【 2019年09月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

スズメバチがアスファルトの上で何やらゴソゴソしていました。

 道端でスズメバチが食事中。
 というか、幼虫のための食べ物をつくっているところ?

この記事にはの画像があります。


 スズメバチは、多分オオスズメバチ?
 イモムシは、クチバスズメ?
 とすると、ちょっと小さすぎるような。
 まだ中齢幼虫?


 人間がつぶしたというよりも、スズメバチが解体中?
 イモムシから出ている緑色のものは消化中の葉?
 スズメバチがほしいのは筋肉でしょうからまったく眼中にはないようです。


 イモムシをガシガシかじっていますが、スズメバチの成虫が好きなのは、花の蜜や樹液。
 幼虫の食べ物です。


 しかし、もう9月。
 スズメバチの仲間は、女王しか冬を越せません。
 今から成虫になっても冬には死んでしまうのに遅すぎない?
 それとも、新女王になる幼虫なのでしょうか?
 世界はなぞだらけです。

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タグ: オオスズメバチスズメバチクチバスズメ

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ひとそれぞれですが、きれいだと思いました。美女鬼蜘蛛

 里山の地面を歩いているクモ。
 丸い中に程よい長さの足。
 オニグモの仲間?

この記事にはの画像があります。


 オニグモは巣を張るクモの仲間で地面を歩くクモではありません。
 近くで管理の人が木を切っていたので逃げてきたのでしょうか。

 薄い黄緑色のお腹部にワンポイントで黒いVの字。
 足は黄色と黒の縞模様。
 頭と胸が一つになった頭胸部はオレンジ色なので腹部ばかり目立ちます。

ビジョオニグモ

 このクモは、多分、ビジョオニグモ。
 クモ目 コガネグモ科 オニグモ属。
 もちろん漢字で書くと美女鬼蜘蛛。
 虫嫌いの人なら思いっきり否定するような名前。

美女鬼蜘蛛

 でも、この色使い、なんとなくわかるような、わからないような。

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タグ: ビジョオニグモオニグモクモ

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秋彼岸 尾花の陰の思い草 姿見るほど 万葉思う

 9月。
 ナンバンギセルの季節です。

 ナンバンギセル(南蛮煙管、Aeginetia indica)はハマウツボ科ナンバンギセル属の一年草。
 そして寄生植物。
 イネ科の植物に寄生しますが、ススキが定番。

 ススキの根本で咲いていました。

ナンバンギセル

 昔はススキの陰でうつむき加減で咲いている様子を、思い悩む女性の姿のみたてて、「思ひ草」と呼ばれていました。
 和歌にも読まれ、万葉集にも次の歌があります。

第十巻2270
道の辺の尾花が下の思ひ草 今さらさらに何をか思はむ

道端の尾花(おばな/ススキ)の下で咲いている思ひ草(おもいぐさ/ナンバンギセル)のように、いまさら何を思い悩んだりしましょう。

南蛮煙管

 言われてみれば、思い悩んでいるように見えてきます。

■参考外部リンク■
万葉集/第十巻 - Wikisource

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タグ: ナンバンギセル秋の花赤紫色の花寄生植物万葉植物万葉集思ひ草

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およそ2年ぶりのセンチコガネだ!

 9月初旬の金剛山地の低山。
 ひさしぶりにセンチコガネに会いました。

この記事にはの画像があります。


 登山道に転がったまま動かなかったので、死んでいると思いました。
 いろいろと写真を撮っていると、急にあわてたように動きはじめました。

いかにも踏んでくださいと言わんばかりのセンチコガネ

 さっきトレールランニングの人が走っていったのでびっくりして死んだふりをしたのでしょう。
 踏まれなくて、よかった。


 道の外に逃がしました。

頭の土で汚れてるところが半円形なのでセンチコガネ

 去年は山で一度も出会わなかったので、ひさしぶりのセンチコガネ。

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タグ: センチコガネ 糞虫 和泉山脈 ダイヤモンドトレール

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まだまだ暑い初秋 登山道で咲いていた花はどのホトトギス

 まだまだ熱帯夜が続いたいたころの9月。
 低山の登山道で出会った花。


 ホトトギスの仲間。

 日本には数種類のホトトギスの仲間がいます。
 さて、どれでしょう。

ホトトギス

 花被片が大きく反り返っているのでヤマホトトギス?


 花の中心の柱状の花柱に紫色の斑点があるのでホトトギス?

 花が一つしかついていないのでヤマジノホトトギス?


 葉に油がしみたような斑点があるのでヤマジノホトトギス?

 でも葉の縁が波打っているのでヤマホトトギス?

