低山を歩いていて ついに出会った レモン色のもふもふ!
低山トレッキング中。
木の根の上に思いっきり違和感があるものが。
レモン色のもふもふ!
きっとあれにちがいありません。
文一総合出版のハンドブックシリーズの『イモムシハンドブック』、通称「イモハン」の記念すべき第一巻の表紙をかざったあのイモムシ。
リンゴドクガ!

いや、まてよ。
大阪の低山にリンゴの木があるわけがない。
日本一暑いと言われるような大阪でリンゴの木があるのは植物園などごく限られた場所だけ。
スギやヒノキに覆われた山に生えているはずがない。
じゃあ、いったい?

リンゴドクガの幼虫が食べるのはリンゴの葉だけではありません。
リンゴにナシやサクラなどのバラ科サクラ亜科のほか、コナラやクヌギなどのブナ科コナラ属などがあります。
コナラやクヌギなら大阪の低山にあります。
リンゴドクガがいてもふしぎはありません。

リンゴドクガ。
チョウ目ドクガ科のガ。
ドクガ科の幼虫は毒の毛を持ちます。
ところが、リンゴドクガは毒を持たないようです。
とはいえ、別の毛虫とまちがっているかもしれませんので、むやみに触らないほうがいいかもしれません。

身近なコナラやクヌギをたべる毛虫。
また黄色いもふもふに出会えるでしょう。

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