【 2022年05月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

アスファルトの上のトンボは、なに?

 アスファルトの上にトンボがペタリ。

この記事にはの画像があります。


 まだ5月なので未成熟?
 となると、ちょっとややこしいかもしれません。
 たぶんトンボ科だと思うのですが、未成熟のときは似たものがいろいろあります。

塩辛蜻蛉

 みくらべてみて、これはシオカラトンボ?
 ただ、シオカラトンボのオスは未成熟のときメスに似ています。

シオカラトンボ

 腹部の第2節に突起があればオスで、なければメス。
 第8節がふくらんでいたらメス。
 尾の先の第10節から飛び出した2本の短い尾の間に三角形の突起があればメス。

 第2節は翅にかくれてよくみえません。

Orthetrum albistylum speciosum

 第8節はふくらんでいるようです。
 そして第10節の2本の尾の間に三角形の突起があります。


 ということで、シオカラトンボのメス。
 でいいのかな?

シオカラトンボ
塩辛蜻蛉
Orthetrum albistylum speciosum
トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属

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タグ: シオカラトンボトンボ科トンボ

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このポーズの意味はなに? ワカバグモ

 葉の上にクモが。

この記事にはの画像があります。


 巣をはらず、待ち構えて捕まえるタイプ。

Oxytate striatipes

 たぶんワカバグモのオス。

 なんか、ポーズを決めているようです。
 カッコつけている?

ワカバグモ

 いや、威嚇している?

 むこう向いてるけど。

若葉蜘蛛

ワカバグモ
若葉蜘蛛
Oxytate striatipes
クモ目 カニグモ科 ワカバグモ属

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タグ: ワカバグモ徘徊性グモ蜘蛛鋏角類

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ほんとうはもっとたくさん下がっているのです。エゴノキの花

 5月下旬。
 エゴノキの花が咲いていました。

蘞の木

 といっても、ちょっと遅すぎたのでわずか数個の花が残っているだけ。

 枝から下がって下向きに咲く花。
 この木は丈が低いので葉に覆われて見えませんが、少し腰を落としてみれば、白くてわかいい花が。

エゴノキ

エゴノキ
野茉莉、蘞の木
Styrax japonica
ツツジ目 エゴノキ科 エゴノキ属の落葉小高木

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タグ: エゴノキ白い花夏の花

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いつの間にか鉢に生えていた謎の植物

 枯れてしまった鉢植えのラベンダーを片付けようと茎を切っていると、見たこともない植物が生えていました。


 と言ってもたった一枚の葉っぱだけ。
 茎も見えません。
 葉だけが生えています。
 いったなにの葉でしょうか?

 数日様子を見ても葉は1枚だけで成長は止まり、2枚めが出る様子はありません。
 となると、カタクリやササユリのようなユリ科の単子葉植物でしょうか。

 でも、よく見ると葉脈がありません。
 葉の中心に走る主脈も見えません。
 単子葉植物でもないようです。


 葉脈がはっきりしないというと。
 シダ植物。

 しかし、シダはワラビのようにたくさん分かれた葉をたくさんつけます。
 このような形はしていません。

 なのですが、ちょっとかわったシダの仲間がいます。
 ハナヤスリ。
 このように楕円形の葉が1枚か2枚くらいしかない小さなシダ。

ハナヤスリの仲間 種は不明
ハナヤスリ

 しかし、近所では見たことがないハナヤスリの胞子がこんなところに飛んできたのでしょうか。
 それとも気が付かないだけで、身近にたくさん生えているのでしょうか。
 謎は残ります。

 このまま枯らさないようにして、胞子葉ができるまで育てるしかないようです。
 種類がわからなければ、日当たりや水の加減が分からないのでたいへんです。
 でもハナヤスリなら乾燥しないようにして、明るいところにおいていればなんとかなりそうです。

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タグ: ハナヤスリシダ

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夏になったのでウツギが咲いています。

 立夏をすぎ、ウツギが咲いています。

空木

 白い花。
 ちょっと離れて見るとなんかゆるくまとまっていて、なんかアジサイっぽい。
 と思ったらアジサイ科。

ウツギ

 咲いていたのは林縁の中途半端な場所。
 植えられたというより、タネが飛んできたような。

 観賞用に植えられるので、近くに人が住んでいるので、植えられたもの由来の可能性が高そう。

ウツギ
空木、卯木
Deutzia crenata
ミズキ目 アジサイ科 ウツギ属の落葉低木

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タグ: ウツギ白い花夏の花初夏の花

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気をつけていること

 いつも気をつけていることがあります。

 たとえば。
 公営の里山公園で樹木が伐採されようとしています。
 このままでは地面の日当たりが良くなって乾燥し、林床を好む動植物がいなくなってします。
 そこには絶滅危惧種に指定されている生き物もいます。
 そのときどうするか。