 結局、葉が決め手となって花柱に斑点があるタイプのヤマホトトギスとしました。
 でも、よくわかりません。

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タグ: ヤマホトトギスホトトギス秋の花白い花

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秋の真夏日の低山の変形菌に集まった小さな小さな虫たち

 初秋の真夏日に出会った変形菌
 いろんな虫があつまっていました。

この記事にはの画像があります。


 小さな小さな虫たち。
 きっと変形菌を食べに来たのでしょう。
 彼らにとっては、変形菌は大きな大きな山ですから。

マメホコリ

 ただ、小さい虫はハンディの本はもちろんネットでもなかなか名前を見つけることができません。
 ということで、「だいたい」「だろう」となっています。

 マルトビムシの仲間?
 内顎類と呼ばれる、狭い意味では昆虫でないトビムシの仲間。
 「古いタイプの昆虫」とも呼ばれていますが、トビムシの仲間は個体数は昆虫の中で最も多いと言われることもあります。

マルトビムシ

 イボトビムシの仲間?
 こちらもトビムシの仲間。
 お腹に跳躍器があってまるで消えるように跳ぶのがトビムシの由来ですが、イボトビムシは跳躍器を持たないので跳べません。

イボトビムシ

 小さな甲虫。
 カブトムシの仲間の甲虫は、昆虫の中でももっとも種が多いと言われます。
 だからでしょうか、こんな小さな甲虫はなかなか名前を見つけることができません。
 というか、何科なのかもわかりません。

甲虫

 小さな小さな虫たち。
 日頃は目にすることはありませんが、ちゃんといます。

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タグ: マルトビムシイボトビムシ甲虫内額類マメホコリ変形菌

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秋の真夏日の低山の変形菌 まめほこり

 秋の低山。
 といっても9月なのでまだまだ真夏のような暑い日が続いていましたが。

 変形菌。
 倒木の上。


 薄いピンク色で表面はつぶつぶ。
 丸い形でかたまっています。


 多分、マメホコリ?

 今まで見たことがあるマメホコリはもう少し赤みが強かったような。

 でも、老菌らしきものはそっくりなので、マメホコリでよさそうな。


 小さな変形体よりももっと小さな虫が集まっている秋の変形菌です。

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タグ: マメホコリ変形菌粘菌秋の変形菌

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一見地味に見えるけど、よく見るとなかなか渋格好いい。 庭斑猫

 6月の和泉山脈の林道。
 ハンミョウが道案内してくれました。

この記事にはの画像があります。


 普通、ハンミョウというと虹色に輝くハンミョウ(斑猫,学名:Cicindela japonica)ですが、このハンミョウは黒っぽい地味な色。


 白斑の位置と数から多分ニワハンミョウ(庭斑猫,学名:Cicindela japana)。
 動きが早く、近づくとすぐ逃げていくのでじっくり見たことがありません。
 今回は高倍率のコンデジがあったので、大きく写すことができました。

 拡大してみると。

ニワハンミョウ

 つや消しの黒と思っていたら、所々に見える錆色。
 なかなか渋いハンミョウです。

 ところで。
 ハンミョウもニワハンミョウも、どちらも学名の種小名が「日本」でおもしろい。
 これも、学名縛りがゆるい動物だからでしょう。
 学名縛りがきつい植物だったら、ぜんぜん違う学名になっていたと思います。

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タグ: ニワハンミョウハンミョウ甲虫和泉山脈の昆虫和泉山脈

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「特別展 昆虫」〈大阪市立自然史博物館〉に、G、G、G、G、GOKIBURIがたくさん?!

 タイトルのように今回は「G」だらけです。
 画像もたくさんあります。
 そして以下「G」という表記は使いません。
 ご覧になるかどうかの判断はおまかせします。

この記事にはの画像があります。


 昆虫だらけの特別展「昆虫」。
 もちろん、あの昆虫もいます。
 御器囓り。
 ゴキブリ。

全体についてざっくり書いたのはこちら
「特別展 昆虫」〈大阪市立自然史博物館〉は、む、む、む、む、むしだらけっ!

会場南側入口

 さすがに他の昆虫と一緒というわけにはいかないのか、「Gの部屋」という一角があります。

へ、へや?

 このGの部屋には、なんと、生体が展示されています。
 昆虫展ですが、残念ながら生体展示はここだけです。

ハテナゴキブリ

ヒカリモンゴキブリ

マダガスカルゴキブリ

 もちろん標本もあります。





 おもってたより少ないですが、世界中のゴキブリがいろいろ展示されています。

 色もいろいろ、日本のものとはちがい、ゴキブリのようには思えません。
 でも、じっくり見ていると、みんな形はゴキブリ。
 数億年姿を変えていないと言われるゴキブリ。
 そうとうこの形がゴキブリの生活では理にかなっているのでしょう。

 ところで、Gの部屋以外にもゴキブリは、います。
 ご注意ください。

■参考外部リンク■
特別展 昆虫 | イベント | 関西テレビ放送 カンテレ
大阪市立自然史博物館

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タグ: 特別展昆虫大阪市立自然史博物館ゴキブリGの部屋ハテナゴキブリヒカリモンゴキブリマダガスカルゴキブリキイロテントウゴキブリケンランマルゴキブリニコニコゴキブリ

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古い写真の中からみつけたいきもの やっぱり蛾はむずかしい! オビカレハ?

 今年の6月ですから、そんな古くはありませんが。

 白い壁に、ガ。

この記事にはの画像があります。


 オビカレハ?

 翅の色や帯の入り方、もふもふの背中に髭の触角。
 オビカレハのように見えます。
 ところが、ネットの画像では、白点と褐色の点があるオビカレハは見つけることができませんでした。

オビカレハ

 ということで全く自身がありません。
 ほんと、ガはむずかしい!

幼虫
幼虫

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タグ: オビカレハカレハガ

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