七十二候第六候「草木萠動」 植物は春を感じています。
立春をすぎて6つ目の七十二候。
「草木萠動」。
よみは「そうもく きざしうごく」または「そうもく めばえいずる」。
意味は、文字を見てわかるように草木が芽を伸ばし始める頃になったということ。
春です。
春の花の代名詞のような桜は、日本の多くの地域ではまだですが、よく見ると落葉樹のシルエットが枝先のところで心なしが太くなってきています。
一見冬と変わっていないようですが、よく見ると確かに植物は春を感じているようです。
「草木萠動」のころの大阪の植物園、花の文化園の樹木にも春の兆しが見られました。

ソメイヨシノの冬芽

カツラの冬芽

ハクモクレンの冬芽

シデコブシの冬芽

ネコヤナギのつぼみ
すべて葉よりも先に花が咲く樹木。
殻や毛皮の中には花が入っています。
これから寒い日と暖かい日が交互に訪れて次第に暖かくなってきます。
そして次の七十二候は、冬ごもりしていた虫たちが動き始める「蟄虫啓戸」です。

タグ: 七十二候 草木萠動 ソメイヨシノ カツラ ハクモクレン シデコブシ ネコヤナギ 花の文化園 冬芽

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