【 2018年12月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

このブログでの季節の区切りについて

 一年を気候変化に合わせて分けた季節。
 世界のほとんどの地域では季節の変化があります。
 日本では春・夏・秋・冬の4つに分け、四季と呼ばれています。
 このブログでもよく使っていますが、四季の境界は人によってちがうでしょうし、具体的に「この日」と示すことは難しいと思います。

5月(初夏)の金剛山

 ということで、このブログでは季節の区切りは二十四節気を利用しています。
 二十四節気は一年を24等分にして、それぞれに自然の移り変わりを合わせたものです。
 さらに春夏秋冬の区切りにもなっています。

記事【二十四節気表】

 このブログでは、今までも、そしてこれからも、基本的に四季の区切りは下記のとおりです。

二十四節気は春夏秋冬の区切りになるもののみ表示しています
季節 このブログでのはじまり
初春(立春) 2月4日頃 2月1日~2月末日
仲春 3月5日頃 3月1日~3月31日
晩春 4月4日頃 4月1日~4月30日
初夏(立夏) 5月5日頃 5月1日~5月31日
仲夏 6月5日頃 6月1日~6月30日
晩夏 7月7日頃 7月1日~7月31日
初秋(立秋) 8月7日頃 8月1日~8月31日
仲秋 9月7日頃 9月1日~9月30日
晩秋 10月8日頃 10月1日~10月31日
初冬(立冬) 11月7日頃 11月1日~11月30日
仲冬 12月7日頃 12月1日~12月31日
晩冬 1月5日頃 1月1日~1月31日

 二十四節気は太陽の動きをもとにしているので、毎年少し前後します。
 だいたい毎月4~9日あたりに区切りが来るのですが、このブログではわかりやすいように月初めで区切っています。

2月(初春)の金剛山

 ところが、そうすると2月が春? 5月が夏? 8月が秋?
 違和感がないわけではありません。
 それは、二十四節気は太陽の動きに合わせた区切りですので、地球があたたまるのにも冷えるのにも時間がかかるので、太陽の動きとズレが出てしまうのです。

 でも、あくまで個人的な感覚ですが、いろいろと生き物を見ている、と二十四節気の区切りで動植物の変化が感じられるように思います。
 もちろん、標高や緯度の高いところ、緯度の低いところは二十四節気の区切りとは大きくずれてしまいますので、補正が必要です。
 それについてはいろいろ考えていますが、なかなかきれいにまとまりません。
 今後の課題です。

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タグ: 二十四節気四季季節

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巨樹・古樹・老樹 その77 四等三角点竹内山の北のダイヤモンドトレールの仮山桜

 金剛山地から和泉(いずみ)山脈までつなぐおよそ50kmのダイヤモンドトレール、通称「ダイトレ」。
 どうやらその基本は修験道(しゅげんどう)の巡礼道のようで、あちこちに経塚があります。
 ダイトレの北部にある山、二上山(にじょうざん)。
 その南には唯一の地上で交差する国道166号線。
 日本で最古の国道といわれる竹内(たけのうち)街道。
 そこからさらに南に下っていくと地図に名前が載っていないちいさな竹内山があります。
 その頂きに向かう上りに、大きな桜の木があります。

四等三角点竹内山の北のダイヤモンドトレールの仮山桜
(2018年4月)

竹内峠側から

 年老いた木で樹皮が鱗のようで桜らしさがありません。
 花は上の方で咲き、見上げるので萼が見えません。
 しかし、白い花びらに、少しでている新しい葉が濃い赤。
 おそらく、ヤマザクラ。


 どうしてここにあるのかはわかりません。
 そもそも、ここが巡礼の道そのものだったのかもわかりません。
 まわりは杉の植林。
 にもかかわらず残っているのは、なにかいわれがあるのか、それとも風格に山主が切るべきでないと感じたのか。
 それともその両方?

