【 2018年09月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

低山を歩いていて ついに出会った レモン色のもふもふ!

 低山トレッキング中。
 木の根の上に思いっきり違和感があるものが。  レモン色のもふもふ!

この記事にはの画像があります。


イモムシハンドブック

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 きっとあれにちがいありません。
 文一総合出版のハンドブックシリーズの『イモムシハンドブック』、通称「イモハン」の記念すべき第一巻の表紙をかざったあのイモムシ。

 リンゴドクガ!


 いや、まてよ。
 大阪の低山にリンゴの木があるわけがない。
 日本一暑いと言われるような大阪でリンゴの木があるのは植物園などごく限られた場所だけ。
 スギやヒノキに覆われた山に生えているはずがない。
 じゃあ、いったい?


 リンゴドクガの幼虫が食べるのはリンゴの葉だけではありません。
 リンゴにナシやサクラなどのバラ科サクラ亜科のほか、コナラやクヌギなどのブナ科コナラ属などがあります。
 コナラやクヌギなら大阪の低山にあります。
 リンゴドクガがいてもふしぎはありません。


 リンゴドクガ。
 チョウ目ドクガ科のガ。
 ドクガ科の幼虫は毒の毛を持ちます。
 ところが、リンゴドクガは毒を持たないようです。
 とはいえ、別の毛虫とまちがっているかもしれませんので、むやみに触らないほうがいいかもしれません。

他の毛虫ならおしりや頭の毛の房は毒針毛のことがよくあります

 身近なコナラやクヌギをたべる毛虫。
 また黄色いもふもふに出会えるでしょう。

顔のように見えて本当の顔は下に向けていて見えません

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タグ: リンゴドクガドクガ科もふもふイモムシケムシイモムシハンドブック槇尾山槇尾山の虫

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名前も見た目もちょっとキモなきのこ 脳茸

 秋雨の季節になりました。
 そしてキノコの季節にも。

 最近良く見かけるようになった大きなキノコ。
 ノウタケ。


 漢字で書くと「脳茸」。
 成熟すると、名前から想像するような形になります。

浅いしわと深いしわで脳のようになります

 以前は見かけなかったのですが、数年前に大量の腐葉土が入れられてから見かけるようになったので、その腐葉土に菌糸が含まれていたのかもしれません。
 今年はほかの場所でも見かけるようになりました。
 これからどんどん広がっていくかもしれません。

短い柄はありますがひだはありません

 ノウタケは担子菌類ホコリタケ科ノウタケ属の担子菌類。
 夏から秋にかけて、林床の地上に発生しましす。

 大きさは15センチまでとも言われますが、これは20センチ近く。
 かなり大きなノウタケのようです。


胞子は中にできて表皮がはがれてとびちっていきます

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タグ: ノウタケホコリタケ担子菌秋のキノコ雑木林のキノコ

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バリバリの関西蝶のダイミョウセセリ

 ダイミョウセセリ。
 漢字では「大名挵」。
 セセリチョウ科の蝶。

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 セセリチョウは他の蝶とちがって、蛾のように翅をおしりのほうにたたんでとまります。
 ところが、ダイミョウセセリはチョウのように広げてとまることが多いのが特徴。

翅を広げてとまる姿がセセリチョウっぽくないダイミョウセセリ

 濃い褐色地に白い斑点が並びます。
 地域によって白斑の濃さや有無のちがいがあり、後翅の白斑が無いか薄いのが関東型、白斑があるのが関西型と呼ばれます。
 ただ、完全にこのように分かれるわけではなく、関東でもうっすら白斑が見える型や、近畿でも白斑が薄い型もあります。
 白斑が薄い関西型は「関東風関西型」と勝手に呼んだりしています。

横から見るとちょっとセセリチョウっぽような気もする

 というか。いつも見かけるのは関東風ばかり。
 関東にはほとんど消えてしまったものもいるようなので、それに比べれば十分関西型なのでしょうが。

 と思っていたら、やっと出会ったバリバリの関西型。
 後翅の白斑がはっきりしています。

バリバリの関西風関西型ダイミョウセセリ

 いやあ、ほんまもんです。

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タグ: ダイミョウセセリセセリチョウ関西型関東風関西型錦織公園の虫錦織公園

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公園の手すりにいた小さな白ふわ虫の正体は?

