【 2017年05月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

2017年の春の大型連休後の金剛山のヤマブキソウの花

 春の大型連休から続く花の締めくくりはヤマブキソウ。
 ケシ科の多年草。


 同じ頃クリンソウも咲きますが、ミカエリソウらしき植物に圧倒され、数が減ってしまいました。
 ここのクリンソウは植栽されたもので管理されていると聞いていました。
 何かの事情で管理ができなくなったのかもしれません。
 金剛山では自生していると思しきクリンソウを見たことがないので、山の環境に合わなかったのでしょう。


 ヤマブキソウはニリンソウの谷からのぼったところ、山頂広場直下の林床に生えています。
 ここも種をまいたものと聞いたことがありますが、ほかの谷の人が近寄れないようなところにも生えているので金剛山には合っているのでしょう。


 ヤマブキソウの中には葉が深く切れ込んだものがあります。
 セリバヤマブキソウ。
 金剛山にもあるそうです。
 確かに切れ込みの深いものもありますが、はたしてセリバヤマブキソウでしょうか。

セリバヤマブキソウと言うには浅い切れ込み

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タグ: ヤマブキソウ初夏の花春植物スプリング・エフェメラル金剛山の花金剛山の植物金剛山黄色い花

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下赤阪の棚田の4月の液果

 食べられることが前提の液果は、まだまだ少ないようです。

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実4月の果実
 単果 たんか 一つの雌蕊を持つ花からできた果実
 〉液果 えきか 汁気の多い果実 タグ:下赤阪の棚田の液果
 〉〉漿果 しょうか 種のまわりが柔らかい液果 タグ:漿果

イヌホオズキ(犬酸漿)
Solanum nigrum

ナス目
ナス科
ナス属
一年草
タグ:イヌホオズキ


2015年下旬

一つの房に4~10個の実。
熟して黒い実はツヤ消し状。
どちらかの条件を満たさなければ、他のイヌホオズキ類の可能性があります。

 〉〉漿果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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タグ: 4月の果実/SA-tanada4月の液果/SA-tanada4月の漿果/SA-tanada果実/SA-tanada液果/SA-tanada漿果/SA-tanada春の果実/SA-tanada4月の下赤阪の棚田の植物

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アラカシ(粗樫)-コナラの座を狙っている木〈錦織公園の樹木〉

 コナラの次は、もしかしたらコナラ以上にあるかもしれないと言われる、アラカシです。

常緑樹 どんぐりの木

アラカシ(粗樫)Quercus glauca

被子植物門 双子葉類
ブナ目 ブナ科 コナラ亜科 コナラ属 アカガシ亜属
タグ:アラカシ

常緑高木 半陰樹 どんぐりの木
花期:4~5月 雌雄同株異花 ♂尾状花序 風媒花
果熟期:11~12月 堅果 1年成
葉:単葉 互生 長楕円形(尾状・楔) 単鋸歯
樹皮:平滑(皮目)
自生地域:宮城・石川~沖縄
成長適地:丘陵~低山
レッドリスト:大阪府2014-記載なし/環境省2015-記載なし
錦織公園内分布:園内林各所(一部を除きほぼ全域)

錦織公園の樹木の話をすると何かと出てくるのがアラカシ。
コナラ同様公園を代表する樹木の一つ。

コナラとちがって日陰でも芽生えが育つことができる半陰樹。
一度森になってしまったらなかなか新しい木が育つことができないコナラとちがい、森のなかでも若木が育つことができます。
そのため、園内には様々な大きさのアラカシを見ることができます。

