【 2016年01月】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
果物・実
紅葉・黄葉・褐葉
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について

〔関連タグ リスト〕
 ·下赤阪の棚田2015  ·下赤阪の棚田2015/12  ·12月の下赤阪の棚田の動物  ·ウスモンカスミカメ  ·ムラサキナガカメムシ  ·ナミホシヒラタアブ  ·ヘリヒラタアブ  ·ヒゲナガヤチバエ  ·ヨモギワタタマバエ  ·クヌギエダイガタマバチ  ·巨樹・古樹・老樹  ·クヌギ  ·黄葉  ·錦織公園  ·下赤阪の棚田2015  ·下赤阪の棚田2015/12  ·12月の下赤阪の棚田の植物  ·スギ  ·ネザサ  ·植物等/SA-tanada  ·下赤阪の棚田2015  ·下赤阪の棚田2015/12  ·12月の下赤阪の棚田の植物  ·オオイヌホオズキ  ·ヘクソカズラ  ·ヤブコウジ  ·キツネノボタン  ·アレチウリ  ·果実/SA-tanada  ·液果/SA-tanada  ·ブナ  ·どんぐり  ·金剛山  ·千早本道  ·巨樹・古樹・老樹  ·クスノキ  ·千年楠  ·住吉大社  ·大阪市指定保存樹  ·下赤阪の棚田2015  ·下赤阪の棚田2015/12  ·12月の下赤阪の棚田の植物  ·ホソバヒメミソハギ  ·カンツバキ  ·セイヨウオオバコ  ·コセンダングサ  ·ムラサキエノコログサ  ·ケイトウ  ·果実/SA-tanada  ·下赤阪の棚田2015  ·下赤阪の棚田2015/12  ·12月の下赤阪の棚田の植物  ·ヨモギ  ·カンツバキ  ·ススキ  ·キツネノマゴ  ·ハナイバナ  ·赤い花/SA-tanada  ·赤紫色の花/SA-tanada  ·冬スミレ  ·タチツボスミレ  ·スミレ  ·高野山  ·不動坂  ·冬の花  ·紫色の花  ·下赤阪の棚田2015  ·下赤阪の棚田2015/12  ·12月の下赤阪の棚田の植物  ·ニガナ  ·ヤクシソウ  ·ハルジオン  ·コシロノセンダングサ  ·ハキダメギク  ·白い花/SA-tanada  ·黄色い花/SA-tanada

〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

下赤阪の棚田の2015年 12月上旬の昆虫編

 12月、真冬の下赤阪の棚田ビオトープ。
 寒くなったので虫はいなくなった。
 と思ったら、結構いました。
 冬に活動するもの、暖かくなったから出てきたもの、冬越の場所を探しているもの、命が尽きようとしているもの。
 それぞれの虫にそれぞれの事情があります。

この記事にはの画像があります。


真ん中あたりから見た下赤阪の12月の棚田

動物界
節足動物門 昆虫綱 タグ:下赤阪の棚田の昆虫
新翅節 翅を重ねられ蛹にならない昆虫
多新翅上目 翅を折りたためない蛹にならない昆虫
バッタ目

コバネイナゴ(小翅稲子)Oxya yezoensis

バッタ目 バッタ科 イナゴ属
タグ:コバネイナゴ

成虫で冬越しするバッタもいますが、コバネイナゴは冬越しできない種類。
命が尽きるのが近いのか、動きもほとんどありません。

バッタ目
多新翅上目
節足動物門 昆虫綱 新翅節
外翅上目 翅を折りたためる蛹にならない昆虫
カメムシ目

ウスモンカスミカメ(薄紋霞亀)
Adelphocoris demissus

カメムシ目
カスミカメムシ科
Adelphocoris属

体長7ミリ。
1センチにも満たない小さなカメムシ。

似たようなカメムシは多いので、ほかのカスミカメムシかもしれません。

ムラサキナガカメムシ
(紫長亀虫)
Pylorgus colon

カメムシ目
ナガカメムシ科
Pylorgus属

体長4ミリ。
ウスモンカスミカメよりもっと小さいカメムシ。

カメムシにはこんなに小さい種類もいます。

カメムシ目
外翅上目
節足動物門 昆虫綱 新翅節
内翅上目 蛹になる昆虫
ハエ目

ナミホシヒラタアブ(波星扁虻)Metasyrphus nitens

ハエ目 ハナアブ科 Metasyrphus属

ヒラタアブはよく似たものばかり。
自信がありません。
でも、ハナアブなのはまちがいないと思います。

ヘリヒラタアブ(縁扁虻)Didea alneti ?のメス

ハエ目 ハナアブ科 Didea属

上のナミホシヒラタアブと同じように見えます。
でも、よく見ると複眼の形がちがいますし、腹部の黄色い色がちがいます。
色については同じ種でも多少のちがいはありますので、こちらも自信はありません。

ヒゲナガヤチバエ(鬚長谷地蠅)Sepedon aenescens

ハエ目 ヤチバエ科 Sepedon属

大きさは7ミリ。
そして冬に活動します。

実は、冬はハエの仲間が動きまわる季節です。

カトリバエ類Lispe(属名)?

