【 2016年09月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

巨樹・古樹・老樹 その43 大阪市立長居植物園のユーカリのユーカリプタス・グロブルス

 大阪市の南部、大和川の北にある大阪市立長居植物園。
 サッカーや陸上のスタジアムがある長居公園の中にあり、さらに植物園の中には自然史博物館があるという、マトリョーシカのような構造になっています。
 開園40年を超え、園内のあちこちで大きな樹木が目につきます。

 なかでも頭一つ抜きん出ていると思われるのが、ユーカリ。
 大池の東側にあります。
 正面ゲートから真っすぐ池に出ると、池に渡された橋の向うにこんもりと盛り上がった木が見えます。
 それがユーカリです。

大池の橋の向こうに見えるこんもりとした木々

 ユーカリはコアラが食べる木で有名ですが、フトモモ目フトモモ科ユーカリ属の総称で、特定の樹木の名前ではありません。
 オーストラリアに500種以上あり、コアラが食べるのはほんの10数種類だけ。
 「ユーカリ=コアラが食べる木」というは、ちょっとオーバーな表現かもしれません。

 ここに植えられているのはユーカリプタス・グロブルス。
 タスマニア島のユーカリで、高さは60mに達することもあるそうです。

大阪市立長居植物園のユーカリのユーカリプタス・グロブルス

 根本から見上げると、太い幹と太い枝が自由にうねっています。
 今でも十分大きいですが、あと何十年かすると、まるで塔のように公園の真ん中にそびえ立っているかもしれません。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

■参考外部リンク■
大阪市立長居植物園

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タグ: 巨樹・古樹・老樹ユーカリユーカリプタス・グロブルス長居植物園

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theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

増えすぎたスミレをきれいにしてくれたツマグロヒョウモンの羽化の様子です。

 ある日突然現れた黒いイモムシ。
 家にあるスミレを食べつくして、羽化して飛び立って行きました。
 その時のあらましは、こちらに。
【増えすぎたスミレをどうしようかと思っていたらイモムシがたくさん食べてくれました。けれども】

この記事にはの画像があります。


 ツマグロヒョウモンの羽化は一瞬。
 数時間かかるセミとは大違い。
 それは暗くなってから羽化するセミと、明るい時に羽化するツマグロヒョウモンのちがいでしょうか。
 ともあれ。
 その羽化の瞬間です。

1.茶色だった蛹が黒くなって翅がすけて見えるようになったらもうすぐ羽化

2.胸の左右が割れてきました

3.

4.あっという間にスルリと抜けてきます

5.翅は抜けました

6.

7.太いお腹も触角もみんな抜けました

8.向きを変えて

9.

10.頭を上にして翅を伸ばします

11.

12.だいぶん翅も伸びてきました


 2番から7番までが25秒。
 ほんと早い!

 さて。
 背景にキッチンペーパーのようなものが写ってますが、それはキッチンペーペー。
 蛹が落ちてしまったとき、蝶の飼育について書かれたページを参考にして、ダンボールに貼り付けました。
 それが羽化したとき止まりやすいようにするためのキッチンペーパー。
 でも、ダンボールでもだいじょうぶなようでした。

 そして割り箸のようなものは、割り箸。
 幼虫が蛹になるための止まり木のつもりでしたが、結局半分以上は水槽のフタで蛹になりました。
 みんなできるだけ高いところで蛹になりたいようです。

■参考外部リンク■
蝶の羽化について参考にさせていただきました。
昆虫館

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タグ: ツマグロヒョウモン羽化

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theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

田んぼ以外でも大活躍! 『ポケット図鑑 田んぼの生き物400』関慎太郎 著 文一総合出版 刊

 タイトル通りの本です。
 田んぼで出会える生き物を種類の区別なく集めたハンディ図鑑。
 下赤阪の棚田の生き物調べでもよく利用しています。

 この本のいいところは、やっぱり、生き物の区別をしていないこと。
 植物は草本(草)が中心ですが、陸上に生えるものから水中に生えるものまで。
 派手な花から、地味な花とは思えないようなものまで様々。

草花図鑑では敬遠されがちなイネ科やカヤツリグサ科も載ってます

カヤツリグサ科のヒメクグ

 そして、動物は昆虫から鳥類まで。
 クモやエビ・カニはもちろん、貝類まで本当に多岐にわたります。
 なんと、動物の最も大きな分類の「門」の数で7つ。
 一般向けのハンディ図鑑だというのに、こんな広い範囲をカバーしています。
 もちろん、たった1種しか載っていない「門」もありますが。

