七十二候第五十五候「山茶始開」を迎えてサザンカだけでなくお茶の花も咲いています。
七十二候(しちじゅうにこう)第五十五候「山茶始開(つばき はじめてひらく)」を迎えてお茶の花も咲き始めています。
お茶はツバキ科で、サザンカやツバキと同じツバキ属の植物です。
葉は加工されて日本茶、紅茶、中国茶などになります。

うちのお茶の花
長いオシベはツバキやサザンカのようですが、白い花弁は丸まっていて、サザンカでもツバキでもない独特な形をしています。
ただツバキと比べると見た目がちょっと開きすぎの感じが。
盛んに品種改良されるものの、それはおいしいお茶をつくるため。
花の品種改良はあまりされていないようです。
もっとも、同じ時期に咲くサザンカが数多くの品種が作られていますので、その必要がないのでしょう。

下赤阪の棚田のお茶の花

花の文化園のお茶の花
またこの時期は実が熟す時期。
去年咲いた花の実が1年かけて熟し、割れて種がこぼれる頃でもあります。
お茶の花を見かけたら、下に目を向けると小さくれ丸くて茶色いお茶の実がこぼれているかもしれません。

タグ: 七十二候 山茶始開 お茶 お茶の花 初冬の花 白い花

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