ハエ目
イエバエ科
カトリバエ属

小さなハエです。

大きさは多分数ミリ。
5ミリもありません。

ツマグロキンバエ(褄黒金蝿)
Stomorhina obsoleta

ハエ目
クロバエ科
Stomorhina属
タグ:ツマグロキンバエ

全長7ミリ。
横幅があるので普通のハエくらいに感じます。

複眼に縞模様があるのが特徴。
名前のように翅の先が黒いのも特徴。

ヨモギワタタマバエ (蓬綿玉蝿)Rhopalamyia giraldii

ハエ目 タマバエ科 Rhopalamyia属
ヨモギクキワタフシ(蓬茎綿五倍子)

白いふわふわしたものがタマバエではありません。
これはヨモギ自身が作ったもの。

中に入っているのがタマバエの幼虫。

このふわふわしたものの名前がヨモギクキワタフシ。

どういうわけか虫が寄生すると、寄生された植物が守るように作り出します。
同じ植物でも寄生する虫によって形が変わります。

ハエ目
節足動物門 昆虫綱 新翅節 内翅上目
チョウ目

シロシタヨトウ(白下夜盗)Sarcopolia illoba の幼虫

チョウ目 ヤガ科 Sarcopolia属
タグ:シロシタヨトウ


冬越のため、サナギになる場所探しているのでしょう。

チョウ目
節足動物門 昆虫綱 新翅節 内翅上目
ハチ目

セイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)
Apis mellifera

ハチ目
ミツバチ科
ミツバチ属
タグ:セイヨウミツバチ

クヌギエダイガタマバチ

膜翅目タマバチ科
クヌギエダイガフシ(椚枝毬五倍子)

ヨモギクキワタフシと同じように虫に寄生されたクヌギがつくったもの。

クヌギの実(どんぐり)の帽子(殻斗)に似ているのが特徴。

ハチ目
新翅節 内翅上目
昆虫綱
節足動物門
動物界

 体温が気温で左右される外温動物(変温動物)は、冬にはどこかでじっとしてそうですが、特に昆虫は冬でも動きまわるものがいます。
 真冬でも暖かい日は草花を観察していると、意外といろいろ動き回っている昆虫とであるかもしれません。
 マイナーで小さなハエばかりかもしれませんが。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 下赤阪の棚田2015  下赤阪の棚田2015/12  12月の下赤阪の棚田の動物  ウスモンカスミカメ  ムラサキナガカメムシ  ナミホシヒラタアブ  ヘリヒラタアブ  ヒゲナガヤチバエ  ヨモギワタタマバエ  クヌギエダイガタマバチ 

関連記事
スポンサーサイト

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

巨樹・古樹・老樹 その34 錦織公園の水辺の里の休憩所裏山の黄葉している大椚

 住宅街の中にあって身近な生き物ネタの宝庫、錦織(にしこおり)公園。
 なんですが、紅葉についてはあまりいいネタをくれません。
 この時期にいいネタをくれるのが、黄葉、そして褐葉。

水辺の里の遊具とぽつんと紅葉しているモミジバフウ
紅葉しているモミジバフウ

 コナラだらけの園内の中で、素通りしてしまいそうですが、気がつくと「おおっ」ってなる黄葉・褐葉の一つが、大クヌギ。
 水辺の里の屋根がある休憩所の裏山のクヌギ。
 北入口から入って峠のつり橋をくぐる道へ向かう途中。
 正面に見えてきます。

 丘から切りだされて船のような形の小さな山。
 その舳先に当たるところに生えている大きなクヌギ。

錦織公園の水辺の里の休憩所裏山の黄葉している大椚(2015年12月)
黄葉してるクヌギ

 園内に大きなクヌギはいくつもありますが、みんな林の中。
 このクヌギだけは、船の舳先、岬の先端のようなところに生えているので、全体がよく見えます。
 冬の間は葉が落ちて枯れ木のよう。
 夏の間は葉が茂って緑の木。
 でも、初冬には木全体が黄色に染まってきれいです。

 ただ、道よりもずっと上の方に生えているので、目的地を目指して歩いていると、気付かないかもしれません。
 目立つのに目立たない大きなクヌギです。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園


ドングリのなる木!クヌギ 樹高1.0m前後 どんぐりの木【あす楽対応_九州】

価格:1,080円
(2015/12/12 22:58時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹  クヌギ  黄葉  錦織公園 

