世界的な古代湖の琵琶湖と断層と山
比良山地は比良断層と
琵琶湖博物館がある東岸は平野が広がり田んぼが広がっていますが、西岸の比良山地は琵琶湖から一気に立ち上がっています。

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琵琶湖西岸には比良山地の他にも山が連なっていますが、山々と琵琶湖の境には断層も連続。
それらの断層を合わせて「琵琶湖西岸断層帯」と呼ばれています。
今よりも南東の三重県北西部にあった琵琶湖がだんだん北西によってきて、琵琶湖西岸断層帯で盛り上がった山々に止められたような形になりました。
そのため、琵琶湖の水深も西側の方が深くなっています。
早ければ数千年、もって10万年といわれる湖の寿命ですが、それが数百万年も続いているのが琵琶湖。
今の場所に落ち着いてからでも40万年以上過ぎています。
確認されている固有種だけで60種以上。
琵琶湖は日本だけでなく、世界でも貴重な湖です。
滋賀県立琵琶湖博物館では、琵琶湖の地理や生き物だけでなく人々の暮らしまで、自然科学から人文科学まで幅広く展示されています。
タグ: 琵琶湖 淀川水系 琵琶湖博物館 比良山地 琵琶湖西岸断層 古代湖 断層 ビオトープ

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