【 2014年04月】

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下赤阪の棚田の2014年 3月下旬のアブラナ科・ナデシコ科以外の植物編


 立春を過ぎたころの下赤阪の棚田。

 ツクシが顔を出し、2月の棚田とは比べ物にならないほどの花が咲いていました。

 その春の棚田ビオトープのアブラナ科・ナデシコ科以外の草花と木です。




梅が咲いてる3月の下赤阪の棚田




植物界
被子植物門
双子葉植物綱
シソ目
ホトケノザ(仏の座)
シソ目 シソ科 オドリコソウ属
越年草

花はシソ科特有の5枚の花びらがまとまった唇形花(しんけいか)。

春の七草の一つと同じ名前ですが、こちらではありません。
春の七草の「ホトケノザ」は、キク科のコオニタビラコのこと。

有毒植物ではないようですが、山菜でもありませんので、おいしくないのでしょう。きっと。

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
シソ目 シソ科 オドリコソウ属
越年草
ヨーロッパ原産の帰化植物

街の公園でも咲いているような帰化植物。

シソ科らしい唇形花でホトケノザに似ていますが、葉のつき方や色が違っているの見分けるのは簡単です。

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
シソ目 オオバコ科 クワガタソウ属
越年草
別名:瑠璃唐草
ヨーロッパ原産の帰化植物


どこでも咲いている雑草。

外来種ですが、色がきれいなことやあまりにも当たり前過ぎるからでしょうか、日本の自然をイメージする画像に使われることがあります。

シソ目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
キク目
カンサイタンポポ(関西蒲公英)
キク目 キク科 タンポポ属
多年草


外来種のセイヨウタンポポとよく似ています。
見分け方は、花の根本に付いている緑色の小さな葉(総苞)がピタリと閉じているのが在来種のタンポポ、反り返っているのがセイヨウタンポポ。

ところが遺伝子の調査をしてみると、必ずしもこの見分け方が当てはまるわけではないことがわかってきました。

しかしそういう遺伝子検査をすることもできませんので、見た目で決めています。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
キク目 キク科 タンポポ属
多年草
ヨーロッパ原産の帰化植物
環境省 要注意外来生物
日本生態学会 日本の侵略的外来種ワースト100


在来種のタンポポよりも多くなってきていると言われる外来種のタンポポ。

花の根本にある総苞が反り返っているのが特徴。

環境省の要注意外来生物と日本生態学会の日本の侵略的外来種ワースト100に「外来タンポポ種群」として指定されています。
キク目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
その他の目 セリ目・バラ目
セリ(芹)
セリ目 セリ科 セリ属
多年草


春の七草にも同じ名前の植物がありますが、ホトケノザとちがってこちらは同じ。

水辺や水の中でも生えますので、田んぼで見かけますが、下赤阪の棚田では一部の水路でしか見かけていません。
ウメ(梅)
バラ目 バラ科 サクラ属
落葉高木

棚田のあちこちに植えられていますが、数はそれほど多くないので自家用でしょうか。

その他の目
双子葉植物綱
植物界 被子植物門
単子葉植物綱
クサスギカズラ目
スイセン(水仙)
クサスギカズラ目 ヒガンバナ科 スイセン属
多年草


田んぼに使われていないところにまとまって植えられていましたので、これも自家用かもしれません。
クサスギカズラ目
単子葉植物綱
被子植物門
植物界
シダ植物門
トクサ綱
トクサ目
スギナ(杉菜)の胞子茎のツクシ(土筆)
トクサ目 トクサ科 トクサ属


春を代表する山菜の一つ。

普通の植物と違う奇妙な姿は、シダ植物のため。

ツクシはシダ植物の胞子を作る部分のこと。
そのため葉緑素を持たないので緑色はしていません。

ツクシが胞子を飛ばしてしおれ始めることに緑色のスギナを出してきます。

スギナは光合成して栄養を作る栄養茎です。
トクサ目
トクサ綱
シダ植物門
植物界



 三大雑草と言われるのがキク科、マメ科、イネ科ですが、秋にはよく見かけていたキク科が咲いているのはタンポポだけ。

 ちょっと意外な感じもしますが、ロゼットではキク科がいっぱいありましたので、もっと暖かくなるとキク科ばかりになることでしょう。



タグ♦ 3月の下赤阪の棚田 下赤阪の棚田の2014年  下赤阪の棚田

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田(11月にはライトアップ)千早赤阪村ホームページ
ACRES_棚田の主な役割と「百選」の選定方法
一般社団法人 地域環境資源センター 農村環境部

