【 2021年04月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

フジの花が咲いています。今年はちょっと早いかな?

 フジの花が咲いています。


 毎年、春の大型連休の頃に合わせて満開になりますが、ほかの花同様今年はちょっと早いような気がします。

 ここで見かけるのはあちこちに植栽されるフジ(別名ノダフジ)と、ヤマフジ。


 フジとヤマフジの一番わかりやすいちがいは、ツルの巻く方向。
 横から見て、カタカナの「ミ」になっていたらフジ。
 逆に漢字の「彡(さん)」になっていたらヤマフジ。

 木に巻き付いているツルは左が上で右が下の「ミ」。
 ここではほとんどがフジですが、こちらもフジ。


 きれいな花です。


 でも、クズのように木々を覆って弱らせ、複雑に絡まって樹林整備のじゃまになるなかなか困った植物でもあります。

フジ

Wisteria floribunda
別名:ノダフジ
マメ目 マメ科 フジ属の蔓性落葉木

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タグ: フジノダフジ紫色の花春の花

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ミツバアケビの雌花をみつけました。

 雄花だけだったミツバアケビ
 雌花はないかと探していたら、別の場所で見つけました。

ミツバアケビ

 濃い紫色のかわいい花。

三葉木通

 雄花と比べるとずっと大きい花。

Akebia trifoliata
雌花と雄花の花穂

 花の中心から出ている棒状のものはメシベ。
 受粉して果実になりますが、こんなにたくさんの実がなっているところは見たことがないので、なかなか受粉できないのかもしれません。
 もちろん、気づいたときには熟した実が落ちたあとかもしれませんが。

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タグ: ミツバアケビ紫色の花春の花

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花の季節は短くたった一週間でかわることも 黒灰

 4月中旬。
 公園のクロバイ。
 一面に花が咲き、常緑樹なのに葉が見えなくなるほど真っ白。

クロバイ

 そして4月下旬。
 まだ花は残っているものの、多くの花弁はしぼみ、真っ白だった木も少し黄色を帯びてきました。

黒灰
クロバイの花が黄色くなっているだけでなく
後ろの落葉樹が一気に葉を広げています

 花が咲いているのは短く、一斉に咲くときはあっという間に終わってしまいます。
 そして、開花の時期はその時の気候によって変化します。

 花を見るためには、季節の変化に敏感なこと。
 そして運も必要です。

クロバイ
黒灰
Symplocos prunifolia
ツツジ目 ハイノキ科 ハイノキ属の常緑小高木

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タグ: クロバイ白い花春の花常緑樹常緑小高木

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町の中に突然現れたレンゲの田んぼ

 久しぶりに通ったいつもとちがう道。

 町の中の空き地が一面赤紫色になっていました。

レンゲ

 レンゲです。
 またはレンゲソウ。
に  またはゲンゲ。
 空き地ではありません。
 田んぼです。

紫雲英

 昔は緑肥にするために栽培され春の風物詩になっていましたが、化学肥料が使われるようになり見られなくなっていました。

ゲンゲ

 そのレンゲが一面に咲いている田んぼがありました。

セイヨウミツバチ

 レンゲの緑肥が見直されているのでしょうか。

ゲンゲ
紫雲英、翹揺
Astragalus sinicus
マメ目 マメ科 ゲンゲ属の越年草

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タグ: ゲンゲレンゲソウ春の花赤紫色の花マメ科

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ミツバアケビの雄花は小さく、雌花はみつけられませんでした。

 4月。

 ミツバアケビの花が咲いていました。

ミツバアケビ
房状になって咲いている雄花

 名前のようにアケビの仲間。
 柄の先から小さな葉が3枚でているので、三つ葉。
 アケビは5枚なので見分けるポイントになります。

 アケビと同じように秋には実がなります。
 ただ、ツル植物なので木の上の方へのびることが多く、見つけるのは地面に落ちて動物に食べられた実ばかり。


どこで咲いているかわからないミツバアケビの雄花

 食用にもなる実は野生種としては大きめですが、花はとても小さい。

 これは雄花ですが、雌花が見当たりません。
 目線の高さで咲いているくらいなので、まだ若く、実をつけるまでには成長していないのでしょうか。

 秋に甘い実を食べることはむりなのかな?
 というか、そもそも公園なので勝手にとって食べることはできないのでした。

ミツバアケビ
三葉木通、三葉通草
Akebia trifoliata
キンポウゲ目 アケビ科 アケビ属の蔓性落葉低木

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タグ: ミツバアケビ紫色の花春の花蔓植物

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オスからはメスの姿を想像できない小さな虫 おおわらじかいがらむし

 朽ちていく途中の切り株。
 キノコや変形菌がいないかと覗いていると、小さな小さな虫が。

この記事にはの画像があります。


 大きさは、1センチもない。
 5ミリくらい?
 翅は2枚? 4枚?
 触角は翅くらいの長さ?