四等三角点竹内山の北のダイヤモンドトレールの仮山桜
(2018年4月)

竹内山側から

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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タグ: 竹内山の仮山桜巨樹・古樹・老樹ヤマザクラ春の花白い花ダイヤモンドトレール竹内山

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地衣類の静かな、でも熾烈な戦い

 地衣類。ちいるい。
 コケみたいだけど、コケでない不思議な生き物。
 光合成をして生きていますが、植物ではありません。
 カビとノリみたいな藻類(そうるい)が一緒になった生き物。

 カビがコケみたいな形になって、その中に小さな部屋をたくさん作り、その部屋に入った藻類が光合成して、栄養をカビに渡すかたちで共生しているのが地衣類。
 たとえるなら、カビに家を用意してもらっているので、藻類が家賃を払っているようなもの。でしょうか。

地衣類らしい?ウメノキゴケ

 地衣類の特徴のひとつは、ものすごく成長が遅いこと。
 ウメノキゴケという種類は1年で数ミリしか大きくなりません。
 実は、植物の世界は太陽の光を奪い合う戦いの毎日。
 より光を受けようと成長を続けているのです。
 成長が極端に遅いというのは、あっという間に成長の早い植物に覆われ、太陽の光が遮られてしまいます。

 ですから地衣類はコケと場所と光の取り合いをよくしています。
 コケも成長が早い生き物ではありませんが、さすがに地衣類よりおそいということはありません。
 つまり、コケが先に場所を取っていまい、さらに地衣類の上に乗ってくれば光を遮られてしまいます。

苔も生えないコンクリートに生える地衣類のツブダイダイゴケ

 ところが、地衣類は植物の成長を妨げる物質(地衣成分)を作り、それでコケの成長を抑えているようです。
 成長が遅いのですから、作りだされる地衣成分の量も決して多くはないでしょう。
 地衣成分の地衣類か、成長が早いコケか。
 地衣類とコケが隣り合っている場所では、なにもないように見えますが、実は静かに地衣類とコケの戦いが繰り広げられているのです。

 そんなところに出会うと、どうしても地衣類を応援してしまいます。

地衣類とコケがせめぎ合っているコンクリートの上

地衣類はヒメジョウゴゴケ?

コケはエゾスナゴケ?

 もちろん、鉢に勝手に生えていたコケを育てて苔玉を作るくらいコケも好きです。

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タグ: ヒメジョウゴゴケウメノキゴケエゾスナゴケ地衣類コケ蘚類

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キトラの茅場 2018年 冬

 茅。
 かや。
 合掌造りの家や古い神社の屋根などに使われるススキなどのイネ科やカヤツリグサ科の植物の総称。
 昔はあちこちに茅を育てる「茅場」がありました。
 しかし茅が使われる建物が減ったためでしょう、各地で茅場が減ってきています。

 大阪の低山でもあちこちに茅場があったようですが、今残っているのは、岩湧山山頂のキトラの茅場くらいのようです。
 大阪府河内長野市にある標高897.7メートルの低山、岩湧山(いわわきさん)。
 その山頂一帯がススキの茅場になっています。

キトラの茅場 西の槇尾山方向

キトラの茅場 東の金剛山方向

大阪が一望できます

つまり大阪の多くのところから見ることができます

 黄金色に染まる茅場も、来年の4月になれば、刈られ、火がかけられ、黒くなります。

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タグ: キトラの茅場ススキ茅場岩湧山

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古い写真の中からみつけたいきもの 白くてうにょうにょしたのはかわいいハバチの幼虫

 5月の写真に、イネ科の植物の上に白くてうにょうにょしたものをたくさんつけた虫がいました。

この記事にはの画像があります。


 なんかよくわからないふしぎなもののよう。
 おそらく、クルミマルハバチの幼虫。
 イモムシのようですがハチの幼虫。
 じつは、ハチの中にもチョウやガの幼虫のように葉を食べる種類がいます。
 それがハバチ。


 ハバチの幼虫の簡単な見分け方は、体と同じくらいの幅の丸い頭の左右にひとつずつある小さな黒い点。
 二つの目。
 そして、余裕があればお腹を見てください。
 足がたくさん並んでいます。
 チョウやガの幼虫なら真ん中あたりに足のない部分があります。
 お頭の方からおしりの方まで同じような間隔で足があったら、ハバチの幼虫。