要注意外来生物リスト[外来生物法]
日本の侵略的外来種ワースト100 - Wikipedia


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タグ: 3月の下赤阪の棚田の植物  ツクシ  ホトケノザ  ヒメオドリコソウ  カンサイタンポポ  セリ  下赤阪の棚田の2014年  下赤阪の棚田201403  春の花  シダ/SA-tanada 

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苔玉トウカイコモウセンゴケは一進一退


 モウセンゴケの苔玉をつくろうと、苔玉に種をまいて数ヶ月。

 コケが成長して、麻ひももすっかり隠れました。

 しかし、種から育てる実生(みしょう)にしたためにモウセンゴケの成長は今ひとつ。

 花が咲くにはもう1年かかるでしょう。



半年ほどすぎたトウカイコモウセンゴケ用苔玉
半年ほどすぎたトウカイコモウセンゴケ用苔玉




 実生の最大の欠点は、発芽が今ひとつコントロールできないこと。

 芽が出るのに2ヶ月位かかった上に、発芽率も決してよくありません。

 種が死んでしまっているのではなく、あえてバラバラのタイミングで発芽するようになっているのでしょう。

 それは全滅を避けるための仕組みだと思います。



4ヶ月ほどでやっとこの大きさの実生のトウカイコモウセンゴケ
4ヶ月ほどでやっとこの大きさの実生のトウカイコモウセンゴケ




 日当たりと湿り気という相反する条件がずっと続くところでないとトウカイコモウセンゴケは成長していけません。

 湿り気があったから一斉に芽を出したとしても、乾燥してしまったら全滅してしまいます。

 そこで、芽を出すのもそれなりの時間湿り気と明るさがある程度続いてからになるのでしょう。

 それでもまだ芽を出さない慎重な種ばかりですが。



 今年の苔玉は、芽が出るのがもっと確実な葉挿し(葉伏せ)でやってみようかな、と考えています。



苔玉のコケは植木鉢に勝手に生えていたのを育てたもの
苔玉のコケは植木鉢に勝手に生えていたのを育てたもの
ヒョウタンゴケの仲間?




 このコモウセンゴケはしっかり育てたいので、冬の間は水槽の中に入れて、寒い日はフタをしています。

 大阪平野部程度の冬なら、雪と風がしのげれば枯れはしませんが、念の為に。



タグ♦ 苔玉モウセンゴケ トウカイコモウセンゴケ コケ

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コモウセンゴケ 鉢植え
ハエトリソウ
虫取りスミレ
ウツボカズラ:ネペンテス
セファロタス
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タグ: トウカイコモウセンゴケ  コモウセンゴケ  モウセンゴケ  食虫植物  苔玉  コケ  苔玉モウセンゴケ 

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特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」で でっかいティラノサウルスを見上げる![大阪市立自然史博物館]


 大阪市の南部にある長居公園内の大阪市立自然史博物館で開催れている特別展。

 「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス-知られざる大陸ララミディアでの攻防-」。

 タイトルにあるようにトリケラトプの恐竜展です。



桜をバックに特別展恒例の幟
桜をバックに特別展恒例の幟




 名前の通り、入り口ででっかいトリケラトプスの頭が迎えてくれます。

 そして数多くのトリケラトプスのご先祖様と親戚たちが、これでもか! これでもか! と並んでいます。

 大きな頭に大きな角。

 重戦車のような強そうなトリケラトプスは圧巻。



ずらっと並んだトリケラトプスの親戚たち
ずらっと並んだトリケラトプスの親戚たち




 それでも恐竜展と言ったら忘れてはならないのが、肉食の恐竜。

 もちろん、います。

 まずはヴェロキラプトル。

 白亜紀後期のカンパニアンの今のモンゴルのあたり出身の獣脚類ドロマエオサウルス科の恐竜。

 ちょうどララミディア大陸でケラトプシア類が多様化していった頃です。

 アジアに残ったケラトプシア類(トリケラトプスの仲間)のプロトケラトプスと戦った状態で化石になったと言われる「格闘化石」で有名です。

 ただ、今回はありません。

 残念。



意外と小さいヴェロキラプトル
意外と小さいヴェロキラプトル




 しかしヴェロキラプトルはかっこいいですが、ちょっと小さい。

 映画「ジュラシックパーク」シリーズでは人間よりも大きかったのですが、実際は中型犬くらいの大きさ。

 もっと大きな肉食恐竜が見たくなります。

 と思っていると出てくるのがテラトフォネウス。

 知名度は落ちてしまいますが、ティラノサウルス科の獣脚類恐竜。



プチT-Rexって感じのテラトフォネウス
プチT-Rexって感じのテラトフォネウス




 ヴェロキラプトルと同じ白亜紀後期のカンパニアン出身ですが、こちらはケラトプシア類が大きくなっていったララミディア大陸にいました。

 巨大化していったケラトプシア類に合わせてかヴェロキラプトルよりも大きいですが、せいぜいポニーか牛くらいの大きさ。

 当時のケラトプシア類にはもうかなわなかったかもしれません。



 そして後半に登場するのがトリケラトプス本人。

 でっかい!

