【 2014年10月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

とっても小さな体にきっと秘密がいっぱい ナンバンギセルの種


 9月に咲いていたナンバンギセル

 10月下旬になってもまだ咲いていました。



10月下旬の花は丈が低くなっています
10月下旬の花は丈が低くなっています




 そして9月に咲いていた花はには種ができていました。

 花の根元が大きく膨らんでいます。

 中には裂けて種が見えているものもあります。



種が出来上がったナンバンギセルの実
種が出来上がったナンバンギセルの実




 中にたくさん詰まっているホコリのようなものが種。

 大きさは数分の1ミリ。
 とても小さな種です。

 ちょっと触っただけふわふわと飛んでいきます。

 ヤドリギのように鳥を使うのではなく、風まかせなので、数を多くして確率の低さを補おうというのでしょう。

 ナンバンギセルは自分で栄養をつくれない全寄生植物。

 寄生する(宿主となる)単子葉植物がないと生きていけません。



黄色い小さな粒がナンバンギセルの種
黄色い小さな粒がナンバンギセルの種




 気になるのは種がとてもとても小さいこと。

 これでは中身は胚だけで、成長するための栄養はまったくないでしょう。

 種が落ちた所に寄生に適した単子葉植物がなければ発芽もできないにちがいありません。

 となると、発芽するのは宿主がいるとはっきりした時だけ。
 とりあえず芽を出して探している余裕はないはず。



 宿主が出す物質を感じて発芽するそうですが、それでも1ミリにも満たない種で宿主にたどりつけるのでしょうか。

 よくわかりませんが、きっと何か想像を超えるような秘密があるにちがいありません。



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タグ: ナンバンギセル寄生植物秋の実紫色の花秋の花

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秋の里山 足下の小さな赤い実 蔓蟻通し


 河内地方の里山を模してつくられた錦織公園の河内の里。

 畑や田圃があり、様々な果樹や草花などが植えられています。

 そんななかでちょっとだけ森歩きを楽しめるのが野辺の道。

 標高差20mくらいの丘を上り下りする短い道ですが、コナラやヤマザクラなどに覆われた林床を歩く道です。



お茶畑が広がる河内の里
お茶畑が広がる河内の里




 秋。

 10月。

 野辺の道を歩いていると、足下に小さな赤い実が。

 地面を這う姿は草のようですが、つるりとした厚手の濃い緑色の葉は、草というよりも木。

 このちょっと変わった植物はツルアリドオシ。

 アカネ科のつる性常緑多年草。



ツルアリドオシ(蔓蟻通し)Mitchella undulata
アカネ目 アカネ科 ツルアリドオシ属
蔓性常緑多年草

ツルアリドオシ(蔓蟻通し)



