【 2012年01月】

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雪や霧氷の中でも常緑樹 金剛山のシャクナゲ


 金剛山の樹氷のシーズンも本格化。

 バス停からロープウェイもありますので、山登りをしなくても山頂近くまで行くことができます。

 6分ほどロープウエイに揺られて着いたところは、ちはや園地。
 山の自然を利用した公園です。



雪と樹氷に覆われた金剛山のちはや園地
雪と樹氷に覆われた金剛山のちはや園地




 春になるとフクジュソウやカタクリが咲きますが、今は雪の下。

 ほかにも園内にはいろいろな植物が植えられています。

 その一つがシャクナゲ(石楠花)。
 ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。



樹氷に覆われたちはや園地のシャクナゲ
樹氷に覆われたちはや園地のシャクナゲ




 シャクナゲは常緑広葉樹なので、樹氷や雪に覆われた葉がくるりと丸まり、パイプのようになっていました。

 葉を落とした樹木よりも一層寒そうに見えます。



雪に覆われてまるくなったシャクナゲの葉
雪に覆われてまるくなったシャクナゲの葉




 この葉を筒状にして冬を乗り切るのは、寒いところで育つシャクナゲの特徴です。



登山・アウトドアの専門店 好日山荘WEBショップ

■外部リンク■
金剛山積雪情報

||| 大阪府民の森&箕面ビジターセンター ||| ちはや園地
金剛山ロープウェイホームページ


◆関連タグ◆ 〔樹氷〕 〔冬の金剛山〕 〔ちはや園地〕


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2月3日の誕生花 節分草


節分草

せつぶんそう
キンポウゲ科
セツブンソウ属
多年草

別名:-

花期:2月~3月
分布:本州関東以西の落葉広葉樹林

他の誕生日:

花言葉:微笑み,気品,光輝,人間嫌い,拒絶,

セツブンソウ[花の文化園2011年3月]
セツブンソウ[花の文化園2011年3月]


寒さに強いのですが暑さには弱いので花が終わった休眠期には、直射日光を当てないようにします。
逆に冬はできるだけ日光に当てます。
水はけのいい土を好み、軽石と赤玉土(あかだまつち)鹿沼土(かぬまつち)をブレンドしたものが適しています。




 名前はまだ多くの草がまだ花を咲かせない節分の時期に咲くことが由来です。

 山地では標高が高いので3月くらいから咲き始めます。

 白い5枚の花びらに見えるものは実は萼片(がくへん)、黄色い雄蕊(おしべ)のように見えるものが花びらで、黄色い部分には蜜腺(みつせん)があります。

 高さが10センチも無いような小さな多年草ですが、地面の上に葉を伸ばすのは冬から春。
 ほかの植物が葉を伸ばす頃には枯れてしまい休眠期に入ります。

 石灰岩(せっかいがん)地帯の落葉広葉樹林の林床(りんしょう)に生えますので、木々の根元に日が当たる冬の間に葉をのばして光合成を行います。



セツブンソウの花[花の文化園2011年3月]
セツブンソウの花[花の文化園2011年3月]




 定期的に草刈されるところを好むので里山によく生える野草でしたが、今では環境省のレッドデータブックでは「準絶滅危惧種(じゅんぜつめつきぐしゅ)」、15府県で「絶滅危惧種」などに指定されています。

 「準絶滅危惧種」は、今すぐ絶滅するわけではありませんが、ちょっとした環境の変化で絶滅してしまいそうな生き物のことです。



◆関連タグ◆ 〔2月の誕生花〕 〔誕生花〕


■外部リンク■
大阪府立花の文化園公式サイト

日本のレッドデータ検索システム


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オオハナワラビの大群落 さすが100年の京都府立植物園


 京都の下鴨神社(しもがもじんじゃ)上賀茂神社(かみがもじんじゃ)の中間にあるのが京都府立植物園。

 100年近い歴史がある植物園です。


京都府立植物園のオオハナワラビ
京都府立植物園のオオハナワラビ

 植物園の北側にある「なからぎの森」は京都盆地の昔の面影を残す植物が生える自然林となっています。

 11月の終わりころ、そこで出会ったのがシダ植物のオオハナワラビ。

 金色の胞子嚢(ほうしのう)をつける姿が、金色の花を咲かせているように見える植物です。



 植物園だけに植えられているのか思いますが、藪の中に群落をつくっています。

 自然のハナワラビを見たことがあるのは山の中だけ。

 しかし、人間が開拓する前には、平地にも生えていたのかもしれません。



京都府立植物園で群生しているオオハナワラビ
京都府立植物園で群生しているオオハナワラビ




 「ハナワラビ」にはいくつか種類がありますが、よく似ているものにオオハナワラビとフユノハナワラビがあります。


この状態だとオオハナワラビと区別がつかないフユノハナワラビ[トエンティクロス(六甲山地)]
この状態だとオオハナワラビと区別がつかないフユノハナワラビ
[トエンティクロス(六甲山地)]



