【 2012年08月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

世界的な古代湖の琵琶湖と断層と山


 琵琶湖(びわこ)博物館C展示室の展望室からは、目の前に広がる琵琶湖とその後ろに聳える比良山地(ひらさんち)がよく見えます。



 比良山地は比良断層と花折断層(はなおれだんそう)に挟まれ盛り上がってできた山地です。

 琵琶湖博物館がある東岸は平野が広がり田んぼが広がっていますが、西岸の比良山地は琵琶湖から一気に立ち上がっています。



琵琶湖博物館C展示室の展望室から見た琵琶湖と琵琶湖大橋と比良山地
琵琶湖博物館C展示室の展望室から見た琵琶湖と琵琶湖大橋と比良山地
※画像スライドできます ⇒⇒




 琵琶湖西岸には比良山地の他にも山が連なっていますが、山々と琵琶湖の境には断層も連続。
 それらの断層を合わせて「琵琶湖西岸断層帯」と呼ばれています。

 今よりも南東の三重県北西部にあった琵琶湖がだんだん北西によってきて、琵琶湖西岸断層帯で盛り上がった山々に止められたような形になりました。

 そのため、琵琶湖の水深も西側の方が深くなっています。



 早ければ数千年、もって10万年といわれる湖の寿命ですが、それが数百万年も続いているのが琵琶湖。
 今の場所に落ち着いてからでも40万年以上過ぎています。

 確認されている固有種だけで60種以上。

 琵琶湖は日本だけでなく、世界でも貴重な湖です。



 滋賀県立琵琶湖博物館では、琵琶湖の地理や生き物だけでなく人々の暮らしまで、自然科学から人文科学まで幅広く展示されています。



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タグ: 琵琶湖淀川水系琵琶湖博物館比良山地琵琶湖西岸断層古代湖断層ビオトープ

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やっと再会したのですが……オオゴキブリ


 ヒメフナムシのように一度会いたいと思っている生き物と同じように、昔出会ったことがあって、このブログを始めてからもう一度会いたいと思う生き物がいます。


 その一つがオオゴキブリ。
 ゴキブリです。



この記事にはゴキブリカマキリの画像があります。





 名前の通り大きくて真っ黒なゴキブリ。

 そんなのが壁を這っていたらどうなるでしょうか。

 ゾッとする人は少なくないと思います。



 しかしご安心を。

 オオゴキブリはゴキブリですが、人間の家には住まない山に住んでいるゴキブリです。

 食べ物は朽木。
 成虫も幼虫も同じ。

 ということで、汚さは野山にいる普通の虫と変わらないそうです。
 そういう意味では、カブトムシを触れるのならオオゴキブリも触れるはずです。



 8月。

 京都水族館に行ったついでに立ち寄った清水寺で出会いました。

 清水寺が建っているのは清水山の山腹。
 ということで、山に住むオオゴキブリもいたのでしょう。

 ただし。



オオゴキブリの標本(箕面公園昆虫館 2009年)
オオゴキブリの標本(箕面公園昆虫館 2009年)




 オオゴキブリはカマキリの幼虫に食べられていました。

 羽がないのでオオゴキブリも幼虫でしょう。



カマキリ(オオカマキリ?)の幼虫に捕まったオオゴキブリ
カマキリ(オオカマキリ?)の幼虫に捕まったオオゴキブリ




 もう頭は完全に食べられ、胸も食べられています。
 それでも足を動かし、逃げようとしています。

 ゴキブリは古生代にすでに登場していた古い昆虫です。
 つまり、ゴキブリは地球上の生物の大半がいなくなるという3つの大絶滅を乗り越えたわけです。



かなり食べられているオオゴキブリの幼虫
かなり食べられているオオゴキブリの幼虫




 数億年もゴキブリのスタイルを続けているわけですから、絶滅を乗りきれる策があの体には秘められているのでしょう。

 ゴキブリ、あなどれません。



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タグ: オオゴキブリゴキブリ箕面公園昆虫館山・森のゴキブリ生きた化石

