【 2019年02月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

まだ2月ですがスミレが咲きはじめました。

 スミレが咲きはじめました。
 まだ2月ですが。


 毎年スミレが咲き始めるのは3月に入ってからで、本格的に咲くのは4月。
 この場所は南に開け日当たりが良いのでほかより早く咲きはじめます。
 でも、さすがに2月は早すぎます。
 スミレは「冬菫」と俳句の季語にもなっているように真冬に咲くことがあります。
 しかし、この場所ではほかにも数株咲いていたので、今年の咲きはじめでしょう。

 花びらが丸く、中央が白く色が抜けているのでニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)でしょうか。


 しかし、しかし先がとがった葉の葉脈は少し赤みを帯びています。
 ナガバノタチツボスミレ(ナガバタチツボスミレ/長葉立坪菫)でしょうか。


 しかし、茎の根元の托葉(たくよう/小さい葉)の切れ込みは深くはないようです。


 それに花柄には短い毛が生えています。


 やはりニオイタチツボスミレでしょうか。

 しかし、見れば見るほどニオイタチツボスミレのようでもあり、ナガバノタチツボスミレのようでもあり。

 混乱してしまいましたので葉脈が若干赤くなったニオイタチツボスミレ。
 でしょうか?

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タグ: スミレニオイタチツボスミレ紫色の花春の花錦織公園の花錦織公園

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「動物のからだ展」で動物のからだはアートだ!〈大阪デザイン振興プラザ〉

 南港のATCビルITM棟10階で開催中の「動物のからだ~生きるために選ばれたカタチたち~」について、前回は博物館的な視点でした。
 でも、どちらかというと、展示は美術館的な雰囲気。
 実は標本だけでなく、絵や彫刻も展示されています。

駅から案内通りに行くとここを通りました

 空間をとっているので広く感じますが、美術館のように広くはありません。
 それなら、あっという間に見終わってしまう?
 いえいえ、展示されているもの一つ一つがとっても濃いので、じっくり見ると時間がかかります。
 もっと増えれば、ここから出ることができなくなってしまいます。

ど~んと馬の絵

 四肢動物(両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類)の基本的な骨は形が違っていても共通しているところがあります。
 それが生き物の生活方法や環境に適するように、形や大きさが変化したり、小さくなったり、無くなってしまったりした結果、ちがうものになるのです。
 つまり、動物の骨は長い時間をかけてきた意味のある形、デザインなのです。

ヒトスケールの前肢レプリカのパネルとレプリカ

 骨を見ることに抵抗がなければ、どれも美術作品。
 ですから展示は博物館よりも美術館的。
 生き物のややこしいことは知らなくても、見たい知りたいという興味があれば十分。


 3Dプリンタでつくった、同じ大きさにそろえられた哺乳類の頭の骨のレプリカは、種類ごとの顎の動きのちがいを確かめることができます。


 博物館でもめったに見られない(多分)レプリカ展示は、貴重だとおもいます。

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タグ: 動物のからだ展ODP筋骨格乾燥標本剥製全身交連骨格透明骨格標本

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theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

「動物のからだ展」でいっぱい骨を見て触ってきました!〈大阪デザイン振興プラザ〉

 「動物のからだ~生きるために選ばれたカタチたち~」に行ってきました。

 博物館の自然史標本をデジタルデータ化し、持ち出したり触ったりなど、いろいろ活用しようという取り組み。
 場所は南港のATCビルITM棟10階。

この記事には動物の骨などの画像があります。



 展示されているのは、骨格標本と、標本のデジタルデータを3Dプリンターで立体化したもの、そして剥製など。
 ほとんどが脊椎動物の四肢動物。
 博物館の特別展のような広さや量はありませんが、きれいに見やすく展示されています。
 標本類に触れることはできませんが、3Dプリンターで作られたレプリカは触ることができるものもあります。

 「協力」の名前の中に「大阪市立自然史博物館」「きしわだ自然資料館」「池田市立五月山動物園」が。
 展示されている骨格標本の多くが自然史博物館、剥製がきしわだ自然資料館、五月山動物園はウォンバット担当。
 この名前だけでもわくわくしてきます。

 「動物のからだ」ですごいと思ったのがこの展示。

左からヒト、カバ、ライオン


左からウマ、カモ、ミンククジラ

 哺乳類と鳥の前肢、つまり手と羽の骨格を、人間の大きさに合わせて縮小拡大したものです。
 前肢はその動物の生活環境に合わせて様々に変化します。
 それを人間と同じ大きさにして比べるとちがいが強調されわかりやすくなります。
 特に肩甲骨と指の違いがおもしろい。

 国立科学博物館のキリン前肢筋骨格乾燥標本。


 下の長い骨は腕の骨のように見えて、実は手のひらの骨。
 そこについているのは筋肉でなくて腱になっているのがわかります。
人間と同じ。

 自然史博物館のフンボルトペンギンの剥製と全身交連骨格。


 恐竜のように中足骨が長くなっていないのは、歩くことをすてて泳ぐ方に特化させたためでしょうか。
 でも、ペンギンは泳ぐよりも歩くことのほうが多いイメージですが。

 あくあぴあ芥川のスッポン全身交連骨格。


 愛嬌があるスッポンも骨だけになるとカミツキガメみたいな凶悪な姿に。

 透明骨格標本いろいろ。


 有袋類の全身交連骨格ふたつ。

五月山動物園のヒメウォンバットのさつき


自然史博物館のコアラ

 天井から釣り下げられうっかりすると見逃してしまいそうな自然史博物館のワタリアホウドリの全身交連骨格。


 ほかにもいろいろ。
 これらが無料で見られます。
 しかも撮影自由、SNSアップ自由なのはもちろん、なんとスケッチ自由。
 さらにイーゼルや椅子の貸出も。
 こんなの聞いたことがない!

 博物館というより美術館的な展示ですが、イラスト付きのわかりやすい解説もあるので、それを読むと骨格の見方が変わります。
 ただ、説明がない展示もあるので詳しい人と行くとベター。
 動物に詳しい人じゃなく、動物の骨格や筋肉に詳しい人と。

 ところが2019年2月16日から24日まで。
 いそげ!

■参考外部リンク■
動物のからだ展特設ページ on Strikingly

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タグ: 動物のからだ展ODP筋骨格乾燥標本剥製全身交連骨格透明骨格標本カバライオンミンククジラキリン

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theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

氷の上のトビムシ 寒くたってへっちゃら!

 今年はほとんど凍っていなかった金剛山の二の滝。
 いつもは滝だけでなく右手の岩場もガチガチに凍ります。
 岩場にはスゲやコケが生えいつもは厚い氷に閉ざされていますが、今年は透けて見るほど薄くなっています。

金剛山のツツジオ谷の二の滝
二の滝

 透き通った氷の下のコケを見ていると、小さい動くものが。
 虫?


 どうやらトビムシのようです。
 トビムシは節足動物門の六脚亜門の内顎綱のトビムシ目の虫の総称。
 見た目は昆虫っぽいですが、昆虫は節足動物門の六脚亜門の昆虫綱の総称とされているので、昆虫ではありません。
 分類の名前のように、脚が6本あり、昆虫にとても近い虫です。
 ちがいは顎が頭の内側に入り込んでいること。
 翅がないことも違いのようですが、昆虫にはシミという翅を持たないものもいるので、顎のちがいで区別されています。

 トビムシは、世界中ほとんどの場所に住み、数も種類も多く、とても身近な生き物ですが、大きくても数ミリと、小さくて目立たない虫です。


ツチトビムシの仲間?

上とはちがう種類のようです

 名前の由来は飛び跳ねること。
 一瞬で消えたように見えます。

名前の由来となった2本の跳躍器が見えます

 分類を見ると原始的な虫のように思えますが、いたるところにたくさんいて、氷の上でも動き回っているのですから、あらゆる地球環境に適応できるしたたかさを持った虫にちがいありません。
 つまり、原始的じゃなくて変わる必要がなかった虫なのでしょう。

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タグ: トビムシツチトビムシ金剛山の虫金剛山二の滝ツツジオ谷

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巨樹・古樹・老樹 その79 金剛山の高畑尾根の椈杉境界手前のツツジ尾谷分岐道の標高一千米の一本椈

 ブナ(山毛欅,椈)。
 大阪では低山の山頂付近にしか分布しないブナ科の樹木。
 高山がない大阪では成長する場所が限られ、貝塚市・岸和田市の和泉葛城山山頂付近の決して大きいとは言えないブナ林が国の天然記念物になるほどです。
 そこから東北東におよそ20キロほど離れた金剛山にはもっと大きなブナ林があります。
 金剛山はほぼブナだけのブナ林から、ブナが多いブナ林、ブナは生えているけどブナ以外の木のほうが多い林まで、いろいろ。

 金剛山の氷爆で有名な二ノ滝があるツツジオ谷から登って行ったところのタカハタ尾根の道はブナ以外の木が多い場所。
 だからでしょうか、ブナの大きな木はよく目立ちます。

金剛山の高畑尾根の椈杉境界手前のツツジ尾谷分岐道の
標高一千米の一本椈(2018年11月)

 周りを木に囲まれていたのか、あまり枝を広げずに、ただ上に上にと伸びていったようです。


 葉が全て落ち寒々しい姿です。
 とくに冬の落葉樹林はより一層寒々しく感じてしまいます。
 でも、木の姿や枝振りがよく見えるので、冬に大きな木を見上げるのは好きです。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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タグ: ブナ巨樹・古樹・老樹一千米の一本椈金剛山金剛山の樹木ツツジオ道

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今年のハチサトイモ2018

 だいぶんおくれてしまいましたが、2018年のハチサトイモは収穫終わってます。
 10月下旬に。

 サトイモは温かいところの植物で、日本の冬を越すことができないようですが、限界まで成長しようとします。
 収穫は霜が降りはじめるギリギリまで待つと孫芋が大きく育ちます。

 ところが、2018年は台風が連続。
 さすがに直撃したときには風呂場に避難させたのですが、風にやられて葉が傷み、それが響いたのか、新しい葉が小さくなり、新葉がでなくなってしまいました。
 残る葉も次第に萎れてきたので、10月下旬、ちょっと早めに収穫しました。


 結果。
 小芋孫芋合わせて17個、親芋合わせて845g。
 去年は28個で1200g。
 去年の7割。
 一昨年は11個で470g。
 倍近く。
 台風被害がなければ去年くらいは行けたようです。


 葉っぱは守りましょう。

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タグ: ハチサトイモハチサトイモ2018サトイモ

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雪が積もっていたらあしあとさがし

 今年はなかなか雪がふらない金剛山。
 2月の雨でとける前の雪に残った足跡。

テン?の足痕

 指の跡がきれいに残っています。
 金剛山の哺乳動物の種類は少ないので、幅5センチ位で爪の跡が残り、2つ並んで間が空いてまた2つの足跡。


 多分、テンの亜種ホンドテン。

 野生の中型小型の哺乳類はなかなか姿を見せてくれません。
 足跡は貴重な情報です。

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タグ: 足跡足痕ホンドテンテンフィールドサイン金剛山の哺乳類金剛山の脊椎動物冬の金剛山金剛山

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一番寒い時期ですが、よく見ると春は来ています。立春

 今日は立春
 暦の上では春がはじまります。

 でも、一番寒さが厳しい時期。
 違和感があります。

 ところが。
 生き物たち、特に植物がひそかに動き始はじめています。

フクジュソウの蕾が顔を出していました。

フクジュソウのつぼみ

冬芽を覆っていた芽鱗を脱いでいるネコヤナギもありました。

ネコヤナギの花

アジサイも固く結んでいた冬芽を開きはじめていました。

アジサイの冬芽

 日本は南北に長く起伏に富んでいますので、もう春がきているところも、まだまだ春がこないところもありますが、ここにはもう春がやってきています。

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タグ: 立春初春フクジュソウネコヤナギアジサイ錦織公園

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この冬のフユノハナワラビはちょっと遅かった

 好きなシダ。
 フユノハナワラビ。
 ワラビやゼンマイのように伸び上がってたくさんに分かれた葉をつけるシダではありません。
 もっと小さなシダ。
 そして金色の花を咲かせます。


 シダは花が咲かないので、正しくは胞子を作る胞子嚢穂(ほうしのうすい)。
 花のようなものですが。
 普通、植物というと春から秋にかけて成長するもの。
 冬は枯れて地面の下やタネで春を待つか、葉を残しつつもじっと春が来るまで待ちます。
 ところが、このシダは夏はあまり目立たず、秋から成長して冬に胞子をつける冬緑性。

 1月。  それがちょっと遅れて黒くなってしまいました。



 それはそれでいいですね。

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タグ: フユノハナワラビハナワラビハナヤスリシダ錦織公園のシダ

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