【 2017年01月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

下赤阪の棚田の1月の裂開果

 果実も花のように色分けすると見つけやすいかな、と思いましたが、特定の色に極端に集まりそうなので、従来通りにしました。
 この分け方も果実の特徴がつかめるようになると、けっしてややこしくはないと思います。

果実 タグ:下赤阪の棚田の果実1月の果実
 単果 たんか 一つの雌蕊を持つ花からできた果実
 〉乾果 かんか 汁気の少ない果実 タグ:乾果
 〉〉裂開果 れっかいか 熟すと割れる乾果 タグ:裂開果
 〉〉〉蒴果 さくか 基部から先に向かって裂ける裂開果 タグ:蒴果

オニドコロ(鬼野老)Dioscorea tokoro

被子植物門 単子葉類
ユリ目 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
蔓性多年草
タグ:オニドコロ


2017年中旬

矢の尾羽根のようなところに種子が入っていますが、色が薄いのでもう入っていないかもしれません。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)Chimonanthus praecox f. concolor

被子植物門 双子葉類
クスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属
落葉低木
タグ:ソシンロウバイ


2015年中旬

果実は花の時期になっても残っています。
きれいな花とのギャップがすごい。

ジャノヒゲ(蛇の髭)Ophiopogon japonicus

被子植物門 単子葉類
クサスギカズラ目 クサスギカズラ科 ジャノヒゲ属
多年草
別名:リュウノヒゲ(竜の髯)
タグ:ジャノヒゲ


2015年中旬

瑞々しい液果のように見えますが、これは種子。
果皮の部分は早々に取れて種だけが残ったものです。

 〉〉〉蒴果
 〉〉〉角果 かくか 2部屋の裂開果 タグ:角果
 〉〉〉〉短角果 たんかくか 短い角果

ナズナ(薺)Capsella bursa-pastoris

被子植物門 双子葉類
アブラナ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草
春の七種
タグ:ナズナ


2017年中旬
 〉〉〉〉短角果
 〉〉〉角果

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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『恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界』犬塚則久 著 講談社学術文庫 刊 この本を読めば恐竜展でつっこめるようになる、かもしれません

 タイトル通り骨(化石)から恐竜が生きていた姿を再現していく本。
 と言っても、特定の恐竜を復元するのではありません。
 復元していくための「骨のよみかた」を教えてくれます。
 まず最初に、博物館の復元骨格の見方が描かれていて、読めば恐竜展でツッコミができるようになるかもしれません。

恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界 (講談社学術文庫)

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 言うまでもなく、恐竜は今はいません。
 地面の下から掘り出される化石から、大昔に存在していたことがわかるだけ。
 警察関係のドラマなどで、被害者の骨から事件の様子などを解き明かし、そこから犯人逮捕につなげていくことがあります。
 それができるのは、本人を含めて多くの生きている人間のことがわかっているから。
 しかし生きている恐竜を見たことがある人は、一人もいません。
 ですからドラマのようにはいきません。

タルボサウルスとティラノサウルスの復元骨格〈福井県立恐竜博物館〉

 今はいない恐竜と言っても、近い仲間の爬虫類や鳥はいます。
 そして体のバランスや力の出し方、筋肉のつき方などは今の動物と共通するところも多いはず。
 ですから今いる動物からわかったことを元にして、恐竜を復活させます。
 そのための古脊椎動物学の教科書として書かれた本です。
 わかるようでちょっと想像しにくい「古脊椎動物学」については、まえがきにこのように書かれています。

古脊椎動物学の真髄は復元結果の見本市ではなくて、脊椎動物の骨学や筋学、歯学、それに比較解剖学、機能形態学、生体力学などを手がかりに恐竜など絶滅動物の真の姿を探る謎解き、推理の面白さにある。

 確かにこの本を読むと、骨だけからでも読み取れる情報が多いことがわかります。
 今まで幾つもの骨格標本を見てきました。
 中には二度と見ることができないものもあったかもしれません。
 もっと早くこの本と出会っていれば、見え方も変わったでしょう。

