林床でチゴユリ咲いていました。
林床でチゴユリ咲いていました。

ユリ目イヌサフラン科チゴユリ属の多年草。
ユリ目ですが、小さく下を向いて咲く姿はユリっぽくありません。
でも、花被片(はなびら)は6枚、オシベは6本と6縛りはユリの仲間っぽいですが。


数メートル離れたところにも群落が。
ただ、片方の葉は長さ5センチ、もう片方は3センチほど。
明らかに長さがちがいます。
別の種類と思っていたのですが、日本のチゴユリ属にはあとオオチゴユリくらいしか似ているものはありません。
しかしオオチゴユリはもっと大きく、大阪には自生していないようです。


ということは、このチゴユリはわずか数メートルで光や水などの条件がちがい、大きさに差ができたようです。
大きいところはヤマツツジの陰でたくさんの落葉。
小さい方はコナラの陰になっていますが落葉が少なく少し乾燥気味のようにも感じます。
チゴユリは落葉が多くて湿り気味のところが好きなようです。
落葉と湿り気のわずかなちがいが葉の大きさになったのでしょう。
ふしぎで、おもしろい!

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