 なんか、アブラムシみたい?

 この虫は、多分、オオワラジカイガラムシ。
 そのオス。

オオワラジカイガラムシ

 カイガラムシの仲間は植物に張り付いて樹液を吸う生活を続けます。
 足を退化させ、まったく動かない種もいます。

大草鞋介殻虫

 この虫は、どうみてもそんな生活をしているようには思えません。

 でもメスは名前のように楕円形でカイガラムシっぽくはあります。

Drosicha corpulenta
別の日に出会ったオオワラジカイガラムシのメスと思われる昆虫

 オスとメスで違う種類の生き物のように見える虫のひとつです。

オオワラジカイガラムシ
大草鞋介殻虫
Drosicha corpulenta
カメムシ目 腹吻亜目 ワタフキカイガラムシ科

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タグ: オオワラジカイガラムシカイガラムシカメムシ目

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白い髭が生えたような、いや、形容し難いおもしろく、かわいく、きれいな花 ひめはぎ

 今年もヒメハギが咲いていました。


 とても小さな多年草です。

 花も小さくて、普通なら気づかず通り過ぎてしまうでしょう。

 でも、形がおもしろく、色もきれいな花です。


 ここは数箇所に分かれて生えていますが、どれも数が少なく、いつ消えてしまうか心配です。


 もう一箇所、そこそこ大きい群落がありましたが、数年前に10センチくらいの厚さで腐葉土が敷かれ、それ以降見なくなりました。

 ここはいつまで見られるでしょうか。


ちょっと離れるだけでどこで咲いているのかわからなくなります

ヒメハギ
姫萩
Polygala japonica
マメ目 ヒメハギ科 ヒメハギ属の多年草

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タグ: ヒメハギ紫色の花春の花

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いつの間にか花も終わり実がふくらみはじめていました。

 4月上旬。

 そろそろ桜も満開。

 というのが「例年」ですが、今年はもう散っています。

 それどころか、もう、サクランボが膨らんできています。

オオシマザクラ

 この木はたしかオオシマザクラだったと思います。
 先が尾のように伸びた楕円形の葉。


 鋸歯の先は糸のように伸びています。


 苞の鋸歯も同じように先が伸び、全体についています。


 オオシマザクラの特徴を持っています。

 真っ赤なサクランボができるのが楽しみです。
 ただ、以前ちょっとかじったら、飲み込めないほど渋かったような気が。
 観賞だけにして、味見はやめたほうがいいと思います。

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タグ: オオシマザクラ春の実サクランボ核果液果

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春になり 芽もゆるんできました。 やしゃぶし

 春の樹木は新芽をどんどん伸ばしていきます。
 もちろん常緑樹も新芽をどんどん伸ばしますが、やっぱり目立つのは落葉樹。

 枝先の芽が膨らんだ落葉樹。


 よく見ると葉ではなく、花穂のようです。


 おそらくヤシャブシの仲間。


 枝先に雄花の花穂をいくつもつけるのは、ヤシャブシ?

 もうすこしすると、雄花の花穂が垂れ、その下に小さなマツボックリのような雌花や葉が出てくるはずです。

ヤシャブシ
夜叉五倍子
Alnus firma
ブナ目 カバノキ科 ハンノキ属の落葉高木
日本固有種

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タグ: ヤシャブシカバノキ科落葉樹新芽

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ぜんぜんサクラっぽくないけどサクラです? うわみずざくら

 今年はちょっと咲くのが早い桜の花。
 3月末にはソメイヨシノはもう満開。
 そして、このサクラも早めに咲き始めていました。


 小さな花がブドウの房のようにたくさん並んで咲いているサクラ。
 ウワミズザクラ。


 花がたくさん集まって房のようになるのはサクラのイメージとかけ離れています。
 分類ではサクラ亜科ウワミズザクラ属。
 またはサクラ亜科スモモ属ウワミズザクラ亜属。
 ソメイヨシノはサクラ亜科サクラ属。
 またはサクラ亜科スモモ属サクラ亜属。
 多くのサクラと、とても近い仲間です。


ウワミズザクラ
上溝桜
Padus grayana
バラ目 バラ科 サクラ亜科 ウワミズザクラ属
またはバラ目 バラ科 サクラ亜科 スモモ属 ウワミズザクラ亜属
落葉高木

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タグ: ウワミズザクラ白い花春の花

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