上の画像の左は葉の表、右は裏。

名前のように葉の形もシラカシに似ます。
アラカシのほうが表面の色が濃く、幅があり、縁のギザギザ(鋸歯)は半分から先にしかありません。
葉の裏は白っぽい緑色。

ただ、葉の細いアラカシもあるので、似ているだけにシラカシかなと思ったら、複数の特徴を調べるほうがいいでしょう。

果実は種が殻で覆われる堅果。

春に花が咲いて、その冬には実が熟す1年成。

どんぐり(堅果)はコナラより短く、丸いラグビーボール型。
ただし、真ん中より先(花柱側)のほうが太くなります。

どんぐりの帽子(殻斗)はコナラとちがって横の縞模様なのは、シラカシと同じ。

樹皮は「平滑」とされますが、実際は小さな皮目(幹が呼吸するための粒状に見える部分)がたくさんあり、「ざらざら」という感じになります。

樹皮でシラカシと見分けるのは難しいですが、アラカシのほうが表面のつぶつぶが多いような気がします。

大きくなったアラカシは、上の右の画像のように樹皮に縦の筋や溝が入ることがありますが、必ずしもすべての樹皮がこうなるわけではありません。

右はアラカシの冬芽。

常緑樹と言っても、冬はじっとしているように見えて、春に芽吹くための用意をしています。

新芽はウロコのようなもの(芽鱗)で多い、寒さなどから芽を守っています。
芽鱗は、葉の根元にある小さな葉のような托葉が変化したものとされます。

伐採された若いアラカシの年輪。

乾燥しているので、樹皮・コルク層と材(木を支える部分)の間に隙間があります。

中心から外側に向かって筋が入ってわかりにくいですが、これは年輪の間がわりと広いように見えます。
日当たりのいいところで育ったのでしょう。

アラカシは伐採に強く、幹を切り倒してもすぐたくさんの芽を出し、あっという間にたくさんのアラカシの幹になります。
その性格を活かし、垣根に使われることもあります。
錦織公園では、河内の里の表門の左右の垣根などに使われています。

荒地のようなところに生える植物は、時間とともに入れ替わっていきます。これを「遷移」といいます。
遷移をしていき、最後に植物の変化がなくなることがあります。その状態を「極相」といいます。
大阪平野部では、極相はカシ類。

内陸では、アラカシとシラカシ。現在、低山のカシ類はアラカシのほうが多いようですが、シラカシも少なくはないようです。
ところが、錦織公園では圧倒的にアラカシのほうが多く、シラカシはごく限られた場所でしか見かけません。
どうやら、公園を作るときにアラカシが積極的に植えられたようです。

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タグ: アラカシ錦織公園の樹木錦織公園樹木/Nishikoori-park陰樹/Nishikoori-park常緑樹/Nishikoori-park高木/Nishikoori-parkブナ科/Nishikoori-park

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2017年の春の大型連休後の金剛山のヤマシャクヤクの花

 春の大型連休のころの金剛山はいろいろな花が咲きます。
 もちろん、すべてが10日ほどの間に咲くわけではありません。
 大型連休後半から咲きはじめるものや、終わってから咲きはじめるものもあります。
 後半から咲きはじめるものの一つがヤマシャクヤク。
 ボタン科ボタン属の多年草。
 名前のようにシャクヤクとボタンの仲間です。

金剛山のヤマシャクヤク

 ところが。
 派手さはありません。
 色も白で、花びらも一重。
 美しい女性の例えに使われるシャクヤクやボタンの仲間とは思えません。


 もちろん、好みは人それぞれ。
 ヤマシャクヤクのように丸まって広がらない白い花も、美しいと思います。
 そして1株に1輪だけ。
 膝くらいの高さに大きな小葉の羽状複葉の葉をまわりに広げ、その中央に白い鞠のような花。
 明るい林床ではよく目立ちます。


 色鮮やかな、人間が作り出した花が無数に並ぶ街の花壇ではまったく目立たないかもしれませんが、木々が芽吹きはじめた金剛山には、ヤマシャクヤクの清々しさがよく似合います。

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タグ: ヤマシャクヤク初夏の花春植物スプリング・エフェメラル金剛山の花金剛山の植物金剛山白い花

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特別展「石は地球のワンダー」アンモナイトの異常巻きは実は異常でなかった!?〈大阪市立自然史博物館〉

