【 2016年12月】

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「恐竜博2016」ティラノサウルスとスピノサウルスの骨からわかることもたくさんあります!〈大阪文化館・天保山〉

 いよいよ大阪会場の閉会が近づいてきました。
 しかも日本最後の開催地ということで、泳ぐスピノサウルスと出会えるのもあとわずか。
 グッズショップでは海洋堂フィギュアのガチャガチャを4種類コンプリートのセット販売もはじめていました。
 もしかしたら、ほかにもお得なセットがあるかもしれませんが、きっと早い者勝ち! でしょう。

 今までスピノサウルスのことばかりだったのですが、大人気のティラノサウルスもいます。
 カナダで見つかった最大のティラノサウルス「スコッティ」。
 大阪会場ではスピノサウルスと同じ部屋、向き合うように展示されていますので、二大肉食恐竜を見比べる事ができます。

大阪港駅から会場までの幟

 概ね同じ“大きさ”の獣脚類肉食恐竜。
 でも片方は陸上を二足歩行し、恐竜を食べる。
 片方は水中を泳ぎ、魚を食べる。
 同じ獣脚類の恐竜ですが、まったくちがう生活を送っています。
 生活のあり方は、動物の姿を決めます。
 ティラノサウルスとスピノサウルスの復元骨格にも生活のちがいが表れているか、くらべてみました。

 まず全体を見ると、T字型に立っているティラノサウルスと、寝そべったような形のスピノサウルス。
 2つの恐竜の生活のちがいをはっきりと表した姿です。

T字立ちのティラノサウルス「スコッティ」


泳ぐスピノサウルス


 全体の雰囲気は、重量級のティラノサウルスと、ちょっと華奢というかスリムなスピノサウルス。
 ということは、ティラノサウルスよりもスピノサウルスのほうが軽いのでしょうか。
 恐竜は大きな体を支えるため骨に空洞を多くして軽量化していますが、スピノサウルスは例外的に骨がつまっています。
 これは水中での行動時間が長い鳥のペンギンや、哺乳類のカバなどに似た特徴。
 これもスピノサウルスが水中で生活していた証拠の一つ。
 ということは、意外と同じくらいの重さか、もしかしたらスピノサウルスのほうが重いかもしれません。

 獣脚類の体重を支える2本の足(後肢)。
 骨盤から大腿骨(ふともも)にその下の脛骨(けいこつ)・腓骨(ひこつ)に指と、足の骨は全体がティラノサウルスのほうが太くて大きい。
 「スコッティ」とちがってスピノサウルスはいろいろな化石の寄せ集めで、足りない部分は近い種類の恐竜の化石を使い、それでも足りないところは予想して作られたもの。
 ですから本当に足が細かったのかと疑ってしまいまそうですが、骨盤と足の骨が一緒に見つかったので、体に対して小さいことがわかっています。

ティラノサウルスの骨盤(左)とスピノサウルスの骨盤(右)
 

 ほかにも人間でいうと足の甲のところにある中足骨(ちゅうそくこつ)。
 獣脚類の恐竜には3本ありますが、ティラノサウルスは3本が一体化し、真ん中だけが細くなっています。
 これは重い体重で二足歩行する恐竜の特徴。
 ところが、スピノサウルスはまとまっていますが、、真ん中はティラノサウルスほど細くはなっていません。

ティラノサウルスの中足骨(左)とスピノサウルスの中足骨(右)
 

 足に対して小さな手(前肢)のティラノサウルスと、足とそれほどかわらない長さのスピノサウルス。
 ティラノサウルスはどう考えても歩くのには使っていたとは思えません。
 それどころか、巨体にこの大きさでは使える用途は限られるでしょう。
 それに対してスピノサウルスは足と手がよく似た大きさなので、水から出たときは四足で歩いていたと考えられます。

ティラノサウルスの手と頭


スピノサウルスの手と頭


 恐竜を最も特徴つける、頭。
 これも圧倒的に大きなティラノサウルス。
 すべての方向に大きく、見るからに頑丈そう。
 スピノサウルスは、長さはそれほど変わらないものの、小さく、特に幅が狭く、先の方へ細くなっていきます。
 口の先まで太いのがティラノサウルス。