 本当によく似ていますが、見分けるポイントの一つが葉。

 オオハナワラビは葉の縁のギザギザ(鋸歯(きょし))が細かくとがっています。

 それに対してフユノハナワラビはギザギザは目立ちません。


鋸歯が細かいオオハナワラビ[京都府立植物園]
鋸歯が細かいオオハナワラビ
[京都府立植物園]
鋸歯が目立たないフユノハナワラビ[トエンティクロス(六甲山地)]
鋸歯が目立たないフユノハナワラビ
[トエンティクロス(六甲山地)]



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■外部リンク■
京都府立植物園-京都府ホームページ

六甲砂防 - 六甲山ハイキングガイド | トゥエンティクロス


◆関連タグ◆ 〔オオハナワラビ〕 〔京都府立植物園〕
       〔フユノハナワラビ〕 〔シダ〕


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メタセコイアの森-冬-


 落葉樹のメタセコイア。

 葉を落とすのはちょっと遅めですが、さすがに一年で一番寒いといわれる大寒の頃にはすっかり葉が落ちています。



 長居植物園(ながいしょくぶつえん)の端にある小池のほとりにメタセコイアの森があります。

 夏にはうっそうとして昼でも薄暗かった森も明るくなって向こうが透けて見えるようになっています。



冬のメタセコイアの森[長居植物園]
冬のメタセコイアの森[長居植物園]




 葉が落ちて明るくなったほうが寒々しく見えるのがふしぎです。


 曇りだからそう見えるだけかもしれませんが。



■外部リンク■
大阪市立長居植物園


◆関連タグ◆ 〔冬のメタセコイア〕 〔メタセコイア〕 〔長居植物園〕


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琵琶に見えない琵琶湖は世界で3番目


 琵琶湖(びわこ)

 琵琶湖がある滋賀県の面積のおよそ6分の1を占める巨大な湖です。

 河川法上は一級水系「淀川水系」に属する一級河川で、水鳥の生息地として国際的にも重要な湿地を定めるラムサール条約の登録湿地でもあります。

 ラムサール条約に登録されるわけですから、なにかほかには無い特徴があるわけです。

 日本最大の湖ですが、世界の淡水湖の中ではトップ100にも入っていません。

 琵琶湖の特徴は大きさよりもほかにあります。


大きな地図で見る
琵琶湖の地図



 琵琶湖がつくられたのは今から400万年前ごろ。
 恐竜が滅んだのが6400万年前ですから、それから比べるとかなり新しい湖のように感じます。

 しかし実は世界で3番目です。

 そう、3番目に古い湖と考えられているのです。



 実は湖というのは周辺から土砂が流れ込み、次第に埋められていずれなくなってしまうものなのです。

 多くの湖の寿命は1万年くらいと考えられています。




坂本ケーブル延暦寺駅の展望デッキから見た琵琶湖(北湖)




 といっても、琵琶湖も今の場所で400万年続いているのではなく、もとは今の三重県の伊賀市(いがし)のあたりにできたものが、地殻変動などで今の位置に落ち着いたそうです。

 ですから、地理的な水のたまったへこみとしてではなく、多くの生き物が住む水のかたまりとしての歴史が400万年連続しているということなのでしょう。



 世界で3番目に古いということで、日本でも、というか世界でもここだけにしか住んでいない生き物が数多くいます。

 その数は61種。

 世界でも琵琶湖にだけしかいない生き物が61種です。




ガーデンミュージアム比叡の展望台から見た琵琶湖(北湖)




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 琵琶湖は周囲を山に囲まれています。

 その中でも有名な山の一つが京都との境にある比叡山(ひえいざん)

 滋賀側の坂本ケーブルのケーブル延暦寺(えんりゃくじ)駅の展望デッキから琵琶湖を見ることができます。

 しかしそこから見える琵琶湖は、北岸が見えず、ずっとずっと向こうまで湖が続いて、まるで水平線が見えて海のようです。

 琵琶湖の古い名前「近淡海(ちかつあわうみ)((京都から)近い方の淡水の海)」の通り塩辛くない海がどこまでも広がっているように見えます。

 しかし名前の由来になった日本の古い楽器「琵琶」の形には見えません。

 それほど琵琶湖は広いのです。




琵琶湖を見下ろせる比叡山
京都府立植物園北門前から
 人工衛星どころか飛行機もなかった昔の人が、どうして琵琶湖が琵琶の形に似ているとわかったのでしょうか。

 宇宙人の円盤から見たのでしょうか。
 まるでナスカの地上絵のようです。

 もしかすると「琵琶湖」の名前はオーパーツの一つかもしれません(「物」ではないので本当はオーパーツではありませんが)。



 ところが。

 どうやら測量技術が発達した江戸時代の後期ごろから湖の形が琵琶に似ていることがわかり、「琵琶湖」の名前が定着したようです。

 ちょっと一安心。
 それともがっかり?