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せめぎ合う小さな森 マイクロフォレスト3


 大阪南部のにある錦織公園(にしこおりこうえん)河内(かわち)の里。

 その石垣の上に緑の森が広がっていました。
 小さな小さな森です。

 樹状地衣類(じゅじょうちいるい)蘚類(せんるい)のコケ、キノコ、小さな種子植物の芽。
 それらがぎっしり生えています。



この記事にはダンゴムシの画像があります。





梅雨の錦織公園の小さな森
梅雨の錦織公園の小さな森

手前のぼけているのが地衣類
全体に広がるのが蘚類のコケ
オレンジ色のが小さいキノコ
茎を伸ばし葉を広げているのが種子植物




 これらは生物の分類では少しずつ違っています。

 蘚類のコケと種子植物はともに葉緑体で光合成する植物。
 しかし名前の通り種を作る種子植物に対して、胞子で増えるのがコケ。

 植物でも動物でもない菌類のキノコに、菌類と藻類が一緒になって一つの生物みたいになっているのが地衣類。

 四者四様の生き物たち。

 それらが集まって小さな森をつくています。



樹状地衣類の森
樹状地衣類の森




 大きな森は平和そうに見えて、木や草たちはせめぎ合い、生き残るため自分が有利になる状況が来るのを虎視眈々(こしたんたん)と狙ってています。

 きっとこの小さな森も同じように自分たちの領地を広げようと、またはほかの種属からの侵略を防ごうと生き物たちがせめぎ合っているにちがいありません。



せめぎ合っているコケとキノコと草を離れたところで静観している地衣類
せめぎ合っているコケとキノコと草を離れたところで静観している地衣類




 そこにやってきたのが動物のダンゴムシ。

 昆虫みたいですが、エビやカニの仲間の甲殻類。
 水の中で一生を送る多くの甲殻類に対して陸上で一生を送るちょっと風変わりなダンゴムシ。



小さな森にダンゴムシがやってきた
小さな森にダンゴムシがやってきた




 梅雨の小さな森には、色々な生き物たちが集まっていました。



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タグ: キノコ地衣類微小森林ダンゴムシマイクロフォレスト

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イルカショーだってやっています。海から離れた海水族館 京都水族館


 今年、2012年3月に開館した京都水族館。

 海から遠く離れた水族館です。

 海から離れた水族館というと、滋賀県の琵琶湖博物館の水族展示室があります。
 琵琶湖に関係した淡水魚だけで海水魚中心の水族館に負けないくらいのすごい展示ですが、淡水魚中心です。


 海から離れているにもかかわらず、淡水魚だけでなく、海に住む動物も展示しているのが京都水族館です。



横から見た京都水族館
横から見た京都水族館




 海水魚だけでなくアザラシやオットセイのような海獣(かいじゅう)のほか、ペンギンやクラゲなど普通の海水族館のようです。

 こんなに海から離れているにもかかわらず、これだけの海水の生きものを飼育できるのか不思議です。

 そしてそれだけでなくイルカショーがあるのがここの特徴。
 海から遠くはなれているのにイルカのショーです。

 それを可能にしたのが人工海水で、京都水族館では人工海水100%で、海から遠く離れた水族館と言われています。



京都水族館の「京の川」ゾーンのアマゴ
京都水族館の「京の川」ゾーンのアマゴ




 と言っても最初の展示は京都市街を流れる鴨川(かもがわ)にいる魚やサンショウウオの展示です。

 それだけでも多くのスペースが割かれていて、京都の川に多くの生き物がいることがわかります。



京都水族館の「ペンギンゾーン」のケープペンギン
京都水族館の「ペンギンゾーン」のケープペンギン
泳ぐ姿を下から見れます




 そのあとは海水魚やクラゲ、オットセイやアザラシにペンギンなど普通の海水族館のような展示になり、もちろん流行りの大水槽もあります。
 大水槽は京都らしく日本海の魚が集められています。



クエやナポレオンフィッシュもいる京都水族館の大水槽
クエやナポレオンフィッシュもいる京都水族館の大水槽




 そして最後はイルカショー。

 夏休みということもあり、イルカショーは満員。
 次の回まで2時間近く待たなけれあなりません。

 このあとの予定があったので泣く泣く断念しましたが、追加料金無しで見れるのですから、見られなかった人にはもう少し配慮してほしかったと思います。


 ということで、イルカショーはまたの機会。



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大きなポプラと雷


 夏のある日。

 夕方激しい雨と雷に襲われました。
 幸い家の中にいたからよかったものの、外にいたら10秒と待たずにずぶ濡れになるような勢いです。

 そして雷は次第に近づいてきて……

 光と同時に大音響が!

