【 2022年02月】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

ホドウキョウヒヨドリ

 国道をまたぐ歩道橋に鳥がいました。
 歩道橋の雨水を排水するパイプの上にとまっています。
 焦茶色に白点がいっぱい。

イソヒヨドリ

 イソヒヨドリの雌。
 名前のように海岸の磯や岩場を好む鳥ですが、近年内陸への進出が確認されています。
 ここは海からは車で小一時間ほど離れたところ。
 内陸に進出したイソヒヨドリです。

磯鵯

 そろそろ、名前を変えたほうがいいかもしれません?
 そもそもヒヨドリの仲間ではないですし。

イソヒヨドリ
磯鵯
Monticola solitarius
スズメ目 ヒタキ科 イソヒヨドリ属の留鳥
ハトより小さい鳥

♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 第3版

新品価格
¥4,400から
(2022/2/27 00:06時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: イソヒヨドリ留鳥ハトより小さい鳥

関連記事
スポンサーサイト



theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

寒いけどもうすこしだ!がんばれ、ハエトリグモ!!

 立春がすぎたというのに、寒い日が続いていますが、ハエトリグモがいました。

この記事にはの画像があります。


 体の模様からすると、チャスジハエトリの雌?
 人家周辺でも普通にいるハエトリグモ。

 足を広げて立っていますので、生きている?

茶筋蠅取

 指を近づけても動こうとはしません。
 死んでいる?

 指が触れると。
 ゆっくり動きました。

 寒さのあまり動きにくくなっているようです。
 クモ寿命は1年と言われますが、ハエトリグモには1年以上の種類も。
 このハエトリグモも1年以上なのでしょう。

チャスジハエトリ

 暖かいときについうっかり冬越しの場所から出てきてしまい、寒くなったので動けなくなったのかもしれません。
 立春を過ぎ、梅が咲き、蝋梅も咲き始めていますので、もう春。
 これから暖かくなります。

 寒いけどもうすこしだ!
 がんばれ、ハエトリグモ!!

チャスジハエトリ
茶筋蠅取
Plexippus paykulli
クモ綱 クモ目 ハエトリグモ科 スジハエトリグモ属

ハエトリグモハンドブック

新品価格
¥1,980から
(2022/2/24 23:37時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: チャスジハエトリハエトリグモクモ

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

春。そしんろうばいの香り

 1年に一度通るか通らないかの道を久しぶりに歩いていると。
 ほのかに花の香。

 淡い黄色に覆われた木が。
 きっとソシンロウバイ。

素心蝋梅

 道より一段低いところに植えられていて、花が間近に迫ってきます。
 ソシンロウバイです。

素心蝋梅

 立春すぎ。
 春は来ています。

ソシンロウバイ
素心蝋梅
Chimonanthus praecox f. concolor
クスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属
中国原産の落葉低木の栽培種

素心蝋梅苗 素心蝋梅  大苗の ソシンロウバイ

価格:9,800円
(2022/2/22 00:16時点)
感想(0件)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ソシンロウバイ黄色い花春の花

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

公園の小さな池のかわせみ

 公園の小さな池にカワセミがいました。

カワセミ

 農業用溜池の名残なのか、見えにくいように垣根で囲われています。
 そのおおかげでカワセミからはこちらがわからないようです。

 垣根からちょっと離れてしばらく見ていました。
 頭や背中が鮮やかな瑠璃色。
 よく見ると水が流れるような水色が。

翡翠

 この池は小魚がいないのか、寒くて動かないのか、カワセミはしばらく水面とにらめっこしたあと、飛んでいきました。

カワセミ
翡翠、川蟬
Alcedo atthis
ブッポウソウ目 カワセミ科 カワセミ属の留鳥
スズメより大きい鳥

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カワセミ翡翠川蟬留鳥スズメより大きい鳥

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

石垣の謎の物体。コケでいいの?

 公園の花崗岩の石垣に謎の物体を発見。


 黒っぽいものがへばりついています。
 まるで蘚類のコケがはっているようですが、緑色じゃないのでコケや植物ではないでしょう。

 コケじゃないと、地衣類でしょうか。
 コケや植物は葉緑素で光合成するので緑色ですが、地衣類は様々な藻類と共生するのでいろいろな色があります。


 謎の物体をよく見ると、角張った粒が連なっているようです。
 これは地衣類っぽくありません。
 張り付き型の地衣類はだいたい面で広がっていきます。


 それなら、藍藻などの単細胞の藻類が集合した群体でしょうか。

 よく似たものはみつかりません。
 そもそもこれは生き物なんでしょうか?