 田んぼという特定のビオトープですが、身近にいる生き物も少なくありません。
 そもそも、田んぼというのは人工的な場所ですから。
 タイトルに「田んぼ」とあるとおり田んぼが一番ですが、田んぼ以外でも十分な生き物図鑑です。

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タグ: 田んぼの生き物400関慎太郎文一総合出版図鑑ヒメクグ

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theme : オススメの本の紹介
genre : 本・雑誌

花が咲きました!今年はバケツサトイモ2016

 バケツサトイモの花が咲きました。
 バケツで育ってたサトイモに。
 予想通りです。


 サトイモは、花が咲きにくい作物。
 そもそも、外来の野菜で、イモで増やすことができるので、タネが必要ありません。
 花が咲かない品種でも問題なかったのでしょう。
 むしろ、イモで育てるほうがタネよりも同じ性質のものを代々作り続けることができますから。
 反面、品種の改良はしにくくなりますが。

 そんなサトイモですが、時折花が咲くことがあります。
 特に環境が思わしくないときに咲くことが多いと聞きます。
 きっと、イモよりも環境の悪化に強く移動できる種子で生き残ろうということなのでしょう。
 実際、畑ではめったに咲かなかったサトイモが、タルで育てるようになると1年おきくらいに咲くようになりました。
 さらに環境が悪いバケツなら、と思ったのですが、その通りに。

たくさんある小さいのがサトイモの花

 サトイモの花は、肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる特殊な花。
 大きな一枚の花びらのようなものが、中にある棒状のものを包んでいます。
 この花びらのようなものは仏炎苞(ふつえんほう)。
 「苞」ですから、花びらではなく、花の集まりを包んでいる葉です。
 サトイモ科特有の形です。

 花は中心の棒状のものの表面にびっしりと並んでいます。
 種類によっては、雌雄がちがう株になったり、花が仏炎苞に隠れて見えず、先の付属体だけが見るものなどがあります。
 有名な植物で言うと、水芭蕉、カラーやアンスリウムなどがサトイモの仲間です。

咲いた日の夕方にはこんな感じに

 それらの花は、観賞用に栽培されることもあるほどですが、サトイモは芋を食べるために栽培されている野菜。
 めったに咲かない花は、かなり地味。
 これが大きな葉に隠れているのですから、もしかしたら畑では咲いていることに気付かないだけかもしれません。

翌日にはしおれてしまいました

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タグ: バケツサトイモバケツサトイモ2016サトイモサトイモ科の花秋の花黄色い花

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theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

第47回特別展「氷河時代」気候変動の証拠はいつの時代にだってあります!?〈大阪市立自然史博物館〉

 氷河時代は、もちろん今よりも寒かった時代です。
 それどころか、地球全体が凍ったこともあったことがわかっています。
 不思議です。
 温暖化温暖化と言われていますので、二酸化炭素が地球を温めるのはわかります。
 じゃあ、地球を冷やすのは何でしょう。

●今までの「氷河時代展」の記事
【気候変動はなにも今にはじまったことではありません?!】
【大きな動物は日本中しかも大阪にもいました!?】

園路分岐点の看板

 これはとんでもない不思議ですが、それ以前に、どうして何万年や何百万年の昔、人間がいなかった時代の温度がわかるのでしょうか。
 こちらのほうも、とんでもない謎です。

 それを教えてくれるのが、氷河時代展!

 寒い氷河時代には、もちろん氷河があります。
 氷河は名前のように、氷の川。
 目で見てもわからないほどゆっくりですが、川のように氷が流れていきます。
 そのとき、地面の石を巻き込んだり、地面を削ったりします。
 川の流れとそっくり。
 もちろん、流れるものも、流れ方もちがいますから、削り跡もちがいます。
 ですから、岩の表面に残った跡から、氷河があったことから、氷河の流れる方向までわかります。

