古い写真の中からみつけたいきもの 南からタイワンウチワヤンマ北上中
5年前の7月。
大阪市の長居植物園。
池のほとりにいた、タイワンウチワヤンマ。
タイワンウチワヤンマ。
台湾団扇蜻蜒。
Ictinogomphus pertinax。
トンボ目 サナエトンボ科 タイワンウチワヤンマ属。

名前に「ヤンマ」とついていますが、ヤンマ科でもオニヤンマ科でもなくサナエトンボ科。
名前に「タイワン」とついていますが、外来種ではなく在来種のようです。
ただ、本来は南方系で沖縄など温かいところにいたのが、九州や四国南部、そして近畿と太平洋岸を東へと広がり、関東まで広がっているようです。

タイワンウチワヤンマが北上するにつれ、ウチワヤンマと見分ける必要がでてきました。
わかりやすいのは、名前の由来となった腹部の先の「うちわ」の部分。
大きくて黄色い色がついていたらウチワヤンマ。
黒くて小ぶりならタイワンウチワヤンマ。
のようです。
タグ: タイワンウチワヤンマ トンボ サナエトンボ

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