 ヴェロキラプトルはもちろんのこと、テラトフォネウスでも勝てそうにありません。



人とくらべたらよくわかるでっかいトリケラトプス
人とくらべたらよくわかるでっかいトリケラトプス




 そして、その奥にでっかいのがそびえ立っています!

 そう。

 ティラノサウルス。

 説明の必要がないほど有名な最大級の肉食恐竜。

 恐竜と言ったらティラノサウルス!という人ばかりじゃないかなと思うくらい人気があります。

 しかしここはトリケラトプス展。

 人気のあるティラノサウルスでお客を呼ぼうというのでしょうか?



トリケラトプスを見ているティラノサウルス
トリケラトプスを見ているティラノサウルス




 いえいえそうではありません、と勝手に言ってしまいましょう。

 なぜなら、ティラノサウルスは、白亜紀後期マーストリヒチアンのララミディア大陸出身。
 トリケラトプスと同じです。

 トリケラトプスの化石からティラノサウルスの歯の跡が見つかっていますので、「食べられる-食べる」の関係にあったようです。

 そう、トリケラトプスと並べても違和感がない、いや、並べる意味がある肉食恐竜なのです。

 そしてトリケラトプスに引けを取らない大きさ!



 トリケラトプスのように360°から見ることができる、というわけにはいきませんが、かなりの向きから見ることができます。

 そして、なんと、下から見上げることもできるのです!

 トリケラトプスだけでなくティラのサウルスの見せ方にも凝っています。



でっかいティラノサウルスを見上げる!
でっかいティラノサウルスを見上げる!




 ということで、ティラノサウルスが好きな人にもおすすめできる「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」。

 特に、ティラノサウルスの下にある、化石に残された傷から推測したティラのサウルの「トリケラトプスを食べるときのお食事マナー」はおすすめ!

 なんかいかにも的な力技のお食事マナーがCGで描かれています。

 動画でないのが残念!



タグ♦ 恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス ティラノサウルス

■参考外部リンク■
特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」大阪市立自然史博物館
ようこそ大阪市立自然史博物館へ


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カメラと定規―たった15センチの便利なもの 大きさを知ることは大切なこと


 フィールドワーク。

 屋外での研究活動。

 なんですが、IWO(いきもの は おもしろい!)ではちょっと意味を拡大して、生き物のことを知る活動のことを指します。

 ただ漠然と見るのではなく、観察すること。

 ももちろん後でいろいろと調べることができるように記録に残すことも大切です。



 基本的な記録方法はデジカメで撮影。

 この時重要なのは、その生き物の特徴がわかるように撮影すること。

 そして時に重要なのが、大きさもわかるように写すこと。

 見た目がよく似ていて大きさが見分けるポイントになることは少なくありません。

 人影を見てすぐ逃げる動物はちょと無理がありますが、植物や足跡など動かないものには有効です。



ヤマトウバナ?(シソ科トウバナ属の花)[金剛山7月]
ヤマトウバナ?(シソ科トウバナ属の花)[金剛山7月]
定規があれば花がとても小さいことがよくわかります。




 長さの目盛りが入ったものを一緒に写し込めば、おおよその大きさがわかります。

 扱いやすさなどから15センチの方眼目盛りの入った定規をよく使います。

 ただし、表面にエンボス加工(ノングレア)しているものでないと、光が反射してメモリが見えなくなることもありますので、注意が必要。

 また大きさを示す以外にも雪の上の足跡を写すときに便利です。

 雪と足跡だけでは、はっきりとした輪郭がでにくいのでピントが合いにくいですが、定規があるとピントが合いやすくなります。



ニホンノウサギの足跡[金剛山12月
ニホンノウサギの足跡[金剛山12月]
雪原のまわりに草も木もない場合はピントが合いにくいことがあります。




 定規以外にも方眼目盛りの入ったエンボス加工の下敷きやカッティングマットなども使えます。

 ほかにもいろいろありますが、持ち運びのしやすさからも、15センチの方眼定規を常備、ほかはフィールドワークのテーマに合わせて用意します。



ニホンアナグマの食痕?[金剛山10月]
ニホンアナグマの食痕?[金剛山10月]
奥行きが40センチほどでしたので巣穴ではないようです。




 それから自分の歩幅を知っておくことは何かと役に立ちます。

 たとえば、壁や倒木、道幅などのおよその大きさを測ることができます。



 きれいな写真を写すことは、多くの人に伝えるためにはとても大切なことですが、IWOフィールドワークは生き物の特徴を写すことが最優先です。



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特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」で 恐竜時代の植物に会う![大阪市立自然史博物館]