 61種の琵琶湖の固有種もオーパーツではありませんでしたが、大切にしていかなければならないことはかわりません。

 世界的にも貴重な琵琶湖が、水だけでなく生き物もふくめて1万年も2万年も続くように。



◆関連タグ◆ 〔淀川水系〕


■外部リンク■
琵琶湖/滋賀県
国土交通省 近畿地方整備局 琵琶湖河川事務所 HOME
ラムサール条約と条約湿地
環境省へようこそ!

長さも、眺めも、日本一。坂本ケーブルで比叡山へ。
ガーデンミュージアム比叡



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竜と龍 どっちが古くてカッコいい?


 2012年の1月1日はもうすぎましたが、それは新暦(しんれき)のこと。
 昔ながらの旧暦(きゅうれき)の正月は1月23日。

 今日です。

 これで完全に辰年(たつどし)の2012年を迎えることができました。



沖縄の首里城正殿の屋根の竜
沖縄の首里城正殿の屋根の竜




 干支(えと)の辰には竜が当てられています。

 竜は中国からやってきました。

 今から2000年以上前、日本はまだ弥生時代だった頃の中国、前漢の時代には竜は皇帝の権威を保障するための存在になっていたようです。

殷の「竜」
殷の「竜」
3500年前頃

西周の「竜」
西周の「竜」
3000年前頃

東周の「竜」
東周の「竜」
(春秋戦国)
2500年前頃

前漢の「竜」
前漢の「竜」
2000年前頃

西晋の「竜」
西晋の「竜」
1700年前頃
 「竜」の文字の登場はもっと古く、今わかっている中で最も古い漢字の甲骨文(こうこつぶん)にすでにあります。

 今から3000年以上前のことです。



 現在の日本語で「りゅう」を漢字で書くと「」なのですが、よく見かけるのは「」の文字。

 「竜」が新字体で「龍」が旧字体。
 漢字の見た目はちがっちても、意味はまったく同じです。

 現在の文字の使い方では、基本的に新字体を使いましょうということになっていますので、「りゅう」を漢字で書くと「竜」になります。

 画数が多いので見た目で「龍」が選ばれているのかもしれません。



 最も古い(いん)時代の「竜」は、ヘビの象形文字に上位の存在を表す(かんむり)をつけたものといわれます。

 見た目は新字体の「竜」そのもの。

 この頃はカメの腹側の甲羅などの骨に彫り込むように書かれていたので、画数も少なく基本的に直線で形作られています。


 王朝が変わるように書く道具も書かれる道具も変わることで、文字の形にも変化が現れます。

 漢の頃には右側に装飾がつくようになり、筆で紙に書くようになりに書聖王義之(おうぎし)が現れる東晋(とうしん)のころ(1600年前頃)には「龍」に落ち着いています。



 新字体ですが、画数が少なくて敬遠されがちの「竜」。

 しかし最も古い文字は「竜」にそっくり。
 「龍」の文字が定番になってもひそかにどこかで生き残っていたのか。
 それとも「龍」が先祖返りしたのか。

 よくわかりませんが、「龍」よりも「竜」の方がカッコいいのかもしれません?



各時代の漢字書体は『甲金篆隷大字典』四川辞書出版社 を参考にしました。


漢字のルーツ甲骨文から感じの成り立ちをわかりやすく説明した白川先生の名著『字解』。
その中から日常的によく使う常用漢字を取り上げたコンパクト版。
常用字解
白川 静著
税込価格:¥2,940
出版:平凡社
発行年月:2003年12月