同じデスモスチルスでも復元でこんなにちがって見えます
〈大阪市立自然史博物館常設展示〉

四肢を広げて泳ぐのが得意そう
指も大型動物らしく立て気味の新しい復元


四肢を真下に伸ばした牛のような格好ですが
指を開いてぺたりとつけるのが違和感を感じる古い復元


著者が絶滅動物の科学的復元をはじめるようになったきっかけが
デスモスチルスなどの束柱類だそうです

 ただ、ちょっと、いやかなり残念なことは、骨の図説が少ないこと。
 巻頭に恐竜の骨の説明がありますが、ほとんどそれだけ。
 ところが、そこに名前が示されていない骨や、哺乳類などの骨の名前ががどんどん出てきます。
 研究者を目指すのなら基礎的な知識は持っているものというのはわかります。
 しかし、講談社学術文庫というシリーズの性質からすると、知識を深めたいけど専門家でない読者も少なくないと思います。
 やはり、もう少し本文に出てくる骨の説明をする図版がある方がいいと思います。
 いや、必要だと思います。

 もちろん、図版が少なくても、恐竜の生きていた姿に興味がある人は、読むべき本の一つなのはまちがいないと思います。

■参考外部リンク■
『恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界』(犬塚則久):講談社学術文庫|講談社BOOK倶楽部

恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界 (講談社学術文庫)

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タグ: 恐竜の骨をよむ  古脊椎動物学  デスモスチルス  タルボサウルス  ティラノサウルス  骨格復元 

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下赤阪の棚田の1月の棚田の赤い花~赤紫色の花~紫色の花~青紫色の花

 冬の花も白や黄色でなければキク科は減ってしまいます。

赤い花 下赤阪の棚田のタグ:赤い花1月の花

オオハルシャギク(大春車菊)Cosmos bipinnatus

被子植物門 双子葉類
キク目 キク科 コスモス属
一年草
別名:コスモス
タグ:オオハルシャギク


2017年中旬

11月のライトアップに合わせて育てられますが、時期を過ぎても咲いているのもあります。
ただ、葉も枯れ、見ていて痛々しい感じがします。

カンツバキ(寒椿)Camellia sasanqua var. fujikoana

被子植物門 双子葉類
ツツジ目 ツバキ科 ツバキ属
常緑広葉樹
園芸種
タグ:カンツバキ


2017年中旬

名前は「ツバキ」ですが、サザンカの変種です。

花弁が1枚1枚散っているのがサザンカの特徴。
ツバキは花弁がつながった状態で落ちます。

赤い花
赤紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の赤紫色の花1月の花

ゲンゲ(紫雲英,翹揺)Astragalus sinicus

被子植物門 双子葉類
マメ目 マメ科 ゲンゲ属
越年草
中国原産
別名:レンゲソウ(蓮華草),レンゲ
タグ:ゲンゲ


2015年中旬

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)Lamium purpureum

被子植物門 双子葉類
シソ目 シソ科 オドリコソウ属
越年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
タグ:ヒメオドリコソウ


2015年中旬

本来は春の花なので、縮かんでいるようです。

赤紫色の花
紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の紫色の花1月の花

アメリカイヌホオズキ(あめりか犬酸漿)Solanum ptychanthum

被子植物門 双子葉類
ナス目 ナス科 ナス属
一年草
北アメリカ原産
タグ:アメリカイヌホオズキ


2017年中旬

イヌホオズキの仲間は多いのですが、花が紫がかっているのがアメリカイヌホオズキ。
季節外れなので枯れかけのように見えます。

紫色の花
青紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の青紫色の花1月の花

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)Veronica persica

被子植物門 双子葉類
シソ目 オオバコ科 クワガタソウ属
越年草
ヨーロッパ原産
タグ:オオイヌノフグリ


2015年中旬
外来種のオオイヌノフグリやタチイヌノフグリは下の花弁だけ小さくなっていますが、これはあまり変わりません。
ちょっと不思議です。
青紫色の花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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恐怖、多頭飼育崩壊! ツマグロヒョウモン

 10月に鉢植えのスミレに産み付けられたツマグロヒョウモンの卵のその後。
 10日ほどで孵化しましたが、もうすぐ11月。
 夏でも蛹までは1ヶ月は必要です。
 幼虫のまま冬を越すようです。

この記事にはイモムシの画像があります。


 幼虫はみるみる育っていきます。
 そして、次々と生まれてきます。
 大きいのから小さいのまで、冬を迎えます。

黒くなっているので孵化直前の卵?

 もちろん、冬になると虫たちは活発に動くことはできません。
 命を終える種類も少なくありません。
 大阪なら真冬でも活動する虫もいますが、大抵は命を終えるか、じっとして冬の寒さを耐えるかのどちらか。
 ツマグロヒョウモンの幼虫は、冬でも動く派でした。
 気温が10℃を下回っても、お日様があたり暖かかったら、もそもそ動いて、スミレの葉を食べます。

黒くないので一齢幼虫?

