【 2018年02月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

跳ぶのが苦手でもトビムシ。だからもこもこ? ムラサキトビムシ

 冬の里山公園。
 丘に降った雨が染み出して湿地のようになり、そこから流れ出した小さな沢。
 去年から水質浄化のためが竹炭が敷き詰められています。
 ここはカワケラやミズムシたちのすみかでした。
 今、どうなっているかふと気になって竹炭をひっくり返してみました。

この記事にはの画像があります。


 いました。
 カワゲラやミズムシ。
 そして、はじめて見るちっちゃい虫が。
 大きさは2ミリくらい。
 ほのかに青味がかった黒。
 体は丸いお餅をいくつも積み上げたようなもこもこ。
 頭の触角は短いけど太い。


 画像を拡大すると、全身に短い毛がはえています。
 これは、ムラサキトビムシ。

ムラサキトビムシ

 トビムシというと、細い体でテレポートするように高速で跳ねるイメージですが、これはむしろワラジムシのよう。
 跳躍器はあるものの、跳ぶのはあまり得意でないようです。


 トビムシは分類では六脚上綱の内顎綱。
 いわゆる昆虫は六脚上綱の昆虫綱。
 ということで「昆虫」に入れてもらえないこともあります。


 内顎綱の特徴は、翅がないことと、顎が頭のなかに少し引っ込んでいること。
 飛べないことで原始的な「昆虫」と思われることもありますが、顎が引っ込んでいるのは進化した結果です。
 顎が引っ込むとどのような得があるのかわかりませんが。
 トビムシの仲間は見えないだけでそこらじゅうにいます。
 地球にいるトビムシの仲間は、地球上の全昆虫を合わせたよりも数が多いと言われるほど繁栄しています。

 人間が気づいてないだけで、地球はトビムシの惑星かもしれません。

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タグ: ムラサキトビムシトビムシ錦織公園冬の虫錦織公園の虫

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でっかいモササウルスの化石だぜ! 和歌山県立自然博物館

 和歌山県海南市の海岸に建つ和歌山県立自然博物館。
 名前のように自然史の博物館です。

マリーナと和歌山県立自然博物館

 和歌山の山に住む動物の剥製、和歌山の石やアンモナイトなど、色々な生き物の標本がいっぱい。
 ですが、展示室の半分以上占めるのは、水族館ゾーン。
 和歌山近海に住む海の生き物が色々展示されています。
 イルカのような大型動物はいませんが、カニにエビに貝にヒトデなど、魚以外の生きものが多いのが特徴。

 ひさしぶりに行ったら、新しいコーナーができていました。
 モササウルスコーナー。

モササウルスコーナー

 モササウルスは白亜紀の後期、ティラノサウルスと同じ時代の海にいた巨大な爬虫類です。
 映画「ジュラシック・ワールド」に登場したことで知っている人もいるでしょう。
 恐竜じゃなくてトカゲの仲間ですが、海に適応して手足と尾がヒレ状になっています。
 ただ、「モササウルス」は特定の種類を指す場合と、その仲間全体を表す場合があるのでちょっと注意が必要。

モササウルス類の生態復元図

 中生代の海には大型の肉食爬虫類がいろいろいましたが、その最後に現れたのがモササウルス。
 日本では40例ほど化石が見つかっています。
 大阪でも見つかっていて、岸和田市のきしわだ自然資料館で展示されています。
 そして和歌山県有田川町もで発見されています。
 日本で最も保存部位が多いと言われるその化石が展示されています。

 まずはでかい!
 まだまだ研究途中ということで、見つかった時の状態を再現した「産状」で展示されています。
 手や背骨や肋骨や顎、みんなでかい!
 生きていたときはどんなに大きかったのか。
 海外の化石との比較で体長は6メートルと推定されています。
 展示室には入らないほど大きかったのでは!

背骨と肋骨とでっかい右手の化石

 この産状化石は、レプリカ。本物ではありません。
 レプリカの展示と聞いて「な~んだ」と思う人もいるかもしれません。
 しかし、実物を展示するということは、問題がないわけではありません。
 まず研究ができません。
 そして、痛む可能性もあります。
 化石の場合、痛むことは少ないと思いますが。
 ですから、レプリカの展示は、再現率が高ければ、実物の展示よりもいろいろな意味でいいのです。

産状化石レプリカ

 まだ研究の途中で、種もわかっていません。
 そのため「モササウルス亜科の一種」となっています。
 もちろん新種の可能性もあります。
 ということで日本でみつかった巨大なモササウルスの全体の復元はまだまだ。
 これからが楽しみです。