 恐竜の頭蓋骨(頭骨)にはいろいろな穴が開いていますが、その一番後ろの穴は顎を動かす筋肉が通る側頭窓(そくとうそう)。
 この穴のおかげで顎を動かす筋肉がたくさんつき、顎を大きく開けられたり噛む力が強くなったりします。
 ティラノサウルスはこの穴が大きいのですが、スピノサウルスはそれほど大きくはありません。
 ティラノサウルスは大きな恐竜の肉を噛み切るため強い力が必要で、スピノサウルスは小さな魚を丸飲みするのでティラノサウルスほど大きい必要はなかったでしょう。

逆B形のティラノサウルスの側頭窓


小さいスピノサウルスの側頭窓


 そしてスピノサウルスの特徴、背中の長い骨。神経棘(しんけいきょく)。
 ティラノサウルスは、特に目立つほど大きくはありません。
 恐竜によっては重い尾が垂れないように支えるため、神経棘を大きくして筋肉をたくさんつけることもあります。
 しかし、人間の身長を超えるような骨をたくさんつけたスピノサウルスは、いくらなんでも全体に筋肉がついていたとは考えられません。
 いろいろな説がありつつも、まだ謎が解けていないところの一つ。

小さいティラノサウルスの神経棘


ものすごく長いスピノサウルスの神経棘


 雌にアピールするためとも言われますが、いくらなんでも大きすぎるでしょう。
 しかもみんな骨。無駄が多すぎるように思います。
 ですから、体温がどんどん逃げていく水中にいるので、太陽の光を受けて体を温めるほうが理にかなっているように思えます。
 しかし骨に血管が通る穴や筋が少ないので否定されています。
 いや、血を温めて全身に送るのなら、血管は骨の中じゃなくて皮膚の表面の方がいいのでは。
 スピノサウルスの時代は、陸上にも神経棘を大きくした恐竜が現れました。
 暖かいと言われる中生代でも寒冷化した時期ですので、体を温めた説は完全な外れ、ではないと思うのですが。

スピノサウルスの近縁のイクチオヴェナトルの神経棘

 わからないこともありますが、骨は生き物の生活の様子を表し、化石からでもわかることは少なくありません。
 ティラノサウルスとスピノサウルスの骨を比べてみると、まったくちがう生活をしていたことがよくわかります。

 ただ、ちょっと気をつけなければならないこともあります。
 展示されているのは化石の復元骨格。
 もちろん、専門家が復元したのですから、ちゃんとした理由があってのこと。
 しかし専門家とはいえ、生きている恐竜を見たことがありませんので、100%真実の姿というわけにはいきません。
 その証拠に、私たちが知っている恐竜の姿は、常に変わり続けています。
 たとえば尻尾を浮かせてT字型に立つティラノサウルスの姿も、昔は尻尾を引きずった「ゴジラ立ち」でした。
 そのティラノサウルスも今では羽毛が生えてることもあります。

恐竜博2016では羽毛なし復元図

 最新の研究成果による復元ですが、恐竜博2016のびっくりするようなスピノサウルスも、数年後にはもっとびっくりする姿に変わっているかもしれません。
 その時にはきっと「恐竜博20XX」があるでしょう。

■参考外部リンク■
恐竜博2016

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theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

棚田のいきもの 2016年10月中旬の集合果・偽果

 偽果は、子房以外が実になったもの。
 ちょっとわかりにくいですね。
 とりあえず「そういうもの」と思っておくのがいいかもしれません。


植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉集合果 しゅうごうか:複数の果実が集まった実 タグ:集合果
〉〉液果 えきか:液果の集合果

アレチウリ(荒れ地瓜)
Sicyos angulatus

双子葉類
ウリ目 ウリ科 アレチウリ属
蔓性一年草
北アメリカ原産の帰化植物
特定外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100

液果の集合果
タグ:アレチウリ

〉〉液果
〉集合果
果実
〉偽果 ぎか:子房や果皮以外が大きくなった果実 タグ:偽果
〉〉瓜状果 うりじょうか:果肉の中に種が多い偽果 タグ:瓜状果

オオカラスウリ(烏瓜)
Trichosanthes bracteata

双子葉類
ウリ目
ウリ科
カラスウリ属
蔓性多年草
タグ:オオカラスウリ

〉〉瓜状果
〉偽果
果実
植物界 被子植物門

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下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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青くないけど瑠璃の鳥と出会いました。

