【 2019年03月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

春分に 姿を隠す 冬菫

 12月に咲いているスミレと出会った場所。
 3ヶ月後の春分の頃、同じ道を通りました。
 平地ではそろそろスミレが咲きはじめるころ。
 標高800メートル弱ですが、ツボミくらいは出ているでしょうか。


 ところが。

 ありません。
 見当たりません。
 消えてしまいました。
 ツボミどころか葉もなにもありません。
 春に咲くのがスミレなのに。
 いったいどうしたのでしょうか。

 ここは標高800メートルの尾根。
 今年は暖かかったとはいえ、1月2月には氷点下が毎日続くこともあるでしょう。
 12月はまだまだ寒さも序の口。
 咲いた後、寒くなって地上に出ている部分を枯らし、土の中で暖かくなるのを待っているのでしょう。

 冬菫を見たあたりをじっくり探してみると、やっと咲いているスミレを見つけました。
 この小さな1輪だけ。
 ほかは葉も出ていません。



 もう少し暖かくなるのを待っているようです。

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公園で初めて見たきれいな虫は実は普通の虫でした?

 春の公園でタンポポさがしをしていると、きれいな虫がいました。
 緑色に輝く背中と頭。
 でも、胸は赤。

この記事にはの画像があります。


 ちょっと細長めのからだの甲虫。
 見るからにゴミムシの仲間。
 ゴミムシというとなんかイヤな感じの名前ですが、きれいな虫が多いのが特徴で、ファンも多かったりします。

キクビアオアトキリゴミムシ

 この虫の名前はキクビアオアトキリゴミムシ。
 長くてどこで切ったらいいのわかりにくいのですが、調べてみると「アオアトキリゴミムシ」がいました。
 漢字では「青後切芥虫」。
 名前の由来は、緑色の鞘翅(背中の固い翅の覆い)がほかのゴミムシのようにおしりの方まで覆っていなく、切られたように見えることから。
 名前は「青」ですが、昔は緑色も「青」と呼ばれていて、動植物の名前の「アオ」は緑色を表していることがよくあります。
 たとえば、植物が緑色の葉を茂らせることを「青々と茂る」といいますが、このときの「青」と同じです。


 アオアトキリゴミムシは頭部が赤味がかったオレンジ色、その次の胸(前胸)が緑色。
 そのアオアトキリゴミムシによく似ていますが、頭部が緑色で胸が赤味がかったオレンジ色。
 それがキクビアオアトキリゴミムシ。
 頭の次の部分を首と見立て、赤味がかったオレンジ色を黄色と見立ててつけられた名前のように思えます。
 ということで、漢字で書くときっと「黄首青後切芥虫」となるでしょう。


 はじめて見たのですが、珍しくない普通種。
 ただし木の上のに済む樹上性。
 だからはじめて気付いたのかもしれません。
 時折木の根元まで降りてくることがあるそうなので、偶然出会ったのでしょう。

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ニホンアカガエル まさか絶滅!!! EN→EX?

 2月下旬に確認したニホンアマガエルの卵塊
 3月上旬にもあることを確認。
 掃除はされていないようです。
 ただし、水車の淀みの卵塊が1個になっていました。
 流されたようです。

池の底にたくさんころがるニホンアカガエルの卵塊

ニホンアカガエルの卵塊

 ところが。

 3月中旬。
 ニホンアカガエルの卵塊が無くなっていました。
 あんなにたくさんあったのに。
 池まで掃除された?
 絶滅危惧種が絶滅してしまった!

 と思ったのですが、よく見ると水底に黒くて小さいものが。
 カメラで写して拡大してみると。
 小さなオタマジャクシ型。

池底の泥の上でじっとしている小さなオタマジャクシ

 どうやら孵化して卵塊が崩れてしまったようです。
 EN→EXではなく、EN→VUくらい?
 ほっとしました。

孵化が終わって崩れた卵塊

 春です。

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春のつくしをみつけてほんわか。けれども……

 3月中旬。
 いつのまにかつくしが出ていました。


 錦織公園。
 舗装園路脇の思わぬところに。


 つくしはスギナほどどこでも見かけるというわけではなく、顔をだすのも春のわずかな間だけ。
 根絶の難しい嫌な雑草でありながら、なぜかつくしを見ると春がきたんだなぁとほんわかします。