■参考外部リンク■
モササウルス | モササウルス発掘プロジェクト|和歌山県立自然博物館
和歌山県立自然博物館公式ホームページ

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タグ: モササウルス和歌山県立自然博物館化石中生代白亜紀

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冬の里山の落葉の下の生き物たち 天使の羽を持った小さいな雪だるまみたいな虫

 冬の里山の落葉の下の生き物の中に、見たかった虫がいました。
 マルトビムシ。

この記事にはの画像があります。


 名前のようにトビムシの仲間ですが、細長い体のトビムシとちがう姿。
 頭は丸く、体は胸部と腹部が一つになって丸くなっています。
 頭の小さい丸と体の大きな丸。
 ちょうど雪だるまのようです。
 そんな虫が落ち葉の下から見つかりました。


 ところが。
 写真撮って画像を拡大してみると、なんかヘンです。
 大きさは2ミリほどでマルトビムシの範囲ですが、触角がなんか糸のようにクニャッとした感じです。
 トビムシの触角は節状になっていてカクカクしています。


 そして腹部をむると、あるはずのものがない!
 それは名前の由来となった飛び跳ねるための跳躍器。
 頭の方に折りたたんだ先が分かれた棒状の器官。
 これをはじいてぴょんと飛びます。
 小さい虫なのでまるで突然消えてしまったよう。

腹部には跳躍器がありません

 多くのトビムシにあり、もちろんマルトビムシにもあるはず。
 じゃあ、この虫は一体なに?

 画層を拡大してみると、トビムシにはないものが見つかりました。
 翅(はね)。
 ただし、天使の羽のように飛べそうにない小さいもの。

背中にヤゴのような小さい翅があります

 トビムシの分類は 六脚亜門 内顎綱 トビムシ目。
 よくいる昆虫は 六脚亜門 昆虫綱 有翅下綱。
 そう「有翅」、翅があるのです。
 つまり、トビムシには翅がない。
 ということは、この虫はマルトビムシどころか、トビムシですらありません。

 いろいろ調べてみると、どうやらチャタテムシの幼虫。
 チャタテムシの分類は
 六脚亜門 昆虫綱 有翅下綱 新生類 準新翅亜節 カジリムシ目。
 簡単に言うと、サナギにならないけど結構進んだ体を持ってる昆虫。
 同じ準新翅亜節にはカメムシがいます。

 チャタテムシの仲間はカビを食べるということで、きっと落ち葉の下にいたのでしょう。
 マルトビムシではなかったのですが、チャタテムシもかわいい虫でした。

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タグ: チャタテムシ落葉の下の生物冬の虫

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巨樹・古樹・老樹 その67 天王寺の堀越神社の大阪市指定保存樹林第10号の堀越さんのご神木の楠

 大阪の天王寺駅の少し北にある小さな神社。
 でも、聖徳太子が四天王寺と一緒に建立したと言われるので千四百年の歴史を持つ古い神社。
 そして「一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」。
 境内の南に堀があり、それを渡って参拝したのが由来と言われます。
 ただ、昔から今のような狭い境内とは思えませんので、その堀がどこにあったのかは見ただけではわかりません。

浪華茶臼山・堀越神社

 その小さい境内に焦げたような黒くて太い木が生えています。
 高さ13メートル幹周り3.2メートル。
 幹には菰が巻かれ、「御神木」と書かれた木札が掛けられています。

天王寺の堀越神社の大阪市指定保存樹林第10号の
堀越さんのご神木の楠(2017年12月)

 「堀越さんのご神木」とよばれ樹齢550年と言われるクスノキです。
 そんなに大きく感じないのは、数度の落雷と二度の大火を経験したため。
 それだけでなく大阪大空襲もくぐり抜けてきたはず。
 幹は真っ黒に炭化して、枯れているように見えます。

 ところが横から見てみると、幹を後ろに伸ばしています。


 そして神社の外から見ると、道路の方に枝を出し、たくさん葉をつけています。


 若いクスノキでも、もっと大きな木は珍しくはありません。
 しかし、黒焦げになった太い幹を見ていると、このクスノキがご神木とされるのも納得できます。

 このクスノキ。
 昭和40年の地下鉄谷町線の工事のため、ここに移されたのです。
 大火や空襲だけでなく、掘り返され植え直されるという、年老いた木にはつらい出来事まで乗り越えてきました。

 炭化した幹、そして何度もの大変な出来事を耐えてきたクスノキ。
 多くの人が訪れ、手を合わせて行きます。

■参考外部リンク■
浪華茶臼山・堀越神社(大阪天王寺)
大阪市市政 保存樹・保存樹林等、貴重な緑の保全・育成への助成について

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自に選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
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タグ: 巨樹・古樹・老樹堀越さんのご神木大阪市指定保存樹クスノキ堀越神社