 大阪市立自然史博物館ではじまった「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス-知られざる大陸ララミディアでの攻防-」。

 人気恐竜のトリケラトプスを主人公とした恐竜展です。



南西入り口から真っ直ぐ行くとある案内板
南西入り口から真っ直ぐ行くとある案内板
矢印のように長距離走路右側に歩いていきます。




 今回の展示の特徴の一つに、植物があります。

 恐竜展での植物化石展示は珍しくはありませんが、多くの場合、最後の方で展示されている恐竜と同時代の化石が申し訳程度に展示されているだけ。

 ところが、今回はケラトプシア類(トリケラトプスの仲間)の進化と合わせるように、同時代の同地域か関連のある地域の植物化石が展示されています。

 すごい!



 ケラトプシア類を含む鳥盤類(ちょうばんるい)の恐竜は、恐竜が生きていた中生代の最後の白亜紀に繁栄します。

 この白亜紀は、被子植物(ひししょくぶつ)が誕生した時代でもあります。

 そこで、鳥盤類の繁栄は新しく誕生した被子植物に対応していったため、とも言われています。

 恐竜とはまったく別の生き物ですが、実は恐竜のことを知るために植物は大切なのです。

 動物は動物だけでは生きていけません。

 動物を始めとする様々な生き物が複雑に関係しあってビオトープをつくっているからこそ、動物も生きていけるのです。

 もちろん恐竜も。



額の2本の角よりもフリルが大きくなったカスモサウルス
額の2本の角よりもフリルが大きくなったカスモサウルス




 中生代はペルム紀末の大絶滅の後に恐竜が現れ大繁栄し、白亜紀末の大絶滅で滅んでしまう劇的な時代だったことは有名ですが、植物にとっても繁栄と衰退が繰り返され、入れ替わっていった時代です。

 植物は、水中にいた光合成生物の緑藻(りょくそう)が進化して誕生、今から5億年ほど前の古生代オルドビス紀には陸上で生活するようになっていたようです。

 といって今のコケのように地面に張り付くような小さな植物だったようですが。



 そして地面から吸いあげた水や体で作った栄養を送る管の維管束(いかんそく)を持つシダ植物が現れ、どんどん大型化していきます。

 巨大化したシダ植物は繁栄し、腐らずに地面に埋もれていったものが石炭。

 大繁栄したシダ植物が大気中の炭素(二酸化炭素)を地面に閉じ込めた(石炭になった)ため、二酸化炭素濃度が大きく下がったと言われています。



三畳紀の裸子植物イチョウの仲間のギンゴイテスの葉
三畳紀の裸子植物イチョウの仲間のギンゴイテスの葉




 ただシダ植物は胞子で増えるため乾燥が苦手だったと考えられます。

 現在も乾燥気味のところではシダの種類は少なくなります。
 古生代の後期には種子(しゅし)(タネのこと)で増えることができる裸子植物(らししょくぶつ)が現れ、シダ植物と入れ替わるように繁栄していきます。

 裸子植物は、種子になる胚珠(はいしゅ)がむき出しになっている植物。

 現在では種(しゅ)の数はシダ植物よりもずっと少なく、圧倒的な少数派になっていますが、中生代にはシダに代わって大森林をつくるようになっていたようです。

 裸子植物の中でも特に数が多かったのが球果植物(きゅうかしょくぶつ)。
 今も残っている裸子植物の中では「針葉樹」と呼ばれます。



ジュラ紀の裸子植物(球果植物)アロウカリアの球果
ジュラ紀の裸子植物(球果植物)アロウカリアの球果
これだけ大きいと恐竜も食べてたかもしれません?




 現在の裸子植物は目立つような花は咲かず、種子も実に覆われないものがほとんど。

 受粉は風まかせ、種子も下に落ちるにまかせるという動物を必要としない植物です。

 それに対して受粉や種の拡散に積極的に動物を利用するのが被子植物(ひししょくぶつ)。
 種子になる胚珠が実になる子房に覆われている植物で、目立つ花を咲かせるのも特徴です。

 特に受粉については昆虫を利用するものが数多くあります。

 そこで昆虫も新しく現れた被子植物と共存するために多様化し、被子植物もまた昆虫を利用するために多様化していったとも考えられています。



トリケラトプと同じ時代同じ場所で見つかった被子植物の葉
トリケラトプと同じ時代同じ場所で見つかった被子植物の葉
分類不明だそうですが網目状の葉脈が今の広葉樹とかわりません。




 このように中生代では恐竜だけでなく、植物の種類もいろいろと入れ替わっているいるのです。

 恐竜の出現と繁栄と絶滅という興亡(こうぼう)が中生代という期間に区切られているように、植物の興亡に合わせても時代が区切られています。

 裸子植物が繁栄したペルム紀後期から白亜紀前期までが「中植代」、白亜紀後期から現在に至るまで被子植物が繁栄した時代を「新植代」と呼びます。

 その境目が、白亜紀の前期と後期の間。

 現在の北アメリカの西側に当たるララミディア大陸でケラトプシア類が繁栄を始めた時代が被子植物の時代になります。



ジュラ紀の裸子植物(キカデオイデア類)ザミテスの葉
ジュラ紀の裸子植物(キカデオイデア類)ザミテスの葉
キカデオイデアの仲間は白亜紀末に絶滅していましいまはいません。




白亜紀前期のシダ植物スフェノプテリスの葉
白亜紀前期のシダ植物スフェノプテリスの葉
展示されている数少ないシダ植物の一つ。拡大鏡で見るほど小さい。




白亜紀後期の被子植物コルノフィルムの葉
白亜紀後期の被子植物コルノフィルムの葉
葉脈がミズキ属の葉に似ています。
多くの被子植物の化石が展示されてますがほとんどが白亜紀後期のもの。


葉脈が特徴的な現在のミズキ属ハナミズキの紅葉
葉脈が特徴的な現在のミズキ属ハナミズキの紅葉
※会場では展示されていません。




 ということで、「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」の植物ウオッチングのポイントの一つは、球果植物から被子植物への移り変わり。

 裸子植物の多様化もポイント。

 そして恐竜が生活する中生代のビオトープを想像してみましょう。

 それらをケラトプシア類の変化を合わせてみると、なにか面白い発見があるかもしれません。



タグ♦ 恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス 裸子植物 白亜紀

■参考外部リンク■
特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス」大阪市立自然史博物館
ようこそ大阪市立自然史博物館へ


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下赤阪の棚田の2014年 3月下旬のアブラナ科・ナデシコ科の植物編


 立春を過ぎた下赤阪(しもあかさか)の棚田。

 大阪の南河内(みなみがわち)にある日本の棚田百選にも選ばれた棚田です。

 3月にもなると咲いている花も増え、春の装いにかわってきています。



 そんな3月下旬の棚田で出会った生きものの、アブラナ科とナデシコ科の植物編です。




田起こしが進んだ3月下旬の下赤阪の棚田




植物界 被子植物門 双子葉植物綱
フウチョウソウ目
アブラナ科菜の花の仲間 花弁が4枚
タネツケバナ(種漬花)
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草

4枚の花びらが2枚ずつペアになって平たい感じの花が特徴。

ほかのタネツケバナ属の植物とよく似ていますが、水気の多いところに生えます。
複葉の先の葉が3つに別れ、途中の葉は2つに分かれているのがタネツケバナの特徴。

下赤阪の棚田では、水路の中や水かしみだしているところでよく見かけます。

ミチタネツケバナ(道種漬花)
フウチョウソウ目 アブラナ科 タネツケバナ属
越年草

名前にあるようにタネツケバナより乾燥気味のところを好みます。

田んぼの雑草と言われるタネツケバナに対して、こちらは畑の雑草。

下赤阪の棚田では、水路から離れたところによくはえています。

ナズナ(薺)
フウチョウソウ目 アブラナ科 ナズナ属
越年草


春の七草の一つ。

タネツケバナとよく似ている花ですが、種がハート形になるのが特徴。
タネツケバナは細長い棒状になります。

ハクサイ(白菜)?
フウチョウソウ目 アブラナ科 アブラナ属
越年草
中国原産と考えられる食用作物

相変わらず自信はありませんが、葉っぱがしわくちゃなのを根拠としています。

アブラナ科
フウチョウソウ目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱
ナデシコ目
ナデシコ科ナデシコやハコベの仲間 花弁が5枚
ミドリハコベ(緑繁縷)
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草


名前のように茎が緑色です。
花弁が10枚のように見えますが、真ん中が深く切れこんが花弁が5枚です。

こちらも春の七草の一つ。
ナズナもハコベも今が花期で、正月には花が咲いていません。

七草粥は、春一番に花を咲かせるために成長していたの若芽などを食べます。
コハコベ (小繁縷)
ナデシコ目 ナデシコ科 ハコベ属
越年草


こちらも春の七草の「はこべら」。

ミドリハコベとはちがう種ですが、見た目がよく似ていてどちらも食用になることから、両方合わせて「ハコベ」としていたようです。

茎が赤みがかっているところがミドリハコベとのちがいです。
オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)
ナデシコ目 ナデシコ科 ミミナグサ属
一年草


外来種ですが、道端から田畑まで広い範囲で見かけます。

冬の間はロゼットで過ごし、暖かくなると同時に成長して花を咲かせるところはほかのロゼット植物と同じです。

ハコベ属のように花弁が大きく切れ込んでいないので、まったくちがう種類の花のように見えます。
ナデシコ科?の植物
ナデシコ目 ナデシコ科


中央が切れ込んだ5枚の花弁や、蕾の形などからミミナグサの仲間のように感じます。

根本が緑色になっている特徴的な花弁ですが、名前を見つけることができませんでした。

ということで、ナデシコ科ではない可能性もあります。
ナデシコ科
植物界 被子植物門 双子葉植物綱 ナデシコ目
タデ科花弁と萼の区別がつかない小さな花
スイバ(蓚,酸い葉)
ナデシコ目 タデ科 スイバ属
多年草
別名:スカンポ

ギシギシに似ていますが、葉の付け根の切れ込みが深く、反り返っているのが特徴。

花を咲かせようと花穂(かすい)を伸ばしはじめているのもありました。
赤く見えますので雌花(めばな)のようです。 雄花(おばな)は白っぽい緑色です。
一つの株には雌花か雄花しか咲かない雌雄異株(しゆういしゅ)です。

タデ科
ナデシコ目
植物界 被子植物門 双子葉植物綱



 2月とちがって花の種類が増えた春の棚田。

 まずは花の種類が多かったアブラナ科とナデシコ科。

 花の紹介はまだ続きます。



タグ♦ 下赤阪の棚田の2014年  下赤阪の棚田 春の花

■参考外部リンク■
下赤阪の棚田(11月にはライトアップ)千早赤阪村ホームページ
ACRES_棚田の主な役割と「百選」の選定方法
一般社団法人 地域環境資源センター 農村環境部


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サソリと「萬」とミクソプテルス


 先日、ある書道家の作品を見て気づきました。
 その作品は古代の甲骨文(こうこつぶん)甲骨文字(こうこつもじ))と呼ばれる今わかっている中で最も古い漢字を使った作品です。



この記事にはサソリ虫の化石の画像があります。





 先がちょっと尖った楕円形の中には模様のような×印。

 下には伸びた線は、シッポのように先が曲がっています。

 楕円の先からは左右にカニのハサミのように線が飛び出し先は内側に向かって何本も線が生えています。

 全体の雰囲気はサソリですが、手の爪が二本のサソリに対してまるでクシのようで、サソリというにはちょっと違和感があります。



ダイオウサソリの拡大模型 橿原市昆虫館常設展示(2011年)
ダイオウサソリの拡大模型 橿原市昆虫館常設展示(2011年)




 サソリのようでちょっとサソリとちがう生き物は、います。
 いや、いました。

 そうです。

 ウミサソリ。



ウミサソリのユーリプテルス(OCEAN! 海はモンスターでいっぱい2012年)
ウミサソリのユーリプテルス(OCEAN! 海はモンスターでいっぱい2012年)




 ウミサソリはいまから4億年くらいから2億年くらい前の古生代の海にいた節足動物の仲間です。
 名前に「サソリ」とついていますが、サソリの先祖というわけでもないようで、古生代に絶滅していまい、今はいません。

 そのウミサソリの中でも人間よりも大きい大型の種類の一つ。

 ミクソプテルスにそっくりです。



人間くらい大きいウミサソリのミクソプテルス(OCEAN! 海はモンスターでいっぱい2012年)
人間くらい大きいウミサソリのミクソプテルス
(OCEAN! 海はモンスターでいっぱい2012年)




 甲骨文(甲骨文字)というのは、百年くらいまえに見つかった数千年前の中国で使われていた文字で、今私達が使っている漢字の祖先です。

 甲骨文は2000年前の漢の時代にはすでに存在が忘れられていたことは間違いなく、失われていた文字です。

 古代エジプトのヒエログリフとよく似ていますが、ロゼッタストーンが見つかるまで数百年の間まったく解読できなかったヒエログリフに対して、見つかってわずか20年くらいで解読できるようになったのは、現在の漢字につながる文字だったから。

 形こそまるで絵のようですが、すでに漢字と同じ構造を持っていた立派な文字なのです。

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 よく漢字は「象形文字(しょうけいもじ)」と言われます。

 これは「六書(りくしょ)」と言われる漢字の分類のひとつですが、実は正しくなく、漢字のほとんどが複数の漢字パーツを組み合わせてできた形成文字(けいせいもじ)や会意文字(かいいもじ)で、象形文字はそれほど多くありません。

 それでも物の形を象った象形文字は漢字の基本。

 甲骨文ですらすでに「絵」というにはかなり簡略化されていますが、まだまだ元の形の雰囲気を残しています。



 そこで巨大ウミサソリのミクソプテルスそっくりの甲骨文です。

 もしかすると、実は2億年前に絶滅したと思われたウミサソリが4000年前の中国で生きていたのでしょうか!

