はじまった2016年のプランター稲ビオトープ
今年もプランター稲で田んぼの再現を目指すビオトープがはじまりました。
やることは簡単。
去年と同じ土をつかってプランターで稲を育てるだけ。
田んぼの生き物の卵は土の中に残っていて、孵化して成長します。
ところが、これが結構難しい。

水を入れる前のプランター
土に含まれていると思われる卵は、アジアカブトエビ、アメリカカブトエビ、カイエビ、ホウネンエビ、カイミジンコ2種、ケンミジンコ、その他ミジンコ等。
水を入れると数日で孵化しますが、カブトエビとカイエビはなかなか成熟するまで生き残りません。
いつも大きくなるのはミジンコとホウネンエビばかり。
原因は水質か水温。
水温についてはコントロールしにくいので、水質について考えます。
水質を悪くしている最大の原因はおそらく肥料。
毎年減らしていますが、なかなかうまく行きません。
今年の肥料は去年のおよそ半分。
どうなるでしょうか。
水を入れて二日目には何やら小さい動くものがたくさん。
大きさからすると、カイエビかホウネンエビが孵化したようです。
はっきりと種類がわかるまではもう少し時間がかかります。

水を入れて1週間後のカブトエビ

水を入れて1週間後のホウネンエビ
一週間もかからずそれぞれの種類がわかってきます。
一番多いのはカイエビ、そしてホウネンエビ。カブトエビは10匹もいないようです。
孵化したての頃は、種類はわかりませんがもっとたくさんいました。
それでも去年よりも減り方は少ないようです。

水を入れて1週間後のカイエビ

水を入れて1週間後のカイミジンコ
そのころには田植え。
稲を2本植えました。
稲が成長しながら肥料を吸収していくので、水質は悪くなりにくいでしょう。
とそのときは思っていました。

タグ: プランター稲ビオトープ プランター稲 バケツ稲 カブトエビ ホウネンエビ カイエビ カイミジンコ ビオトープ

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