 「石は地球のワンダー」展
 サブタイトルは「鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション」。
 その一人は鉱物学を研究した広島大学の故北川隆司教授の好物コレクション。
 そしてもう一つが、香川県在住の金澤芳廣氏から自然史博物館に寄贈された化石コレクション。


 金澤芳廣化石コレクションは、主に四国から見つけられた化石です。
 恐竜がいた中生代白亜紀後期の動物から植物までいろいろな生き物の化石が展示されています。
 そのなかでも興味深いのがアンモナイト、その「異常巻き」と言われるもの。

異常巻きアンモナイトのディディモセラス

 なぜ「異常巻き」と言われるかは、見ればわかります。
 アンモナイトは、巻き貝のように渦巻きの殻を持つ生き物で、体は貝ではなく、イカやタコのような形をしていたと考えられています。
 また殻も貝とはちょっとちがいます。
 巻き貝は横から見ると山のように三角形をしていますが、アンモナイトは膨らまずに平らに巻いていきます。
 全体の雰囲気は、水族館でよく展示されているオウムガイに似ています。
 ところが、それが想像もできないようなグニャグニャな形の殻になっているのです。

 アンモナイトもオウムガイも巻き貝も、みんな同じようにい「等角螺旋(対数螺旋,ベルヌーイ螺旋)」と呼ばれる規則でつくられています。
 それが「異常巻き」は、どう考えてもそんな規則があるようには見えません。

異常巻きアンモナイトのポストリコセラス

 アンモナイトが絶滅したのは、ちょうど白亜紀後期。
 古生代に誕生して、繁栄したアンモナイトが進化の袋小路に入って異常な巻き方になり、それが原因で絶滅してしまった、ともいわれていました。
 しかし、ちょっと待って下さい。
 異常巻きのアンモナイトの化石はたくさん見つかっています。
 会場でも「これでもかっ!」ってほど展示されています。

 生き物が化石になって見つかるということは、実はとんでもない数のハードルがあるのです。
 まず、化石に残るような部分があること。
 形が崩れる前に埋もれること。
 熱や圧力で壊れないこと。
 そして地面の表面までやってくること。
 そのあと風化しないこと。
 最後に人間に見つかること。
 さらに、これだけのハードルを超えるためには、その生き物がたくさんいること、つまり繁栄してることが必要です。
 ということは、異常巻きがたくさん見つかるというのは、絶滅の道を歩んでいたのではなく、繁栄していたのです。

異常巻きというか巻いてないアンモナイトのバクリテスほか

 それだけでなく、「異常巻き」は同じ巻き方の化石がたくさんあるのです。
 つまり「異常」ではなく、進化の一つの方向として決まった巻き方だったのです。
 会場でも同じ属ごとに並べられています。
 見ると同じ巻き方のものがたくさんあります。

 たとえばディディモセラスは、先のほうが巻き貝のように三角形になって、その後ぐるりと向きを変えるものがあります。
 当然のことですが、アンモナイトの形はアンモナイトの生活の仕方に関係しています。
 オウムガイのような普通の形のアンモナイトは、オウムガイと同じように水中に浮かんで生活していたと考えられます。
 ということはディディモセラスは、巻き貝の殻のようなときは海底や岩などの上で巻き貝のように生活して、ある程度大きくなったらアンモナイトらしく水中に浮かんで生活したのかもしれません。

巻き貝+チューブワームのディディモセラス

 成長によって生活の場所を変えるのは、同じ種類の大人と食べ物の取り合いをしなくてすみます。
 体の大きさに応じた天敵から逃れるのにも役立つかもしれません。
 アンモナイトと同じ地層(和泉層群)からは、白亜紀末期の海の肉食動物最強とも言われるモササウルスの化石も見つかっています。
 アンモナイトを食べたと言われるモササウルスと同じ海で繁栄したのですから、モササウルス対策かも?