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

下赤阪の棚田の2015年 12月上旬のその他植物等編

 花を実を中心に紹介している下赤阪の棚田ビオトープ。
 もちろん、花や実もない植物もあります。

下赤阪の棚田の一番長く続く棚田

その他植物等
植物界
裸子植物門 マツ綱

スギ(杉)Cryptomeria japonica

マツ目 ヒノキ科 スギ属
常緑高木

日本の固有種ですが、古くから様々なものの素材として利用されていたため、各地に植えら自生地がわからなくなっています。

また、明治期に国家的事業として植えられましたので、棚田も周りにもあります。

そして、なぜか棚田の中にもぽつんと。
不思議な杉です。

裸子植物門 マツ綱
植物界
被子植物門 単子葉植物綱

ネザサ(根笹)Pleioblastus chino var. viridis

イネ目 イネ科 メダケ属
常緑多年生

小型のタケ科の笹の仲間。

今まで紹介しなかったのですが、棚田と上の田んぼの境の崖面に壁のように生えています。
上の田んぼから水が染み出してきているので、元気です。

笹の仲間にはよく似たものが多いので迷います。
葉がちょっと短めで垂れていないのでネザサとしました。
長めで垂れていればメダケ。

被子植物門 >単子葉植物綱
植物界
その他植物等

 目立つ花が咲かないので今まで取り上げていなかったのですが、スギもササも下赤阪の棚田にはたくさんあります。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 下赤阪の棚田2015  下赤阪の棚田2015/12  12月の下赤阪の棚田の植物  スギ  ネザサ  植物等/SA-tanada 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

下赤阪の棚田の2015年 12月上旬の液果・集合果・偽果編

 花がたくさん咲いていたので実もたくさんの12月の下赤阪の棚田ビオトープ。
 水分の多いものやいろいろなタイプの果実があります。

冬の間は野草で緑色の下赤阪の棚田

植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉液果 えきか:汁気の多い果実 タグ:下赤阪の棚田の液果
〉〉漿果 しょうか:種のまわりが柔らかい液果

オオイヌホオズキ(大犬酸漿)Solanum nigrescens

双子葉植物綱 ナス目 ナス科 ナス属
一年草
南アメリカ原産

イヌホオズキ、オオイヌホオズキ、アメリカイヌホオズキはよく似ています。

果実については、イヌホオズキが完全なツヤ消し、オオイヌホオズキは若干光沢があるツヤ消し、アメリカイヌホオズキは光沢。
光沢具合で言うと、アメリカイヌホオズキのようです。

ところが、1房につく果実の数が、イヌホオズキは4~10個、オオイヌホオズキは5~8個、アメリカイヌホオズキは1~4個。
これは見えるところだけでも6個。

ということで、オオイヌホオズキとしました。

カキノキ(柿の木)Diospyros kaki

双子葉植物綱 ツツジ目 カキノキ科 カキノキ属
落葉低木
タグ:カキノキ

カキノキの実は、大型動物に食べてもらってタネを広げることが目的だと思うのですが、食べられなかったようです。
それとも、実の部分だけ食べられた?

落ちた場所で芽を出すほどタフなので、ほっておくと柿だらけになってしまいます。
といっても、さすがに木の陰になる薄暗いところでは無理なようです。

ここではコンクリートの上に落ちているので、さすがに芽を出すことはないでしょう。

ウンシュウミカン(温州蜜柑)
Citrus unshiu

双子葉植物綱
ムクロジ目
ミカン科
ミカン属
常緑低木
日本原産と思われる果樹
タグ:ウンシュウミカン

サルトリイバラ(猿捕茨)Smilax china

単子葉植物綱 ユリ目 サルトリイバラ科 シオデ属
落葉半低木
タグ:サルトリイバラ

〉〉漿果
果実 〉液果
〉〉核果 かくか:種が硬い殻に覆われている液果

ヘクソカズラ(屁糞葛)
Paederia scandens

双子葉植物綱
リンドウ目
アカネ科
ヘクソカズラ属
蔓性多年草
タグ:ヘクソカズラ

葉が臭いのが由来。

花は小さいのですが白く目立ちますが、実は地味な色。
でも、葉が全部落ちてしまったら、多少は目立ってきます。

ヤブコウジ(藪柑子)Ardisia japonica

双子葉植物綱 ツツジ目 サクラソウ科 ヤブコウジ属
常緑小低木
別名:十両(じゅうりょう)

縁起物の赤い実「○両」シリーズの一つ「十両」。

草のように丈の低い木のように見えますが、地下茎を張り巡らしているので本体は小さくありません。
狭い範囲に何本も生えていますが、多分地下茎でつながって1本のはず。

ワジュロ(和棕櫚)Trachycarpus fortunei

単子葉植物綱 ヤシ目 ヤシ科 シュロ属
常緑中高木
タグ:ワジュロ

〉〉核果
〉液果
果実
〉集合果 しゅうごうか:複数の果実があつまった果実 タグ:集合果

キツネノボタン(狐の牡丹)
Ranunculus silerifolius

双子葉植物綱
キンポウゲ目
キンポウゲ科
キンポウゲ属
多年草
痩果の集合果
タグ:キツネノボタン

似た果実が多いキンポウゲ属の中で、先のトゲがくにっと曲がっているのが特徴。

アレチウリ(荒れ地瓜)
Sicyos angulatus

双子葉植物綱
ウリ目 ウリ科 アレチウリ属
蔓性一年草
北アメリカ原産の帰化植物
特定外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100

液果の集合果
タグ:アレチウリ

まだ熟していませんが、中では数千個の種が熟すのをじっと待っていることでしょう。

サネカズラ(実葛)
Kadsura japonica

双子葉植物綱
アウストロバイレヤ目
マツブサ科
サネカズラ属
蔓性常緑木本
液果の集合果
タグ:サネカズラ

〉集合果
果実
〉偽果 ぎか:子房や果皮以外が大きくなった果実 タグ:偽果
〉〉ウリ状果 :果肉の中に種がたくさん入っている偽果

カラスウリ(烏瓜)Trichosanthes cucumeroides

双子葉植物綱 スミレ目 ウリ科 カラスウリ属
蔓性多年草
タグ:カラスウリ

〉〉ウリ状果
果実 〉偽果
バラ状果 :果床が大きくなって複数の痩果を含んだ偽果

ノイバラ(野茨)Rosa multiflora

双子葉植物綱 バラ目 バラ科 バラ属
半蔓性落葉低木
タグ:ノイバラ

〉〉バラ状果
〉偽果
果実
植物界 被子植物門

 液果には果物として身近なものもありますが、下赤阪の棚田では数は乾果にはかなわないようです。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 下赤阪の棚田2015  下赤阪の棚田2015/12  12月の下赤阪の棚田の植物  オオイヌホオズキ  ヘクソカズラ  ヤブコウジ  キツネノボタン  アレチウリ  果実/SA-tanada  液果/SA-tanada 

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

2015年の金剛山のブナは豊作?

 ちょっと遅れた初詣に登った金剛山。
 毎年最初の登山は最も登山者が多いと言われる千早本道。
 標高差600メートル。
 延々と続く階段は「登山者」におもしろくないと敬遠され、小学校が耐寒登山に使う道でもあり「登山者」にバカにされることもあります。
 でも、8合目直前からブナ林がひろがり、金剛山の中でも多くのブナを間近に見られる屈指の登山道です。

葉が落ちた千早本道八合目の冬のブナ林
ブナ林
ヤドリギがたくさん付いているのがわかります

 東北のひとにとって、ブナという木はそれほど大騒ぎするほどではないかもしれません。
 しかし、暖かいところではほかの木々に負けてしまうブナは、大阪近辺では標高800メートル以上で、神社やお寺に守られスギやヒノキの植林を免れたところだけにしか見られない樹木です。
 最も高い金剛山以外は、すべて1000メートル以下という大阪周辺の山では、ブナが残っているところは数えるほどしかありません。

特徴的なブナの葉
ブナの葉
中心の主脈から左右に伸びた側脈の先が凹んでいるのが特徴
普通側脈の先は飛び出してます

 8合目からブナ林の中を歩いていると、いつもとちがうことに気付きました。
 殻斗(かくと)があちこちに落ちています。
 「殻斗」はどんぐりの帽子のような部分。
 クリのイガイガのところも殻斗です。
 落ちているのはもちろんブナの殻斗。

ブナのどんぐりの殻斗
ブナの殻斗
カシやナラのどんぐりのような帽子型ではなく
ブナはクリのように全体を覆うタイプ
登山道で何度も踏まれたようでトゲがなくなっています

 ブナ林ですから落ちていて当然と思うかもしれません。
 ところが、ブナはほかのどんぐりの木とちがい、どんぐりはあまりなりません。
 実際、金剛山のブナ林では秋から冬にかけてブナのどんぐりを見ることはほとんどありません。
 それが、あちこちに落ちているのです。

ブナのどんぐり
ブナのどんぐり
でっぱりが3つある三角錐のような変わった形のどんぐり
これが殻斗の中に二つ入っています

 今落ちているのは、そんなに古いものではありません。
 去年の秋に熟して落ちたものでしょう。
 ブナは7~8年おきに豊作になると言われます。
 ということは、2015年は金剛山のブナの豊作の年だったのかもしれません

【中苗】 ブナ「P23Jan16」

価格:1,620円
(2016/1/24 23:16時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ブナ  どんぐり  金剛山  千早本道 

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

巨樹・古樹・老樹 その33 住吉大社の楠珺社の大阪市指定保存樹第9号の千年楠

 摂津国一宮、住吉大社(すみよしたいしゃ)。
 神功皇后(じんぐうこうごう)が住吉三神を祀ったことがはじまりと日本書紀に書かれていますので、少なくとも1300年以上の歴史があります。もちろんもっと古いはず。
 場所は現在の大阪市住吉区。
 上町台地の端になりますので、1000年以上前から陸地でしたし、南海トラフ地震の津波からも守られていたでしょう。


住吉大社の前は路面電車が走ります

 それだけ古い神社だけあって、境内には大きな樹木がいくつもあります。
 そのひとつが、境内社の楠珺社(なんくんしゃ)の千年楠。

住吉大社の楠珺社の千年楠(2015年9月)

 樹齢1000年と言われるクスノキの御神木です。
 大阪市の保存樹で、高さ18.5m、幹周り9.8m。
 決して樹齢ほどの高い木ではありませんが、大きくまわりに広げた枝ぶりは、たしかに齢(よわい)を感じさせます。

 このクスノキを祀るようにある楠珺社。
 「楠」はクスノキのこと。
 「珺」は王偏がつくように、美しい玉(ぎょく)のこと。
 「玉(ぎょく)」は、中国文化圏で美しく価値のある「石」のこと。中国文化圏での宝石のことです。
 「玉(ぎょく)」は古い書体では「王」と書きます。
 「王様」の「王(おう)」は真ん中の横線が上の方にかたよって書くことで「玉(ぎょく)」と区別します。
 ということで、「瑪瑙(めのう)」や「珊瑚(さんご)」のように美しい「石」を表す漢字には、王偏がよく使われるのです。
 「王様のように偉く尊いから」ではありません。


楠珺社と千年楠

 ところが楠珺社の祭神は宇迦魂命(うかのみたまのみこと)。
 穀物の神様で、伏見稲荷大社の主祭神です。
 名前と祭神がなんか一致しません。
 不思議です。

巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.その場所や地域の中で見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体などが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木

■参考外部リンク■
HOME | 住吉大社


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 巨樹・古樹・老樹  クスノキ  千年楠  住吉大社  大阪市指定保存樹 

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

下赤阪の棚田の2015年 12月上旬の乾果編

 金剛山の麓に広がる日本の棚田百選に選ばれた下赤阪の棚田。
 11月にたくさんの花が咲いていた棚田ビオトープでは、もちろん12月にはたくさんの実がなっています。

段々がグニャリとしている下赤阪の棚田

植物界 被子植物門
果実 タグ:下赤阪の棚田の果実
〉乾果 かんか:汁気の少ない果実 タグ:乾果
〉〉裂開果 れっかいか:熟すと割れる乾果 タグ:裂開果
〉〉〉豆果 とうか:1部屋で左右に割れる裂開果

フジ(藤)
Wisteria floribunda

双子葉植物綱
マメ目
マメ科
フジ属
蔓性落葉樹
別名:ノダフジ(野田藤)
タグ:フジ

〉〉〉豆果
果実 〉乾果 〉〉裂開果
〉〉〉蒴果 さくか:放射状に分かれる裂開果

ツユクサ(露草)Commelina communis

単子葉植物綱 ツユクサ目 ツユクサ科 ツユクサ属
一年草
タグ:ツユクサ

ホソバヒメミソハギ(細葉姫禊萩)Ammannia coccinea

双子葉植物綱 フトモモ目 ミソハギ科 ヒメミソハギ属
一年草
北アメリカ原産

在来種のヒメミソハギは、葉がもう少し幅があって、もう少し短くなります。
といいつつ、ホソバヒメミソハギというには、ちょっと短いような気もしますが。

オオニシキソウ(大錦草)
Euphorbia nutans

双子葉植物綱
キントラノオ目
トウダイグサ科
トウダイグサ属
一年草
アメリカ原産
タグ:オオニシキソウ

カンツバキ(寒椿)
Camellia sasanqua
var. fujikoana

双子葉植物綱
ツツジ目
ツバキ科
ツバキ属
常緑広葉樹

名前は「ツバキ」ですが、サザンカの変種。
ということで、花はもちろん実もツバキよりもサザンカに似ています。

ウツギ(空木)
Deutzia crenata

双子葉植物綱
バラ目
アジサイ科
ウツギ属
落葉低木
別名:ウノハナ(卯の花)
タグ:ウツギ

ソシンロウバイ
(素心蝋梅)
Chimonanthus praecox
f. concolor

双子葉植物綱
クスノキ目
ロウバイ科
ロウバイ属
落葉低木
タグ:ソシンロウバイ

〉〉〉蒴果
果実 〉乾果 〉〉裂開果
〉〉〉角果 かくか:2部屋の裂開果
〉〉〉〉長角果 ちょうかくか:長い角果

イヌガラシ(犬芥子)
Rorippa indica

双子葉植物綱
アブラナ目
アブラナ科
イヌガラシ属
多年草
タグ:イヌガラシ

タネツケバナ(種漬花)Cardamine scutata
双子葉植物綱 アブラナ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草
タグ:タネツケバナ
〉〉〉〉長角果
果実 〉乾果 〉〉裂開果〉〉〉角果
〉〉〉〉短角果 たんかくか:短い角果

ナズナ(薺)Capsella bursa-pastoris

双子葉植物綱 フウチョウソウ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草
別名:ペンペングサ
タグ:ナズナ

〉〉〉〉短角果
〉〉〉角果
果実 〉乾果 〉〉裂開果
〉〉〉蓋果 がいか:上部が蓋のように取れる裂開果

セイヨウオオバコ(西洋大葉子)Plantago major

双子葉植物綱 シソ目 オオバコ科 オオバコ属
多年草
ヨーロッパ~アジア原産
タグ:セイヨウオオバコ

在来種のオオバコに似ていますが、果穂(花穂)がやたらと長いのが特徴。

〉〉〉蓋果
〉〉裂開果
果実 〉乾果
〉〉閉果 へいか:熟しても割れない乾果 タグ:閉果
〉〉〉痩果 そうか:皮と種が分かれない閉果

コウゾリナ(剃刀菜)
Picris hieracioides
ssp. japonica

双子葉植物綱
キク目
キク科
コウゾリナ属
越年草
タグ:コウゾリナ

コセンダングサ(小栴檀草)Bidens pilosa var. pilosa

双子葉植物綱 キク目 キク科 センダングサ属
一年草
北アメリカ原産の帰化植物
タグ:コセンダングサ

道端や空地によく生えるひっつき虫。

センダングサの仲間の実はどれもよく似ていますが、まだ花が咲いていたのでわかりました。

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
Solidago canadensis var. scabra

双子葉植物綱 キク目 キク科 アキノキリンソウ属
多年草
北アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:セイタカアワダチソウ

オオハルシャギク(大春車菊)
Cosmos bipinnatus

双子葉植物綱
キク目
キク科
コスモス属
一年草
タグ:オオハルシャギク

オニノゲシ(鬼野芥子)Sonchus asper

双子葉植物綱 キク目 キク科 ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産
タグ:オニノゲシ

イヌタデ(犬蓼)
Persicaria longiseta

双子葉植物綱
ナデシコ目
タデ科
ソバカズラ属
一年草
タグ:イヌタデ

〉〉〉痩果
果実 〉乾果 〉〉閉果
〉〉〉穎果 えいか:痩果よりも皮と種が密着した閉果

アキノエノコログサ(秋の狗尾草)Setaria faberi

単子葉植物綱 イネ目 イネ科 エノコログサ属
一年草
タグ:アキノエノコログサ

ムラサキエノコログサ(紫狗尾草)Setaria viridis f. misera

単子葉植物綱 イネ目 イネ科 エノコログサ属
一年草

「ねこじゃらし」とも言われるエノコログサの仲間。

花穂(かすい)のヒゲが紫色しているのが特徴。

シマスズメノヒエ(島雀の稗)Paspalum dilatatum

単子葉植物綱 イネ目 イネ科 スズメノヒエ属
多年草
タグ:シマスズメノヒエ

チカラシバ(力芝)
Pennisetum alopecuroides

単子葉植物綱
イネ目
イネ科
チカラシバ属
多年草
タグ:チカラシバ

〉〉〉穎果
果実 〉乾果 〉〉閉果
〉〉〉胞果 ほうか:果皮と種皮が離れている閉果

ケイトウ (鶏頭)
Celosia argentea

双子葉植物綱
ナデシコ目
ヒユ科
ケイトウ属
一年草
アジア・アフリカ原産?
タグ:ケイトウ

花弁が枯れていますが、この中に果実があるはずです。

〉〉〉胞果
〉〉閉果
〉乾果
果実
植物界 被子植物門

 水分が少ない果実を集めたら、やっぱり痩果はキク科ばかりです。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会

野鳥と木の実ハンドブック

新品価格
¥1,296から
(2016/1/19 20:32時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 下赤阪の棚田2015  下赤阪の棚田2015/12  12月の下赤阪の棚田の植物  ホソバヒメミソハギ  カンツバキ  セイヨウオオバコ  コセンダングサ  ムラサキエノコログサ  ケイトウ  果実/SA-tanada 

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

下赤阪の棚田の2015年 12月上旬の赤~赤紫~紫 青紫~青い花編

 冬になってもいろいろ咲いてる12月上旬の下赤阪の棚田ビオトープ。
 赤から紫の花もいろいろ咲いています。

12月でも暖かそうな下赤阪の棚田

赤い花 タグ:下赤阪の棚田の赤い花
植物界 被子植物門
双子葉植物綱

オオハルシャギク
(大春車菊)
Cosmos bipinnatus

キク目
キク科
コスモス属
一年草
タグ:オオハルシャギク

ヨモギ(蓬)の花後
Artemisia indica
var. maximowiczii

キク目
キク科
ヨモギ属
多年草
タグ:ヨモギ

大きな花弁を持たないヨモギですが、咲いているときは白っぽいオシベが見えます。

ケイトウ (鶏頭)
Celosia argentea

ナデシコ目
ヒユ科
ケイトウ属
一年草
アジア・アフリカ産?
タグ:ケイトウ

カンツバキ(寒椿) Camellia sasanqua var. fujikoana

ツツジ目 ツバキ科 ツバキ属
常緑広葉樹

名前は「ツバキ」ですが、サザンカの亜種。
たしかに見た目もツバキというよりサザンカ。

サザンカの学名は「Camellia sasanqua」でツバキ(ヤブツバキ)は「Camellia japonica」。
ちがうと言いつつ、どちらも同じツバキ属。

双子葉植物綱
植物界 被子植物門
単子葉植物綱

ススキ(芒,薄)Miscanthus sinensis

イネ目 イネ科 ススキ属
多年草

オギかと思ったのですが、よく見ると花に飛び出した細長いトゲ状の禾(のぎ)があるのでススキ。
なければオギ

ススキによく似たオギは水気のある所を好むので、棚田にもあるかと思うのですが、今のところススキばかりです。
きっと見逃しているのでしょう。

単子葉植物綱
植物界 被子植物門
赤い花
赤紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の赤紫色の花
植物界 被子植物門
双子葉植物綱

キツネノマゴ(狐の孫)
Justicia procumbens

シソ目
キツネノマゴ科
キツネノマゴ属
一年草
タグ:キツネノマゴ

どう見ても「キツネ」と結びつかない花。
もちろん「孫」とも結びつきません。

ということで、由来はよくわからないそうです。

ホトケノザ(仏の座)
Lamium amplexicaule

シソ目
シソ科
オドリコソウ属
越年草
タグ:ホトケノザ

春の七草の「ほとけのざ」とはちがいます。

ヒメオドリコソウとも似ていますが、こちらは花が小さく上に立ち上がります。

アキノタムラソウ
(秋の田村草)
Salvia japonica

シソ目
シソ科
アキギリ属
多年草
タグ:アキノタムラソウ

ムラサキカタバミ
(紫片喰)
Oxalis corymbosa

フウロソウ目
カタバミ科
カタバミ属
多年草
南アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
タグ:ムラサキカタバミ

双子葉植物綱
植物界 被子植物門
赤紫色の花
紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の紫色の花
植物界 被子植物門
双子葉植物綱

トキワハゼ(常磐爆)Mazus pumilus

シソ目 ハエドクソウ科 サギゴケ属
一年草
タグ:トキワハゼ

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
Mazus miquelii

シソ目
ハエドクソウ科
サギゴケ属
多年草
タグ:ムラサキサギゴケ

アメリカイヌホオズキ(あめりか犬酸漿)
Solanum ptychanthum

双子葉植物綱 ナス目 ナス科 ナス属
一年草
北アメリカ原産
タグ:アメリカイヌホオズキ

双子葉植物綱
植物界 被子植物門
紫色の花
青紫色の花 タグ:下赤阪の棚田の青紫色の花
植物界 被子植物門
双子葉植物綱

ヨメナ(嫁菜)Aster yomena

キク目 キク科 シオン属
多年草
タグ:ヨメナ

双子葉植物綱
植物界 被子植物門
青紫色の花
青い花 タグ:下赤阪の棚田の青い花
植物界 被子植物門
双子葉植物綱

キュウリグサ(胡瓜草)Trigonotis peduncularis

キク目 ムラサキ科 キュウリグサ属
二年草
タグ:キュウリグサ

キュウリグサの花期は春。
似た花に同じムラサキ科のノハラムラサキがありますが、花の中央から白い膨らみが放射状に広がります。

この花には見られませんので、花期がずれたキュウリグサ?

ハナイバナ(葉内花)Bothriospermum tenellum

キク目 ムラサキ科 ハナイバナ属
一年草・越年草
タグ:ハナイバナ

キュウリグサに似ていますが、花の中央のポンデリングみたいな副花冠が白。
というわけでハナイバナ。

こちらの花期は11月くらいまで。

オオイヌノフグリ
(大犬の陰嚢)
Veronica persica

シソ目
オオバコ科
クワガタソウ属
越年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
別名:瑠璃唐草
タグ:オオイヌノフグリ

単子葉植物綱
植物界 被子植物門
青い花

 白い花や黄色い花ほどではありませんが、外来種が目立つような。
 外来種は、基本的に人間が移動する範囲に広がっていきます。
 周りが山で自然の多いところですが、棚田という人間が頻繁に立ち寄るところなので、外来種も多くなっていくのでしょう。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 下赤阪の棚田2015  下赤阪の棚田2015/12  12月の下赤阪の棚田の植物  ヨモギ  カンツバキ  ススキ  キツネノマゴ  ハナイバナ  赤い花/SA-tanada  赤紫色の花/SA-tanada 

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

はつもうで 高野の坂に すみれさく

 初詣の高野山。
 高野山へ行くときは、ほとんどの人は、極楽橋駅からケーブルカーを使って山上まで行きます。
 そこをあえて歩きます。
 不動坂で300メートル以上登って女人堂へ。

 道は軽自動車が走れるほどしっかりしています。
 途中、春になるといろいろな山野草が目を楽しませてくれますが、さすがに冬は花がありません。

 そんな不動坂で咲いていたスミレ。
 冬菫です。

高野山のタチツボスミレ

 冬菫は、特定の種類ではありません。
 スミレは春に咲くもの。
 それがどういうわけか冬に咲くことがあります。
 そういう季節はずれのスミレの花が冬菫。

心形の葉

 どうやらタチツボスミレのようです。
 春になるとあちこちでスミレが咲く高野山ですが、ちょっと早いスミレ。
 去年の初詣は雪の中でしたが、暖かいので、スミレも咲いたのでしょうか。

紫色の距

■参考外部リンク■
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
悠誘高野山へようこそ

【山野草】サクラタチツボスミレ

価格:507円
(2016/1/11 21:21時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 冬スミレ  タチツボスミレ  スミレ  高野山  不動坂  冬の花  紫色の花 

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

下赤阪の棚田の2015年 12月上旬の白~緑~黄色の花編

 11月の末に冷え込んだものの、おおむね暖かい日が続く2015年12月の下赤阪の棚田ビトープ。
 もう冬だというのに、結構花が咲いていました。

冬らしい雲の12月の下赤阪の棚田

白い花 タグ:下赤阪の棚田の白い花
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
キク目

ハキダメギク(掃溜菊)Galinsoga quadriradiata

キク目 キク科 コゴメギク属
一年草
タグ:ハキダメギク

名前の由来は、命名者の牧野博士が掃き溜めで見つけたからだとか。
あんまりな感じがしますが、下赤阪の棚田では流石にハキダメではありませんが、枯れた草が溜まったような場所で生えています。
少し納得。

ハルジオン(春紫苑)Erigeron philadelphicus

キク目 キク科 ムカシヨモギ属
多年草
北アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:ハルジオン

同じ外来種のヒメジョオンとよく間違われる花。
見た目だけでなく生えるところもよく似ていますが、名前のように春が花期ですが、もう咲き始めています。
このように図鑑通りの時期に咲くわけではありませんので、注意が必要です。

見分けるポイントは、花弁が糸のように細いこと、ツボミが垂れ気味などあります。
一番わかり易いのは、葉が茎を巻くようについていること。
ヒメジョンは細くなって柄で茎につきます。

ヒメジョオン(姫女苑)Erigeron annuus

キク目 キク科 ムカシヨモギ属
越年草
北アメリカ原産の帰化植物
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:ヒメジョオン

コシロノセンダングサ(小白の栴檀草)
Bidens pilosa var. minor

キク目 キク科 センダングサ属
一年草
中南米原産
タグ:コシロノセンダングサ

花弁がないかあっても小さいのばかりの中で、センダングサとは思えない大きな花弁。
でも、種ができると紛れも無くセンダングサ。
もちろん、ひっつき虫。

オオハルシャギク(大春車菊)
Cosmos bipinnatus

キク目
キク科
コスモス属
一年草
タグ:オオハルシャギク

キク目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
その他の目

タネツケバナ(種漬花)Cardamine scutata

アブラナ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草
タグ:タネツケバナ

ナズナ(薺)Capsella bursa-pastoris

アブラナ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草
別名:ペンペングサ
タグ:ナズナ

コハコベ (小繁縷)
Stellaria media

ナデシコ目
ナデシコ科
ハコベ属
越年草
北アメリカ原産
タグ:コハコベ

ビワ(枇杷)
Eriobotrya japonica

バラ目
バラ科
ビワ属
常緑高木
タグ:ビワ

その他の目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
白い花
緑色の花 タグ:下赤阪の棚田の緑色の花
植物界 被子植物門 双子葉植物綱

アレチウリ(荒れ地瓜)
Sicyos angulatus

ウリ目 ウリ科 アレチウリ属
蔓性一年草
北アメリカ原産の帰化植物
特定外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100

液果の集合果
タグ:アレチウリ

植物界 被子植物門 双子葉植物綱
緑色の花
黄色い花 タグ:下赤阪の棚田の黄色い花
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
キク目

ニガナ(苦菜,黄瓜菜)Ixeris dentata

キク目 キク科 ニガナ属
多年草

右上は根出葉。

花弁の先が赤みがかっていて花も壺状、花期もずれているのでニガナではないようです。
ツボミや花序、根本にはえている葉の形などからニガナとしました。

ヤクシソウ(薬師草)Youngia denticulata

キク目 キク科 オニタビラコ属
越年草
別名:ニガミグサ
タグ:ヤクシソウ

まとまって咲くのが特徴。
咲いた後には垂れます。
花期は11月くらいまでですが、暖かいからでしょうか。
まだ咲いていました。

オニタビラコ(鬼田平子)Youngia japonica

キク目 キク科 オニタビラコ属
一年草
タグ:オニタビラコ

オオジシバリ(大地縛り)
Ixeris debilis

キク目
キク科
ニガナ属
多年草
タグ:オオジシバリ

コウゾリナ(剃刀菜)Picris hieracioides ssp. japonica

双子葉植物綱 キク目 キク科 コウゾリナ属
越年草
タグ:コウゾリナ

右下は上部の葉

オニノゲシ(鬼野芥子)Sonchus asper

キク目 キク科 ノゲシ属
越年草
ヨーロッパ原産
タグ:オニノゲシ

コセンダングサ(小栴檀草)
Bidens pilosa var. pilosa

キク目
キク科
センダングサ属
一年草
北アメリカ原産の帰化植物
タグ:コセンダングサ

下は花後

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)Taraxacum officinale

キク目 キク科 タンポポ属
多年草
ヨーロッパ原産
要注意外来生物
日本の侵略的外来種ワースト100
タグ:セイヨウタンポポ

キク目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
その他の目

イヌガラシ(犬芥子)
Rorippa indica

アブラナ目
アブラナ科
イヌガラシ属
多年草
タグ:イヌガラシ

カタバミ(酢漿草,片喰)
Oxalis corniculata

双子葉植物綱
カタバミ目
カタバミ科
カタバミ属
多年草
タグ:カタバミ

その他の目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
黄色い花

 白と黄色の花は、キク科だらけでした。
 外来種が多いので、ほかの花が減ったためよく目立つようになったのかもしれません。
 ダテに異国の地に根付いて長年いきてきたのではありませんね。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 下赤阪の棚田2015  下赤阪の棚田2015/12  12月の下赤阪の棚田の植物  ニガナ  ヤクシソウ  ハルジオン  コシロノセンダングサ  ハキダメギク  白い花/SA-tanada  黄色い花/SA-tanada 

関連記事

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
12 | 2016/01 | 02
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
bk1
リンク
動物プロダクション サイエンスとゆかいな仲間たち
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる