今年もタルサトイモがはじまります! タルサトイモ2014
桜の花も終わって今年もタルサトイモの季節がやって来ました。
もともと家庭菜園で作っていたのですが、閉鎖にともなって漬物樽をベランダにおいて作ってみると思っていたい以上によくつくれました。
タルサトイモのはじまりです。
サトイモは種でなく芋で増やしますので、親の性質がそのまま受け継がれます。
同じように育てたら、同じ味になります。
もちろん「理屈では」ですが、種で育てる植物よりも性質が安定しているのは明らかです。
半年寒さに耐えてきた種芋は、早く植えろとばかりに芽を伸ばしはじめています。
ということで、去年よりちょっと早く植え付け。

もう芽をのばしはじめているタルサトイモの種芋
サトイモは連作障害(毎年同じ土で作ると野菜が育たなくなること)が出やすいので去年の土は半分取り出し、野菜用の栽培用土と入れ替えます。
サトイモの土は冬の間に水菜を育てたのでもちろん肥料も。
取り出した土は、ほかのプランターで使いますが、サトイモの土にはたくさんミミズが住んでいるので、見つけ次第樽の中へ戻します。
種芋は芽を上にして、すべてが土に隠れるまでちょっと深めに埋めます。
まだ朝晩冷え込む可能性があるので、樽の上に透明なビニールをかけます。
サトイモは暖かい地域の植物なので、寒さに弱いのです。
あとは土が乾かないようにときどき水をかけるだけ。

新しい土に埋める前の種芋
サトイモは冬が苦手。
種芋は収穫から翌年の春までうまく冬を越させることが大切。
サトイモは親芋小芋についていた部分から腐りやすいので、できるだけまとまったまま残します。
箱のなかに籾殻(もみがら)か、なければおが屑(くず)をいれ、その中に種芋を埋めて、直射日光の当たらないところで保管します。
寒いのが苦手だからと暖かくし過ぎると芽が育ってしまいますので、手頃な温度が必要。
気温が氷点下まで下がることがほとんどないので、毎年屋外に箱をおいています。

腐らずに冬を越した親芋
このあとスタッフがおいしくいただきました。
それでも春までの間にはいくつか腐ることを覚悟して、植えるよりも多めにとっておいて、残った種芋はおいしく食べるつもりくらいがちょうどいいかもしれません。
いつもなら種芋は子芋孫芋を使うのですが、去年は不作。
親芋に子芋をつけたまま残していました。
親芋はたくさん小芋がついているのでどうしても腐りやすくなります。
去年は不作で芋が少なかったので、親芋ごと残したのですが、ほぼまるごとだったので腐らなかったようです。
ということで、これから半年間、タルサトイモを育てます。

タグ: タルサトイモ2014 タルサトイモ サトイモ

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