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サシガメは肉食性 刺されると痛い! らしい

 木がいっぱいの公園でサシガメと出会いました。

この記事にはの画像があります。


 色は茶色。
 大きさは2センチちょっと。
 大きめのサシガメ。


 図鑑で調べてみると、オオトビサシガメによく似ています。

オオトビサシガメ

 でも、解説を読むと山に住むと。
 ここは山でありません。
 木は茂っていますが。

大鳶刺亀

 普通に図鑑にのっているので、里山でもいるのでしょうか?

Isyndus obscurus

オオトビサシガメ
大鳶刺亀
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カメムシ目 サシガメ科 オオトビサシガメ属

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赤茶色のぬめぬめっぽいキノコがありました。

 10月。
 公園の芝生の上にキノコが。


 赤みがかった茶色で、表面はぬめりがあるような感じ。
 一箇所に折り重なるようにはえています。
 ナメコ?


 たしかナメコは木から生えるような。
 芝生の上に生えるナメコににたキノコというと。


 カキシメジ?

 カキシメジは毒キノコ。
 食べるつもりはもとからないので、問題ないけど。


 似たキノコはいろいろあるので正体は不明。
 野山のキノコを食べる人は見分けられるのだから、ほんとうにすごい。

カキシメジ
柿占地
Tricholoma ustale
担子菌門 真正担子菌綱 ハラタケ目 キシメジ科 キシメジ属

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大和川河口の中洲にいろいろな鷺が立っていました。

 大和川にかかる最後の橋。
 阪堺大橋。

 その河口側に小さな中洲。
 満潮になれば沈んでしまいそうですが、草が茂っているのでそんなこともないのでしょう。

 中洲にはサギの仲間が。

大和川の中洲

 立っているのは4羽。
 左から2羽目のの一番大きなサギはアオサギ。
 一番右で座っているのと同じ。

アオサギ

 右から2番めの小さなサギはコサギ。

コサギ

 問題は右端と左端。
 多分同じサギだと思うのですが。
 考えられるのはダイサギかチュウサギ。
 見分け方の一つはクチバシの終わりが目の下ならチュウサギ、目より後ろならダイサギ。

チュウサギ?

 拡大してみても不明瞭ですが、なんとなく目の後ろまでいってないような?
 クチバシも短めのようにみえるので、チュウサギ?
 もう冬羽にかわっているようです。


アオサギ
青鷺、蒼鷺
Ardea cinerea
鳥綱 ペリカン目 サギ科 アオサギ属の留鳥
カラスよりずっと大きい鳥

コサギ
小鷺
Egretta garzetta
鳥綱 ペリカン目 サギ科 コサギ属の留鳥
カラスより大きい鳥

チュウサギ
中鷺
Ardea intermedia
鳥綱 ペリカン目 サギ科 アオサギ属の夏鳥
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ちっちゃい虫の謎が少しとけた!

 大阪近辺の低山で変形菌を見かけたとき、ときおりひっついている謎の小さな虫。

この記事にはの画像があります。


 昆虫なのかダンゴムシなのか、はたまたダニか何かの仲間か。
 その謎の虫の正体がやっとわかった!
 かもしれません。

 たぶん。
 トビムシ。
 その中のヤマトビムシの仲間?

原生粘菌ツノホコリとヤマトビムシの仲間?
ツノホコリ

 種までわかったわけではありませんが、とりあえずトビムシらしいとわかったことはけっこううれしい。

ツノホコリの子実体になりそうな変形体とヤマトビムシの仲間?
ヤマトビムシ

 トビムシは脚が6本ですが、昆虫ではありません。
 昆虫と同じ節足動物門の六脚亜門ですが、昆虫とは兄弟の内額類。
 顎が飛び出している昆虫とちがって頭部の中に入っていて、翅がない虫の仲間。
 トビムシの仲間は朽ちかけた落ち葉の下などにたくさんいますが、ヤマトビムシの仲間には変形菌を食べるものもいるようです。

変形菌クダホコリの子実体とヤマトビムシの仲間?
クダホコリ

 よくみかけるちっちゃい虫のことがちょっとわかって、なんかうれしい。

ヤマトビムシ亜科
Pseudachorutinae
節足動物門 六脚亜門 内顎綱 トビムシ イボトビムシ科 ヤマトビムシ亜科

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わりとよくみかけるけど、きれいなことにかわりない

 9月下旬のまだ暑かったころ。
 大きな池がある公園を歩いていると。
 ハグロトンボです。

この記事にはの画像があります。


 体が細いイトトンボの仲間のカワトンボの仲間。
 素早く跳ぶイメージがあるトンボですが、翅が大きくひらひらとチョウのように飛びます。

羽黒蜻蛉

 見た目の通り翅が黒いことが名前の由来なのでしょう。
 よく目立ちます。

ハグロトンボ

 でも、細い体をよく見ると、緑色の金属光沢があってきれいです。

ハグロトンボ
羽黒蜻蛉
Calopteryx atrata
トンボ目 イトトンボ亜目 カワトンボ科 アオハダトンボ属

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タグ: ハグロトンボカワトンボイトトンボトンボ

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魚がいっぱいいると魚を食べる鳥たちも集まってきます。が、必ずしも魚を食べられるわけではないようです。

 大和川河口で飛び跳ねるボラをみていると、鳥が川面を横切っていきました。

雎鳩

 ときおり黒いカワウや白いウミネコが横切っていきますが、今度のは白いけど真っ白ではありません。

鶚

 そのまま川の上を旋回しながら高く上がっていきます。
 鷹の仲間?

ミサゴ

 胸も顎のあたりも白く、翼も白地に黒い模様があるように見えます。
 ミサゴ?

 ミサゴは魚を食べる鷹の仲間。
 ここからちょっと離れた南港の野鳥園にもよくいます。

上がミサゴ? 下がハシブトガラス 間の小さいのがウミネコ?
鵃

 ミサゴも跳ねるボラを見に、いや、食べに来たのでしょうか?
 なら失敗?

ミサゴ
鶚、雎鳩、鵃、魚鷹
Pandion haliaetus
タカ目 ミサゴ科 ミサゴ属の留鳥

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タグ: ミサゴ猛禽大和川ハシブトガラスウミネコ

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アオイの仲間は外来種がいっぱい!

 マメアサガオと出会った大和川河口の堤防の内側。
 ほかにも外来種が多そうです。

 同じく道端で咲いていた白い花。

矢の根梵天花

 5枚の花びらが重なって、中心が濃い赤、いや赤紫?
 オシベかメシベかわからないものがぐちゃぐちゃとなっています。
 花からすると、アオイ科の草?

ヤノネボンテンカ

 調べてみると。
 アオイ科の植物は在来種も外来種も種類が多いのですが、大抵葉が広いか切れ込んでいます。
 細長い葉のものは、なかなか見つかりません。

Pavonia hastata

 結果。
 ヤノネボンテンカというカタカナで書いたらナンノコッチャという名前の外来種。
 南米原産。
 草と思ったら、草みたいな木。
 名前の由来は細い葉が梵天ににているから、とか。
 葉の根元のふくらみを蓮の花に見立て、その上に立っている姿に見えないことも。
 でも、それなら他の天でも神でも菩薩でもいいような。
 いや、不動明王とか千手観音菩薩とか普賢菩薩文殊菩薩とか無理そうですが。

 由来をもっと詳しく知りたくなってきます。

ヤノネボンテンカ
矢の根梵天花
Pavonia hastata
アオイ目 アオイ科 ヤノネボンテンカ属の常緑低木

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タグ: ヤノネボンテンカ白い花秋の花アオイ科外来種大和川

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