 もちろん、暖かい時に比べてかなりのんびりですが、確実に食べています。
 そして、脱皮もして、大きくなります。
 冬の間にスミレを養生しようと思っていたのですが、それどころではありません。

樹脂製植木鉢の縁の裏で寒さをしのいでいます

 しかし、冬には強い味方があります。
 ビオラとパンジー。
 どちらもスミレの仲間ですので、大丈夫。
 ホームセンター行けば買えます。
 しかし、幼虫の数は結構多そう。
 一体いくつビオラを買えばいいのか。
 このままでは、多頭飼育崩壊していまします。

冬の間でも成長します

 「多頭飼育崩壊」は、複数のペットを無計画に飼い、繁殖を繰り返した結果、異様な数にふくれあがり、飼育環境が悪化する状況です。
 飼い主の生活空間を圧迫することも少なくありません。
 時折ニュースなどで報道される、ネコに占領された家や、無数のイヌが劣悪な環境に押し込められたブリーダーなどのこと。
 同じようにイモムシの多頭飼育崩壊しつつあります?

クスノキの落葉を置いたら裏にびっしり

 といっても、“駆除”もしたくありません。
 とりあえず、食べ物だけは用意しますが、特に寒さ対策やスズメ対策もせず、自然の流れに任せることにしました。
 あとは、多頭飼育崩壊に怯えながら? 春を待ちます。

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タグ: ツマグロヒョウモン  幼虫  イモムシ  冬越  多頭飼育崩壊 

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theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

下赤阪の棚田の1月の黄色い花

 冬の黄色い花は圧倒的にキク科の花が目立ちます。

黄色い花 タグ:下赤阪の棚田の黄色い花1月の花

ハハコグサ(母子草)Gnaphalium affine

被子植物門 双子葉植物綱
キク目 キク科 ハハコグサ属
越年草
春の七種
別名:ごぎょう
タグ:ハハコグサ


2017年中旬

葉が粉を吹いているように白っぽく見えるのが特徴。
花弁がないので咲いてるようには見えません。

コウゾリナ(剃刀菜)Picris hieracioides ssp. japonica

被子植物門 双子葉植物綱
キク目 キク科 コウゾリナ属
越年草
タグ:コウゾリナ


2017年中旬

全体に小さなトゲが生えています。
特に花を包む総苞片はトゲだらけです。

ヤクシソウ(薬師草)Youngia denticulata

被子植物門 双子葉植物綱
キク目 キク科 オニタビラコ属
越年草
別名:ニガミグサ
タグ:ヤクシソウ


2017年中旬

ヘラのような面白い形をした葉は、茎を抱くようにつきます。

カンサイタンポポ(関西蒲公英)Taraxacum japonicum

被子植物門 双子葉植物綱
キク目 キク科 タンポポ属
多年草
タグ:カンサイタンポポ


2015年中旬

総苞片が反り返っていないので、とりあえず在来種。
実際は、遺伝子を調べてみないとわかりません。

コセンダングサ(小栴檀草)Bidens pilosa var. pilosa

キク目 キク科 センダングサ属
一年草
北アメリカ原産の帰化植物
タグ:コセンダングサ


2017年中旬

種はひっつき虫。

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
Solidago canadensis var. scabra

被子植物門 双子葉植物綱
キク目 キク科 アキノキリンソウ属
多年草
北アメリカ原産の帰化植物
タグ:セイタカアワダチソウ


2015年中旬

オニノゲシ(鬼野芥子)Sonchus asper

キク目 キク科 ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産
タグ:オニノゲシ


2015年中旬

名前のようにトゲだらけです。

セイヨウアブラナ(西洋油菜)Brassica napus

被子植物門 双子葉植物綱
フウチョウソウ目 アブラナ科 アブラナ属
二年草
食用作物
別名:ナノハナ(菜の花),ナタネ(菜種)
タグ:セイヨウアブラナ


2015年中旬

一般に「アブラナ」と言われる。

カンザキハナナ(寒咲花菜)Brassica rapa var. amplexicaulis

被子植物門 双子葉植物綱
アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属
園芸種
別名:ナノハナ
タグ:カンザキハナナ


2014年中旬

一般に「ナノハナ」として栽培されるが、葉が縮れているのがアブラナとのちがい。
チリメンハクサイを品種改良したもの。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)Chimonanthus praecox f. concolor

クスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属
落葉低木
中国原産ロウバイの園芸品種
タグ:ソシンロウバイ


2017年中旬
黄色い花

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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アトリと迷子のカワラヒワ?