 われながら、勝手なものだと思います。

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スミレがいろいろ咲きはじめました。

 ここにはいろいろな種類のスミレが咲くのですが、正直、いまだスミレはわかりません。
 ちょっとしたちがいにまで名前がつき、そのうえ形にも例外がたくさんあり、さっぱり。
 たとえば花びらの内側に小さな毛が生えていなことが特徴となる種類に「中には生えているものがある」と書かれてしまうと、もうどっちかわかりません。

 咲きはじめていたのは茎の無い、地面から葉や花が出てくる種。

 ヒメスミレ、ヒナスミレ、コスミレかな、と思うのですが、ぜんぶシハイスミレ?
 さっぱりわかりません。




 むずかしいのがスミレの魅力です。

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古い写真の中からみつけたいきもの 3サメビタキはややこしい!

 ずいぶんまえ。
 9月の奈良公園。
 写真を見返していたら、鳥が写っていました。


 遠くだったので小さいですが、拡大してみると。
 背中の色は焦茶色? 灰色?


 左右の羽(三列風切羽)の縁が白くなっています。
 丸い頭のクチバシは小さく尖っています。

 調べてみると、サメビタキの仲間のようです。
 可能性があるのが、サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ。
 この3サメビタキはよく似ています。

 奈良公園のサメビタキは目の周りの白い輪(アイリング)は薄いというより無いみたい。
 でも、鼻の白いところはちょっと色がついてるよう。

 横から見た感じでは、白い腹の濃い褐色の縦斑は多そう。

エゾビタキ

 たたんだ羽の初列風切羽根は尾羽根の先の近くまで届いています。

 コサメビタキかエゾビタキか悩むところですが、風切羽の長さからエゾビタキとしました。

エゾビタキ(蝦夷鶲)Muscicapa griseisticta
スズメ目 ヒタキ科 サメビタキ属
スズメくらい
旅鳥

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意外と情熱的かもしれないと思った今年のオシドリ

 やっとオシドリと出会えました。
 大阪では冬鳥。
 もっと早くからきていたようですが、なかなか会えず3月になってしまいました。


 オシドリは人影を嫌うのか、いつも池の奥にいます。
 それが手前の方に出てきています。
 オス1羽とメス1羽。

オスのオシドリ
オシドリのオス

メスのオシドリ
メス

 ほかにオシドリはいないので、ペアで仲間から離れてきたようです。
 でも、見ていると、仲がよいというより、オスがメスを追いかけています。
 オシドリというと中の良い夫婦の例えに使われますが、ペアの相手は固定されているわけではないようです。
 今年、新しくペアになりそうなオスとメスでしょうか。

 オスとメスの距離は近づいたり離れたり。

近づいたり


離れたり

 大回りして前に回ったり。


 かと思えば、そばにいても知らん顔。


 恋の駆け引き?
 と言っても、ここでは冬鳥。
 子育てはもっと北に行ってからのはず。
 ずいぶん気が早い?

 オシドリの顔は無表情ですが、行動はなかなか情熱的のようです。

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古い写真の中からみつけたいきもの フナムシをよくみたらかっこいい!

 何年か前に干潟を見に行った時の画像をみていると。
 フナムシがいました。

この記事にはの画像があります。


 フナムシはワラジムシのなかまで、海辺に住んでいるのに水が嫌いというちょっと変わった生き物。

 平たい体でチョロチョロすばしっこいゴキブリみたいな虫。


 近寄ると逃げてしまうので写真を撮るのはちょっと難しく、高倍率で離れたところから写しました。
 それほど興味がある生き物でもなかったので、じっくり見る機会はありませんでした。
 画像を拡大してみると。

フナムシ

 平たいように見えて中央が盛り上がり、複眼がある頭が少し丸くなって流線型風。
 ちょっと硬そうな体は濃い群青色で水色の点々。
 なんかジンベイザメのよう。


 ちょっとかっこういいかも。

 ちなみに、フナムシをほかの虫と関係をざっくりまとめると、こんな感じ。

節足動物門
汎甲殻類 鋏角類
多足類
甲殻亜門 六脚亜門
軟甲綱
ワラジムシ目 十脚目
フナムシ科 ワラジムシ科
フナムシ属
フナムシ ワラジムシ
ダンゴムシ
エビ
カニ
昆虫 クモ
ムカデ

 フナムシはクモやムカデよりも昆虫に近かったのですね。

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今年のツノゴケはちょっと元気がない?