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のんびり屋さんでもコケに負けないとんがり地衣類

 錦織公園を歩いていると、園路を飾るヒラドツツジの根元にトンガリ地衣類が。


 見た目はヤリノホゴケですが、地面の上に生えているのでちがいます。
 ということで、ヒメレンゲゴケ?
 ちょっと雰囲気はちがいますが。


 高さは5センチもありませんが、地衣類はとても成長がおそいので何年もかかっているでしょう。


 地衣類の多くは、空気の汚れに敏感で、交通量の多いところではほとんど見かけません。
 大きな地衣類がたくさんあるのは、長い間空気がきれいなことの証です。

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タグ: ヒメレンゲゴケ地衣類錦織公園の地衣類錦織公園

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謎が多い狛犬は 犬?

 戌年(いぬどし)ということで、狛犬(こまいぬ)のはなし。
 神社の入口、鳥居の両脇にいることが多いペアの像。
 実在しない架空の動物。

天王寺の堀越神社の狛犬

 その形は一定でなく、神社によっていろいろ。
 でも、平たい顔で犬っぽくないことが多いかもしれません。
 中には伏見のお稲荷さんのように口が飛び出した犬っぽいのもありますが、それは犬じゃなくて狐。
 よく見るのは丸顔に鼻ぺちゃで、もじゃもじゃ。
 それは狛犬じゃなくて、実は獅子(しし)。
 ライオンのことでじゃなくて、架空の動物の獅子。
 狛犬は別の動物だったのです。

神社に向かって右側にいる「阿形(あぎょう)」の獅子

 狛犬の見た目は獅子とかわらないようですが、頭に1本の角があります。

左側の「吽形(うんぎょう)」の狛犬

新しいもののようですが角のある狛犬になっています
でも犬っぽくはありません

 もともと、この狛犬と獅子がセットになって、神社の鳥居の脇などにいました。
 なぜかペアで「狛犬」と呼ばれるようになり、いつしか狛犬の代わりに獅子のペアが使われるようになっても、呼び名はそのまま。

 狛犬と獅子のペアになったのは平安時代頃と言われますが、どうしてペアになったのかわかりません。
 そもそも狛犬自体どこからやってきたのかもわかりません。
 中国発祥の朝鮮経由とか、日本発祥とか諸説あります。

 古代の中国では墓を守り悪霊を払うために鎮墓獣と呼ばれる像が置かれていました。
 なかでも唐代の陶器で作られた鎮墓獣は、上体を起こして座る獣の姿で、頭には角が生えています。
 見た目は狛犬とはちょっとちがうようですが、いくつかの特徴はそっくり。
 ただ、狛犬が鎮墓獣由来かどうかはわかりません。

*北京大学賽克勒考古与芸術博物館に提示されていた鎮墓獣

左が吽形で右が阿形 右の角は1本で左は2本 右は人面で左は獣面

*「北京大学サックラー考古・芸術博物館」(意訳)
アメリカの医療研究者アーサー・M・サックラー博士の協力によって
北京大学に作られた古代中国王朝関連遺物の博物館

 最近の「狛犬」は左右の獅子がそれぞれ子供と玉を持った中国式も時折見かけ、バリエーションが豊富。
 ですが、江戸時代の定番とされるのは、向かって右側が獅子で口を開けた「阿形(あぎょう)」。

和歌山護国神社の阿形の獅子

 そして左側が角のある狛犬で口を閉じた「吽形(うんぎょう)」。

同じく吽形の獅子

作られた時期は堀越神社のものとそれほど変わらないと思いますが
こちらは獅子のペア

 それだけでなく、オスとメスのペアになっています。
 古い「狛犬」には男女それぞれの性器を模した彫刻されていることがよくあります。
 中国式の場合、子供を抱えている獅子と玉を押さえている獅子なっていることがあり、子供の方をメス、玉の方をオスを表すと言われることがあります。

北京の紫禁城の獅子

どちらも阿形の獅子
手前(向かって右)が玉に手を置き
奥(向かって左)は子供に手を置いています

 現在の価値観からすると下品に思えるかもしれませんが、平均寿命が短かった時代には、性と生殖に関することは下品どころが大切なことでした。
 今では想像つかないかもしれませんが、ほんの数十年前までは、子供の死亡率はとても高く、兄弟姉妹を病気で失うことはめずらしいことではありませんでした。
 「狛犬」は寺社や参拝者を守るだけでなく、子孫繁栄の意味も持っていたのかもしれません。