 数日前。
 草が刈られた地面の上でカワラヒワがなにかついばんでいました。
 こちらに気づいてみんな近くの木へ飛び移っていきます。
 その鳥たちをよく見たら、明らかにカワラヒワでない鳥が。

左がカワラヒワで右の2羽がカワラヒワでない鳥

 カワラヒワは暗い緑色で「きれい」とは言いがたい色をしていますが、羽を広げると鮮やかな黄色が見えます。
 たしかにカワラヒワはいます。
 ところが白いお腹、黒い羽には赤い線、肩は赤く頭が黒い鳥がいます。
 アトリのようです。

冬鳥のアトリ

 アトリ(獦子鳥,花鶏)はスズメ目 アトリ科 アトリ属のスズメくらいの大きさの鳥。
 カワラヒワ(河原鶸)はスズメ目 アトリ科 ヒワ属。
 ちょっと遠い親戚くらいの関係。
 ちがう種類の鳥たちが一緒に群れをつくることを混群といいますが、アトリとカワラヒワも混群になっているようです。

しばらくするとまた降りてきてついばみはじめました

 カワラヒワはいつも大勢で群れていますので、この混群はそこにアトリが混ざったもの。
 と思ったのですが、よく見るとアトリばかり。
 アトリの中にちょっとだけカワラヒワが混ざったようです。
 迷子のカワラヒワ?

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錦織公園のいきものたち 錦織公園について

 今まで、身近な動植物について金剛山の麓の千早赤阪村の下赤阪の棚田で出会った動植物を紹介してきました。
 棚田は山の斜面を使って段々になった田んぼです。
 平地の田んぼとちがい様々な環境があり、多種多様な生き物が住みます。
 ところが、人がひらいた田んぼですので、樹木についてはどうしても種類が限られていまします。
 そこで、樹木の種類が豊富な大阪府富田林市の錦織公園の樹木を紹介することにしました。


岩湧山山頂から見た冬の錦織公園(中央)

「錦織」

 まずは大阪府営錦織公園について。
 「錦織」のよみかたは「にしおり」。
 「にしこり」でも「にしおり」でもありません。
 ただ、「にしこおり」が公園の公式ですが、「錦織」は由緒のある地名で、 地元では「にしおり」「にしごり」ともよばれています。

場所

 大阪の南東部にある羽曳野丘陵の南端に位置し、住宅地や田んぼに囲まれた中に残された「自然」豊かな公園です。
 面積は65.7ヘクタール(657,000平方メートル)で甲子園球場の約16倍。
 生き物が豊富と言われる明治神宮より少しだけ小さい公園です。


役割

 大阪府は、南河内の植物や生き物等の自然に親しむことができる公園と位置づけ、河内地域の植生をイメージして様々な木々が植樹されています。
 いくつもある丘は樹木に覆われ、桜園や梅園などがあるだけでなく数カ所の芝生広場、2カ所の遊具施設などがあります。
 農業用の溜池には冬になると何種類もの水鳥がやってきます。
 このように四季折々の自然を楽しめるだけでなく、子どもたちが元気に遊ぶこともできる場所になっています。


国道170号線から見えるロードサイン

現在の「自然」

 開園しておよそ30年。
 大きな樹木が林冠をつくり、コナラやアラカシなどが混ざり合っています。
 コナラは明るいところでなければ芽生えが育ちません。
 里山ということで、コナラが園内に植えられたそうですが、今は老木ばかり。
 多少薄暗くても芽生えが育つことができるアラカシにその座を奪われつつあります。

植林と環境

 今の公園はコナラとアラカシに覆われていますが、公園として整備するときに、相当な数が植えられたそうです。
 つまり、園内の植物は、必ずしももとからあったとは限らないということです。
 ただ、園内には長距離の移動ができない飛べない昆虫やかたつむりの仲間が多数います。
 部分的には開園以前からの人の手があまり入っていない環境が残っているようです。


オシドリがやってくる奥の池

開園以前の松林

 公園の近くの住宅街、廿山(つづやま)。
 だんじりを持ち、お寺もあるので江戸時代から続く集落です。
 ですから公園ができる前から住んでいる人もいて、時折むかしの話を聞くことがあります。
 以前はアカマツに覆われていて、マツタケがよく取れたそうです。
 今もアカマツはあちこちに残っているものの、「アカマツ林」と呼べるものはありません。
 アカマツは落ち松葉を焚き付けに使うなど、ガスが普及する以前の貴重な燃料のひとつでした。
 森林の木々の変化(遷移)の最初の頃に生える樹木で、時間がたてばほかの木と入れ替わってしまいます。
 つまり、アカマツ林が続いているということは、人が手を入れ、里山として利用されていたということです。