 雷を何百倍にもしたような音と同時に、何か硬いものを強引に引き裂いたような音が!
 近くに落ちたようです。



 翌日。

 通勤のために木陰の多い街路樹の間を歩いていると、大きなポプラ(セイヨウハコヤナギ)の木の皮が、太い幹の二股にわかれたところから根元まで長さ数メートル、幅は太いところで30センチ以上きれいにはがれていまます。

 そして下を見ると片面が炭になった欠片が落ちています。
 木の表面部分です。



皮が剥がれたポプラ
皮が剥がれたポプラ




 昨日の雷はここに落ちたようです。

 細かい破片は転がっていますが、剥がれた皮は見当たりません。

 多分燃えていたでしょうから、近所の人が消火して処分したのでしょう。



 こんな大きな木の皮を一瞬ではいでしまう雷の力はもちろんですが、雷に打たれて皮をはがされても何事もなかったかのように緑の葉を茂らせているポプラにも驚かきました。



地面に転がっていた焦げ跡のついた木のかけら
地面に転がっていた焦げ跡のついた木のかけら




 しかし。

 どう見ても雷のあとと思えるのは木の途中から。

 雷が落ちたのなら、もっと先のほうから跡がついていなければならないはずです。


 なぞです。



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身近なミツバチの知らない姿もわかる「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」


 大阪市の長居(ながい)公園にある大阪市立自然史博物館で開かれている「のぞいてみようハチの世界」。

 見たことも聞いたこともないような珍しい世界中のハチが展示されています。

 もちろん身近なハチについての展示もあります。



特別展恒例の階段看板その2「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」
特別展恒例の階段看板その2
「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」




 身近なハチというとミツバチ。
 蜂蜜(はちみつ)を集めてくれるハチです。

 地球上最も繁栄している生物と言われながら、哺乳類のように家畜化された種がほとんどいない昆虫のなかで、数少ない家畜化されたものの一つです。



 ハチを使っての花の蜜集めは、四角い巣箱を利用した養蜂(ようほう)をイメージするかもしれません。
 しかしこれはセイヨウミツバチを使ったヨーロパの養蜂で、日本での伝統的な養蜂はちょっとちがいます。

 中をくりぬいた丸木を山において、そこに日本在来種のニホンミツバチを住まわせるのです。

 今でも行われていますが数は少なく、日本の蜂蜜生産のほとんどはセイヨウミツバチを使った四角い巣箱のようです。



日本式養蜂箱(丸太くり抜きタイプ)「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」
日本式養蜂箱(丸太くり抜きタイプ)
「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」




 養蜂の歴史は古く、蜂蜜が人間にとって重要なものだったことがわかります。

 それもそのはず、花の蜜は蜂蜜ほど甘くありません。
 ミツバチが濃縮しているからこそカビが生えないだけの甘さになるのです。

 ミツバチがいなければ、あのように甘い蜜は食べることできなかったでしょう。



花の蜜ではなくアブラムシなどがだす甘い汁を集めた甘露蜜「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」
花の蜜ではなくアブラムシなどがだす甘い汁を集めた甘露蜜
「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」




 小さなミツバチもすごい!ってことがわかる「のぞいてみようハチの世界」は2012年10月14日まで開催しています。



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タグ: のぞいてみようハチの世界ハチ大阪市立自然史博物館ミツバチ

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巨樹・古樹・老樹 その8 大和葛城山ロープウエイ葛城山上駅のブナ


 阪奈和(はんなわ)(大阪・奈良・和歌山)にいくつもある「葛城山(かつらぎざん)」。
 その中の一つが金剛山の隣の大和葛城山(やまとかつらぎざん)

 山頂は広場になっていて周辺は笹薮とツツジ園。
 その周りには杉の植林が広がって、頂上周辺にブナ林がある金剛山とは違った景観です。

 360度展望できる山頂に立っていると大和葛城山には巨樹・古樹・老樹はなさそうに思えます。



 そんな大和葛城山でも奈良県側には豊かな広葉樹林が残っていて、ところどころで大きな木を見かけます。

 大和葛城山がある奈良県御所市(ごせし)の観光HPで紹介されているのが葛城山ロープウエイの山頂駅近くのブナ。

 観光HPでは葛城山上駅近くの天神社の前となっていますが、ここには数本大きなブナが生えています。
 その中でも、目立っていたのがこのブナ。

 観光HPのブナならば、幹周りが3.5m、高さが22m、そして枝の広がりが最大11m。

 大きなブナです。



大和葛城山ロープウエイ葛城山上駅のブナ(2012年5月)
大和葛城山ロープウエイ葛城山上駅のブナ(2012年5月)