 冬の茅場を見に行った岩湧山山頂。
 茅場のまわりの林で小鳥と出会いました。


 遠くでわかりにくいですが、スズメよりちょっと大きい体で、小さく尖ったクチバシ。
 オリーブ色の背中に白い腹。
 こういう鳥はいくつもいますが、黄色い脇。
 ルリビタキのメスです。


 ルリビタキは夏は北の地域や標高の高いところで過ごし、大阪にやってくるのは冬。
 名前のように雄は深い青色をしています。
 同じような色のオオルリ、カワセミとともに三瑠璃鳥とよばれることもあります。
 ただ、メスはカモ類と同じようにちょっと地味な色。

 冬にならないと見られないので、冬鳥です。

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タグ: ルリビタキ  岩湧山  冬鳥  冬の鳥 

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theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

棚田のいきもの 2016年10月中旬の液果

 液果は、簡単に言うと水分が多い実のこと。
 ですから果物に多いですが、食用にされないものもいろいろあります。


植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉液果 えきか:汁気の多い果実 タグ:下赤阪の棚田の液果
〉〉漿果 しょうか:種のまわりが柔らかい液果 タグ:漿果

イヌホオズキ(犬酸漿)Solanum nigrum

双子葉類 ナス目 ナス科 ナス属
一年草
タグ:イヌホオズキ

カキノキ(柿の木)
Diospyros kaki

双子葉類
ツツジ目
カキノキ科
カキノキ属
落葉低木
タグ:カキノキ

ポンカン(椪柑,凸柑)?
Citrus reticulata
var poonensis

双子葉類
ムクロジ目
ミカン科
ミカン属
常緑低木
中国原産の食用作物
タグ:ポンカン

〉〉漿果
果実 〉液果
〉〉核果 かくか:種が硬い殻に覆われている液果 タグ:核果

ヤマハゼ(山黄櫨)Toxicodendron sylvestre

双子葉類 ムクロジ目 ウルシ科 ウルシ属
落葉小高木
タグ:ヤマハゼ

果実は無毛で熟しても割れない。

〉〉核果
〉液果
果実
植物界 被子植物門

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下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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theme : 散策・自然観察
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巨樹・古樹・老樹 その48 金剛山遊歩道の寺谷出会い東の谷張り出し山毛欅

 スギやヒノキに囲まれるように、ブナ林が残る金剛山山頂付近。
 大きなブナを見ることができる場所は、千早本道八合目~九合目、葛木神社裏参道、一の鳥居付近などがあります。
 そして金剛山遊歩道の細尾谷付近。
 もちろん、それ以外にも所々でブナの大きな木を見かけます。

金剛山遊歩道の寺谷出会い東の谷張り出し山毛欅(2016年11月)

 ブナらしくまっすぐ伸びていますが、左の谷側ばかりに枝が張り出しています。
 右の山側はもっと上の方に多くの木々が枝を広げています。
 ライバルがいなくて光がやってくる谷側に枝を伸ばしたのでしょう。


 11月中旬。
 平地でもあちこちで紅葉が見頃になっていました。
 この日は多くのブナが落葉していたのですが、ここのブナはまだ黄葉が残っていました。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

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タグ: 巨樹・古樹・老樹  ブナ  金剛山  金剛山の樹木  金剛山の植物 

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theme : 樹木・花木
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棚田のいきもの 2016年10月中旬の閉果


植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉乾果 かんか:汁気の少ない果実 タグ:乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果 タグ:閉果
〉〉〉痩果 そうか:皮と種が分かれない閉果 タグ:痩果

コウゾリナ(剃刀菜)
Picris hieracioides
ssp. japonica

双子葉類
キク目
キク科
コウゾリナ属
越年草
タグ:コウゾリナ

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
Taraxacum officinale

双子葉類
キク目
キク科
タンポポ属
多年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:セイヨウタンポポ