瓦の建物がある河内の里

錦織と錦郡と錦部

 「錦織」と書いて、「にしこおり」。
 公園がある地域は、古くは「錦郡村(にしこりむら)」でしたが、太平洋戦争中の1942年に周辺の村と合併し、富田林町の一部になりました。
 江戸時代後期の観光ガイドブック『名所図会』シリーズの河内地方版『河内名所圖會』に書かれている地名は「錦部郡(にしきべこおり)」。
 実は「錦織」ではなかったのです。


20種をこえる梅が見られる梅の里

錦織神社

 公園から少し離れたところに「錦織神社(にしこおりじんじゃ・にしきおりじんじゃ)」があります。
 『河内名所圖會』にも「錦織神祠(にしごりのやしろ)」として紹介されています。
 この地の産土神(うぶすながみ/土地の神様)と書かれていますので、神社にあやかって文字を変えたのかもしれません。
 神社の本殿は室町時代につくられたもの。
 特殊な様式で、日光東照宮など様々な神社建築に影響を与えたと言われ、国の重要文化財に指定されています。
 境内の発掘調査では、平安時代の瓦が発見されたため、少なくとも平安時代にはこの地にあったと考えられています。

錦部氏

 「錦織」という地名や姓は、古墳時代頃に朝鮮半島などから織物(おりもの)の技術を持って日本にやってきた人達に由来すると言われます。
 錦織神社の由緒にも雄略天皇が機織りの技術などを持った集団を住まわせたとあります。
 それが錦部(にしごり)氏。
 雄略天皇は5世紀ころの天皇(当時はまだ「天皇」という称号はありません)と言われています。
 錦織神社は、その錦部氏の氏神ですので、相当古い神社のようです。


遊具がたくさんの水辺の広場

歴史

 このように錦織地区は古く、1500年あまりの歴史があるようです。
 園内には少なくとも2基の古墳があります。
 木がなければ東を流れる石川を見下ろせる場所につくられています。
 その石川の西岸地域が錦郡村。
 錦織公園の歴史は30年ほどですが、この場所の里山としての歴史は1000年をはるかに超えるようです。

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園

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じつはもふもふ? のウラギンシジミ

 去年の写真を見ていると、ウラギンシジミがいました。
 めずらしい蝶ではないのですが、翅を広げてとまっていたので写したのを思い出しました。


 ウラギンシジミは名前のように翅の裏が銀色に見えます。
 シジミチョウは翅の長さが1センチ前後の小さい蝶ばかりなのですが、2センチを超えるシロチョウクラスの大きさ。
 知らなければ、シジミチョウとは思わないでしょう。


 そして、銀色の裏に対して表はオレンジと濃い褐色。
 なんかタテハチョウのようです。


 大きさといい、模様といい、シジミチョウらしからぬウラギンシジミ。
 拡大してみると、大きな黒い目にもふもふの結構かわいい顔をしています。
 本当にもふもふなのかは、触ってないのでわかりませんが。

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下赤阪の棚田の1月の白い花~緑色の花

 下赤阪の棚田の生き物たちを追いかけて数年。
 いつもその年、その月ごとにまとめていましたが、今年は過去の同じ月に出会った生き物たちをまとめてみることにしました。
 これで少しはその月に出会える生き物たちを探しやすくなると思います。

1月の白い花 タグ:下赤阪の棚田の白い花1月の花

ナズナ(薺)Capsella bursa-pastoris

被子植物門 双子葉類
アブラナ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草
春の七種
タグ:ナズナ


2017年中旬

よく似た花の野草は多いのですが、ハート型の果実が特徴。

タネツケバナ(種漬花)Cardamine scutata

被子植物門 双子葉類
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草
タグ:タネツケバナ


2014年中旬

ミチタネツケバナに似ていますが、水気の多いところや流れの緩やかな用水路などに生えます。
ミチタネツケバナは、あまり水気が多くないところに生えます。

ハキダメギク(掃溜菊)Galinsoga quadriradiata

被子植物門 双子葉類
キク目 キク科 コゴメギク属
一年草
タグ:ハキダメギク


2017年中旬

1センチにも満たないような小さな花(頭状花序)です。

ヒメジョオン(姫女苑)Erigeron annuus

被子植物門 双子葉類
キク目 キク科 ムカシヨモギ属
越年草
北アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:ヒメジョオン


