【 2012年04月】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

ハナミズキが咲いています。いや実は咲いていません?


 通勤で毎日通る道でハナミズキが見頃です。

 白くて硬そうな花びらを開かせていませうが、これは総苞片(そうほうへん)
 つぼみを覆う葉のこと。

 本当の花は真ん中のいっぱいついている小さいものです。



満開?のハナミズキ
満開?のハナミズキ





ハナミズキ(花水木)

ミズキ科ミズキ属
落葉高木
北アメリカ原産
別名、アメリカヤマボウシ。

誕生花:3月18日,3月23日,

花言葉:私の思いを受けて下さい,華やかな恋,

苞は開いていますが、実はまだ咲いていないハナミズキ
苞は開いていますが、実はまだ咲いていないハナミズキ


これが“本当”のハナミズキの花
これが“本当”のハナミズキの花






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タグ: ハナミズキ晩春の花春の花苞の花白い花3月の誕生花

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霊場高野山の結界にすむ魚


 霊場高野山(こうやさん)

 歴史が古くパワースポットだらけの近畿。
 その中でもトップクラスの場所。

 ケーブル「高野山」駅からバスの終点「奥の院前」から奥の院までの参道の脇を流れる玉川。

 そのまま奥の院の背後にある霊峰楊柳山(ようりゅうさん)から流れ出ています。

 奥の院では高野山を開いた弘法大師(こうぼうだいし)空海(くうかい)が眠る大師御廟と参道を分けるように流れ、玉川にかかる御廟橋を渡ると霊域、写真撮影もできなくなります。

 まるで玉川が結界になっているようです。



奥の院御廟橋近くの休憩所付近
奥の院御廟橋近くの休憩所付近




 この玉川には魚がすんでいます。

 大きさは10センチから20センチくらい。

 銀色の体に黒い斑点(はんてん)
 コイではありません。

 アマゴかヤマメです。



高野山玉川のアマゴかヤマメ[4月]
高野山玉川のアマゴかヤマメ[4月]




 サケ科のサクラマスが海に下らないで川で生活するようになったヤマメ(山女魚)。
 サクラマスの亜種とされるサツキマスが同じように川で生活するようななったのがアマゴ(甘子)。

 見てのとおり近い親戚関係にあって、アマゴとヤマメは見分けにくい魚です。

 数少ない見分けるポイントは、体の横に朱色の点(朱点)が並んでいるのがアマゴなのですが、川で生活する魚だけあって地域による差があり、朱点のあるなしだけでも見分けられないそうです。



かすかに赤い点が見える高野山玉川のアマゴ?[6月]
かすかに赤い点が見える高野山玉川のアマゴ?[6月]




 ということで、高野山の玉川の魚がアマゴかヤマメかわかりません。

 釣り人の話ではアマゴよりもヤマメの方が神経質のようです。

 ということで、海から900mも高いところに住み、毎日多くの人が訪れるのにのんびり水面近くを泳いでいるので、高野山玉川の魚はアマゴでしょう。

 たぶん。



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タグ: アマゴサツキマス淡水魚川の魚高野山高野山の動物

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バケツ稲、今年もバケツ稲の季節がやって来ました。バケツ稲2012


 そろそろゴールデンウイーク。

 バケツ稲の季節がやって来ました。

 去年は準備が遅れて結局苗を買ってしまい、家が稲であふれてしまいました。

 今年もちょっと遅れ気味ですが、なんとかバケツ稲栽培セットを買えました。




自分米パッケージ


自分米の稲を育てる容器と土


自分米の苗代替わりの容器と土
 今年使うのは「自分米」。
 品種はコシヒカリ。

 「自分米」は米袋を模したパッケージに、容器、肥料の入った土、籾などが入り、用意するのは水と置き場所だけと言う状態で販売されています。

 籾は30粒ほど、発芽率は70%ということですので20粒くらいは芽を出しそうです。

 となると、この容器にはちょっと多すぎるので、残った分は去年使ったプランターに回そうと思います。

 また、去年収穫した籾も少し残しているので、それも栽培するつもりです。



 ペットボトルから鉢まで去年は色々なものに植えましたが、今年は自分米の容器、去年と同じプランターとバケツ、そして余ったらペットボトルくらいにしようと思います。

 プランターとバケツには去年と同じ土に肥料を混ぜる予定。
 川の水なら肥料がなくても育つ稲ですが、水道水となると肥料は必要でしょう。
 去年はそれぞれカブトエビとカイエビをそだてていたので、それが孵化(ふか)するかも楽しみです。



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タグ: 自分米バケツ稲プランター稲バケツ稲2012プランター稲2012ペットボトル稲2012

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春の楓の小さな花と実


 モミジとカエデというと、紅葉する秋というイメージですが、春も実は見頃です。



 花が咲きます。

 といっても小さな花ですから気づかないことも少なくないでしょう。

 でも花が咲いたあとに出来る小さな実。

 秋になるとくるくる回って落ちるプロペラみたいな見です。



 花の文化園には紅葉谷というモミジやカエデを集めた一角があります。

 そこでイタヤカエデ(板屋楓)が咲き始めていました。

 よく見ると小さな実がもうできています。



花の文化園のイタヤカエデの花と実
花の文化園のイタヤカエデの花と実




 この実がいっぱいつくと、まるで花が咲いているようです。
 ちょっと地味ですが。

 モミジやカエデは秋だけでなく春から夏にかけても見頃があります。



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タグ: イタヤカエデ赤い花春の花紅葉春の実

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今年もタルサトイモ [タルサトイモ2012]


 もうすぐゴールデンウイーク。

 ゴールデンウイークといえば、毎年後半に二十四節気(にじゅうしせっき)の「立夏(りっか)」が訪れます。

 立夏というと夏の始まり、そして里芋の植え付け。

 ということで、今年もタルサトイモを作ります。



 タルサトイモとは、樽で育てる里芋のこと。

 直径40センチほどの漬物樽(つけものだる)をベランダに置いてそこで作ります。

 これが意外と収穫できるので、毎年作るようになりました。



すでに目が出始めている種芋
すでに目が出始めている種芋




 里芋は毎年同じ所で作っていると成長が悪くなる連作障害が出やすいということなので、樽の土を半分くらいにします。

 去年の収穫の時に樽をひっくり返しているので土は混ざっています。

 その上に野菜用栽培養土をいれて、サトイモを植え付けます。

 今までの経験からこの樽には3個が一番合っているようなので、3個。

 芋の先、目が出るところを上にして植え付けました。



このように樽にサトイモを植えました
このように樽にサトイモを植えました




 どうしてわざわざ樽でサトイモを育てるのかというと、その最大の理由は、おいしい里芋だから。

 スーパーで売っている里芋よりもおいしいのです。
 ところが、種芋を買ったお店が廃業してしまって、もう手に入りません。

 そういうわけで毎年作り続けているのです。


 今年も11月頃にはおいしい里芋が食べられそうです。



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タグ: タルサトイモ2012タルサトイモサトイモ立夏

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近所の藤の花の蕾です。とおもったら……


 近所の藤の(つぼみ)が膨らんできました。



 毎年ゴルデンウイークの頃に咲き始めるのですが、半透明の(から)のようなものに覆われた咲く前の蕾もいいな。



あまりつぼみっぽくない藤のつぼみ
あまりつぼみっぽくない藤のつぼみ




 ともたもたしている間にもう咲き始めていました。

 花は咲きはじめたら早いなぁ。



あっという間に咲き始めた藤
あっという間に咲き始めた藤




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タグ: 春の花紫色の花マメ科の花

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「玄鳥至」をすぎて初燕〈七十二候 第十三候〉


 毎年のことですが、七十二候(しちじゅうにこう)の「玄鳥至(つばめきたる)」をすぎてからの初燕です。




「玄鳥至」をすぎてからの初燕




 低い電線にとまって「ピチピチ」といかにも小鳥らしい鳴き声や、「ビリビリビリ」と小鳥らしからぬ鳴き声でさえずっています。

 南の国からやってきたところで、巣作りをするためのペアになるツバメを探しているのでしょうか。



 ツバメを見ると、なんだか夏の足音が聞こえてきそうです。



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近所にちょっとかわった桜発見! こんなときは『サクラ ハンドブック』だっ!


 造幣局の通り抜けが始まり、ソメイヨシノも葉桜になったというのに、満開の桜が近所にありました。

 ソメイヨシノよりも淡いピンクですが、咲いている時期がずれていますし、萼は緑色。
 申し訳程度に緑色の葉が出ています。

 一見オオシマザクラのようですが、それほど白くはありませんし、葉もそれほど出ていません。



近所のちょっと変わった桜
近所のちょっと変わった桜




 ということで文一総合出版の『サクラ ハンドブック』の登場です。

 花や(がく)の色や咲く時期からスルガダイニオイ(駿河台匂)では、ということに落ち着きました。

 スルガダイニオイは江戸時代の東京の駿河台で“みつかった”品種で、香りがいいので最近良く植えられうようになったそうです。



 サクラのような観賞用の植物には種類が多く、見分けるのが困難です。

 『サクラ ハンドブック』のお陰で、たすかりました。

 ソメイヨシノの花は大阪平野部では終わってしまいましたが、ソメイヨシノ以外の桜が咲きはじめています。

 実はソメイヨシノが終わっても『サクラ ハンドブック』の活躍は続きます。



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タグ: スルガダイニオイ(桜)春の花ピンク色の花サクラハンドブックハンドブック(文一総合出版)

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巨大ワニに巨大恐竜が戦いを挑みにやってきた?「大阪大学総合学術博物館 巨大ワニと恐竜の世界展」


 大阪市の長居(ながい)公園にティラノサウルスなどの恐竜がやってきていますが、大阪では恐竜が集まっている場所がもう一つあります。

 それが2012年4月7日から6月30日まで開かれている「大阪大学総合学術博物館 第5回特別展 巨大ワニと恐竜の世界 ―巨大爬虫類(はちゅうるい)2億3千万年の攻防―」展。

 なんか長い名前ですが、阪大の博物館に巨大ワニと恐竜が展示されているようです。



 博物館があるのは大阪大学。通称「阪大(はんだい)」。
 場所は大阪の豊中市(とよなかし)待兼山(まちかねやま)町。

 「マチカネ」と聞いて巨大ワニを想像した人は、正解です。

 50万年前の大阪を歩き回っていた巨大ワニのマチカネワニが見つかった場所が、この阪大です。



 恐竜とワニは爬虫類の中でもわりと近い種類で、カメ、トカゲやヘビ、そして首長竜、カメが分かれたあとで、恐竜とワニが分かれました。

 恐竜が進化した鳥を除けば、恐竜に一番近い親戚かもしれません。



 恐竜が誕生した中生代(ちゅうせいだい)三畳紀(さんじょうき)

 そのころ恐竜は同じ爬虫類で親戚のワニの先祖と陸上の覇権(はけん)を争っていたのです。

 この対決に戦いで決着がついたのかどうかはわかりませんが、三畳紀末の大絶滅で恐竜と争っていたワニの先祖は絶滅、恐竜は生き残り、ジュラ紀と白亜紀(はくあき)の陸上で大繁栄をしました。



 その恐竜も中生代の終わりと共に絶滅しますが、ワニは生き残りました。

 そして哺乳類が恐竜の地位を奪っても陸と水の間でしぶとく生き残り、中には巨大化するものもいました。

 その一つがマチカネワニ。
 今から50万年前の大阪に住んでいた巨大ワニです。



待兼山から見つかった巨大なマチカネワニ
待兼山から見つかった巨大なマチカネワニ
画像は大阪市立自然史博物館にあるレプリカ




 阪大の博物館のホームページやチラシによると、恐竜を滅ぼした大絶滅を乗り越えたワニから、中生代の覇者恐竜と争ったワニの祖先たちの戦いの様子を、恐竜とワニが分かれた三畳紀までさかのぼっていく展示のようです。



 2010年から2011年にかけてあった「地球最古の恐竜展」とよく似たコンセプトですが、三畳紀にしぼった「地球最古の恐竜展」に対して、「巨大ワニと恐竜の世界」では中生代から現代に至るまで長い恐竜やワニの変遷を見ることができるようです。

 さらに大阪初公開のものもあるということなので、これは見に行かなければ!

 しかも入場無料!
 ただ、日曜日とゴールデンウイーク以外の祝日が休館というのが、ちょっとマイナスかもしれませんが……

 開催中に恐竜に関するレクチャーやティラノサウルスの復元などのワークショップもあるので、その日が狙い目かもしれません。



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大阪の河内長野市の花の文化園の野草スミレ


 4月15日の日曜日。
 その日に駐車場無料デーだと気づいたので、行ってきました。



 桜はぎりぎりセーフ? という感じですが、ほんの一箇月前は梅とパンジーやビオラくらいしか目立たなかった園内のいたるところで、花が咲いていました。

 本格的な花の季節が始まりです。



ぎりぎりセーフ?の花の文化園の福祉花壇の桜(ソメイヨシノ?)
ぎりぎりセーフ?の花の文化園の福祉花壇の桜(ソメイヨシノ?)
※画像スライドできます ⇒⇒




 春の花の一つがスミレ。

 花の文化園でもニオイスミレなどいっぱいスミレが咲いています。

 でもそれ以外にも野草と思えるスミレもいっぱい。

 園の東斜面にある遊歩道。
 ここではあちこちでスミレが咲いています。

 園で意図的に育てているのか、勝手に生えている野草なのかわかりませんが、花の文化園のスミレスポットです。



花の文化園の遊歩道のトウカイスミレ?
花の文化園の遊歩道のトウカイスミレ?
またはヒメミヤマスミレの亜種?




花の文化園の遊歩道の謎のスミレ
花の文化園の遊歩道の謎のスミレ
花弁の形、距の長さ、裏の色がちがう葉と特徴的なのに謎




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タグ: スミレ花の文化園スミレスポット春の花紫色の花白い花トウカイスミレ

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