 赤い実はよく見ると小さな二つの凹みがあります。

 一つじゃなくて二つあるのがちょっとヘン。

 実はツルアリドオシは花が二つ咲きます。

 でも子房がつながっているので、果実はひとつ。

 花がついていた跡が2つの凹みになります。



2つのくぼみがおもしろい実
2つのくぼみがおもしろい実




 ちょっと変わった赤い実です。



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タグ: ツルアリドオシ錦織公園河内の里赤い実秋の実

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秋の和泉山脈で初ルリセンチコガネ


 コガネムシの仲間にはキラキラ光るものがよくあります。

 そんなコガネムシのひとつがセンチコガネ。



この記事にはの画像があります。





 なかでもオオセンチコガネはキラキラの構造色。
 条件がよければ自分のシルエットが映り込むくらいのキラキラ度。

 なんですが、実は哺乳類のうんちを食べる糞虫(ふんちゅう)です。



紀伊山地の高野山のルリセンチコガネ
紀伊山地の高野山のルリセンチコガネ




 都市化が進み、田園地域でも哺乳類が減ってしまったせいか、牧場や奈良公園のような特別な場所を除けば山でしか見けることがありません。

 センチコガネとオオセンチコガネは見た目も生態もよく似ているようですが、見かける割合は場所によって大きく偏りがあります。

 例えば奈良公園は糞虫が当たり前のようにいるところですが、見かけるのは圧倒的にオオセンチコガネ。

 高野山でもオオセンチコガネ。センチコガネを見たことはありません。

 逆に金剛山地と和泉山脈ではセンチコガネばかり。オオセンチコガネを見たことはありません。



和泉山脈の和泉葛城山のセンチコガネ
和泉山脈の和泉葛城山のセンチコガネ




 どういう理由かわかりませんが、ニッチ(活動する場所や時間や食べ物など)が同じですので、どちらかが極端に多くなるのかもしれません。

 しかし、よく考えてみるとお互いに協力しあうことがないセンチコガネ同士、オオセンチコガネ同士にとっては同じ種でもお互いがライバル。

 やっぱりよくわかりません。



 ところが10月初旬、センチコガネ圏の和泉山脈の岩湧山ではじめてオオセンチコガネと出会いました。

 オオセンチコガネは各地で色のちがいがあります。

 和歌山と奈良は緑がかった紺色のオオセンチコガネ。別名「ルリセンチコガネ」。

 岩湧山もルリセンチコガネ。

 ただちょっとくすんだ色。色の変化が多いセンチコガネの可能性も否定できません。

 いままでセンチコガネばかりだったので、ついつい懐疑的になります。



和泉山脈の岩湧山で出会ったルリセンチコガネ?
和泉山脈の岩湧山で出会ったルリセンチコガネ?




 ということで、確認。

 センチコガネとオオセンチコガネをきっちり区別できるところの一つは、頭楯(とうじゅん)。

 頭部にある平らなところです。

 これが半円形だとセンチコガネ。

 中心部が飛び出してちょっととんがった台形(ゆるい三角)だったら、オオセンチコガネ。

 はたして岩湧山のルリセンチコガネ風は?



和泉山脈の岩湧山のオオセンチコガネの頭楯
和泉山脈の岩湧山の
オオセンチコガネの頭楯
なんとなくとんがっています
和泉山脈の和泉葛城山のセンチコガネの頭楯
和泉山脈の和泉葛城山の
センチコガネの頭楯
きれいな半円形です



 やっぱりオオセンチコガネのようです。

 和泉山脈、そしてひとつに連なる金剛山地で初めて出会ったオオセンチコガネ、ルリセンチコガネ。

 そして「和泉山脈にはオオセンチコガネがいない山伝説」が崩れた瞬間でした。

 ここにオオセンチコガネがいるということは、つながっている金剛山にもきっといることでしょう。



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タグ: オオセンチコガネルリセンチコガネセンチコガネ岩湧山和泉山脈

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いきなり質問。これはなんの草?


いきなり質問です

 プランターに生えているこの小さな植物は何でしょう。

 身近な野菜です。



謎の身近な野菜
謎の身近な野菜




 まだ芽を出したばかり。

 葉が1枚と、茎の先には巻き付いたような葉。

 固そうな感じの葉は、単子葉植物のようです。



謎の単子葉植物らしき野菜
謎の単子葉植物らしき野菜




こたえ

 ショウガの葉。

 おすしや牛丼にかかせないあのショウガです。



 食べる部分は地面の下の茎が大きくなった根茎の部分。

 地面の上に出るのはこんな感じです。

 茎のようにみえるのは、葉が何枚も重なって茎のようになった偽茎。

 もちろんもっと大きくなって花も咲かせます。



 たまたま残ったショウガの欠片から芽が出ていたのでプランターの空いているところに植えたら、ここまで伸びました。

 育てようと思って植えたわけではありませんのでいつれ枯れるでしょうが、スーパーでは見られない食べ物の姿を見ることができました。



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タグ: ショウガ野菜単子葉植物偽茎いきなり質問

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村の棚田の稲刈りはじまりました。下赤阪の棚田


 日本の棚田100選の下赤阪の棚田。

 大阪唯一の村、千早赤阪村の棚田です。

 10月初旬。

 稲穂も色づいて稲刈りの季節がやって来ました。



稲刈りが始まった下赤阪の棚田
※画像スライドできます ⇒⇒




 この棚田は複数の方が管理されているようで、田植えも稲刈りもバラバラ。

 でも、この様子では、10月中旬にはきれいに稲刈りが終わっていることでしょう。

 11月のライトアップまで、棚田ビオトープもちょっと静かになるかもしれません。



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タグ: 下赤阪の棚田下赤阪の棚田の2014年下赤阪の棚田201410稲刈り棚田

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見返る必要はありません。金剛山のミカエリソウ


 秋の金剛山。

 標高差1000mの長い登山道、二河原辺(にがらべ)道。

 ほとんどがスギなどの植林地。

 長いわりにちょっと風景が単調なのが欠点。



杉林の中の尾根道の二河原辺道
杉林の中の尾根道の二河原辺道




 そんな道でも所々で花が咲いています。

 カワチブシのほか、ちょっと気になったのがミカエリソウ。

 シソ科テンニンソウ属の落葉低木。



ミカエリソウ(見返り草)Comanthosphace stellipila

シソ目 シソ科 テンニンソウ属
落葉小低木

ミカエリソウ(見返り草)