 なんと漢字はオーパーツだったのでしょうか?!



甲骨文の「萬」殷(商)時代その1
甲骨文の「萬」殷(商)時代その1
甲骨文の「萬」殷(商)時代その2
甲骨文の「萬」殷(商)時代その2
殷(いん)は今から3000年以上前の中国の王朝です。
現在確認されている中で最も古い中国王朝になります。
中国では「商(しょう)」とされます。
甲骨文字は王朝の吉凶の占いなどに使われたシカの骨やカメの甲羅に刻まれていました。
※甲骨文字は四川辞書出版社の『甲金篆隷大字典』を参考にしました。



 この文字は「萬(まん)」。「万」の旧字。
 残念ながらサソリを象った象形文字と考えられています。

 草冠の「艸(そう)」は草のことではなく、サソリのハサミを表していたのです。

 実は「屮(さ)」は象形文字で、それが並んだ「艸」は両手をかざしている状態になります。

 それが時間を経て字体が変わっていくうちに草冠と同じ形になってしまったのです。

 草と関係がなさそうなのに草冠が付いている文字は、手を表していることもあります。



 ということで「萬」はウミサソリではなく、普通のサソリ。

 ウミサソリは中国ができるはるか以前に絶滅していたようです。



◆タグ ウミサソリ ミクソプテルス 六書 ◆

■参考外部リンク■
橿原市/橿原市昆虫館


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今年もタルサトイモがはじまります! タルサトイモ2014


