今年もはじまるプランター稲2016
今年もはじめました。
プランター稲。
バケツはサトイモに使ったので、プランターのみ。
今年は『バケツで実践 超豪快イネつくり』薄井勝利 監修 農文協 刊 を参考にしました。
土は去年と同じもの。
中にはたくさんカブトエビやカイエビやホウネンエビのタマゴが入っているはずです。
今年もプランター稲ビオトープに挑戦します。
土の前に苗の準備。
ゴールデンウイークに籾(もみ)まき。
去年の籾を濃い塩水にいれ、沈んだものの中から元気そうなので選びます。
赤玉土に化成肥料を混ぜ、育苗用のセルトレーにいれ、選んだ樅を一粒ずつ入れます。
こうすると、根を傷めずに植えることができるので、田植えの後元気に育ちやすくなります。

水は多すぎず、それでいて土を乾かさないように、気をつけておよそ10日で発芽。
田植えできるようになるまで育てます。

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その間に土の準備。
土は毎年使っている稲の苗用の土。
もちろん去年のままでは使えません。
稲が成長していくために必要なもののうち、肥料など水と空気以外のものは補充しなければなりません。
最初に土に混ぜる元肥は本を参考にすると、ちょうど去年とだいたい同じ量。
しかしプランター稲ビオトープのために水質を考え、その半分にしました。
土およそ20リットルに対して、窒素-リン酸-カリが8:8:8の化成肥料を30gと同じく0:17:17のリンカリ肥料を5g。
土が酸性でリン酸の吸収を阻害するので、リン酸を少し多めにします。

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そして稲の「骨格」をつくるといわれるシリカ(ケイ素物質)が含まれるミリオンを110g。
シリカはすぐ水に溶け、根腐れ防止の役割もあるというので、底の方にいれました。
肥料も土の表面に集まると水質が悪くなりやすいので、土の中ほどに。
後は土をなじませるために田植えの10日ほど前に水を張ります。
もちろん、あっという間にカブトエビやカイエビやホウネンエビが孵りますが、それは別の機会に。
あとは苗が育てば、田植えです。


タグ: プランター稲2016 プランター稲の播種 プランター稲の土作 プランター稲の入水 プランター稲 バケツ稲

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