今年も儚い金剛山の樹氷
2014年から15年にかけての冬、最初の霧氷は高野山でした。
それに遅れて、金剛山でも霧氷を見てきました。
冬、空気中の冷えた水蒸気が木にあたって氷になったものが霧氷(むひょう)。
白くなって木についた霧氷が樹氷(じゅひょう)。
蔵王の「アイスモンスター」は有名ですが、さすがに大阪の低山ではそのようなものはありません。
それどころか、ちょっと温度が上がって雨が降るとみんなとけて無くなります。
この冬も何度かとけています。
だからこそ、小さな儚(はかな)い樹氷でも、冬の風物詩になります。
金剛山登山での樹氷ポイントの一つが、最も登山者が多い千早本道の八合目から上。
実はここは奈良県。
大阪の樹氷ではなかったりします。

葉を落としたブナにつく樹氷

向かいの文殊尾根のブナ林も樹氷ポイント
八合目からの迂回路はブナ林の中を通ります。
葉を落としたブナに樹氷がついています。

曇だと水墨画の中にいるようです
この冬はちょっと暖かいようで、金剛山の雪もとけたり積もったりを繰り返しています。
今年も金剛山の山頂は、儚い樹氷になりそうです。
タグ♦ 冬の金剛山
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