アンモナイトと同じ地層から見つかったモササウルスのアゴの化石

 と考えると、異常巻きのアンモナイトは絶滅寸前の進化の袋小路ではなく、1億年かけてもどのアンモナイトが達成できなかった新しい方向性を見つけ出した進化の成功者だったのかもしれません。
 たしかにそうすれば化石がたくさん見つかることも納得できます。

ディディモセラスいろいろ

 それなら、なぜそんな大繁栄したアンモナイトが絶滅したのでしょうか。
 それは謎でもなんでもありません。
 恐竜が絶滅するきっかけとなった大隕石の落下の影響で、海の生き物も多くが絶滅しました。
 アンモナイトはその中のひとつ。
 大繁栄した異常巻きアンモナイトも、隕石落下を生き残れるようには進化していなかったようです。

ディディモセラスいろいろ

 「異常巻き」のアンモナイトを一度にこれだけ見られる機会はそれほどないでしょう。
 いい加減のように見えて、実はちゃんと決まりがある「異常巻き」。
 じっくり観察すると何か発見があるかもしれません。

■参考外部リンク■
特別展 石は地球のワンダー|大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館
大阪市立科学館 公式ホームページ | 大阪市立科学館 公式ホームページ

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タグ: 石は地球のワンダーIsi-Wonder大阪市立自然史博物館異常巻きアンモナイトディディモセラスポストリコセラスバクリテスアンモナイトモササウルス

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下赤阪の棚田の4月の閉果

 まだ閉果は痩果だけ。
 それもキク科の外来種が目立ちます。
 さすが雑草キング。

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実4月の果実
 単果 たんか 一つの雌蕊を持つ花からできた果実
 〉乾果 かんか 汁気の少ない果実 タグ:乾果
 〉〉閉果 へいか 熟しても割れない乾果 タグ:閉果
 〉〉〉痩果 そうか 皮と種が分かれない閉果 タグ:痩果

ノゲシ(野芥子)
Sonchus oleraceus

被子植物 双子葉類
キク目
キク科
ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産?
別名:ハルノノゲシ
タグ:ノゲシ


2016年中旬

オニノゲシ(鬼野芥子)

Sonchus asper

被子植物 双子葉類
キク目
キク科
ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産
タグ:オニノゲシ


2016年中旬

セイヨウタンポポ
(西洋蒲公英)
Taraxacum officinale

被子植物 双子葉類
キク目 キク科 タンポポ属
多年草
ヨーロッパ原産
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:セイヨウタンポポ


2016年中旬

スイバ(蓚,酸い葉)
Rumex acetosa

ナデシコ目
タデ科
スイバ属
多年草
別名:スカンポ
タグ:スイバ


2015年下旬
 〉〉〉痩果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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タグ: 4月の果実/SA-tanada4月の乾果/SA-tanada4月の閉果/SA-tanada果実/SA-tanada乾果/SA-tanada閉果/SA-tanada痩果/SA-tanada春の果実/SA-tanada4月の下赤阪の棚田の植物

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2017年の春の大型連休とその後の金剛山のニリンソウの花

 春の大型連休の金剛山で「花」といえば、やっぱりニリンソウ。
 もちろん他にもいろいろな花が咲きますが、ニリンソウほど一面を埋め尽くして咲く花はないでしょう。

名前のように2輪咲いているニリンソウ
ニリンソウ

 ニリンソウ(二輪草)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
 茎の先に花を二輪咲かせることが名前の由来。


 まだまだ寒いうちから葉を広げ、落葉樹が葉を広げる前に花を咲かせて、種を作って、夏には枯れ、何もなかったように落ち葉に埋もれていきます。
 春の一種だけ現れる植物なので、春植物(スプリング・エフェメラル)とよばれます。