 ブナは落葉広葉樹で、比較的寒冷なところで育つ樹木です。

 そのため阪奈和では平野で見かけることはありません。
 そして高くても標高1000mあるかないかの金剛山地・紀泉山脈では、いくつかの山の山頂付近にかろうじて生えているだけ。

 そのためもう一つの葛城山の「和泉葛城山」山頂のブナ林は国の天然記念物に指定されていますが、金剛山地・紀泉山脈はどこもブナの衰退が心配されています。

 できれば和泉葛城山だけでなく、金剛山地・紀泉山脈のブナ全体を天然記念物にして欲しいと思います。



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稲の花が咲きましたが、これからどうなるのか?プランター稲2012


 土の中に腐敗成分が溜まり成長が悪くなったプランター稲

 水を一度入れ替えたくらいでは臭いはなくなりません。

 そんな状態で花が咲き始めました。



オシベが垂れエイが閉じて咲き終わっている稲の花
オシベが垂れエイが閉じて咲き終わっている稲の花
稲の花が咲いている時間はとても短い




 こんな中途半端な成長の状態で果たしてお米はできるのでしょうか。

 お米はできたとしても、普通のお米はできるのでしょうか。



 あとはお米の神様の判断を待つばかりです。



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プランター稲とバケツ稲に異常発生!?バケツ稲2012&プランター稲2012


 プランター稲、バケツ稲。育っています。

 しかし、ちょっと体調が悪そうです。

 色も薄く、それほど伸びていません。

 余った苗を束ねて突っ込んだペットボトル稲のほうが色が濃くてよく育っています。
 去年と逆です。



 ペットボトルよりもプランターとバケツだけが良い条件のはずなのに成長が良くないのは、何か理由があるはずです。

  カブトエビなどのために水を入れ替えてばかりしているので水に解け出した肥料の成分も一緒に流れ出ている。

 しかし、それだけでこれほど極端な差が出るとは考えられません。


こんなに差がついたバケツ稲とペットボトル稲
こんなに差がついたバケツ稲とペットボトル稲

 バケツ稲の水の入れ替えのために底を抜いて差し込んでいたペットボトルの中の水面に薄い膜のようなものが広がっていました。
 土の中の水になにか変化があるようです。

 気になってプランターのパイプを覗いてみると同じように膜があるようです。
 どちらも同じように育っていないことと関係がありそうです。



 さっそくパイプからプランターの水を抜いてみると。

 臭います。
 悪い状態です。
 プランターの土の中がすこし腐敗しているようです。

 「完熟」と書いていたとはいえ、有機肥料を使ったのがいけなかったようです。



 プランターにパイプをつけたのはこの時のためでもあります。
 水を抜いて水を足す。
 これを繰り返してプランターの中から腐敗している成分を抜くことにしました。

 今からやって間に合うかどうかわかりません。

 それでもやってみなければなりません。



 去年は豊作だったプランター稲。

 今年はどうなるでしょうか。



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石垣のユリ


 近所の団地の石垣にユリが生えていました。

 先に大きな(つぼみ)を付け、今にも咲きそう。

 数日後、花を咲かせていました。

 白い花、細い葉。
 タカサゴユリのようです。



石垣のユリ
石垣のユリ




 隙間なくピッチりと組み合わされ、わずかに傾斜しただけのほとんど垂直のような壁です。

 その隙間に奇跡的に落ち葉などが積もってほんの少し土ができ、そこにどこかで栽培されていたユリの種が飛んできたのでしょう。

 なんか奇跡的確率のようです。



石垣のタカサゴユリ(高砂百合)の花
石垣のタカサゴユリ(高砂百合)の花




 雑草もあまり生えないような石垣の間に咲くユリ。

 ユリも結構しぶとい生き物なのかもしれません。

 しかし、狭い石垣の隙間の中、百合根(ゆりね)はどんな形をしているのか気になります。



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