 公園の遊歩道の階段を歩いていると、手すりに何やら白くてふわふわの小さいものがついていました。

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 白くてふわふわしたもので覆われる虫の幼虫はいくつもいて、種類もチョウの幼虫、ハチの幼虫など様々。
 きっとこれも幼虫に違いない。
 と思ってカメラを近づけると、動きました。

枝のように伸びた白ふわのかたまり

 動きはすばやく、体も短いので、蝶や蜂の幼虫ではありません。
 となると、ハゴロモの仲間。
 ハゴロモはカメムシ目のセミに近い昆虫。

 白くてふわふわのものは棒状で、一点から放射状に伸びているようです。
 その中心には顔のようなものは見えないので、おしりなのかもしれません。

おしり?

 斜めから見てみると、白くてふわふわのものは内側に曲がり、その中に虫の体のようなものがあります。

横から見ると後ろから前に伸びているようです
オオシラホシハゴロモ

 よく見ると、脚があり、目のようなものもあります。
 おしりから放射状に延したふわふわを内側に曲げて体をガードしているようです。
 やはり、ハゴロモの仲間で間違いないようです。

この角度だとハゴロモっぽい

 こんなに特徴的な幼虫は早く見つかるだろうと思っていたら、意外と「これだ!」と言えるものはみつかりません。
 一番近いかな、と思ったのがオオシラホシハゴロモ。
 でも、検索してみても出てくるのは微妙に違うものからかなり違うものまで、気持ちよく「一致!」と言えるものはありません。

白ふわはおしりだけのようです

 ふわふわのはほかの白ふわ虫と同じように蝋物質でしょう。
 ですから、崩れて微妙にかわってしまったのかもしれません。

正面から見るとちょっとかわいい

 と考えると、出会ったオオシラホシハゴロモ(仮)はわりときれいな形を保った白ふわのような気がしてきました。

手すりの虫観察ガイド: 公園・緑地で見つかる四季の虫

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タグ: オオシラホシハゴロモハゴロモカメムシ目幼虫白ふわ虫錦織公園錦織公園の虫

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秋雨の変形菌は 梅雨のおなじみさんとはじめてさん

 秋の変形菌。
 または「粘菌」。
 南方熊楠さんが研究したことで有名で、カビのような、小さなキノコのような、さらにアメーバのような、ふしぎな生き物。

 変形菌の季節というと、梅雨。
 そして、秋雨。
 実は一年中見られるのですが、小さいので慣れないとなかなか見つけられません。
 いまだ変形菌初心者なので、見つけやすい朽ちた切り株で。
 白いおなじみさんもいましたが、梅雨の頃とはちがう変形菌と出会いました。

タマツノホコリ

ツノホコリ類は原生粘菌として変形菌と分けられることがあります。
ただ、基本的な特徴も見た目も変形菌とそれほど変わらないので、一般向けの場合は変形菌とよくされます。
タマツノホコリも含めてツノホコリの仲間は雑木林が残るような場所ならわりと普通に見かけます。


タマツノホコリ

ウツボホコリの仲間

ウツボホコリの仲間は、カプセルのような形をしたもふもふと、細い柄が特徴です。

キウツボホコリ?


キウツボホコリ?

コウツボホコリ?


コウツボホコリ?

シロウツボホコリ?


シロウツボホコリ?

 ウツボホコリの仲間だと思うのですが、納得できるものは見つけられませんでした。
 小さくて単純な形なのに、なかなか奥が深い変形菌たちです。

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いまはどこにもいない いにしえ の日本馬に会いにいく 近つ飛鳥博物館

 生き物のことを知りたかったら、自然科学系博物館施設。
 自然史博物館、恐竜博物館、動物園に水族館、そして植物園など。
 でも、人文社会科学系博物館だって、生き物のことを知ることができます。

 小さな古墳がたくさん集まった「近つ飛鳥」。
 大阪府の河南町にあります。
 奈良県明日香村の「飛鳥」は「遠つ飛鳥」。
 そこより近いので「近つ飛鳥」。
 現在は公園として整備され、大阪の古墳時代をテーマにした博物館があります。

山の中にあるので全体がよく見えない近つ飛鳥博物館
近つ飛鳥博物館

 世界最大の陵墓とも言われる大仙古墳(仁徳天皇陵)のジオラマからちょっと離れたところに馬が展示されています。
 四條畷市の蔀屋(しとみや)北遺跡から発掘されたほぼ全身が揃った馬の骨。
 その骨格と生体の復元モデルが並べて展示されています。

生体復元の愛称は遥馬(はるま)くん
古代馬

 横たわるように全身が埋葬されていたので、丁寧に葬られていたようです。

丁寧に埋葬されていたようです

化石と言いたくなりますが人間が埋葬したので化石ではありません

 日本には在来馬とされる馬がいますが、歴史が始まるころには日本に自然分布の馬はいなかったと考えられています。
 つまり、日本の在来馬は大陸から連れてこられた馬を日本人が長年育てた子孫になります。
 この馬も日本在来馬のご先祖様かもしれません。

同じ格好で並んでいるので見比べるとおもしろい!

 年齢は5~6歳、今から1500年ほど昔の5世紀後半の古墳時代中期の馬で、肩高(地面から肩までの高さ)は約125cm。
 日本在来馬でいうと、宮崎県の都井岬に住む御崎馬(みさきうま)の小さいクラスだそうです。
 それで御崎馬を参考にして復元されました。

御崎馬

※展示されていません

 テレビなどでよく目にするサラブレッドとちがって小柄なので全体が見やすく、馬の体の作りがよくわかります。
 馬はテレビよく見る動物ですが、意外とおもしろい体の作りをしています。
 四足で走るために特化したような骨格をじっくりと見ることができる考古学の博物館です。

■参考外部リンク■
近つ飛鳥博物館

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タグ: 日本在来馬御崎馬近つ飛鳥博物館古墳時代遥馬非生物系muse.人文社会muse.

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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
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葉っぱの上で見つけた幼虫名前は なに?   とおもったら、すぐみつかりました!

 幼虫を見つけました。
 葉の上に。

この記事にはの画像があります。


 小さい頭に膨れたおしり、ナスのような姿。
 発達気味の後足。
 ちょっと長めの毛のような触覚。
 コオロギやキリギリスなどのキリギリス亜目(剣弁亜目)の幼虫なのはわかります。
 問題はその先。


 キリギリス亜目は幼虫と成虫の形がちがうことは珍しくありません。
 ですからなかなか見つからないだろうと思っていました。
 ところが、わりあい早く見つかりました。
 どうやらアオマツムシの幼虫のようです。
 でも、意外と早く見つかったのはわりとどこにでもいるような虫だったからかもしれません。

 アオマツムシは葉や樹上にいるマツムシの仲間で、公園や街路樹などにもよくいます。
 人の生活圏に普通にいる昆虫。
 と言ったら、なんとなく気づく人もいるでしょう。
 外来種。

 幼虫から成虫にかけて姿がどんどん変わっていきます。

まだ若い幼虫

そこそこ成長した幼虫

成虫

 成虫は、緑色のちょっとバランスの悪いひし形でした。

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タグ: アオマツムシマツムシ外来種錦織公園の虫錦織公園

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マツモムシもたくさんいることをこの本で知りました。『タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック』

 またまた錦織公園のネタです。
 ほんと、いろいろな生き物がいます。

 アオダイショウと出会った石水苑の池。
 一見、何も生き物はいないように見えて、じっくり見ると、いたります。
 その一つ。
 マツモムシ。

この記事にはの画像があります。


タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック (水生昆虫2)

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 水に住むカメムシの仲間で、お腹を上に向け、長い後足でスイスイと泳ぎます。
 刺されるとジンジン痛みます。
 そして何種類もいます。
 そこで、文一総合出版さんのハンドブックシリーズ『タガメ・ミズムシ・アメンボ ハンドブック』の登場です。
 そもそもマツモムシが何種類もいることを知ったのがこのハンドブック。

お腹を上に向けて泳ぐマツモムシ
マツモムシ

 2匹捕まえましたが、1匹は翅がないので幼虫のようです。
 成虫はあまりいい写真が撮れなかったので幼虫で。
 ハンドブックには幼虫の写真もあります。
 腹部の形などから、コマツモムシ?

翅が無い幼虫
幼虫

 コマツモムシの特徴は、水の中の水面あたりをあまり泳がないこと。
 よく見るマツモムシは、水面をよく泳ぎます。
 たしかに捕まえたマツモムシは真ん中あたりから底の方を泳いでいました。
 コマツモムシの可能性が高そうです。

真ん中あたりをを泳ぐ

 マツモムシをはじめタガメやアメンボなどカメムシの仲間の水生昆虫は翅を持って飛ぶことができます。
 ですから、生き物がいないように見える水たまりにもアメンボがいたりします。
 しかし、幼虫は翅を持ちませんので遠くからやってくることはできません。
 ということは、この池で産卵し、ここまで成長したのでしょう。


 マツモムシの仲間はアメンボのように水面に落ちた虫も食べますが、水中にいるコマツモムシが食べるのは水生昆虫やミジンコなどが中心。
 何もいないように見える池にも小さな生き物はいっぱいいるようです。

