【 2012年08月】

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大きなポプラと雷の観察


 通勤途中でじっくり観察できなかった落雷ポプラ(セイヨウハコヤナギ)。

 落雷の跡が木の途中からしか確認できなかったのが不思議でした。

 木の途中に落雷することもあるかもしれませんが、電気の性質を考えると、やぱり木の上に落ちるのが普通のような気がします。

 他に落ちた雷が飛び移ったとも考えられますが、隣のポプラまではポプラの高さくらい離れています。
 これはちょっと無理そうです。



 皮がはがれたところを下からたどって行くと、幹が二股にわかれたところで皮がささくれだった跡も同じように2つに分かれます。
 そして両側ともすぐ跡は消えますが、幹はまだまだ上に伸びています。

 木の真ん中くらい、しかも2つに分かれて雷が落ちるというのはものすごく違和感があります。



雷に皮をはがれた?ポプラ
雷に皮をはがれた?ポプラ




 そこでちょっと離れたところから雷の跡をたどってみると。

 跡が2つに分かれて消えてしまったところの少し上で数本の枝の葉が緑色のまま枯れています。
 自然に枯れたのではないようです。

 高倍率のカメラで見てみると。

 枝葉に隠れてなんだか黒ぽいものが見えます。



青枯れした枝葉に隠れた黒っぽいもの
青枯れした枝葉に隠れた黒っぽいもの




 場所を変え距離を変え、いろいろな方向から見てみると、その部分に消し炭のようなものがあることがわかりました。

 どうやらここにまっすぐのびるポプラの幹があり、真っ黒に焼けて折れたようです。

 ということは、そこに落ちた雷は、幹を焼き折ってから、となりの幹に飛び移って皮をはぎながら地面を目指したようです。



ズームすると現れた雷に折られた幹
ズームすると現れた雷に折られた幹




 もっと離れて遠くからポプラを見ると、真ん中に隙間が開いた妙な形です。

 その隙間は黒焦げになって折れた幹のところにあります。
 幹が残っていれば、丸みを帯びたポプラらしい形になりそうです。



真ん中に隙間がある落雷ポプラ
真ん中に隙間がある落雷ポプラ
隙間があるところに折れて焦げている幹があります。




 残念ながら、雷が落ちる以前のこのポプラの写真がないので決め付けることはできませんが、今まで見たことからポプラ落雷の様子を想像すると。

 あたりでも一番高いポプラの一番高い枝先に雷がおちました。

 エネルギーを持った雷は一瞬で枝や幹を焼き、地面へと向かいます。
 しかし途中で雷のエネルギーに耐え切れなくなった幹が折れます。

 行き場を失った雷は2つに分かれてとなりの幹に飛び移ったあと、またひとつに合流してエネルギーが大きくなってポプラの幹の皮を派手に剥がして地面へと流れていった。

 これが瞬く暇もないほんの一瞬のうちに起こった。

 のかもしれません。



 落雷後に消防がやってきて処理したらしいのですが、それも納得できるほどのポプラの被害のようです。

 残念なのは、処理がきれいに済んでからはじめて気づいたこと。

 処理の前に気づいていればはがれた皮や折れた幹を目にすることができたでしょう。



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世界的な古代湖の琵琶湖と断層と山


 琵琶湖(びわこ)博物館C展示室の展望室からは、目の前に広がる琵琶湖とその後ろに聳える比良山地(ひらさんち)がよく見えます。



 比良山地は比良断層と花折断層(はなおれだんそう)に挟まれ盛り上がってできた山地です。

 琵琶湖博物館がある東岸は平野が広がり田んぼが広がっていますが、西岸の比良山地は琵琶湖から一気に立ち上がっています。



琵琶湖博物館C展示室の展望室から見た琵琶湖と琵琶湖大橋と比良山地
琵琶湖博物館C展示室の展望室から見た琵琶湖と琵琶湖大橋と比良山地
※画像スライドできます ⇒⇒




 琵琶湖西岸には比良山地の他にも山が連なっていますが、山々と琵琶湖の境には断層も連続。
 それらの断層を合わせて「琵琶湖西岸断層帯」と呼ばれています。

 今よりも南東の三重県北西部にあった琵琶湖がだんだん北西によってきて、琵琶湖西岸断層帯で盛り上がった山々に止められたような形になりました。

 そのため、琵琶湖の水深も西側の方が深くなっています。



 早ければ数千年、もって10万年といわれる湖の寿命ですが、それが数百万年も続いているのが琵琶湖。
 今の場所に落ち着いてからでも40万年以上過ぎています。

 確認されている固有種だけで60種以上。

 琵琶湖は日本だけでなく、世界でも貴重な湖です。



 滋賀県立琵琶湖博物館では、琵琶湖の地理や生き物だけでなく人々の暮らしまで、自然科学から人文科学まで幅広く展示されています。



■外部リンク■
琵琶湖博物館インターネット展示室

●琵琶湖について
独立行政法人水資源機構 琵琶湖開発総合管理所
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター

●琵琶湖周辺の断層について
琵琶湖西岸断層帯地震調査研究推進本部
三方・花折断層帯地震調査研究推進本部
※どちらも30年以内に地震が起きる確率はほぼ0%です。


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やっと再会したのですが……オオゴキブリ


 ヒメフナムシのように一度会いたいと思っている生き物と同じように、昔出会ったことがあって、このブログを始めてからもう一度会いたいと思う生き物がいます。


 その一つがオオゴキブリ。
 ゴキブリです。



この記事にはゴキブリカマキリの画像があります。





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 名前の通り大きくて真っ黒なゴキブリ。

 そんなのが壁を這っていたらどうなるでしょうか。

 ゾッとする人は少なくないと思います。



 しかしご安心を。

 オオゴキブリはゴキブリですが、人間の家には住まない山に住んでいるゴキブリです。

 食べ物は朽木。
 成虫も幼虫も同じ。

 ということで、汚さは野山にいる普通の虫と変わらないそうです。
 そういう意味では、カブトムシを触れるのならオオゴキブリも触れるはずです。



 8月。

 京都水族館に行ったついでに立ち寄った清水寺で出会いました。

 清水寺が建っているのは清水山の山腹。
 ということで、山に住むオオゴキブリもいたのでしょう。

 ただし。



オオゴキブリの標本(箕面公園昆虫館 2009年)
オオゴキブリの標本(箕面公園昆虫館 2009年)




 オオゴキブリはカマキリの幼虫に食べられていました。

 羽がないのでオオゴキブリも幼虫でしょう。



カマキリ(オオカマキリ?)の幼虫に捕まったオオゴキブリ
カマキリ(オオカマキリ?)の幼虫に捕まったオオゴキブリ




 もう頭は完全に食べられ、胸も食べられています。
 それでも足を動かし、逃げようとしています。

 ゴキブリは古生代にすでに登場していた古い昆虫です。
 つまり、ゴキブリは地球上の生物の大半がいなくなるという3つの大絶滅を乗り越えたわけです。



かなり食べられているオオゴキブリの幼虫
かなり食べられているオオゴキブリの幼虫




 数億年もゴキブリのスタイルを続けているわけですから、絶滅を乗りきれる策があの体には秘められているのでしょう。

 ゴキブリ、あなどれません。



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◆外部リンク◆
大阪府/箕面公園昆虫館の紹介ページ


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せめぎ合う小さな森 マイクロフォレスト3


 大阪南部のにある錦織公園(にしこおりこうえん)河内(かわち)の里。

 その石垣の上に緑の森が広がっていました。
 小さな小さな森です。

 樹状地衣類(じゅじょうちいるい)蘚類(せんるい)のコケ、キノコ、小さな種子植物の芽。
 それらがぎっしり生えています。



この記事にはダンゴムシの画像があります。





梅雨の錦織公園の小さな森
梅雨の錦織公園の小さな森

手前のぼけているのが地衣類
全体に広がるのが蘚類のコケ
オレンジ色のが小さいキノコ
茎を伸ばし葉を広げているのが種子植物




 これらは生物の分類では少しずつ違っています。

 蘚類のコケと種子植物はともに葉緑体で光合成する植物。
 しかし名前の通り種を作る種子植物に対して、胞子で増えるのがコケ。

 植物でも動物でもない菌類のキノコに、菌類と藻類が一緒になって一つの生物みたいになっているのが地衣類。

 四者四様の生き物たち。

 それらが集まって小さな森をつくています。



樹状地衣類の森
樹状地衣類の森




 大きな森は平和そうに見えて、木や草たちはせめぎ合い、生き残るため自分が有利になる状況が来るのを虎視眈々(こしたんたん)と狙ってています。

 きっとこの小さな森も同じように自分たちの領地を広げようと、またはほかの種属からの侵略を防ごうと生き物たちがせめぎ合っているにちがいありません。



せめぎ合っているコケとキノコと草を離れたところで静観している地衣類
せめぎ合っているコケとキノコと草を離れたところで静観している地衣類




 そこにやってきたのが動物のダンゴムシ。

 昆虫みたいですが、エビやカニの仲間の甲殻類。
 水の中で一生を送る多くの甲殻類に対して陸上で一生を送るちょっと風変わりなダンゴムシ。



小さな森にダンゴムシがやってきた
小さな森にダンゴムシがやってきた




 梅雨の小さな森には、色々な生き物たちが集まっていました。



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■外部リンク■
大阪府営 錦織公園


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イルカショーだってやっています。海から離れた海水族館 京都水族館


 今年、2012年3月に開館した京都水族館。

 海から遠く離れた水族館です。

 海から離れた水族館というと、滋賀県の琵琶湖博物館の水族展示室があります。
 琵琶湖に関係した淡水魚だけで海水魚中心の水族館に負けないくらいのすごい展示ですが、淡水魚中心です。


 海から離れているにもかかわらず、淡水魚だけでなく、海に住む動物も展示しているのが京都水族館です。



横から見た京都水族館
横から見た京都水族館




 海水魚だけでなくアザラシやオットセイのような海獣(かいじゅう)のほか、ペンギンやクラゲなど普通の海水族館のようです。

 こんなに海から離れているにもかかわらず、これだけの海水の生きものを飼育できるのか不思議です。

 そしてそれだけでなくイルカショーがあるのがここの特徴。
 海から遠くはなれているのにイルカのショーです。

 それを可能にしたのが人工海水で、京都水族館では人工海水100%で、海から遠く離れた水族館と言われています。



京都水族館の「京の川」ゾーンのアマゴ
京都水族館の「京の川」ゾーンのアマゴ




 と言っても最初の展示は京都市街を流れる鴨川(かもがわ)にいる魚やサンショウウオの展示です。

 それだけでも多くのスペースが割かれていて、京都の川に多くの生き物がいることがわかります。



京都水族館の「ペンギンゾーン」のケープペンギン
京都水族館の「ペンギンゾーン」のケープペンギン
泳ぐ姿を下から見れます




 そのあとは海水魚やクラゲ、オットセイやアザラシにペンギンなど普通の海水族館のような展示になり、もちろん流行りの大水槽もあります。
 大水槽は京都らしく日本海の魚が集められています。



クエやナポレオンフィッシュもいる京都水族館の大水槽
クエやナポレオンフィッシュもいる京都水族館の大水槽




 そして最後はイルカショー。

 夏休みということもあり、イルカショーは満員。
 次の回まで2時間近く待たなけれあなりません。

 このあとの予定があったので泣く泣く断念しましたが、追加料金無しで見れるのですから、見られなかった人にはもう少し配慮してほしかったと思います。


 ということで、イルカショーはまたの機会。



■外部リンク■
京都水族館公式ホームページ


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大きなポプラと雷


 夏のある日。

 夕方激しい雨と雷に襲われました。
 幸い家の中にいたからよかったものの、外にいたら10秒と待たずにずぶ濡れになるような勢いです。

 そして雷は次第に近づいてきて……

 光と同時に大音響が!

 雷を何百倍にもしたような音と同時に、何か硬いものを強引に引き裂いたような音が!
 近くに落ちたようです。



 翌日。

 通勤のために木陰の多い街路樹の間を歩いていると、大きなポプラ(セイヨウハコヤナギ)の木の皮が、太い幹の二股にわかれたところから根元まで長さ数メートル、幅は太いところで30センチ以上きれいにはがれていまます。

 そして下を見ると片面が炭になった欠片が落ちています。
 木の表面部分です。



皮が剥がれたポプラ
皮が剥がれたポプラ




 昨日の雷はここに落ちたようです。

 細かい破片は転がっていますが、剥がれた皮は見当たりません。

 多分燃えていたでしょうから、近所の人が消火して処分したのでしょう。



 こんな大きな木の皮を一瞬ではいでしまう雷の力はもちろんですが、雷に打たれて皮をはがされても何事もなかったかのように緑の葉を茂らせているポプラにも驚かきました。



地面に転がっていた焦げ跡のついた木のかけら
地面に転がっていた焦げ跡のついた木のかけら




 しかし。

 どう見ても雷のあとと思えるのは木の途中から。

 雷が落ちたのなら、もっと先のほうから跡がついていなければならないはずです。


 なぞです。



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身近なミツバチの知らない姿もわかる「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」


