【 2020年03月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

水面直下のマツモムシの謎の毛

 池でニホンアカガエルの観察をしているとき、マツモムシを捕まえました。
 マツモムシは水面の下をお腹を上にして背泳ぎをするカメムシの仲間の水生昆虫。
 いろいろ種類がありますが、捕まえたのは多分マツモムシという名前のマツモムシ。

この記事にはの画像があります。


 捕まえたついでに逃がす前に色々写真を撮りました。

 パソコンの大きな画面で拡大してみると。

 おしりの方に毛が何本も飛び出しています。
 それよりもびっくりしたのか、お腹側にびっしりと細かい毛が並んで生えています。
 まるで鎧のようにぴっちり並んでいるので、拡大しなければ毛には見えません。


 この毛はなにのためにあるのか?
 ちょっと調べてみると、でてきたのが「プラストロン呼吸」。
 水中に住むカメムシの仲間などの呼吸法。
 短い毛で体を覆い、そこに空気を取り込み、その空気を呼吸します。
 もちろん空気の中の酸素は減り、二酸化炭素が増えていきます。
 すると空気と水の境界がエラのような働きをして増えた二酸化炭素を水中へ、減った酸素を水中から交換するのです。
 そのためプラストロン呼吸をする昆虫は水面で空気を交換しなくてもいいのです。

内側に向けてびっしり生えています
マツモムシ

 ただ、マツモムシは水面直下にいる虫。
 そんなことしなくても空気は取り込めます。
 それに、プラストロン呼吸で調べてみても、マツモムシは含まれていません。
 おなじマツモムシの仲間のコマツモムシはプラストロン呼吸ですが、それはいつも水面からずっと下にいるから。

背中にも空気の膜があります
松藻虫

 じゃあマツモムシのお腹の毛はなにのために?
 よくはわかりませんが、マツモムシは気門で空気呼吸します。
 それはプラストロン呼吸をする昆虫も同じです。
 ですから気門のまわりに水があると空気を吸えないので窒息します。
 気門が濡れないように、空気の膜で覆っているのでしょうか。
 そうすればお尻から取り込んだ空気もお腹の気門に自然と行き渡るでしょう。

 ホントのことはわかりませんが、なにか水中で空気呼吸をするための仕組みがかくれているにちがいありません。
 昆虫の呼吸の工夫は、ほんとおもしろい!

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タグ: マツモムシカメムシ目プラストロン呼吸水生昆虫

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古い写真の中からみつけたいきもの 近くで見るとなかなかかっこういいカヤクグリ

 大分むかしの比叡山のカヤクグリ。


 茶色で地味な鳥。
 のように見えますが、茶色系で統一された模様。
 目に黒い線が入る鳥が多い中、白い線が流れるように目を囲んでにらんでいるよう。
 かっこういいな。

 カヤクグリ。
 茅潜。
 Prunella rubida
 スズメ目 イワヒバリ科 カヤクグリ属。
 スズメくらいの大きさ。
 漂鳥。

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タグ: カヤクグリ漂鳥スズメくらいの鳥比叡山

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今年のニホンアカガエルは、育っています。

 3月初旬に孵化したニホンアカガエル
 一週間後にはこんなに大きくなっていました。
 なんか黒い植物クズのような姿から、小さいながらもオタマジャクシの姿に。

ニホンアカガエル

 今年は適度に雨が降ったからか池の水位は保たれ干上がることはなかったようです。
 今のところは。

 このまま育ってくれれば、うれしいのですが。
 ここは飼育施設ではないので、何が起きるかわかりません。
 去年は全滅したので今年はカエルになるまで育ってほしいな。

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タグ: ニホンアカガエルオタマジャクシ大阪VU絶滅危惧種錦織公園

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日向水木 淡黄蘗 笑う

 ひゅうがみずき、咲きはじめました。

ヒュウガミズキ

 落葉樹で、葉が出るより先に花が咲くのが特徴。
 花が多く、満開になると少しクリーム色がかったレモンイエロー、または淡黄蘗(あわきはだ)色に染まります。

日向水木

 ヒュウガミズキ。
 日向水木。
 Corylopsis pauciflora
 マンサク科トサミズキ属の落葉低木。
 名前に宮崎の旧国名「日向」がありますが、宮崎県以外にも分布。
 ただ、石川県から兵庫県までの日本海側と高知県、宮崎県というとてもふしぎな分布。
 宮崎県と高知県は人間に持ち込まれたようにみえます。

