危機一髪? 危ないマダニにかまれた?
金剛山から帰って登山パンツを見ると、なんか丸いゴミが付いています。
直径は1センチ近く。
足が生えています。
ダニ?!
にしては大きいですが、膨らんでいないので吸血して大きくなったのじゃなくて、元から大きい種類のようです。
なんか、生地に食らいついたまま逃げようとしません。
ピンセットで引き抜こうとすると、ちょっと引っかかります。
ダニは病気を媒介することがあるので、すぐ殺して紙とテープでぐるぐる巻きにして捨てました。
すぐに足のパンツの生地が当たるところとその周辺をチェック。
虫に刺された形跡はありません。
その他全身をチェック。
刺された形跡はありません。
ダニはまだ吸血していないようなので、大丈夫でしょう。

このダニはおそらく「タカサゴキララマダニ(高砂綺羅々真蜱)」。
名前はきれいですが、様々な病気を媒介する恐れのあるマダニの仲間。
刺されていなくて安心です。
この日は、登山と下山の途中で、日当たりのいい草や低木の茂る場所を通ったので、その時についたのでしょう。
しかしその時から短くても4時間くらい。
少なくてもそれ以上時間登山パンツに食らいついたまま。
血が吸えないので失敗したことはわかると思いますが、それでも離れようとしていません。
ダニの顎は抜けにくいように返しがついているのですが、それが生地とからんだのでしょうか。
ともあれ、運が良かったようです。
タグ: タカサゴキララマダニ マダニ ダニ 金剛山の虫 金剛山の動物

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