 大阪市の長居(ながい)公園にある大阪市立自然史博物館で開かれている「のぞいてみようハチの世界」。

 見たことも聞いたこともないような珍しい世界中のハチが展示されています。

 もちろん身近なハチについての展示もあります。



特別展恒例の階段看板その2「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」
特別展恒例の階段看板その2
「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」




 身近なハチというとミツバチ。
 蜂蜜(はちみつ)を集めてくれるハチです。

 地球上最も繁栄している生物と言われながら、哺乳類のように家畜化された種がほとんどいない昆虫のなかで、数少ない家畜化されたものの一つです。



 ハチを使っての花の蜜集めは、四角い巣箱を利用した養蜂(ようほう)をイメージするかもしれません。
 しかしこれはセイヨウミツバチを使ったヨーロパの養蜂で、日本での伝統的な養蜂はちょっとちがいます。

 中をくりぬいた丸木を山において、そこに日本在来種のニホンミツバチを住まわせるのです。

 今でも行われていますが数は少なく、日本の蜂蜜生産のほとんどはセイヨウミツバチを使った四角い巣箱のようです。



日本式養蜂箱(丸太くり抜きタイプ)「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」
日本式養蜂箱(丸太くり抜きタイプ)
「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」




 養蜂の歴史は古く、蜂蜜が人間にとって重要なものだったことがわかります。

 それもそのはず、花の蜜は蜂蜜ほど甘くありません。
 ミツバチが濃縮しているからこそカビが生えないだけの甘さになるのです。

 ミツバチがいなければ、あのように甘い蜜は食べることできなかったでしょう。



花の蜜ではなくアブラムシなどがだす甘い汁を集めた甘露蜜「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」
花の蜜ではなくアブラムシなどがだす甘い汁を集めた甘露蜜
「のぞいてみようハチの世界〈自然史博物館〉」




 小さなミツバチもすごい!ってことがわかる「のぞいてみようハチの世界」は2012年10月14日まで開催しています。



■外部リンク■
第43回特別展 のぞいてみようハチの世界|大阪市立自然史博物館
ようこそ大阪市立自然史博物館へ


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巨樹・古樹・老樹 その8 大和葛城山ロープウエイ葛城山上駅のブナ


 阪奈和(はんなわ)(大阪・奈良・和歌山)にいくつもある「葛城山(かつらぎざん)」。
 その中の一つが金剛山の隣の大和葛城山(やまとかつらぎざん)

 山頂は広場になっていて周辺は笹薮とツツジ園。
 その周りには杉の植林が広がって、頂上周辺にブナ林がある金剛山とは違った景観です。

 360度展望できる山頂に立っていると大和葛城山には巨樹・古樹・老樹はなさそうに思えます。



 そんな大和葛城山でも奈良県側には豊かな広葉樹林が残っていて、ところどころで大きな木を見かけます。

 大和葛城山がある奈良県御所市(ごせし)の観光HPで紹介されているのが葛城山ロープウエイの山頂駅近くのブナ。

 観光HPでは葛城山上駅近くの天神社の前となっていますが、ここには数本大きなブナが生えています。
 その中でも、目立っていたのがこのブナ。

 観光HPのブナならば、幹周りが3.5m、高さが22m、そして枝の広がりが最大11m。

 大きなブナです。



大和葛城山ロープウエイ葛城山上駅のブナ(2012年5月)
大和葛城山ロープウエイ葛城山上駅のブナ(2012年5月)




 ブナは落葉広葉樹で、比較的寒冷なところで育つ樹木です。

 そのため阪奈和では平野で見かけることはありません。
 そして高くても標高1000mあるかないかの金剛山地・紀泉山脈では、いくつかの山の山頂付近にかろうじて生えているだけ。

 そのためもう一つの葛城山の「和泉葛城山」山頂のブナ林は国の天然記念物に指定されていますが、金剛山地・紀泉山脈はどこもブナの衰退が心配されています。

 できれば和泉葛城山だけでなく、金剛山地・紀泉山脈のブナ全体を天然記念物にして欲しいと思います。




大きな地図で見る
大和葛城山ロープウエイ頂上駅のブナの位置(緑色の矢印)
※カメラのGPSデータをそのまま使用していますので誤差があります。




巨樹(大きな木)・古樹(樹齢の高い木)・老樹(年老いて見える木)」とはIWO(いきもの は おもしろい!)が以下の独自基準で選んだものです。
1.一般に「巨樹」「古樹」「老樹」と認知されている樹木
2.見た目が「巨樹」「古樹」「老樹」を感じさせる樹木
3.見た目が小さくてもその種として「巨樹」「古樹」「老樹」な樹木
4.地域の自然を愛する組織や団体等が「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木
5.その他IWOが「巨樹」「古樹」「老樹」と認めた樹木




