春分に 姿を隠す 冬菫
12月に咲いているスミレと出会った場所。
3ヶ月後の春分の頃、同じ道を通りました。
平地ではそろそろスミレが咲きはじめるころ。
標高800メートル弱ですが、ツボミくらいは出ているでしょうか。

ところが。
ありません。
見当たりません。
消えてしまいました。
ツボミどころか葉もなにもありません。
春に咲くのがスミレなのに。
いったいどうしたのでしょうか。
ここは標高800メートルの尾根。
今年は暖かかったとはいえ、1月2月には氷点下が毎日続くこともあるでしょう。
12月はまだまだ寒さも序の口。
咲いた後、寒くなって地上に出ている部分を枯らし、土の中で暖かくなるのを待っているのでしょう。
冬菫を見たあたりをじっくり探してみると、やっと咲いているスミレを見つけました。
この小さな1輪だけ。
ほかは葉も出ていません。


もう少し暖かくなるのを待っているようです。
タグ: スミレ 春の花 紫色の花 ダイヤモンドトレール

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