 見ての通りシソ科の特徴を持っているので、わかりやすい花かもしれません。

 ただ丈は低くても草ではなく木。

 シソ科の木はちょっと珍しいかもしれません。



ミカエリソウの花
ミカエリソウの花




 唇形花冠(しんけいかかん)がわからないほど小さな花弁に、飛び出た長い4本のオシベと1本のメシベ。

 それがまとまって並んでいる穂状花序(すいじょうかじょ)。

 たくさんの花が一斉に咲いている姿は目を惹きます。



シソ科らしい葉
シソ科らしい葉




 名前の由来は、思わず見返るほど花がきれいなこと。

 と言われますが、たしかにきれいですが、さすがにそれほどまでに特別とは思えません。

 それに見返るまでもなく、立ち止まってしまうでしょう。

 ということで、「由来は謎」説が正しいような気がします。



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タグ: ミカエリソウ秋の花紫色の花金剛山の花金剛山二河原辺道

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ある仲秋の錦織公園河内の里の風景


 大阪の南河内(みなみがわち)にある府営の錦織(にしこおり)公園。

 河内地方の昔の農家の姿をイメージして様々里の植物が植えられた「河内の里」があります。

 そこにも秋が訪れていました。

 ここの田んぼはとても小さく、採れるお米の量も大したこともないようですが、田んぼがある風景はこの公園でもほっとする景色の一つです。



小さな田んぼの稲も色づいてきました
小さな田んぼの稲も色づいてきました




 秋の田んぼにつきもののヒガンバナ。

 田んぼとの畦(あぜ)と畑のまわりにも植えら、一面赤く染めています。



秋の田んぼというとヒガンバナ
秋の田んぼというとヒガンバナ




 紫色の小さな実のコムラサキ。

 同じ紫色の実をつけるムラサキシキブよりも小ぶりなので公園などによく植えられています。



コムラサキの実も色づいています
コムラサキの実も色づいています




 秋の花、ホトトギスも咲いていました。

 個性的な形をしていますが、ユリ科の花。

 よく見ると太い花被片と細い花被片が順番に並ぶユリ科の特徴的な花をしています。



花が個性的な形のホトトギス
花が個性的な形のホトトギス




 別の場所には同じホトトギス属のヤマジノホトトギスが咲いていました。

 ホトトギスと同じ形ですが、花の真ん中の噴水のようなオシベに紫のまだら模様がありません。
 花被片の開き方もちがいます。

 もちろん他の種類でもまだら網様があるものないものありますので、全部これで判断できるわけではありません。



ちょっと細身のヤマジノホトトギス
ちょっと細身のヤマジノホトトギス




 そして、もうお茶の花が咲きはじめていました。

 なんかもう冬になったような気分です。



まるまった感じのお茶の花
まるまった感じのお茶の花




 あちこちで落葉樹が色づき始めています。

 本格的な紅葉の季節はまだまだですが、気の早い木々はそろそろ色が変わりはじめてる、仲秋の錦織公園です。



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タグ: 秋の花イネヒガンバナコムラサキホトトギスヤマジノホトトギスお茶錦織公園

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いきなり質問。これはなんの実?


いきなり質問です

 ご近所へ伺った時、いただいてきた植物の実です。

 庭でできたそうです。

 さて、なんでしょう?



