【 2019年01月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

イノシシ 十二支になる?!

 干支のイノシシの謎!
 でつづく、だったのですが、新年最初のNHKの「ダーウィンがきた!」に先を越されてしまいました。

 そうです。
 中国の干支の亥はブタだったのです。
 実は、未(ひつじ)はヤギだったりもするのですが、それはまた別の話。

イノシシ〈六甲山〉

 十二支は中国古代の信仰で、実在が確認されているもっとも古い王朝と言われる殷(いん/中国では「商」)ですでに使われていました。
 今からおよそ3000年前です。
 中国古代の信仰というと道教や陰陽五行説が有名ですが、それらが成立するよりももっと昔になります。
 その頃は動物とは全く関係がありませんでした。
 それが民衆へ広がっていく過程で親しみやすいように動物を当てるようになった、と言われています。
 このことから、十二支の動物は当時の中国の民衆によって親しみやすい動物だったと想像できます。

方格規矩四神鏡(約2000年前の漢代?)〈大阪府立弥生文化博物館〉


中心(鈕(ちゅう))を囲むように十二支の文字が書かれています
上部中央が「子(ね)」(上下逆になっています)

 そういう視点で見れば、十二支に猫が含まれないのは、当時の中国庶民にとっては猫は身近な動物ではなかったのかもしれません。
 実際、猫が身近なペットになったのはそれほど昔のことではないようです。
 「猫」という漢字は「犬」「馬」「牛」「羊」のような姿を写した象形文字(しょうけいもじ)ではなく、獣を表す獣偏(けものへん)と音を表す「苗」をあわせた形声文字(けいせいもじ)。
 漢字も象形文字でないことからも新しそうです。
 中東で誕生したと言われる猫ですから、中国に伝わったのは案外新しいのかもしれません。

 閑話休題。
 中国の干支が伝わったのが日本。
 にもかかわらずなぜ日本の亥はブタではなくイノシシなのか。
 それは日本に十二支が伝わった頃には、まだブタはいなかったから、など諸説あります。
 ただ、弥生時代の遺跡からブタの骨がみつかったとも言われていますので、真偽の程はわかりません。

大阪府亀井遺跡(弥生時代?)出土卜骨〈イノシシの肩甲骨)〈大阪府立弥生文化博物館〉 

 もしかしたら、それは文字のため?
 それは次回に。

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タグ: イノシシブタ干支銅鏡

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今年最初のクモはがんばったクモ?

 今年最初のクモと出会いました。

この記事にはの画像があります。


 1月中旬。
 もう少しで立春ですが、一年で最も寒い時期。
 なのに、クモ。

 結構大きなジョロウグモ。
 おかなが膨れています。
 どうやら、産卵のタイミングを逃してしまったのでしょう。


 巣の上でじっとして動きません。
 手が届かないところなので息があるかどうかはわかりません。
 命が続いていたとしても、それほど長くはないでしょう。


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タグ: ジョロウグモ冬のクモクモ

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巨樹・古樹・老樹 その78 竹内山の北のダイヤモンドトレールの竹内峠-平石峠の標章の山桜

 大阪・奈良・和歌山の山々をつなぐダイヤモンドトレール。
 竹内峠から南の竹内山へ向かう途中のヤマザクラ
 その少し手前にも大きなヤマザクラがあります。

 道が少し平らになっているところで左に竹内峠、右に平石峠の標章があり、その後ろに立っています。

竹内山の北のダイヤモンドトレールの竹内峠-平石峠の標章の山桜
(2018年4月)

 竹内山麓のヤマザクラ(仮)とちがい、赤い新葉がたくさん出ているのでこちらはヤマザクラでしょう。


 ここは古代からの巡礼の道。
 このヤマザクラはタネから自然に育ったものか、それとも何かの目印に植えられたものか。
 その由来を調べることはできませんでした。

 今は少ししか見かけないヤマザクラですが、スギが植林される前にはもっとたくさんのヤマザクラが生えていたかもしれません。
 ただ、大都市の大坂に近いことから、薪などに使うため江戸時代末期には禿山だったかもしれませんが。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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タグ: 竹内峠平石峠標章の山桜巨樹・古樹・老樹ヤマザクラ春の花白い花ダイヤモンドトレール