 ニリンソウですが、同時に咲きません。
 最初に1輪だけ咲き、その後追いかけるように2輪目が咲きます。
 ですから、見頃は2輪そろって咲いたとき。


 今年は3月末の大雪のため咲くのが少し遅れてしまいました。
 大型連休を過ぎてもまだニリンソウは咲いていましたが、ここもあと1ヶ月もすればニリンソウが咲いていたとは思えないほど落葉が一面を覆う薄暗い林床になってしまいます。


 ニリンソウで有名なのはカトラ谷ですが、他でもニリンソウは見ることができます。
 同じ金剛山でも環境によって咲く時期は変わってきます。
 5月中旬。
 カトラ谷はもう終わりかけですが、まだなんとか見頃のところも。
 開花が遅かった今年ならでは。


 いつもとちょっとちがう花の時期。
 新しい発見もありました。

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タグ: ニリンソウ春の花春植物スプリング・エフェメラル金剛山の花金剛山の植物金剛山白い花

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下赤阪の棚田の4月の裂開果

 花に対して果実が少ないのは、まだやっと咲き始めたところ。
 果実がたくさんできるのは、翌月から。
 ということでしょう。

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実4月の果実
 単果 たんか 一つの雌蕊を持つ花からできた果実
 〉乾果 かんか 汁気の少ない果実 タグ:乾果
 〉〉裂開果 れっかいか 熟すと割れる乾果 タグ:裂開果
 〉〉〉蒴果 さくか 基部から先に向かって裂ける裂開果 タグ:蒴果

オオイヌノフグリ
(大犬の陰嚢)
Veronica persica

被子植物 双子葉類
シソ目
オオバコ科
クワガタソウ属
越年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
別名:瑠璃唐草
タグ:オオイヌノフグリ


2016年中旬

果実の見た目が犬の陰嚢ににていることが名前の由来です。
ただし、在来種のイヌノフグリに対してですが。

 〉〉〉蒴果
 〉〉〉角果 かくか 2部屋の裂開果 タグ:角果
 〉〉〉〉長角果 ちょうかくか 長い角果

タネツケバナ(種漬花)
Cardamine scutata

被子植物 双子葉類
アブラナ目
アブラナ科
タネツケバナ属
越年草
タグ:タネツケバナ


2016年中旬
細長い果実がふわっと広がるのがタネツケバナ。 ギュウギュウに花軸に集まっているのがミチタネツケバナ
 〉〉〉〉長角果
 〉〉〉角果
 〉〉〉〉短角果 たんかくか 短い角果

ナズナ(薺)
Capsella bursa-pastoris

被子植物 双子葉類
アブラナ目
アブラナ科
ナズナ属
越年草
別名:ペンペングサ
タグ:ナズナ


2016年中旬
 〉〉〉〉短角果
 〉〉〉角果
 〉〉〉袋果 たいか 1箇所だけ割れる裂開果 タグ:袋果

ユキヤナギ(雪柳)
Spiraea thunbergii

被子植物 双子葉類
バラ目
バラ科
シモツケ属
落葉低木
別名:コゴメヤナギ
タグ:ユキヤナギ


2015年下旬
 〉〉〉袋果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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タグ: 4月の果実/SA-tanada4月の乾果/SA-tanada4月の裂開果/SA-tanada果実/SA-tanada乾果/SA-tanada裂開果/SA-tanadaさく果/SA-tanada角果/SA-tanada袋果/SA-tanada4月の下赤阪の棚田の植物

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2017年の春の大型連休の金剛山のイチリンソウの花

 春の大型連休の頃の金剛山は、ニリンソウの花を目当てにたくさんの人が集まります。
 ニリンソウ。
 漢字では「二輪草」。
 思わず「一輪草」や「三輪草」もあるんかい!
 と突っ込んでしまいそうですが、実はあります。どちらも。

 金剛山にはイチリンソウがあります。
 それもニリンソウの場所へ行く途中に。



 イチリンソウはニリンソウとよく似ていますが、同じキンポウゲ科イチリンソウ属(Amemone)の多年草。
 ニリンソウの名前の由来は、文字の通り茎の先端から2輪の花を咲かせること。
 ということで、イチリンソウの特徴は、花を1輪咲かせること。

イチリンソウ

 金剛山ではニリンソウが満開を迎えるころにそろそろと咲き始めます。
 今頃はもう終わっているでしょうが。

八重咲き一輪草

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タグ: イチリンソウ春の花春植物スプリング・エフェメラル金剛山の花金剛山の植物金剛山白い花

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下赤阪の棚田の4月の紫~青紫~青い花

 紫色はやっぱりシソ目が多いですが、青い花はいつもの常連さんでした。

紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の紫色の花4月の花

タツナミソウ(立浪草)
Scutellaria indica

被子植物 双子葉類
シソ目
シソ科
タツナミソウ属
多年草
タグ:タツナミソウ


2016年中旬

カキドオシ(垣通し)
Glechoma hederacea
ssp. grandis

被子植物 双子葉類
シソ目
シソ科
カキドオシ属
多年草
タグ:カキドオシ


2016年中旬

キランソウ(金瘡小草)
Ajuga decumbens

被子植物 双子葉類
シソ目
シソ科
キランソウ属
多年草
別名:ジゴクノカマノフタ,コウボウソウ,
タグ:キランソウ


2015年下旬

トキワハゼ(常磐爆)
Mazus pumilus

被子植物 双子葉類
シソ目
ハエドクソウ科
サギゴケ属
一年草
タグ:トキワハゼ


2016年中旬

ムラサキサギゴケに似ていますが小さく、花の長さが1センチほど。

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
Mazus miquelii

被子植物 双子葉類
シソ目
ハエドクソウ科
サギゴケ属
多年草
タグ:ムラサキサギゴケ


2015年下旬

トキワハゼに似ていますが大きく、花の長さは2センチほど。

スミレ(菫)Viola mandshurica

被子植物 双子葉類 キントラノオ目 スミレ科 スミレ属
多年草
別名:マンジュリカ
タグ:スミレ


2016年中旬

和名は「スミレ」ですが、スミレ属の通称と同じなので「マンジュリカ」と学名で呼ばれることもあります。


2016年中旬

タチツボスミレ(立坪菫)Viola grypoceras

被子植物 双子葉類 キントラノオ目 スミレ科 スミレ属
多年草
タグ:タチツボスミレ


2016年中旬

カスマグサ(かす間草)
Vicia tetrasperma

被子植物 双子葉類
マメ目
マメ科
ソラマメ属
蔓性越年草
タグ:カスマグサ


2016年中旬
紫色の花
青紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の青紫色の花4月の花

ヤグルマギク(矢車菊)
Centaurea cyanus

被子植物 双子葉類
キク目
キク科
ヤグルマギク属
ヨーロッパ原産
別名:矢車草(やぐるまそう)
一年・越年草
タグ:ヤグルマギク


2016年中旬

ムスカリ(Muscari(英))
Muscari neglectum

被子植物 単子葉類
キジカクシ目
キジカクシ科
ムスカリ属
多年草
園芸植物
別名:ブドウヒヤシンス
タグ:ムスカリ


2016年中旬
青紫色の花
青色の花 タグ:下赤阪の棚田の青色の花4月の花

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)Veronica persica

被子植物 双子葉類
シソ目
オオバコ科
クワガタソウ属
越年草
ヨーロッパ原産
別名:瑠璃唐草
タグ:オオイヌノフグリ


2016年中旬

キュウリグサ(胡瓜草)
Trigonotis peduncularis

被子植物 双子葉類
ムラサキ目
ムラサキ科
キュウリグサ属
二年草
タグ:キュウリグサ


2016年中旬
青い花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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タグ: 4月の花/SA-tanada4月の紫色の花/SA-tanada4月の青紫色の花/SA-tanada4月の青い花/SA-tanada紫色の花/SA-tanada青紫色の花/SA-tanada青い花/SA-tanada春の花/SA-tanada4月の下赤阪の棚田の植物

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