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■外部リンク■
奈良県 御所市 巨木・巨樹たち奈良県 御所市 観光HP
国民宿舎 葛城高原ロッジ | 公式ホームページ


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稲の花が咲きましたが、これからどうなるのか?プランター稲2012


 土の中に腐敗成分が溜まり成長が悪くなったプランター稲

 水を一度入れ替えたくらいでは臭いはなくなりません。

 そんな状態で花が咲き始めました。



オシベが垂れエイが閉じて咲き終わっている稲の花
オシベが垂れエイが閉じて咲き終わっている稲の花
稲の花が咲いている時間はとても短い




 こんな中途半端な成長の状態で果たしてお米はできるのでしょうか。

 お米はできたとしても、普通のお米はできるのでしょうか。



 あとはお米の神様の判断を待つばかりです。





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不思議な生き物が跋扈するちょっと未来の地球を旅する兄弟のものがたり『アド・バード』


 『アド・バード』。

 単行本になったのは24年前。
 古い本です。

 著者は椎名誠さん。

 ちょっと怪しいアウトドア系のエッセイストであり、小説家であり映画監督であり、タレントであり……なんでもやっちゃう人です。
 著作は多くあり、その一つがこの本です。

 ジャルで言うと、SF。



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 舞台は未来の地球。おそらく日本。

 しかし文明は衰退し、地上には得体のしれない生き物たちが跋扈(ばっこ)して、それらを恐れて人間が生活をしています。

 主人公は少年の兄弟。

 幼い頃に分かれた父がふとしたことで遠く離れた都市にいた事を知り、二人で会いに行く冒険物語です。



 その途中で出会うのが奇妙な生き物たち。

 あらゆる物を土に(かえ)し、とりつかれると死んでしまうヒゾムシ。
 鉄を食べ、人間も襲うワナナキ。
 とにかく大きくとにかく地面の上を移動する表面が絨毯(じゅうたん)みたいなジバシリ、
 そして編隊を組んで空に文字を描き、人間の言葉を話すアドバード。

 登場人物の名前などから未来の地球だということはわかりますが、見たことも聞いたこともない変な生き物たちのオンパレード。



 人類の文明が衰退した世界に奇妙な生き物たちが登場する様子は、すでに紹介したブライアン・オールディスの『地球の長い午後』のようです。

 人類の文明が滅んだあと、暴走するかのように進化を遂げたのが『地球の長い午後』にでてくる変わった生き物たち。

 しかし、人間によって創りだされたのが『アド・バード』に登場する変わった生き物たち。
 ヒゾムシもワナナキも元は人間の役に立つように創りだしたにものです。
 それが人間を襲う生き物に変化したのです。

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 しかしアドバードだけはちょっと変わっています。

 もとから地球にいた鳥を改造したようです。
 空を飛びながら隊列を組んで文字を表しそれで宣伝をするだけでなく、まるで九官鳥のように宣伝文句を繰り返しますが、人間を襲いません。

 そして時折なにか意味がありそうな行動をとります。

 このアドバードの秘密が後の物語に深く関係してくるのです。



 『アド・バード』の世界は半ば廃墟となった都市に象徴されています。

 人がいないにもかかわらず、フロントではロボットが自動的に応対しれるホテル。

 部屋に入って蛇口をひねると宣伝が流れます。
 部屋にあるものを使うと、その都度何か広告が流れます。

 人間がいなくなっても流れ続ける広告。
 おそらくは、その商品を作っている会社も売っている店も、そして買う人間も無くなっているはずなのに。

 テレビや列車の車内は言うに及ばず新聞雑誌からインターネットまであらゆるものに広告が氾濫している現在。

 アドバードはそう遠い未来の話ではないような気がしてきます。



 となると、この小説は現代社会や過剰な広告に対する批判の物語かというと、そういう感じはしません。

 今の社会が何らかの不幸なことによって崩壊した後に訪れるであろう世界を淡々と書いているような気がします。

 現代文明が滅んだ世界を描く特に時折見られる、何が何でも無理矢理文明批判というところがなく、この自然に流れる淡々とした文章で、より深く小説世界に引き込まれるのかもしれません。



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二十四節気・七十二候
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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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