 コケというとゼニゴケなどの平たい苔類(たいるい)と、スギゴなどの小さい木のような蘚類(せんるい)がよく知られていると思います。
 そして、第三のコケとも言える苔類でも蘚類でもないコケがあります。
 それがツノゴケ類。

 毎年冬に見かけるツノゴケ。
 多分、ナガサキツノゴケ。
 一番寒い時期に、胞子を飛ばすためのサクと呼ばれる器官を延ばします。
 それが角のように見えることが名前の由来のようです。

3年前の12月のツノゴケ

 小さな欠片のようなものがたくさん並ぶ姿はコケというより地衣類(ちいるい)のようです。
 小さいながらもそれなりの厚さがあり複雑な構造をしている苔類に対して、小さく薄く単純な形で藍藻を共生させるところなども、地衣類そっくりです。

 でも冬にあいだしか見かけないところは、地衣類とちがいますし、苔類や蘚類のコケともちがいます。

 この場所では毎年12月から1月にかけて長い角を伸ばします。
 ところが、今年は1月でも小さなかたまりのままでまったく角を伸ばしません。
 3月になってやっと角を伸ばしはじめました。

今年の3月の角が短いツノゴケ





 理由はわかりませんが、遅れています。
 今年も長い角を伸ばしてくれるのでしょうか。

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ことしさいしょのきのこかな? 椿菌核茶碗茸

 ちょっと早いかなと思ったのですが、今年は暖かいのでもしかしたら、と思い行ってみました。
 すると。
 去年と同じとこで生えていました。
 キノコが。
 ツバキキンカクチャワンタケ。
 真冬でも見かけるツチグリや、年中見られるサルノコシカケやキクラゲの類を除けば、今年最初のキノコのような気がします。

ツバキキンカクチャワンタケ
ツバキキンカクチャワンタケ

 漢字で書くと「椿菌核茶碗茸」。
 「椿菌核茶茸」と書かれることもあるようですが、木は味噌汁椀、茶碗は陶器磁器が多いように思うので、「椿菌核茶茸」にします。

 名前のように茶碗のような形のキノコ。
 ふつう、キノコというと下向きに開く傘型をイメージするかもしれませんが、傘が強風でひっくり返ったような形をしています。
 それだけでなく、胞子は上に向かって開いた茶碗の内側にできます。
 イメージとは逆なのがおもしろい。

お碗状のツバキキンカクチャワンタケ

 名前のようにツバキを食べるキノコですが、ツバキの木の上にはできません。
 生えるのは地面の上。
 ふしぎです。

 菌がつくのはツバキの花。
 そのため、花の見栄えを悪くする病害菌とされています。
 やがて花は落ちます。
 そしてその花が土に埋もれ、土の中の花に菌核というかたまりをつくって翌年キノコを出します。

ちっちゃく地味な色で目立ちません

 とありますが、ツバキキンカクチャワンタケの柄は数センチ、長ければ10センチくらいになることがあります。
 たった数ヶ月で花びらがそんなに埋もれるとは考えられません。
 1.花から栄養を取りつつ、菌核を守るために花びらよりも深いところに作った。
 2.花が深く埋まるため数年待ってからキノコになる。
 3.偶然深くうもることができた花からキノコになった。
 4.実は地面に埋まらなくても大丈夫。
 2と3の条件がそろうのはかなり確率が低そう。
 生えてる場所ではたくさん見つかるので、1番と4番?

胞子ができる子嚢盤(しのうばん)を拡大するとわりとつるつる

 ともあれ、見た目もそうですがちょっと変わったツバキキンカクチャワンタケ。
 実は、けっこう人気があるキノコだったりします。

 庭や近所の公園にツバキが咲いていたら、木の下をじっくりみると、そこに生えているかもしれません。

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