シロハラに値踏みされた?!
シロハラ。
漢字で書くと「白腹」。
といっても、お腹が真っ白なわけではなく、灰色がかった茶色の背中からすると相対的に白い、くらいの「白腹」。
スズメ目 ツグミ科 ツグミ属 ハトより小さいくらいの鳥。
冬になると北の国からやってくる冬鳥。
分類を見れはわかるように、模様こそちがいますがツグミの仲間。
人の気配を感じると鳴きながら飛んで行くところも同じ。
刈り込まれた草地を好むツグミに対して、林の中を好みます。

冬の公園の茶畑で出会いました。
ところがちょっとヘンです。
飛んで逃げません。
まるでめんどくさそうにお茶の木の中に入っていくだけ。
シロハラらしくありません。
一応、逃げる意思はあるようなので、こっそりお茶の陰をのぞいてみると。
目が合いました。
こんな近くで生きているシロハラを見たのははじめて。

ちょこっと顔を右へ傾け、左へ傾け、まるで値踏みされているよう。


危険度はあまりないと思われたのか、最後まで飛ばないで茶畑の中に入って行きました。


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