アメリカセンダングサ(あめりか栴檀草)Bidens frondosa

双子葉類 キク目 キク科 センダングサ属
一年草
北アメリカ原産
タグ:アメリカセンダングサ

ソシンロウバイ(素心蝋梅)
Chimonanthus praecox
f. concolor

双子葉類
クスノキ目
ロウバイ科
ロウバイ属
落葉低木
タグ:ソシンロウバイ

コゴメガヤツリ(小米蚊帳吊)
Cyperus iria

単子葉類
イネ目
カヤツリグサ科
カヤツリグサ属
一年草
タグ:コゴメガヤツリ

〉〉〉痩果
果実 〉乾果 〉〉閉果
〉〉〉穎果 えいか:痩果よりも皮と種が密着した閉果 タグ:穎果

エノコログサ(狗尾草)
Setaria viridis

単子葉類
イネ目
イネ科
エノコログサ属
一年草
タグ:エノコログサ

コツブキンエノコロ?
(小粒金狗尾草)
Setaria pallidefusca

双子葉類
イネ目 イネ科 エノコログサ属
1年草~越年草
花期:8~10月
草丈:30~80cm
生育場所:日向の道端・草地
分布:本州~沖縄
タグ:コツブキンエノコロ

ヒメモロコシ(姫蜀黍)
Sorghum halepense
f. muticum

単子葉類
イネ目
イネ科
モロコシ属
多年草
タグ:ヒメモロコシ

セイバンモロコシ(西蕃蜀黍)
Sorghum halepense

単子葉類
イネ目
イネ科
モロコシ属
多年草
地中海沿岸原産の帰化植物
タグ:セイバンモロコシ

オヒシバ(雄日芝)
Eleusine indica

単子葉類
イネ目
イネ科
オヒシバ属
一年草
タグ:オヒシバ

コブナグサ(子鮒草)Arthraxon hispidus

単子葉類 イネ目 イネ科 コブナグサ属
一年草
タグ:コブナグサ

ススキ(芒,薄)Miscanthus sinensis

単子葉類 イネ目 イネ科 ススキ属
多年草
タグ:ススキ

ニワホコリ(庭埃)Eragrostis multicaulis

単子葉類 イネ目 イネ科 スズメガヤ属
1年草
花期:7~9月
草丈:15~30cm
生育場所:日当たりの良い道端・草地・田畑
分布:北海道~沖縄
タグ:ニワホコリ

メヒシバ(雌日芝)
Digitaria ciliaris

単子葉類
イネ目
イネ科
メヒシバ属
一年草
タグ:メヒシバ

〉〉〉穎果
果実 〉乾果 〉〉閉果
〉〉〉胞果 ほうか:種と皮が分かれる閉果

ヒナタイノコヅチ(日向猪子槌)
Achyranthes bidentata
var. fauriei

双子葉類
ナデシコ目
ヒユ科
イノコヅチ属
多年草
タグ:ヒナタイノコヅチ

〉〉〉胞果
〉〉閉果
〉乾果
果実
植物界 被子植物門

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オヒシバ(雄日芝)―下赤阪の棚田の穎果

植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉乾果 かんか:汁気の少ない果実 タグ:乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果 タグ:閉果
〉〉〉穎果 えいか:痩果よりも皮と種が密着した閉果 タグ:穎果

オヒシバ(雄日芝)Eleusine indica

単子葉類 イネ目 イネ科 オヒシバ属
一年草
花期:8~10月
草丈:15~60cm
タグ:オヒシバ

道端に普通に生えているよくある雑草。

名前から想像できるようにメヒシバもありますが、花穂が細くなります。

茎の先から花軸が放射状に伸びますが、ちょっと下がったところに離れてつくこともあります。

イネ科らしく花びらがないので、花かまだ熟していない実か区別が難しいですが、ほかのイネ科同様花糸(オシベ)が見えていれば花としています。
これは見えていないので、実。
色が淡褐色になっていますので、もう熟しているようです。

〉〉〉穎果
〉〉閉果
〉乾果
果実
植物界 被子植物門

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下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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genre : 趣味・実用