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タグ: コマツモムシマツモムシ錦織公園の虫カメムシ目錦織公園ハンドブック(文一総合出版)タガメ・ミズムシ・アメンボハンドブック

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土の中の世界への扉『「育つ土」を作る 家庭菜園の科学 有機肥料や堆肥をどう活かすか』木嶋 利男 著 講談社ブルーバックス

 タイトルのとおり、園芸に関する本。
 肥料や土のことについて書かれています。
 ところが、この本はちょっと変わっています。

 たとえば、土の種類ごとに構成されている粒子の大きさや元素などが書かれてあります。
 土の中の微生物の種類ごとに役割が書かれています。
 肥料では、種類ごとに原料と主要元素の比率が書かれています。
 そして、それらによって植物の成長にどのように影響が現れるのかが書かれています。

 普通の一般向け園芸書ではざっくりと書かれているところが、物理化学生物のレベルで細かく書かれているのです。
 特に目ではわかりにくい土の中でのことが詳しく、病原菌もいろいろ書かれています。
 野菜を同じ土でつくり続けていると収量が減ることがあり、連作障害と呼ばれます。
 その仕組を実験で解明します。
 連作障害を乗り切れば、普通に栽培できるという結果には驚きました。

 どうして、普通の園芸書では簡単に流しているそんなところまで書いているのか。
 それは、この本はブルーバックスだから。
 講談社の自然科学系の新書シリーズのひとつなのです。
 普通は実用書ではなく、科学書の棚に並ぶ本です。

 野菜を育てることは、成長を人間の望む形にコントロールすること。
 そのためには、植物について、そして植物が育つ土のことについて知らなければなりません。
 そして畑の土の中で行われている植物や様々な生物の営みは、自然の環境でも行われていること。
 もちろん、畑のようにコントロールされていないので、ものすごく複雑になっているでしょうが、基本は同じはず。
 つまり、野菜(植物)を工夫して育てるということは、植物と土のことを知るということ。

 土の中で植物はどのように栄養を得ているのか、どのような生き物と時には協力し、時には戦っているのか。
 気になる人には、土の中の世界への入口になる1冊かもしれません。

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タグ: 「育つ土」を作る家庭菜園の科学木嶋利男ブルーバックス

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2018年もプランター稲 新しいことをしたので新しい問題が。

 プランターで稲を育てるプランター稲。
 今年は一緒に育てるカブトエビ寄りの栽培です。

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 稲と一緒にいるカブトエビが、毎年産卵できるまで成長しない理由を餌不足とかんがえ、今年はカブトエビの餌をやることにしました
 餌は市販されている甲殻類のえさ。
 だいたい半日で食べ切れるくらいの量にしました。

今年はプランターで大きく育ったカブトエビ

 すると、いつもは大きくなる前に死んでいたカブトエビがどんどん大きくなっていきます。
 ところが、稲はなんか元気がありません。
 葉が垂れてきます。

イネの葉が垂れています

 中には先が枯れているのもあります。

葉先が枯れています

バケツで実践 超豪快イネつくり: 1粒のタネが1万粒に!

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 バケツ稲の本『超豪快イネつくり』によれは、窒素肥料が多すぎたようです。
 カブトエビの餌には当然タンパク質が含まれています。
 タンパク質は生き物にとって大切な成分です。
 種類はとても多いのですが、基本的には炭素・酸素・窒素・水素でできています。
 そうです。窒素が含まれています。
 肥料として適量の窒素を与えていたところに、さらに窒素が追加されたような形になっていたのです。

 もちろん、食べ切るように量を調節していましたが、もちろん食べ残しもあるでしょうし、食べたものも一部の窒素は糞として排出されます。
 それらが溜まっていったのでしょう。

 プランターの土や水から窒素分だけを取り除くのは無理です。
 ということで、水を多めに足してこぼすようにしました。
 その方法だと窒素以外に肥料も流れてしまうので、窒素なしの肥料を少し足すようにしました。

 一週間もすると、葉の雰囲気が変わってきました。
 新しく出た葉は垂れなくなってています。
 やはりカブトエビの餌が肥料のバランスを崩していたようです。

新しく伸びてきた葉はまっすぐです

 なんとかバランスはとれているようですので、しばらくこのやり方を続けました。
 稲はとりあえずそれなりに元気なようです。
 ところが、稲以外で異変が現れました。

タグ♦プランター稲・バケツ稲の索引2015

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