なでると流れた方向がわかる氷河擦痕

 氷河は流れながら石を取り込んでいきます。
 そして氷河が溶けた時に落とします。
 そういった石がたくさん見つかれば、そこまで氷河がやってきたことがわかります。

氷河が運んだ石のドロップストーン

 そのほか、氷河だけが作ることができる地形の痕跡が見つかれば、氷河があったことがわかります。
 この方法だと、理屈の上では地球が固まってから今までの間の氷河があった時代と場所を知ることができます。
 実際は、地面は動き、新しく創りだされているので、古い時代になればなるほど、地層がそのまま残っていることは少ないのですが。

 このように古い時代のことは知ることができても、とても大雑把になってしまいます。
 でも、「最近」のことならばもっと細かい気候の変動の様子を知ることができます。
 その一つが木の年輪。
 日本の場合、木は春から秋に成長しますが、冬は成長しないので区切りができます。
 それが年輪。
 たとえば、木が成長する春から秋にかけて寒いとあまり成長しなくて年輪が狭くなり、暖かいとよく成長して広くなります。
 いつ切られたのかが分かれば、さかのぼっていけば、いつが寒くていつが暖かかったかがわかります。
 もちろん、実際の木の成長はそんな単純なものではありませんので、年輪を読み解くにはさまざまな専門的知識や技術が必要です。

同じように見えて微妙にちがいがある秋田杉の年輪

 木の寿命は長くても数百年。
 時折樹齢何百年、数千年と聞きますが、そんな木は稀。
 ですが、遺跡から発掘された木や化石になった木の年輪の幅の変化をつなぎあわせていき、1万くらいさかのぼれるところもあります。

 年輪よりも昔のことを知ることができるのが、年縞。
 湖などに底に溜まって縞状になった層のこと。
 四季の変化によって底にたまるものが変わります。
 その時の気温などの変化によってたまるものの種類や量が変わります。
 それが毎年繰り返され、木の年輪のような縞模様になります。
 それで、いつ、どのような気候の変化があったのかわかるのです。

世界の基準になってる福井県水月湖の年縞

 展示されている滋賀県水月湖の年縞は、数万年分の気候変動の様子が記録されています。
 しかも誤差が少なく、世界の標準になっている年縞です。

 ほかにも氷床コアがあります。
 南極やグリーンランドに雪が積もってできた厚い氷の塊。
 厚く積もった雪と一緒に空気や空気中のホコリ等が閉じ込められます。
 その空気やホコリ等からその時の気候の様子がわかります。

溶けてないと思ったら氷床コアのレプリカ

 ほかにもどういった環境で育つかわかっている生き物の化石が見つかったら、その場所の昔の環境がわかります。
 もちろん、寒かったのか暖かかったのかも。
 こういった情報を総合して、過去の気候の変化を読み解くことができるのです。

 そういう貴重な証拠を見ることができるのが「氷河時代展」。
 さまざまな過去の証拠や、詳しい説明は会場で。
 実際に触れるものもあります!
 たぶん、気候変動の証拠の実物を一度に見られる機会は、そうないでしょうから。

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タグ: 47th-hyougajidai氷河時代展大阪市立自然史博物館氷河擦痕ドロップストーン年輪年縞氷床コア氷河時代気候変動

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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

蝶と蛾の境界線の昆虫 アゲハモドキ

 夏の金剛山の谷を登っていると、黒い蝶と出会いました。
 真っ黒な翅の端に赤い斑点。
 カラスアゲハの仲間のようです。

この記事にはの画像があります。


 でも、なんかヘンです。
 あまり日の当たらない谷筋のさらに日陰。
 飛び方もなんかふらふら。
 見た目以外は蛾のようです。


 蝶と蛾は誰もが知っているような身近な生き物。
 でも、その境界はなんだかあやふや。
 それもそのはず。
 どちらも分類ではチョウ目(鱗翅目)。同じ仲間です。

 蝶と蛾のちがいは何でしょうか。
 よく言われるのは。
 見た目がきれいなのが蝶、汚いのが蛾。
 昼間飛ぶのが蝶、夜飛ぶのが蛾。
 触角が糸状で先が丸くなっているのが蝶、櫛状になって先がとがっているのが蛾。


 蝶と蛾を区別する方法としてはまちがいではありません。
 ただ、分類学的には、この条件で分けることはできません。
 どれも例外を持つ分類群がでてきます。
 特に「きれい」「きたない」では、人によって境界線はちがってくるでしょう。
 科学的ではありません。

 現在、蝶とされるのはチョウ目のなかでアゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科とされます。
 この3つの上科の昆虫が蝶の特徴とされる条件を持っているものが多いのですが、それでも例外はあります。
 そして3上科以外のチョウ目の昆虫が蛾になります。
 つまり、蝶というグループは、昆虫の進化の過程でできあがったものではなく、人間の勝手な都合でわけられたもの。
 それどころか、世界には蝶と蛾を区別しない文化もありますので、分類学的には蝶と蛾を区別することはあまり意味が無いようにも思えます。
 もちろん、文化的には意味があることです。


 ということで、この黒い蝶っぽいのは、アゲハモドキ。
 図鑑と見比べると、後翅後端の赤い斑点がちがうようですが、翅の筋(翅脈)の形がアゲハモドキと同じなので、まちがいないでしょう。
 チョウ目アゲハモドキ科アゲハモドキ属。
 つまり、蛾です。

 アゲハモドキは毒を持つジャコウアゲハによく似ていて、毒があるふりをして捕食者から逃げようとしている擬態(ベイツ型擬態)をしていると言われています。
 たしかに、黒地に赤の腹部は見るからに毒々しい。
 蝶のような姿をした蛾には、意味があったようです。


 蝶のジャコウアゲハそっくりの蛾を見ていると、蝶と蛾の区別はほんとうに人間の都合なんだな、と思います。
 昆虫研究業界的分類では、アゲハモドキは「蛾」ということになりますが、さあ、個人的分類では「蝶」と「蛾」のどちらに分類したほうがしっくりくるでしょうか。
 考えてみましょう。

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タグ: アゲハモドキ金剛山の虫金剛山の昆虫金剛山

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theme : 散策・自然観察
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花は地味じゃないけどひっそりと咲く? ヤマジノホトトギス

 8月下旬。
 暦の上では、秋。
 金剛山では、ヤマジノホトトギスの季節です。
 登山道のちょっと明るめで、ササが生えるようなところでよく見かけます。


 金剛山にはヤマホトトギス、セトウチホトトギスなどがありますが、これはヤマジノホトトギス。
 花びら(花被片)が横に開いて、花の中央の柱(花糸)に斑点がないのが特徴。
 ヤマホトトギスは花びらが下向きに曲がり、セトウチホトトギスとともに花の中央の柱に斑点があります。


 ユリ目ユリ科ホトトギス属。
 花を見るとユリの仲間というのは意外ですが、よく見ると6枚の花びらが、太いのと細いのが互い違いに並んでいます。
 ユリ科の特徴です。


 丈が低く、登山道の脇で咲いているのでなかなか目が行かないかもしれません。
 ちょっと立ち止まって、足もとを見たら、咲いているかもしれません。
 でも、登山では安全第一で。

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タグ: ヤマジノホトトギス秋の花白い花金剛山の花金剛山

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いったいどっち? 山陽附子・河内附子

 大阪と奈良の境にある金剛山。
 といいつつ、八合目あたりから上、山頂周辺は奈良ですから、大阪の山というよりも、奈良の山。
 杉や桧がいたるところに植林されているちょっと残念な山ですが、それでもたくさんの野草が生えています。

 8月頃に咲き始めるよく目立つ野草の一つがトリカブト。
 ただ、「トリカブト」はキンポウゲ科トリカブト属の総称で、日本に自生しているのはおよそ30種類と言われます。
 金剛山でよく見るトリカブトはカワチブシ(河内附子)。
 金剛山で見つかったものにつけられた名前らしいので、大阪側なのでしょう。
 濃い紫色の花で、人の背丈かそれ以上あるような草本です。

色が濃いカワチブシ

 ところが、ちょっとかわったトリカブトを見ました。
 背は低く人の腰あたり、あまり上に伸びず、花がついた茎は前へ倒れています。
 そして花の色が薄く、紫というよりも緑色っぽい。
 それがたくさん生えているので、1株だけの突然変異ではないようです。

ちょっと色が薄いトリカブト

 調べてみると、金剛山に生えるトリカブトは、カワチブシ以外にサンヨウブシ(山陽附子)があるようです。
 ということは、サンヨウブシ?
 しかし、調べてみてもサンヨウブシの特徴はばらばら。
 サンヨウブシのような、そうでないような。
 人によって少しずつちがいます。
 よくわからないので、サンヨウブシ(仮)ということにします。

サンヨウブシ(仮)

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