生き物観察の基本の一つはスケッチ。でも美術のスケッチではありません。『生き物の描き方』盛口満 著 東京大学出版会 刊

 すでに紹介している「教えてゲッチョ先生!」シリーズのゲッチョ先生こと盛口満さんの本です。

生き物の描き方: 自然観察の技法

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 タイトルのように「絵」の描き方の本ですが、美術の本ではありません。
 生物学の本。
 スケッチというと、普通、美術の分野で、人物や風景などおおまかに紙に描き写すことです。
 でも、生物学の場合はちょっとちがいます。
 それは「自然を観察し、記録し、伝える手段」。

昆虫の描き方: 自然観察の技法II

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 しかしそれなら、デジカメでも十分のように思います。
 たしかに正確さや色、時間を考えると、デジカメのほうがはるかに優れています。
 ところが、スケッチがデジカメに勝ることがあります。
 それはじっくりと、細部まで観察すること。
 デジカメの場合、細部まで注意を向けなくても撮ることができます。
 しかしスケッチはじっくりと細部まで観察しなければ描けません。

植物の描き方: 自然観察の技法III

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 そのため、生き物の特徴の出るところを知ることは大切。
 絵が下手でもそういうところをちゃんと描けていれば、知識のある人が見れば、どういう生き物を描いたのかわかります。
 生き物の特徴には、同じような生活をする生き物に共通するところや、同じ分類グループに共通するところがあります。
 この本では「くらし」と「れきし」といっています。
 スケッチには、その生き物の「くらし」と「れきし」を知ることが大切。
 ですから、この本には色々な生き物の「くらし」と「れきし」が説明されています。
 そのため生き物のスケッチを勉強しようと思っている人はもちろん、いろいろな生き物のことを知りたいと思っている人も楽しめるようになっています。

 この「自然観察の技法」シリーズには、ほかに『昆虫の描き方』『植物の描き方』がありますが、スケッチの基本が書かれているのはこの『生き物の描き方』。
 ですから、生物学的スケッチのことを知りたいと思っている人は、まず『生き物の描き方』をおすすめします。

■参考外部リンク■
【ゲッチョの公式サイト】ゲッチョのカマキリ広報
書籍一覧・検索 » 生き物の描き方 - 東京大学出版会

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タグ: 生き物の描き方  盛口満  スケッチ 

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theme : 本の紹介
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ニワホコリ(庭埃)-下赤阪の棚田の穎果

植物界 被子植物門 単子葉類
果実-単果 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉乾果 かんか:汁気の少ない果実 タグ:乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果 タグ:閉果
〉〉〉穎果 えいか:痩果よりも皮と種が密着した閉果 タグ:穎果

ニワホコリ(庭埃)Eragrostis multicaulis

単子葉類 イネ目 イネ科 スズメガヤ属
1年草
花期:7~9月
草丈:15~30cm
生育場所:日当たりの良い道端・草地・田畑
分布:北海道~沖縄

庭や道端、空地や田畑に生えるありふれた雑草。
草丈が低いので、身近でもあまり意識されることはないかもしれません。

伸びた柄の先小穂が付き、それが茎に繰り返して全体が円錐形になります。

同じ属のカゼクサに似ていますが、ずっと小さくなります。

〉〉〉穎果
〉〉閉果
〉乾果
果実-単果
植物界 被子植物門

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■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

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theme : 山野草
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12月 冬の蝶 テングチョウ 岩湧山

 12月。
 黄葉も終わりかけの岩湧山に行きました。
 山頂の茅原を見に行くために。

 登山道を歩いていると、ひらひらと蝶が飛んできて、日当たりのいいところに止まって翅を広げています。
 温まっているようです。
 木の皮のような翅の裏と、濃い褐色と暗い赤の翅の表。
 テングチョウです。

落葉の中ではどこにいるかわかりにくいテングチョウ

 このチョウは成虫で冬を越します。
 3月のまだサクラが咲いていないような時期に飛びはじめるチョウの一つ。
 ですから、冬でも暖かいと動き始めることも。

ちょっと地味なテングチョウ

 でも、テングチョウの成虫の食べ物は花の蜜。
 まわりは落葉樹ばかりで、常緑樹はスギやヒノキ。
 食べ物はなさそうです。
 それなら、動くのは損にじゃないのかな。
 不思議です。

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二十四節気・七十二候
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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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