ヘビはいつも突然現れて、あっという間に消えていく。 マムシの幼蛇
ヒバカリの子供と思しきヘビと出会って数時間後。
登山道を歩いているとまたガサッ。
ヘビだ!
今度は、茶色系の薄い色から濃い色まで楕円形の市松模様のように並んでいます。
これは!
マムシだ!
子供のマムシ。
マムシは北海道から九州まで分布する毒蛇。
その毒はときには死に至ることも。

子供の間マムシそっくりになるヘビが数種いますが
目の瞳孔が縦長になっているのでマムシ

ここは、山の中。
マムシに噛まれたときには安静といわれますが、登山道で安静にしていたら死が訪れるだけ。
とりあえず、助けを呼べるところ、できれば車が来られるところまで行かなければなりません。
そしてなにより、電話の通じるところ。
このまま下れば林道がありますが、手入れされていないので車は入ってこれません。
なによりも携帯電話が通じません。
ここの尾根には林道があるので車は上がってこれますが、携帯電話が通じるかどうかは微妙。
噛まれて、腫れて、痛みを感じる状態で、下るほうが楽か、登るほうが楽か。
一体どっちを選ばべいいのだろうか!
と考えているうちにマムシは藪の中へ消えていきました。
ニホンマムシ
日本蝮
Gloydius blomhoffii
爬虫綱 有鱗目 ヘビ亜目 クサリヘビ科 マムシ属
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