 桜の花も終わって今年もタルサトイモの季節がやって来ました。

 もともと家庭菜園で作っていたのですが、閉鎖にともなって漬物樽をベランダにおいて作ってみると思っていたい以上によくつくれました。
 タルサトイモのはじまりです。

 サトイモは種でなく芋で増やしますので、親の性質がそのまま受け継がれます。
 同じように育てたら、同じ味になります。

 もちろん「理屈では」ですが、種で育てる植物よりも性質が安定しているのは明らかです。



 半年寒さに耐えてきた種芋は、早く植えろとばかりに芽を伸ばしはじめています。

 ということで、去年よりちょっと早く植え付け。



もう芽をのばしはじめているタルサトイモの種芋
もう芽をのばしはじめているタルサトイモの種芋




 サトイモは連作障害(毎年同じ土で作ると野菜が育たなくなること)が出やすいので去年の土は半分取り出し、野菜用の栽培用土と入れ替えます。

 サトイモの土は冬の間に水菜を育てたのでもちろん肥料も。

 取り出した土は、ほかのプランターで使いますが、サトイモの土にはたくさんミミズが住んでいるので、見つけ次第樽の中へ戻します。



 種芋は芽を上にして、すべてが土に隠れるまでちょっと深めに埋めます。

 まだ朝晩冷え込む可能性があるので、樽の上に透明なビニールをかけます。

 サトイモは暖かい地域の植物なので、寒さに弱いのです。

 あとは土が乾かないようにときどき水をかけるだけ。



新しい土に埋める前の種芋
新しい土に埋める前の種芋




 サトイモは冬が苦手。

 種芋は収穫から翌年の春までうまく冬を越させることが大切。

 サトイモは親芋小芋についていた部分から腐りやすいので、できるだけまとまったまま残します。

 箱のなかに籾殻(もみがら)か、なければおが屑(くず)をいれ、その中に種芋を埋めて、直射日光の当たらないところで保管します。

 寒いのが苦手だからと暖かくし過ぎると芽が育ってしまいますので、手頃な温度が必要。

 気温が氷点下まで下がることがほとんどないので、毎年屋外に箱をおいています。



腐らずに冬を越した親芋
腐らずに冬を越した親芋
このあとスタッフがおいしくいただきました。




 それでも春までの間にはいくつか腐ることを覚悟して、植えるよりも多めにとっておいて、残った種芋はおいしく食べるつもりくらいがちょうどいいかもしれません。

 いつもなら種芋は子芋孫芋を使うのですが、去年は不作。

 親芋に子芋をつけたまま残していました。

 親芋はたくさん小芋がついているのでどうしても腐りやすくなります。

 去年は不作で芋が少なかったので、親芋ごと残したのですが、ほぼまるごとだったので腐らなかったようです。



 ということで、これから半年間、タルサトイモを育てます。



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2014年3月のひとりぼっちのヤドリギはちょっと復活


 ヤドリギ。

 他の樹木から栄養をもらう寄生植物です。
 ただ葉緑素を持っていて自分で栄養をつくることもできるので、半寄生植物ともいわれています。

 ポプラにとりついてまるまると茂っていた近所のヤドリギ

 ヤドリギは雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)がある雌雄異株(しゆういしゅ)の植物。

 でもこのヤドリギはたったひとつだけ。

 最も近いヤドリギまで直線距離でも500m。
 途中山あり谷あり建物ありで、見ることはできません。

 ということで、「ひとりぼっちのヤドリギ」です。



まるまると茂っていた2011年2月のヤドリギ
まるまると茂っていた2011年2月のヤドリギ




 ところがこのヤドリギ。
 急にやせてしまったのです。

 原因は謎。
 その年は寄生されている(宿主(しゅくしゅ)の)ポプラが葉を茂らせていなかったので、それと関係がありそう。



まるで伐採されたかのような2011年12月のヤドリギ
まるで伐採されたかのような2011年12月のヤドリギ




 そのままヤドリギは枯れてしまうのでしょうか。

 と思っていたら、その年のポプラは少し茂り、ヤドリギも少し復活したようです。



ポプラと同じように少し復活した2012年10月のヤドリギ
ポプラと同じように少し復活した2012年10月のヤドリギ




 そして2014年。

 まだまだまるまるとしていたころには及びませんが、ヤドリギも復活してきたようです。



少し復活した2014年3月のヤドリギ
少し復活した2014年3月のヤドリギ




 ヤドリギがしぼんでしまった時は、ポプラも葉が減ってしまいました。

 ポプラの葉が増えると、ヤドリギも枝が増えてきたようです。

 ポプラが先かヤドリギが先かわかりませんが、ヤドリギの成長と宿主のポプラの成長は関係があるのは確かなようです。

 丸々としたヤドリギがどうしてしぼんでしまったのかかりませんが、その原因はいつまでも続くものではなかったようです。



タグ♦ ひとりぼっちのヤドリギ ヤドリギ 寄生植物

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シハイスミレもいろいろと思ったら本当にいろいろなスミレがありました。花の文化園の遊歩道


 大阪府河内長野市の丘陵地帯にある植物園、花の文化園。

 里山の一部を利用した植物園です。

 里山部分が残る東斜面にには遊歩道があり、様々な大阪の里山の樹木を見ることができます。

 桜の季節になると、あちこちでスミレが咲きはじめます。




花の文化園の遊歩道から見た桜




 濃いものから薄いものまで様々な紫色の小さな花。

 葉は先の部分がとがって葉柄の付け根が切れ込んでいるハート形。

 茎は見えなく、地面から直接柄を伸ばし花や葉を広げています。

 すみれは種類が多いだけでなく、一つの種の中でも特徴のばらつきがあり、見分けるのが難しい植物の一つ。

 園のホームページなどでは遊歩道で咲くのは「シハイスミレ」となっています。



シハイスミレ(紫背菫)
被子植物門 双子葉植物綱 スミレ目 スミレ科 スミレ属
多年草




 ものすごく色の差が大きいので、いくつも写真を撮ってみました。

 ところが、拡大して見てみると花びらの内側(側弁基部)に毛が生えているものがあります。

 それに上の2枚の花びら(上弁)が大きく反り返っているものと、あまり反り返っていないものもあります。

 シハイスミレは上の花びらが反り返って内側に毛がないのが特徴。

 ちがう種類のようです。

 シハイスミレに似ていて側弁基部に毛があって大阪にもあるスミレ。

 探してみるとヒナスミレの可能性がありそうです。



 ということで、側弁基部に毛が無いのをシハイスミレ、毛があるのをヒナスミレとして色ごとに並べてみました。



シハイスミレ(紫背菫)?
スミレ科 スミレ属
多年草
ヒナスミレ(雛菫)?
スミレ科 スミレ属
多年草

側弁基部に毛がない

側弁基部に毛がある






 園内にはほかにも数種類のスミレが自生しているようですが、今回シハイスミレと外見がよく似たスミレが一緒に生えていることがわかりました。

 調べてみると、面白そうです。

 今年はスミレが咲いている間に花の文化園には行けそうにないので、来年の宿題にしたいと思います。



タグ♦ スミレ 花の文化園 春の花

■参考外部リンク■
大阪府立花の文化園公式サイト


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