2017年中旬

ハルジオンと似ていますが、ハルジオンの花弁はもっと細く糸のようになっています。

コハコベ (小繁縷) Stellaria media

被子植物門 双子葉類
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草
タグ:コハコベ


2015年中旬

ミドリハコベに似ていますが、茎が赤味がかっています。
ミドリハコベは名前のように緑色。

シロツメクサ(白詰草)Trifolium repens

被子植物門 双子葉類
マメ目 マメ科 シャジクソウ属
多年草
ヨーロッパ原産
別名:クローバー
タグ:シロツメクサ


2017年中旬

ビワ(枇杷)Eriobotrya japonica

被子植物門 双子葉類
バラ目 バラ科 ビワ属
常緑高木
中国南西部原産の史前帰化植物
タグ:ビワ


2015年中旬

ほとんど花は終わっているようです。

ウメ(梅)Prunus mume の白梅

被子植物門 双子葉類
バラ目 バラ科 サクラ属
落葉高木
タグ:ウメ


2017年中旬

近寄れないので品種は不明。
多分南高?
2017年は開花が早いような気がします。

スイセン(水仙)Narcissus

被子植物門 単子葉類
クサスギカズラ目 ヒガンバナ科 スイセン属
多年草
タグ:スイセン


2017年中旬

八重咲品種 2017年中旬

2017年は開花が早いような気がします。

白い花
1月の緑色の花 タグ:下赤阪の棚田の緑色の花1月の花

セトガヤ(瀬戸茅)Alopecurus japonicus

被子植物門 単子葉葉類
イネ目 イネ科 スズメノテッポウ属
一年草
タグ:セトガヤ


2015年中旬

スズメノテッポウに似ていますが、花の葯(やく/雄蕊の花粉が入っているところ)が白。
スズメノテッポウはオレンジ色。

スズメノテッポウ(雀の鉄砲)Alopecurus aequalis

被子植物門 単子葉類
イネ目 イネ科 スズメノテッポウ属
一年草
史前帰化植物
タグ:スズメノテッポウ


2015年中旬

白い葯がありますが、オレンジ色の葯もあります。
白からオレンジに変わるのがスズメノテッポウの特徴。

緑色の花

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■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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パンダのかわいさは草食系肉食動物だから? 王子動物園

 パンダ。
 説明の必要がないほど人気がある動物。
 上野動物園ではいなくても話題になるほどの人気動物です。
 そしてかわいいだけでなくおもしろい動物です。

王子動物園のパンダ

 「パンダ」というのは、ジャイアントパンダとレッサーパンダを合わせた名称ですが、普通はジャイアントパンダのことを指します。
 ジャイアントパンダは、哺乳綱 食肉目 クマ科 ジャイアントパンダ属。
 食肉目。別名ネコ目。
 つまり、肉食動物ばかり集まったグループです。
 もちろん、パンダは笹を食べます。
 草食動物です。

丸顔は草食のおかげ

 実は動物は植物を消化できません。
 植物が生まれるよりずっと昔からいるからでしょう。
 でも草食動物はいます。
 それは、植物を分解できる生き物(細菌)の力を借りているから。
 内臓の中にたくさん細菌を住まわせて、分解してもらっているのです。
 ですから、体が大きかったり、常に食べていたり、いつものんびりしていたりします。
 体の中に細菌をいっぱいにして、それでもなかなか分解できないので、たくさん食べたり、のんびりして細菌を活発にしたりしなければならないのです。

ぐでパンダ

 パンダがいつも笹を食べてて、ゴロゴロしているのもきっとそうにちがいありません。
 そしてクマらしからぬ丸い顔も固い笹をかみつぶすために太い筋肉をつけたためだとか。
 パンダのかわいさは、草食動物だから。
 でも、同じ草食動物の牛や馬や羊にはパンダのようなかわいさは感じられません。
 別のかわいさです。

 それは、パンダは体が柔らかい肉食動物の仲間だったからかもしれません。
 牛も馬も羊もパンダのようにおしりをついて座れませんから。
 それにパンダは元が肉食のクマ。
 まだ体が草食に適応しきれてなく、腸に十分な長さがありません。
 それもほかの草食動物には見られないパンダらしさの理由なのかもしれません。

■参考外部リンク■
神戸市立王子動物園【公式】

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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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