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タグ: ヒュウガミズキ黄色い花春の花錦織公園

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知りたい人だけがわかる香り? コショウノキ

 下山途中で、うっかり香りの確認を忘れてしまったコショウノキ。
 今度はちゃんと確認してきました。

 コショウノキはジンチョウゲの仲間。
 ジンチョウゲの花というと強い香りが特徴。

 ところが、コショウノキはすぐ横を通っても気付きません。
 もちろん、個人差はあると思いますが。

 ふたたびコショウノキがある登山道で花をみつけると。

コショウノキ

 香りは感じません。

 ゆっくり顔を近づけると。

胡椒の木

 香りがしました。
 のぞきこむようにしなければ感じないほどの強さですが、ジンチョウゲでは感じないほのかに甘い感じがするような。

 もちろん、コショウのような香りではありません。
 中国からやってきたジンチョウゲのように強引ではなく、香りを感じようと近づけないとわからないところが在来の花木らしく思います。

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タグ: コショウノキ白い花春の花香る花

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あちこちに春がおとずれています! つくし

 3月中旬。

 日当たりの良い芝生の上につくし。

つくし

 頭に並ぶ六角形の胞子嚢床の開き具合からすると、顔を出してからちょっと時間が立っているようです。

土筆

 どんどん春の生き物たちがうごきはじめています。

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タグ: つくしスギナシダ山菜

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今度はおしのび? オシドリ

 名前のようにペアだったり、一人だったり、BLだったりといそがしそうなオシドリ。

 今度は。

 いつもオシドリが集まっている奥の池のさらに奥から、手前の池に出てきていました。
 オスとメスのペアが。

 これはスクープ! と写真を撮っていると。


 こちらに気付き。


 なにもなかったかのように別れていきました。

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もふヤナギが進化した?!

 花穂が猫のしっぽのようだということで名前がついた「ネコヤナギ(猫柳)」。
 たしかに、もふもふですが、猫のしっぽ?

 もふもふなのはまだ花が咲ききっていない状態。
 オシベが伸びてきて本格的に咲きはじめると。

ネコヤナギ
猫柳

 なんか怪しげな生命体のようになります。

 ちなみに、このようにある生き物の見た目が変化することは「進化」ではありません。
 強いて言うなら、「変態」?

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タグ: ネコヤナギ春の花黄色い花白い花赤い花錦織公園

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何ヶ月も頑張っている? 3月のハバヤマボクチ

 3月。
 山焼き前の岩湧山山頂茅場。
 夏から秋にかけて、ここにはいろいろ花が咲きます。

 アザミの仲間、ハバヤマボクチが残っていました。


 もう完全に枯れていますが、花だったものはまだ残っています。
 それどころか、なんか毛がたくさんついているようです。


 アザミの仲間の実についてる毛は、タンポポと同じように風で飛んでいくためのもの。
 ということは、数ヶ月たっても実が落ちない?
 それとも、タンポポなどとちがって、実とは別に毛がついているのでしょうか。

ハバヤマボクチ

 謎です。
 というか、現場で確認するの忘れてました!

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タグ: ハバヤマボクチアザミ痩果春の岩湧山岩湧山

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今年のニホンアカガエルは、とりあえず孵化しました。

 大阪では絶滅危惧II類(VU)のニホンアカガエル。
 去年は全滅してしまいましたが、今年は?

錦織公園

 2月下旬に最初の卵塊。
 3月の初めには12個まで。
 そして一週間後には、孵化していました。

ニホンアカガエル

 ここの池は時折涸れることがあるので心配ですが、孵化していれば深いところへ移動してくれるでしょう。
 ただ、集まるとサギに食べられてしまうので、それはそれで心配です。
 やっぱり、水が枯れないことを願うだけです。

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