初秋の錦織公園の蝶 たくさんの花にいろんな蝶があつまっています。
明治神宮とほぼ同じ広さがある大阪南部にある錦織公園。
木が多いだけでなく、草もたくさんあります。
南入口には、ハーブをはじめいろいろな花が咲いています。
河内の里には、日本の在来種や昔からよく育てられている花が咲いています。
ということもあり、秋の花にチョウがいっぱい集まっていました。
アゲハチョウ上科
シジミチョウ科
小さい蝶が多い科です。
シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科 ヒメシジミ族 ツバメシジミ属


メス
翅の表側はちょっと黒っぽい。
雄はもう少し薄い色をしています。
シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科 ヒメシジミ族 ヤマトシジミ属

ちょっと翅が汚れているようです
幼虫はカタバミを食べますので、道端でもよく見かけます。
シジミチョウ科 ベニシジミ亜科 ベニシジミ属

夏型
春型の翅の表はもっと鮮やかです。
タテハチョウ科
前肢が退化していて4本脚に見えます。
タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 マネシヒカゲ族 キマダラヒカゲ属

オス
よく似たチョウにヤマキマダラヒカゲがいますが、名前のように低山から亜高山帯にいます。
タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 マネシヒカゲ族 ヒカゲチョウ属

翅の丸い模様(蛇の目模様)は鳥を驚かすためと言われますが、鳥は驚かないともいわれています。
タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科 ジャノメチョウ族 ウラナミジャノメ属

丸い点が鳥の天敵の目のように思うわせるためと言われていますが、多くのジャノメチョウは2個以上あります。
鳥よりも妖怪に効き目がありそうです。
タテハチョウ科 ドクチョウ亜科 ヒョウモンチョウ族 ツマグロヒョウモン属

メス

オス
花によく集るきれいなチョウ。
翅の先の色が変わる派手な方がメス。
動物はオスのほうが派手なイメージがありますが、そうでないこともあります。
シロチョウ科
シロチョウ科 モンキチョウ亜科 モンキチョウ属

黄色いチョウにキタキチョウがありますが、翅に黒点がたくさんあります。
モンキチョウは名前の通り黒点は多くありません。
セセリチョウ上科
セセリチョウ科 イチモンジセセリ属

翅の裏側の白点が一直線に並んでいるのが由来。
よく似たセセリチョウがいますが、このように真直ぐ並んでいません。
チョウを呼ぶために「バタフライガーデン」と称して外来種の花ばかり植えられることもあります。
河内の里は、在来種と長らく日本で栽培されてきた花ばかり。
それでもたくさんチョウは集まるようです。

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