 画像を拡大してみると、丸い顔と小さな点目がわりとかわいい。


 じつはイネ科の葉はたべません。
 食べるのは名前にあるようにクルミの葉。
 ちょうどこのイネ科の草はクルミの枝の下にあります。
 土の中でサナギになるためにたまたま落ちてきたのかもしれません。

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タグ: クルミマルハバチハバチイモムシ白いイモムシ

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theme : 散策・自然観察
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台風禍 檜葉中の 冬菫

 2018年の台風21号は、各地に被害をもたらし、大阪ではいたるところの木が折れ、倒れました。
 一ヶ月もすれば、折れた枝は切り落とされ、倒れた木も片付けられ、日常生活の中では台風が来たこと忘れてしまうくらいもとに戻りました。
 しかし、山道では片付けられているところもありますが、倒れたままのところは少なくありません。

 12月。
 その日も行く手をヒノキの倒木が塞いでいましたが、すでに迂回する道ができていました。


 ふと、あしもとを見るとスミレが咲いています。

おそらくシハイスミレ

 スミレは春の花。
 冬には咲きません。
 ところが、どういうわけか冬に咲くことがあります。

もしかしたらフイリシハイスミレ

 このスミレが咲いていることと、台風でヒノキが倒れたことには、なにの関係もないでしょう。
 ただ、大きな木を倒すだけの強い力も、木の下に生えている小さなスミレには及ばなかったようです。

葉の高さで咲いていますがシハイスミレ?

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タグ: 冬菫スミレシハイスミレフイリシハイスミレダイヤモンドトレール冬の花紫色の花

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コールド・ケース 骨は語る アスファルトの上に残った骨から

 山を歩いていると、時折事件と出会ってしまいます。
 その日もそうでした。
 2年前の10月。
 天見富士と呼ばれる大阪府河内長野市の旗尾岳(はたおだけ)と周囲の尾根をつなぐトレッキングルートを歩き、千早口駅へ向かう道の途中。

この記事には動物の骨の画像があります。


ここから少し行ったところが現場

 歩道のアスファルトの上に白骨が散らばっていました。
 時間がたっているのでしょう、毛は残っていますが、筋肉や内蔵はもうありません。
 1メートルほどの範囲に散らばっていること、毛が骨の下で地面にはりついているようなことから、この場所で死んだか、死んでそれほど時間が立たないうちにこの場所に置かれたかのどちらかでしょう。
 下山も終わって駅へ向かっている途中なのでどうしても早く帰りたくなってしまいます。
 とりあえず写真を撮り、その日は帰りました。

まるで恐竜の産状化石のように多くが失われています

 そして2年後。
 写真をもとにプロファイリングをはじめました。
 動物の種類は、哺乳類の解剖学的な知識を持つ人ならこれだけ骨が残っていればすぐわかるでしょうが、専門家ではありませんので考えていきます。
 毛があるので哺乳類。

尾のあたりには多くの毛が残っていました

 手足と思える骨の太さや長さなどからすると、中型犬くらいの大きさ。

 手のひらの骨の中指骨と足の甲の骨の中足骨の4本がほぼ同じ長さ同じ太さ、そしてなにより3つの突起のある裂肉歯をもっていることなどからも、食肉目(ネコ目)であることがわかります。

おそらく手

 この条件で日本の都市部周辺で一般的な食肉目の哺乳類となると、数種類に絞れます。

 大阪の金剛山地の西端の麓にいそうな食肉目は、イエイヌ、イエネコ、ホンドタヌキ、ニホンイタチ、テン、ハクビシン、アライグマくらいでしょうか。
 それにいないことになっていますが、目撃情報があるホンドキツネにニホンアナグマ。
 橈骨・尺骨(肘・膝から手首・足首までの骨)の長さからすると、イエネコ、ニホンイタチ、テンはなさそうです。

おそらく足

 候補はみんな同じ食肉目なので、骨も似ています。
 ましてや、生きている姿ばかり見ているので、骨から姿を想像することは困難。
 骨の細かいちがいを見ていくことになります。

 同じ食肉目の種のちがいを見分けやすい骨の一つは顎。
 上顎は頭蓋といっしょに無くなっていますが、下顎が残っています。
 先は失われていますが、裂肉歯から付け根まで残っています。
 下顎の頭骨につながる部分の形は種類によってちがいがあります。

先が欠けた右下顎

 この骨は頭骨に繋がるところが少し後ろに飛び出ています。
 そして下の部分が段になって先の方へ伸びています。
 この特徴が当てはまるのは。
 タヌキ。
 このあたりにいるとすればホンドタヌキ。

タヌキの剥製〈兵庫県立人と自然の博物館〉

 次は死因ですが、ここまでいろいろなものが無くなっていれば死因はわかりません。
 実は、ちょうど2ヶ月前に同じ道を歩きましたが、そのときにはまだありませんでした。
 死亡時期はこの2ヶ月の間でしょう。

 交通量はそれほど多くありませんが、対向2車線で他の集落とつながる道の歩道。
 夜間であれば道路の上のタヌキに気づくのはかなり近づいてからかもしれません。
 車にひかれた(轢死)ことは容易に想像できます。

 おそらく2ヶ月以内で文字通り骨と皮だけになっています。
 最初は肉食の哺乳類が体の筋肉や内臓を食べたのかもしれません。
 そのとき、いくらかの骨も無くなったでしょう。
 ただ、肉食哺乳類がここまできれいに骨と皮だけにすることはむずかしいでしょうから、あとは昆虫の出番。
 哺乳類の肉を食べる昆虫たちが集まってきて、徹底的に骨と皮だけにしたのでしょう。

 しかし、この骨がタヌキであること以外はすべて推測の域を出ません。
 今回も迷宮入りせざるを得ないようです。

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タグ: タヌキホンドタヌキプロファイリングフィールドサイン旗尾岳コールド・ケース

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2018年もプランター稲 還元ばかりになっプランターの土?

 稲以外でおきたプランター稲の異変。
 それは土。
 黒くなったのです。

鉢サトイモのとなりのプランター稲

この記事にはカブトエビの画像があります。


 これにはちょっと説明が必要でしょう。
 まず、プランター稲に使っているのは、苗代用の肥料配合土に毎年肥料を足して使い続けています。
 残念ながらどのような土をブレンドしたものかはわかりませんが、赤茶色の粒なので、赤玉土が基本になっているものと思います。
 ということで、赤玉土と仮定して続けます。

黒くなった土


黒くなっていない土

 田んぼの土は畑の土とはまったくちがう状態になります。
 水があるため酸素が少なく、畑の土と働く微生物がちがいます。
 土の表面はまだ酸素が供給されているのですが、その下は微生物が酸素を使ってしまい常に酸欠になっています。

 赤玉土が赤いのは、土に含まれている鉄が錆びたため。
 簡単に言えば、赤サビです。
 酸素が豊富なら赤サビで赤いままですが、酸素が不足すると赤サビが酸素を取られて(還元して)黒くなります。
 つまり、赤玉土を使ったプランター稲の土は、見えるところが赤く、その下の見ないところは黒い、はずなのです。

 それが酸素が供給されているはずの表面まで黒くなっている。
 このようなことははじめてです。
 これは一体?

 ただ、全面が黒くなっているわけではありません。
 黒くなっているのはちょうどカブトエビの餌をおいていたところとその周辺だけ。
 以前から田んぼのモデル化を目指してカブトエビも一緒に育てていたのですが、いろいろあって今年は餌をやっていました。
 どうやら黒くなったのは、カブトエビの餌が関係しているようです。

黒い土と餌と餌を食べるカブトエビ

 水を張った田んぼの土は酸化作用と還元作用がせめぎあっています。
 この作用はとても複雑ですが、植物にとって決していいとは言えない、むしろ悪い環境になります。
 そんな場所で稲がどのように成長していくか、ということは気になりますが、それはまたの機会に。

 田んぼの酸化還元で姿を変えるもののひとつが窒素(ちっそ)。
 窒素が酸化され、還元され、いろいろ姿を変えながらときには植物に栄養として吸収され、そうでないものは最後に窒素ガスとなって空気中に出ていきます。
 カブトエビの餌にはタンパク質が含まれています。
 タンパク質には窒素が含まれています。
 餌が無くなってから足すようにしていましたが、食べ残しの小さな欠片などがあれば、微生物などに分解されるときに酸素が使われるはず。
 そして酸素が供給され酸化するはずの場所でも酸素不足で還元作用が起きるようになり、黒くなったのかもしれません。

 スポイトでつくった水流を黒くなった土にあててみると、泡が出てきます。
 黒くなっていない場所では泡は出てきませんので、還元作用でできた気体の可能性があります。
 鼻を近づけて嗅いでみました。
 匂いも刺激もありません。
 ということは、硫化水素ではなく、メタンガスや窒素ガス、水素ガスかもしれません。

匂いのしない気体が土の下から出てきます

 それらを総合すると、やはりカブトエビの食べ残しが分解されるとき、酸素が大量に使われたのではないでしょうか。
 しかしまだわからないことが多すぎます。
 そして、これが稲の成長にどのように関係したのかも、まだわかりません。

 植物を育てるのは、ほんと難しい。

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褐葉が広がる丘と山々 褐葉の錦織公園から金剛山へ

 明治神宮の森よりちょっと小さい錦織公園。
 12月。
 秋から紅葉しているモミジバフウも終わり、いよいよ錦織公園の紅葉が本番。
 コナラが多い公園では風景として紅葉を楽しめるのは、ほかよりちょっと遅い12月。

 南にある赤穂池と奥の池を隔てる堤から見る展望台。


 今年はちょっと早かったようです。

 しかし振り返ってみると。
 赤穂池から金胎寺山に向けて池の東岸のコナラが褐葉していました。


 そして展望台。


 ここからは公園とその向こうに見える嶽山と金胎寺山、そして金剛山と大和葛城山。
 山々の褐葉が借景となって公園の褐葉を彩ります。

 もうひとつ、梅の里の西側の丘のエノキとカキノキの黄葉がありますが、コナラ褐葉の時期にはもう終わっているのが残念です。

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ふしぎなうんちはだれのうんち

 10月下旬、不思議なうんちを見つけました。
 場所はネタの宝庫の錦織公園。
 歩道が池に飛び出しデッキのようになったところの欄干。
 手すりのうえにうんちが。

この記事にはうんちの画像があります。


 わざわざ不安定なところで、まるで嫌がらせのようにうんちをする動物というと、イタチ。
 ここは自分の縄張りだ、自分はここにいるぞとしらせるためのうんち。
 サインポストとよばれるフィールドサイン。
 ただ、ちょっとヘンです。


 イタチのうんちの特徴は、太さが1センチ以下。
 ところがこのうんちは太さが2センチくらいあります。
 うんちの太さは体の大きさに対応するのでここまで差があるということは、イタチよりもずっと大きい哺乳類ということになります。
 たとば中型犬くらいでしょうか。


 それくらいの大きさで公園にいても不思議がない哺乳類。
 すでに確認しているのは、タヌキとアライグマ。未確認はハクビシン。
 この中で欄干の上に登ってこられそうなのは、アライグマとハクビシン。

タヌキ


アライグマ

 2種に絞り込むことができましたので、うんちを観察してみます。
 このうんちを見て感じるのは、硬そうな丸い粒状のものがやたら多いこと。
 というか、粒のかたまりのように見えます。
 鳥の羽根もネズミの毛も甲虫の鞘翅も無いようです。


 丸いのはタネ。
 つまり、木の実。
 汁気が多い液果ばかりを食べているようです。
 アライグマとハクビシンはどちらも食肉目(ネコ目)。
 名前のように肉食が多いグループですが、どちらも木の実も食べる雑食。
 ただ、ハクビシンのほうが果実食の比重が多くなることがあります。
 秋の実りの時期などには。


 またうんちをしている場所もポイントになります。
 幅10センチくらいで、わずかに湾曲している欄干の上。
 バランス感覚のいい動物。

 果実食とバランス感覚の2つを兼ね備えたとすると、ハクビシン。
 住宅の塀の上にもうんちをするといいます。

 ということで、このうんちをしたのはどうやらハクビシン。
 タヌキやアライグマだけでなく、ハクビシンもこの公園に住んでいるようです。

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フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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