謎の実
謎の実




ヒント1

 木本(木)ではなく草本(草)の実です。
 撮影は5月末。
 まだ熟していません。



直径は2センチ強
直径は2センチ強




ヒント2

 誰でも食べたことがあり、家庭に常備していていても不思議はないようなありふれた野菜です。



どこかで見たことがるようなヘタ
どこかで見たことがるようなヘタ




ヒント3

 なんかトマトに似ているような気がしますが、食べるのは茎が変形したもので、この実は食べません。



なんかトマトっぽいようなナスっぽいような
なんかトマトっぽいようなナスっぽいような




こたえ

 ジャガイモの実です。

 そう、フライドポテトのジャガイモです。



 ジャガイモは南米原産のナス科ナス属の一年草。

 “イモ”は根ではなく茎に栄養がたまったもので、塊茎(かいけい)といいます。

 ナス属の野菜というとほかにナスやトマトがあります。

 ところがナス属の多くの植物は、有毒なアルカロイドを含むので食用にすることはできません。

 ジャガイモなどが特別なようです。



 芋で増やすことができるためか、それとも野菜としての歴史が長いためか、ジャガイモは花こそ普通に咲きますが、果実はなかなかできないそうです。

 確かに家庭菜園で育てていた時も、実がなっているのは見たことがありません。

 じつは実物を見ましたのははじめて。



 タイミング良くご近所さんのところへ行くことができたので、運よくジャガイモの実を見ることができたのでした。



タグ♦ ジャガイモ 野菜 

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タグ: ジャガイモ野菜いきなり質問

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尾根道だって咲いている金剛山のトリカブト カワチブシ


 秋の金剛山。

 いつもとはちょっとちがう登山道。

 赤阪から伸びる標高差1000m以上。
 そして距離7km以上という長い登山道です。

 足谷川をはさんで並ぶ2つの尾根道。

 北の尾根が「二河原辺(にがらべ)・水分(すいぶん)道」。
 南の尾根が「桐山・二河原辺道」。

 どちらも「二河原辺」を通るので、勝手に2つ合わせて「二河原辺道」と呼んでいます。

 基本的に尾根道で、田んぼが並ぶなだらかなところから始まっていますので、金剛山の始まりから登るといえるかもしれません。



桐山・二河原辺道はこんな怪しげなところからはじまります
桐山・二河原辺道はこんな怪しげなところからはじまります




 その道の途中で、青紫色の花が咲いていました。

 初秋から金剛山を彩る野草。

 トリカブト。

 ただこのトリカブトはちょっとヘン。



尾根道で咲くトリカブト
尾根道で咲くトリカブト




 ひとつは咲いている場所。

 金剛山のトリカブト・ポイントというと、沢筋の日当たりのいいところ。

 ヤマトリカブトはどちらかというと湿り気のあるところを好む植物。

 尾根筋で出会うとは想像もしていません。

 それもところどころに。

 さらに草丈もちょっと低め。
 1メートルほど。



花柄に毛はありません
花柄に毛はありません
筒状の花びらのようにみえるのは萼(がく)
花びらは筒の奥にあって外からは見えません




 いろいろ画像をとって確認してみると、オシベも花柄も毛がありません。

 おそらくはカワチブシ。

 このあたりで最初に確認されたトリカブトの一種。

 尾根筋と言っても生えていたのは小さな頂きをまく道、尾根ではないところ。
 ちょっと湿っていそうで草も多いところ。

 丈が低いのは沢筋ほど水分条件が良くなかったため?



オシベのようにみえるのは本当のオシベ
オシベのようにみえるのは本当のオシベ
メシベは奥にあるので見えません




 トリカブトは多年草。

 毎年同じ所で咲きます。

 ということで、この時期にこの道を通ったことがなかったので、今まで気が付かなかっただけなのでしょう。



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タグ: カワチブシトリカブト金剛山の花秋の花青い花金剛山二河原辺道

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秋の金剛山の千早本道に登ったら山のエビフライがたくさんころがっていた!


 秋の金剛山。

 ひさしぶりにもっとも人が多い千早本道を登りました。

 この登山道は健康登山や小学校の耐寒登山に使われる道なので、広く良く手入れされ、比較的安全な道です。



 3合目あたりをすぎた頃、道端に落ちていました。

 エビフライが。

 まさか山を登りながらお弁当を食べようとしておかずを落とした?



道端にいっぱい落ちていたエビフライ
道端にいっぱい落ちていたエビフライ




 いいえ、ちがいます。

 山のエビフライ。

 リスが松ぼっくりの実を食べた跡です。



近くで見るとちょっとかわった“エビフライ”
近くで見るとちょっとかわった“エビフライ”




 大阪と奈良にいるリスは2種類。

 ひとつはニホンリス。在来種。

 そしてクリハラリス。外来種。

 クリハラリスは大阪城公園でしか確認されていないということなので、これはニホンリスのものでしょう。



ニホンリス(兵庫県立人と自然の博物館)
ニホンリス(兵庫県立人と自然の博物館)




 1箇所にまとめるように捨ててあるのが気になります。

 登りながらひろい集めていた人が、ここにまとめて捨てたのでしょうか。

 ありえないような気もしますが、ここはものすごく登山者が多い道。そういう人がいないとは、ちょっと言い切れません。

 謎は残りますが、山のエビフライはリスが作ったものなのは間違いないでしょう。



ところが

 「ムササビでは?」というご指摘をいただきました。

 ムササビは手と足の間にある膜で空中を滑空するネズミの仲間(ネズミ目)です。

 同じように「空飛ぶネズミ」モモンガよりもずっと大きく、日本在来種のネズミ目では最大。

 空を滑空する様子は、結構迫力があります。




ムササビ(きしわだ自然資料館)




 というわけでさっそく再確認。

 リスよりもずっと空が大きいせいか、松笠の食痕はリスよりも荒っぽくなります。

 金剛山のエビフライはちょっと毛羽立った感じで、種鱗(松笠の鱗のような部分)の繊維が残っているのが荒々しく感じます。

 ということで、ニホンリス改め、モモンガが食べた跡にちがいありません?




2014年10月4日 追記

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