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今年、この冬はじめての霧氷

 年末年始の寒波で標高1000メートルあまりの金剛山にも霧氷がつきました。

 といっても、標高1000メートル以上の北西側。

標高1000メートル付近の霧氷


 まだまだ。
 しかも気温が0℃で晴天。
 風もないのに溶けた霧氷が雪のように降ってきます。

山頂付近の杉林

山頂の転法輪寺

 最近は温かい冬が続きます。
 更に冷え込んでも乾いた寒気で、寒いだけで雪も降らなければ霧氷もできません。

山頂広場付近

 この冬はどうなるでしょうか。
 暖冬という予想のようですが。

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タグ: 霧氷樹氷金剛山冬の金剛山

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2018年と2017年のセンチコガネのまとめ

 2019年になったということで、一年の間に出会ったセンチコガネのまとめです。

この記事にはの画像があります。


 2018年は。
 実は0。
 山には何度も行っていたのですが、なぜか0。
 理由はわかりません。
 金剛山地・和泉山脈からセンチコガネがいなくなったのではないと思いますが。

 次はまとめなかった2017年。
 この年は3箇所で出会いました。
 ちょっと少なめのような気がします。

金剛山4月

センチコガネ

紀見峠8月

 これは遺体です。



頭の平らなところ(頭楯)が半円形なのがセンチコガネ

旗尾岳10月



頭の平らなところ(頭楯)が半円形なのがセンチコガネ

 相変わらず大阪周辺の山ではセンチコガネだけ。
 やはりオオセンチコガネは紀ノ川を越えた和歌山や、奈良盆地を越えた春日山までいかなければ出会いないようです。

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タグ: センチコガネ糞中金剛山紀見峠旗尾岳甲虫

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イノシシはむかしから身近な、そして大切ないきものでした。

 2019年、最初はイノシシです。

 そして十二支の最後の干支動物。

 和名:イノシシ
 漢字表記:猪,豬
 学名:Sus scrofa
 脊椎動物亜門 哺乳綱 鯨偶蹄目 イノシシ科 イノシシ属

イノシシの親子の剥製〈きしわだ自然資料館〉

 ユーラシア大陸に分布し、日本では北海道を除き本州から沖縄まで広く分布します。
 本州から九州に分布するのが、亜種のニホンイノシシ(Sus scrofa leucomystax)。
 奄美諸島から琉球諸島に分布するのが、亜種のリュウキュウイノシシ(Sus scrofa riukiuanus)。

 「イノシシ」の「シシ」は「肉」のことで、古代の日本では大切な食料だったことがわかります。
 そのイノシシを家畜化したものがブタ(Sus scrofa domesticus)。
 学名を見ればわかるように、イノシシとブタは同じ「イノシシ」という種のちがう亜種ということになります。
 つまりブタもイノシシの一種ということができます。
 古代の遺跡から発掘される骨がイノシシかブタかについては諸説ありますが、弥生時代には大陸からブタが持ち込まれていた可能性は高いようです。

動物形埴輪 猪 藤井寺4号墳 5世紀〈大阪府立近つ飛鳥博物館〉

 大阪の和泉市にある大阪府立弥生文化博物館では、各地の古代遺跡からの発掘成果をもとに仮想した卑弥呼の食卓を再現しています。
 お膳の左奥の椀に盛られているのがサトイモ、タケノコと一緒に煮られたブタ肉。
 発掘された様々なものから、日本では弥生時代やさらに昔の縄文時代からすでにイノシシは身近な動物だったようです。

復元された卑弥呼の食卓〈大阪府立弥生文化博物館〉


そのサトイモ・タケノコ・ブタ肉の煮物〈大阪府立弥生文化博物館〉

 ところが、十二支のイノシシにはある秘密があるのですが、それは次回に。

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タグ: イノシシニホンイノシシリュウキュウイノシシブタ埴輪卑弥呼十二支

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