 多くの生き物が住む環境を維持するように行政に働きかける。

 ただ、それは管理者に環境の維持や管理を押し付けるだけで、無責任、のようにも感じます。

大和葛城山から見る金剛山

 そもそも、保護をするためには道具をそろえる、作業する人の人件費、などいろいろと費用が必要でしょう。
 それどころか、その土地が生み出すかもしれない利益がなくなってしまいます。
 にも関わらず一方的に押し付け、自分は一銭も出さない、なにもしない。
 日頃から保護もなにもせず、木が切られるから突然さわぎはじめる。

 土地は誰かの所有であり、勝手に入って保護活動をすることはできません。
 お願いをするしかないでしょう。
 しかしボランティアなどで自ら活動する方法を模索することを一切せず、最初から相手に押し付ける。

 丸投げは、ただの放棄。
 そして無責任。
 生き物を保護することを目的に署名を集めるも、実際に保護活動を行ったのはその10分の1、100分の1にも満たなかった。
 そんな話を聞くと、やっぱり大切なのは、自分が動くこと。
 その気持ちがあってこその環境保護、生き物保護の働きかけ、と気をつけています。

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今日はモリヒヨドリ

 公園の地面にイソヒヨドリのメスがいました。

 こちらに気付いて桜の枝の上へ。


 まわりは木と葉とばかり。
 画像を見ると、もう森。


 出会うたびに名前を変えたら、と思います。

 もちろん、磯で出会うこともあります。

イソヒヨドリ
磯鵯
Monticola solitarius
スズメ目 ヒタキ科 イソヒヨドリ属
留鳥
ハトより小さい鳥

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タグ: イソヒヨドリハトより小さい鳥留鳥

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里山のいい香りは思ってもなかった植物の花

 里山を歩いていると。

 なにか、ほのかに、柑橘系の、シトラスのような香りがします。
 ここにはミカン科の植物はなかったはず。

 ふと横をみると。
 そこにはウルシ属の植物が。
 小さな花をたくさん咲かせています。

ヤマハゼ

 まさかと顔を近づけてみると。

 この花の香りです!

山黄櫨

 ここのウルシ属はヤマウルシ、ハゼノキ、ヤマハゼの3種。
 葉の形が引き伸ばしたような楕円形で先が角のように飛び出しています。
ハゼノキは角がもっと細長く、ヤマウルシはもっと短い楕円形。
 ヤマハゼのようです。

Toxicodendron sylvestre

 こんなスッキリとした香りがするとは思っていませんでした。

 でも、同じウルシ科には、果物のマンゴーがあります。
 それに柑橘系の樹木も同じムクロジ目。
 すっきりとした香りがするのも道理なのかもしれません。

ヤマハゼ
山黄櫨
Toxicodendron sylvestre
ムクロジ目 ウルシ科 ウルシ属の落葉小高木
樹液が皮膚につくとかぶれるおそれがあります

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タグ: ヤマハゼ夏の花黄色い花ウルシ属ムクロジ目

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ハナムグリは歩いてどこへ行く?

 緑色のハナムグリが歩いていました。

この記事にはの画像があります。


 つや消し緑色で白点があるハナムグリは数種類います。

小青花潜

 よーく見ると、鞘翅のまわりからもふもふの毛が見えています。
  鞘翅にも毛が生えています。
 たぶんコアオハナムグリ。

コアオハナムグリ

 成虫の好物はほかのハナムグリと同じように花の蜜。
 どうしてここにたのかな?

Oxycetonia jucunda

 そんな日もあるのでしょう。

コアオハナムグリ
小青花潜
Oxycetonia jucunda
コウチュウ目 コガネムシ科 ハナムグリ亜科 コアオハナムグリ属

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タグ: コアオハナムグリハナムグリコガネムシ甲虫夏の虫

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ひとつばたごは真っ白のなんじゃもんじゃのき

 ヒトツバタゴの木、満開です。
 木全体が真っ白。

ヒトツバタゴ

 桜と同じように落葉樹ですが、桜と違って先に葉を広げます。
 そして開花。

 それでも葉が見えないほど真っ白。

一つ葉田子

 すごい量の花。

 この日は天気が良かったのですが、夕方。
 斜めから差す日が、まわりの背が高い木にさえぎられてしまいました。
 もう少し早く来ていれば。

Chionanthus retusus

ヒトツバタゴ
一つ葉田子
Chionanthus retusus
ゴマノハグサ目 モクセイ科 ヒトツバタゴ属の落葉高木
別名 ナンジャモンジャノキ

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タグ: ヒトツバタゴナンジャモンジャノキ白い花初夏の花夏の花

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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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