 そこで一周回ってコケで調べてみました。
 すると。

 苔類のカラヤスデゴケというのが似ています。
 コケですから緑色をしているのですが、元から赤みを帯びている事が多く、乾燥して葉が縮むと濃い赤褐色になります。
 ヤスデゴケの仲間も同じ特徴を持っているようです。
 どうやら、ヤスデゴケの仲間のようです。

 と思ったのですが。
 ヤスデゴケは小さなコケで、カラヤスデゴケの場合、茎から左右に広がった葉の幅は1ミリくらい。
 でも、この謎の生物は0.5ミリもありません。
 乾燥していて縮んでいるのでしょうか。


 次行くときには水をかけてふくらんだところも測らなくては。

 ちいさないきものは、むずかしい。

じっくり観察 特徴がわかる コケ図鑑

新品価格
¥1,650から
(2022/2/17 23:42時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カラヤスデゴケヤスデゴケコケ苔類

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

食べてもらわなければはじまらない? ジョウビタキとヘクソカズラ

 真冬の公園。
 葉が赤く縮こまっている寒々しいツツジの上に小鳥がとまっていました。

ジョウビタキ

 薄い黄土色のお腹に焦茶色の羽と背中。
 全体に地味な配色の中で、翼の白い斑が目立ちます。

 ジョウビタキのメス。

 こちらを意識しつつもなにかをついばんでいます。

尉鶲

 飛んでいってからいってみると、ヘクソカズラの実。
 ヘクソカズラは臭いのが名前の由来。

ヘクソカズラ

 実も臭いということですが、鳥が食べなければ広がることもできません。
 鳥は不快に感じないにおいなのでしょうか。

 それは鳥に聞いてみなければわかりませんが、聞く前に飛んでいってしまいました。

ジョウビタキ
尉鶲、常鶲
Phoenicurus auroreus
スズメ目 ヒタキ科 ジョウビタキ属の冬鳥
スズメくらいの大きさの鳥

決定版 日本の野鳥650

新品価格
¥4,400から
(2022/2/14 00:22時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ジョウビタキヘクソカズラ冬の鳥冬鳥冬の実スズメくらい

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

水仙は春がくるのを知っている

 立春。

 スイセンがもう満開になっていました。

日本水仙

 冷え込みが続く毎日ですが、春に向かって季節が動いていることを植物は知っているようです。

ニホンスイセン

日本水仙(ニホンスイセン)4号ポット

価格:697円
(2022/2/11 23:39時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ:

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

卵は動けないのでたいへんです

 冬の葉が落ちた若木に、カマキリの卵がたくさん入った卵鞘のようなものがついていました。


 形や大きさこそ違いますが、色や質感などオオカマキリの卵鞘に似ています。
 きっとカマキリの卵鞘でしょう。

 円筒を半分に切ったような形で、真ん中が盛り上がり、下の部分に角のようなものがあります。
 角があるのはハラビロカマキリですが、ちょっと卵鞘が短いような。

卵鞘

 ネットで探してみても、最も近いのはハラビロカマキリ。
 何かの事情があり、大きな卵鞘が作れなかったのでしょうか。

 よく見ると小さな穴がいくつか開いています。

ハラビロカマキリ

 寄生蜂が抜け出した穴のようです。
 とすると、ここからカマキリの幼虫が出てくることはないのでしょう。

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ハラビロカマキリカマキリ卵鞘冬の虫

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

冬の青空をくるうりくるうりと大きい鳥が舞っていました

 冬の青空。

 空を1羽の鳥が飛んでいました。
 ちょっと大きめの鳥。
 はばたかず、広げた翼で風を受けて、くるりくるりと舞っています。


 まずはカラスかどうか。
 羽が真っ黒かそうでないか。


 真っ黒ではないようです。

 つぎはトビかどうか。
 広げた尾羽は扇型。
 トビなら真ん中が凹んだかたちになります。

Buteo japonicus japonicus

 へこんで、ない?

 さあ、何種類もいる鷹の中から見つければなりません。
 広げた翼の裏側の模様になにか特徴はないか。

 目で見ても遠くでわかりません。
 画像を拡大してみると。
 翼の裏は概ね白。
 前の部分に黒くて丸い模様。

ノスリ

 どうやらノスリのようです。

 ノスリはネズミやカエル、トカゲなどを食べる鷹の仲間。
 食べ物を探しているのでしょうか。

 ふわふわと舞っているのを楽しんでいるように見えます。

 しばらくくうるくうるとまったあと、林のむこうに消えていきました。

ノスリ

Buteo japonicus japonicus
タカ目 タカ科 ノスリ属 冬鳥
カラスくらいの大きさの鳥

タカ・ハヤブサ類飛翔ハンドブック

新品価格
¥1,540から
(2022/2/5 23:12時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ノスリタカ冬鳥冬の鳥カラスくらいの大きさの鳥

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

寒い日が続きますが、春はそこまできています。

 1月下旬。
 立春直前。

 公園で梅が咲いていました。

ウメ

 名前が書かれていないのでわかりませんが、ちょっと濃いめの紅梅で八重の早咲きですから、八重寒梅でしょうか。

紅梅

 もともとこの梅はいつも一番早く咲きます。
 ですから近くの梅は咲いていません。

 梅の花の季節はもうちょっと先。

 春はすぐそこまできています。

ウメハンドブック

新品価格
¥1,540から
(2022/2/3 00:06時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 紅梅八重寒梅赤い花冬の花

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
01 | 2022/02 | 03
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 - - - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS