下赤阪の棚田の2014年 9月下旬のチョウ以外の虫・両生類編
もうすぐ稲刈りの9月下旬の下赤阪の棚田ビオトープ。
チョウ目以外の昆虫と虫とカエルです。
この記事には虫などの画像があります。

運動公園から見た9月の下赤阪の棚田
下赤阪の棚田の生き物の追いかけも季節を一巡りしました。
すでに紹介している生き物については、画像や説明等を省いているものもあります。
画像や説明等のあるページのタグリンクを名前につけていますので、そちらをご覧ください。
動物界
節足動物門
昆虫綱
新翅節
内翅上目
ホソヒラタアブ(細扁虻)Episyrphus balteatus
ハエ目 ハナアブ科 ホソヒラタアブ属 | |
ヒラタアブの仲間でもよく見る種類。 幼虫はアブラムシが大好きで、アブラムシだらけでもあっという間に食べ尽くしてしまいます。 |
![]() |
ヒメスズメバチ(姫雀蜂)Vespa ducalis
ハチ目 スズメバチ科 スズメバチ属 | |
腹部の黒い帯が先端のほうが太いのでヒメスズメバチ。 大きさも中くらいでした。 |
![]() |
ツマジロクロハバチ(褄白黒葉蜂)Macrophya apicalis ?
ハチ目 ハバチ科 Macrophya属 | |
触角と後肢の先が白い特徴のあるハチ。 なのですが、同じパターンのハチは見つかりません。 一番近いのがツマジロクロハバチでした。 |
![]() |
甲虫目 ハムシ科 ウリハムシ属 |
内翅上目
動物界 節足動物門 昆虫綱 新翅節
多新翅上目
ニシキリギリス(西螽蟖)Gampsocleis buergeri
バッタ目 キリギリス科 キリギリス属 | |
![]() | |
西日本型のキリギリス。 バッタの仲間らしく稲の葉を食べていましたが、実は雑食性。 脚のトゲトゲで虫を捕まえて食べてしまうこともあります。 | |
エンマコオロギ(閻魔蟋蟀)Teleogryllus emma のオス
バッタ目 コオロギ科 エンマコオロギ属 | |
日本の本州で一番大きなコオロギ。 「コオロギ」という時は、この種類を刺すことが多いようです。 |
![]() |
バッタ目 イナゴ科 ツチイナゴ属 幼虫も目の下に涙の跡のような模様が入るのが特徴。 見分けやすいバッタ。 |
![]() |
バッタ目 バッタ科 イナゴ属 | |
ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)Acrida cinerea
バッタ目 バッタ科 ショウリョウバッタ属 |
内翅上目
新翅節旧翅節
トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属 |
旧翅節
昆虫綱蛛形綱
イオウイロハシリグモ(硫黄色走蜘蛛)Dolomedes sulfueus
クモ目 キシダグモ科 ハシリグモ属のメス | |
![]() | |
巣を張らずに、名前の通り走り回って餌を捕らえるタイプのクモ。 卵嚢を抱えていますので、メスになります。 | |
ササグモ(笹蜘蛛)Oxyopes sertatus の幼体
クモ目 ササグモ科 ササグモ属 | |
こちらも巣を張らないクモ。 くわえているのは、チョウ目編で紹介したキタテハの3齢幼虫です。 |
![]() |
クモ目 ジョロウグモ科 ジョロウグモ属 |
蛛形綱
昆虫綱動物界
脊索動物門
両生綱
カエル目 アカガエル科 アカガエル属 |
カエル目 アカガエル科 アカガエル属 |
両生綱
脊索動物門動物界
やっぱりチョウ目が目立つ9月の棚田でした。
もっとも、これはただただぷらぷらと棚田の中を歩いた中で写真を撮ることができたものだけ。
草むらの中にはもっとたくさんの生き物と、その跡があることでしょう。
タグ♦ 下赤阪の棚田の2014年 下赤阪の棚田
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会
ACRES_棚田の主な役割と「百選」の選定方法
(一般社団法人 地域環境資源センター 農村環境部)
![]() |
タグ: 9月の下赤阪の棚田の動物 下赤阪の棚田の2014年 下赤阪の棚田201409 ホソヒラタアブ ヒメスズメバチ ツマジロクロハバチ ニシキリギリス エンマコオロギ イオウイロハシリグモ クモ/SA-tanada

- 関連記事
-
- 下赤阪の棚田2013年のいきもの目次 (2014/11/16)
- 下赤阪の棚田の2014年 9月下旬のチョウ以外の虫・両生類編 (2014/11/14)
- 村の棚田の稲刈りはじまりました。下赤阪の棚田 (2014/10/13)
スポンサーサイト