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タグ: 狛犬獅子堀越神社和歌山護国神社紫禁城北京大学賽克勒考古与芸術博物館

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古い写真の中からみつけたいきもの こいつはでっかいハネカクシ

 昔の写真を見ていて見つけた虫。

この記事にはの画像があります。


 ちょっと大きめのハネカクシ。
 多分、コガタアリガタハネカクシ。

 今回、出会った場所は覚えています。
 高野山の大門のトイレ。
 実は、山や公園のトイレは虫との出会いポイント。
 トイレの壁はだいたい白っぽく、他は何もない。
 そこに虫がいるのですから、よく目立つのは道理。


 アリガタハネカクシはアリっぽく見えて、甲虫。
 カブトムシの仲間。
 甲虫の特徴は、固くなった翅でお腹を隠すこと。
 でもハネカクシは、お腹が出ています。


 翅がなくなっているように見えますが、小さくなった鞘羽の下に飛ぶための翅を隠しています。
 これが「ハネカクシ(羽隠)」の由来。
 こんな変わった甲虫ですが、種類が多いにも関わらず日本では研究する人が少なく、図鑑でも取り扱いが軽かったりします。
 このハネカクシは大きい方で見つけやすいので、図鑑で見つけることができたのでしょう。

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タグ: コガタアリガタハネカクシアリガタハネカクシハネカクシ甲虫高野山の虫高野山

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巨樹・古樹・老樹 その66 流谷八幡神社の勧進杉或は鳥居杉

 大阪府の天然記念物の大イチョウや幹からネズミモチが生えたクスノキがある八幡神社。
 河内長野市にあるおよそ千年の歴史がある古い神社です。

 集落からは対岸に位置し、橋を渡って参拝します。
 その橋のたもとにたっているのが勧進杉。
 別名鳥居杉。
 1月6日に対岸のカキノキまで注連縄(しめなわ)が張られる「勧請(かんじょう)縄かけ」は、河内長野市指定無形民俗文化財になっています。

流谷八幡神社の勧進杉或は鳥居杉(2017年11月)

 「勧進(かんじん)」はもともと仏道に入ることをすすめることを意味していましたが、次第に寺社の修理のために寄付を募ることの意味を持つようになりました。
 社寺への喜捨(進んで行う寄付)は、神仏の加護を受けることになると説かれました。
 このスギが勧進を記念して植えられたものか、スギ自体が勧進されたものかはわかりません。
 しかし、八幡神社に関係していることは間違いないでしょう。
 ちなみに、お祭りは「勧請(神様を分祀してお迎えすること)」で、スギは「勧進」なのでちょっとややこしい。

 ちょっと離れてみると、ほかのスギとちがって隙間が多く見えます。
 下から見上げると太い枝がいろいろな方向に向かって伸び、あきからに材木用のスギとは趣が違っています。


 この八幡神社は、社殿はあるものの境内は広くなく、神職の方が常駐しているとは思えないような小さな神社です。
 でも、狭いながらも大きな木がいくつもあるのも千年に近い歴史をもつ神社だからかもしれません。

左から勧進杉 大銀杏 鼠黐楠

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4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
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大きなブナとコケの秘密の関係?

 冬の金剛山。
 山の大部分が大阪と奈良にある山。
 標高が1000メートル余りの低山ですが、日本で3番目に最高峰が低い大阪では、低くても霧氷が見られる貴重な場所です。


 尾根道。
 山頂が近いのでブナの大木があちこちにあります。
 霧氷がついたブナの幹。


 でも、よく見ると霧氷がついているのは、コケ。
 名前はわかりませんが、蘚類のコケが幹をぐるりと覆っています。
 なんだかブナがコートを着ているようです。


 木の幹にコケや地衣類が張り付いていることは、よくあります。
 それは木から栄養を盗む寄生ではなく、足場として利用しているだけの着生。
 木にどういう影響を与えているのかわかりませんが、街路樹によく使われるケヤキやナンキンハゼは古い樹皮ごとコケや地衣類を落としてしまいます。
 それを見ると、木にとっては邪魔なんだろうな、と思います。
 しかし、ブナは樹皮をボロボロ落としません。
 幹のコケや地衣類はひっついたまま成長していきます。
 ですからブナの太い幹には大きな地衣類がよくついています。


 地衣類は1年で数ミリしか成長しないとてものんびりした生きもの。
 それが10センチも20センチも育つのにはそれだけの時間が必要。
 それを許しているブナの大木は、なんておおらかなんだろう。
 そう思っていました。


 しかし、幹についたコケが霧氷で覆われているところを見ると、そうか、これが真の目的だったんだな。
 そう思ってしまいます。

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フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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