【 2018年06月】

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マテバシイの雌花は花に見えない!

 梅雨に入った里山公園。
 たった1本しか無い(と思われる)マテバシイの花が咲きました。

となりのどんぐりは去年のもので熟すのに一年半かかります
マデバシイ

 名前を見ればわかるように、シイの仲間。
 どんぐりの木です。
 クリと同じような時期に咲くということは、同じ虫媒花。

雄花と同じ花柄の根本に雌花が付きますが雄花だけもあります

 でも、トゲ状の苞に覆われていませんし、花は一つずつ。
 そういうところはコナラやアラカシに似ています。
 どんぐりの形もコナラやアラカシの方に似ています。
 メシベの先(柱頭)が3つに分かれているのもコナラやアラカシと同じ。

柱頭の先が3つに分かれて花被片もないので花に見えない雌花

 そこで『どんぐりハンドブック』を参考にして、マテバシイとクリとコナラとアラカシを分類して並べてみました。

クリ マテバシイ コナラ アラカシ
クリ属 マテバシイ属 コナラ属
クリ亜科 コナラ亜科
ブナ科
殻斗はトゲ状で実を覆う 殻斗は帽子状で実が見える
雌花は3個で1セット 雌花は1個ずつ
柱頭はトゲ状で3本以上 柱頭は短く3個
虫媒花 風媒花
雄花花序の根本に雌花花序 雄花花序と雌花花序は別

 分類としては、コナラやアラカシよりもクリのほうが近い。
 でも、見た目はクリよりずっとコナラやアラカシのほうが近いように感じる。
 とするとクリは、理由はよくわからないけど、突然ものすごく変わってしまったどんぐりなのかもしれません。

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巨樹・古樹・老樹 その75 金剛山の葛木神社の大鳥居の墓碑守の山毛欅 其ノ參

 今まで2回紹介した金剛山の大鳥居のところに残る大きなブナの木。
 どちらも霧氷の姿でした(其ノ壹其ノ貳)。
 その新緑の姿。

金剛山の葛木神社の大鳥居の墓碑守の山毛欅(2017年5月)

 太陽の光が透ける葉がきれいです。
 そして、地面は柔らかい明るさで、冬とはちがう場所のようです。


 新緑、黄葉、霧氷。
 金剛山のブナはいろいろな顔を持っています。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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2018年もプランター稲 はじまっています。

 プランターで稲を育てるプランター稲。
 今年もはじめました。

 去年はビオトープとしてカブトエビやカイエビなどを育てるために肥料を少なめにした結果、カブトエビの方は予想に反していつもどおり。
 ところが稲の方は収量が今までで最低になってしまいました。
 ということで今年は肥料を普通にすることにしました。
 その理由はプランター稲ビオトープで。

 まずは籾まき。
 今年はちょっと遅く大型連後半。
 赤玉土を主体にしたものに化成肥料とシリカを混ぜたものを使用。
 それをセルトレーに入れて、籾を1粒。
 水受けのトレーの上において、いつも湿っている程度に水をやります。


 ちょうど1週間で根が出てきます。


 そして芽も出てきて育っていきます。


 いつもはだいたい15センチを超えるくらいになった頃植えていましたが、今年はもう少し待つことにしました。
 株が別れていく分蘖(ぶんげつ)がはじまってから。

 その間に土作り。
 土そのものは毎年使っていたもの。
 イネは連作障害が出ませんので、なくなった肥料を足すだけ。
 肥料は『バケツで実践 超豪快イネつくり 1粒のタネが1万粒に!』を参考にして、手元の肥料を20リットルのプランター用として近い分量になるように調整しました。
 化成肥料(N:P:K=8:8:8)を30g。
 リンカリ肥料(N:P:K:Mg=0:17:17:5)を60g。
 シリカ(Si=73)を70g。
 アルファベットは肥料となる元素の記号でNは窒素、Pはリン、Kはカリ、Mgはマグネシウム、Siはケイ素。数字はその比率。大抵肥料の袋に書いてあります。


 40日ほどで半分くらいが分蘖をはじめたので、元気に育って分蘖したものから3株ごと、2箇所に植えました。

プランター稲

 今年はどれだけそだつでしょうか。
 病気と虫と雀さえ来なければ。

タグ♦プランター稲・バケツ稲の索引2015

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タグ: プランター稲2018プランター稲プランター稲の播種プランター稲の土作プランター稲の分蘖プランター稲の田植

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草よりも小さな小さな木の花 毛灰汁柴

 暦の上ではもう夏。
 いろいろな花が、いろいろなところで、いろいろな咲き方をしています。

 とても小さい木。
 ケアクシバ(毛灰汁柴)の花も咲いています。

かわいいケアクシバの花
ケアクシバ

 ツツジ科スノキ属の落葉低木。
 ここのは高さが10センチもありません。
 草よりも小さい木。
 咲いていても気づかない人の方が多いでしょう。
 いや、生えていることすら気づかれてないかもしれません。

ツボミもかわいい

 小さくて、ほそいメシベを黄色いオシベが囲み、ほのかに赤紫色の花びらはくるりとまるまった、かわいい花です。

アクシバに似ていますが枝に毛が生えています

 スノキの仲間らしく、真っ赤なベリー状の実がなります。
 酸味があって食べることができるようですが、いまだ見たことがありません。
 いつも受粉に失敗しているのでしょうか。

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タグ: ケアクシバ白い花赤紫色の花ピンク色の花夏の花錦織公園の樹木

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花以上によく目立つ白い葉 またたび

 登山口へ向かって道を歩いていると、花が咲いているように葉が白くなった木がありました。
 マタタビです。
 「猫にマタタビ」のマタタビ。


 漢字では「木天蓼」。
 ツバキ目 マタタビ科 マタタビ属の落葉蔓性木本。
 木は木ですが、ほかの木を支えにして育つ木です。

 花の時期に葉が白くなるのが特徴。
 枝から下を向いて咲く花が目立たないのでそのかわりに葉が白くなったと言われますが、別段花と白い葉の位置が関係しているようには見えませんし、花が下向きに咲くのに葉が白くならない樹木はたくさんあります。
 もっとちがう理由のような気がします。


 雌雄異株で、雄花だけの雄株と、雌花と両性花が咲く雌株があります。
 いくつかの株を見ましたが、メシベがなくオシベだけの花ばかりなので、雄株のようです。
 集落の近くなので意図的に植えられているようにも思いますが、それから食用になる実がつく雌株のほうがいいでしょう。
 謎です。


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クリの雌花のトゲはダテじゃない!

 イガに覆われたクリの実。
 まだ雌花だった頃は、メシベがまるでイガのようでした。

 あれから2週間ほど。
 雄花の多くは枯れ、色が変わってきました。

雄花の房の根本につくクリの雌花

 ところが、雌花はメシベの先のトゲの花柱は一層開いています。

3つの花が一つになっているのでトゲ(メシベ)が3方向に向いています

 それだけでなく、もう花を包む緑色の苞(ほう)が伸びはじめています。
 苞はこのまま伸びていき、クリのイガになる部分。

もう苞がトゲになっています

 咲きはじめこそおとなしかったけど、クリは雌花のころからクリだった!


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今年はハチサトイモ2018

 毎年ベランダで育てているサトイモ。
 最初は樽で育てていましたがスペースをとりすぎるのでバケツに。
 そのバケツが劣化してきたので、買い換えることにしました。

 ということでホームセンターに行ってみると、バケツとだいたい同じ大きさのプラ鉢がありました。
 そもそも、たまたま使っていないバケツがあったからでバケツでなければならない理由はありません。
 むしろ、植木鉢なら水抜き穴を開ける手間が省けます。

 ということで、鉢に種芋を植えたのは4月中旬。
 いつもは大型連休の頃ですが、今年は暖かいためか、種芋が盛んに芽を伸ばしはじめていましたので、早めました。

芽がずいぶん伸びています

 5日後には芽が出ました。

土の上に芽が出てきました

 単子葉植物なので葉は1まいずつ。
 最初は小さく、出すたびに大きくなっていきます。

一枚ずつ葉が出てきます

 植え付けて1ヶ月で、葉は5枚。

だんだん葉が大きくなってきます

 まだまだ大きくなっていきます。

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タグ: ハチサトイモハチサトイモ2018サトイモ

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緑の中の黒くて楕円の物体との遭遇!

 6月上旬の錦織公園、4月には人でいっぱいになる桜木の里もだれもいません。
 一面クローバーが生えているのですが、そのなかに黒くて楕円形のものが置かれています。


 近づいてみると、カメ。
 甲羅の形などからミシシッピアカミミガメのようです。
 公園の池には多くのアカミミガメが住んでいます。
 きっと産卵のために上陸してきたのでしょう。
 いつもは水に浮かんでいるか、岸辺で甲羅干しをしていますが、産卵の時期にはこうして陸に上がります。

ミシシッピアカミミガメ

 アスファルトの上にもカメがいます。
 平たい甲羅はアカミミガメでしょう。
 そちを見に行っている間にクローバーのカメがいなくなっていました。
 近くで写真を撮ったので警戒して逃げていったのでしょう。
 カメがいたところには穴が空いています。


 卵1個分くらいの直系で、10センチ近くありそうな深さ。
 後足を思いっきり伸ばして掘ったのでしょう。
 クローバーの茎や根がびっしりあったと思いますが、アカミミガメの鋭い爪の前には障害ではなかったのでしょう。

 特定外来生物に指定されたのもダテではありません。

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タグ: ミシシッピアカミミガメアカミミガメ特定外来生物外来種産卵錦織公園錦織公園の動物

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公園で遭遇しました! カに!!

 公園のトイレのタイルの上に、いました。
 カです。
 血を吸っていろいろな病気を媒介する、害虫。

この記事にはの画像があります。


 「カ」というと、黒く足と体に白い筋が入ったヒトスジシマカのイメージが強いかもしれません。
 ひとくくりにしまいがちですが、いくつも種類があります。
 様々な病原体を媒介しますが、種によってかわりますので、区別ができることは決して無駄ではないでしょう。

両の後肢を跳ね上げた“カ”スタイル

 このカも黒い体に白い筋があります。
 しかし、ヒトスジシマカの特徴は白い縞だけではなく、名前の由来となった背中の真ん中にある1本の白い筋。
 ところが、このカの背中は赤茶色で筋はありません。
 ちがう種類です。

ヒトスジシマカは脚の白帯がもっと太い

 ということで、おそらく、ヤマトヤブカ。
 ただ、腹部の縞が黒地に白縞というより、白地に黒縞という感じに見えるのが気になりますが。
 このカは触覚が糸状なのでメス。
 雄はガのようにふさふさしています。

模様は不明瞭ですが背中に白筋はありません

 襲いかかってこなかったので、見逃しました。

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タグ: ヤマトヤブカヤブ蚊害虫

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ちっちゃいイモムシはちっちゃいものを食べる

 ケヤキは雨を葉で集めて枝、そして幹を伝わせて根本へ流します。
 そのためでしょうか、幹にはよく地衣類やコケがついています。

この記事にはの画像があります。


 ケヤキの地衣類を見ていると、小さなイモムシが。
 地衣類を食べるイモムシのようです。
 イモムシといえば、『イモムシ ハンドブック』、通称「イモハン」。
 早速3巻の画像索引で調べましたが、似たものは見当たりません。

地衣類を食べているように見えるイモムシ

 次はネットでイモムシ検索。
 地衣類を食べるイモムシは少ないだろうと思い、調べてみましたが、見当たりません。

結構小さい

 もうどうやったか忘れるくらい検索に検索を重ねた結果、やっとそれらしいイモムシが見つかりました。
 ミツオビキンアツバの幼虫。
 なんと、このイモムシは地衣類を食べません。
 食べるのは、コケ。
 蘚類のコケ。
 たしかによく見ると地衣類の間に蘚類のコケが見えます。

派手なように見えて結構保護色?

 見つからなかったはずです。

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