大阪唯一の村で大阪ではめずらしい白い花が咲いていました。蕎麦
大阪唯一の村、千早赤阪村で白い花が咲いていました。
畑のようなところですが、畝もなく一面白い花が咲いているので、まるでハルジオンのような雑草が生えているようにも見ます。

これはソバの花。
麺類のおそばのソバです。

農水省のページからたどりついた総務省の統計では、2015年の大阪府のソバの作付面積は1haで収穫量は0t。
0ではないものの1tに満たない量なのでしょう。
これは和歌山県と同率最下位。
最も広い北海道が20,800haで16,000t。
くらべてみると、大阪の面積はほとんど「0」と同じ。
たとえば東京でさえ10haで5t。
大阪ではいかにソバが栽培されていないかがわかります。
香川県には負けるかもしれませんが、うどん圏だからでしょうか。

千早赤阪村は、大阪唯一の村。
金剛山地と和泉山脈に囲まれ、平地はわずか。
田んぼは自ずと棚田になってしまいます。
ソバは成長が早く、痩せた土地でも育ち、酸性土壌にも耐え、乾燥にも強いので、イネに不向きな土地に向いています。
ソバがほとんど栽培されない大阪で、あちこちで目にするのは、千早赤阪村のそんな地理からかもしれません。
■参考外部リンク■
農林水産省/特定作物統計調査
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