◆関連タグ◆ 〔竜〕 〔干支〕


■外部リンク■
漢字辞典ネット
常用漢字表:文部科学省

首里城公園(しゅりじょう) 琉球王国の栄華を物語る真紅の世界遺産


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秋の金剛山で出会った花 2011 白い花編

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) - アウトドア&スポーツ ナチュラム

 2011年秋の金剛山で出会った花たち。

 この白い花編で終了です。

 真っ白な冬がやってくる前の金剛山の白い花たちです。


秋の金剛山の花2011



ガンドバコバ林道(ダイヤモンドトレール)から見た金剛山



   白い花      

ヤマゼリ(山芹)
セリ科 ヤマゼリ属
多年草

区域:千早本道 登山口付近
時期:9月下旬

線香花火みたいなヤマゼリの花

セリっぽいヤマゼリの葉
名前のようにセリ似よく似た葉ですが、セリよりも太くて大きいので「ヤマゼリ」というよりも「ヤマセロリ」といった感じです。


シシウド(猪独活)
セリ科 シシウド属
多年草

区域:千早本道 九合目付近
時期:9月下旬

シシウドの花

咲いているシシウド
食べ物がなくなる冬場にイノシシが掘り返して食べるというのが名前の由来です。
こちらもヤマゼリと同じように「シシセロリ」という感じです。


シロバナサクラタデ(白花桜蓼)
タデ科 イヌタデ属
多年草

区域:千早本道 登山口付近
時期:9月下旬

シロバナサクラタデの小さな花

咲いてるシロバナサクラタデ
遠目には白いミズヒキのように見えますが、花と花の間隔が短いのがサクラタデの特徴です。


ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
タデ科 イヌタデ属
一年草

区域:千早本道 九合目付近
時期:9月下旬

タデ科っぽいママコノシリヌグイの花

咲いているママコノシリヌグイ
茎や葉は(とげ)だらけで、憎い継子(ままこ)(血のつながりの無い結婚相手の子供)のお尻を()いていじめるために使うということから。
実際にそういうことが行われたかどうかはわかりません。


イヌショウマ(犬升麻)
キンポウゲ科 サラシナショウマ属
多年草

区域:千早本道 一合目付近
時期:9月下旬

イヌショウマの花(雄蕊)

葉が特徴のイヌショウマ
白くて細い花びらがキンポウゲ科らしくありませんが、これは花びらではなく雄蕊(おしべ)
花びらは咲くとすぐ落ちてしまいます。


テイショウソウ(禎祥草)
キク科 モミジハグマ属
多年草

区域:千早本道 四合目付近
時期:9月下旬

テイショウソウの花

咲いているテイショウソウ

区域:千早本道 七合目付近
時期:9月下旬

テイショウソウの花

咲いているテイショウソウ
かたまって咲いていないので目立ちにくいですが、千早本道(ちはやほんどう)の杉林でよく見かけます。


ノブキ(野蕗)
キク科 ノブキ属
多年草

区域:千早本道 五合目付近
時期:9月下旬

ノブキの花

ノブキの葉
名前の通りフキによく似ていますが、花の色は白。
実はひっつき虫です。


シロヨメナ(白嫁菜)
キク科 シオン属
多年草

区域:千早本道 六合目付近
時期:9月下旬

シロヨメナの花

咲いているシロヨメナ

区域:黒栂谷道 登山口
時期:10月下旬

シロヨメナの花

咲いているシロヨメナ
野菊(野生の菊)の花はよく似ている種類がたくさんあります。
間違っている可能性もありますが、シロヨメナは金剛山には多い種類のようです。


シラヤマギク(白山菊)?
キク科 シオン属
多年草

区域:山頂広場付近
時期:10月下旬

シラヤマギク?の花

咲いているシラヤマギク?
シロヨメナのようですが、葉の周囲のギザギザ(鋸歯(きょし))が目立つことと、葉の形もちがいます。


シモバシラ(霜柱)
シソ科 シモバシラ属
多年草

区域:千早本道 九合目付近
時期:9月下旬

シソ科っぽいシモバシラの花

シソ科っぽいシモバシラの葉
冬になって枯れたところによくシモバシラができというのが名前の由来です。



 小さい花が多いのはいつものとおりですが、意外といろいろな種があるのが白い花の特徴です。

 そして今回も千早本道の花が圧倒的。

 金剛山上級者には嫌われる千早本道ですが、草花に関しては春から秋まで、登山口から山頂まで見所いっぱいです。

 ただし、多くは山で咲く花。小さくて見逃されてしまいます。


 ただ初心者向けの道として敬遠されがちですが、初心者向けだからこそ余裕を持って草花を見ることもできると思います。

 千早本道を敬遠していたひとも、一度のんびり花を探しながら登ってみてもいいかもしれません。

 初心者の方は、階段が延々と続きひたすら上りの道ですので、慣れるまでは登ることに集中するほうがいいかもしれません。



約100種の高山に咲く花を紹介しています。
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発行年月:2010年2月


◆関連タグ◆ 〔秋の金剛山の花2011〕
       〔金剛山の花〕 〔秋の花〕 〔白い花〕 〔金剛山〕


■外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
金剛山愛好会
金剛山 金剛山登山道・金剛山ハイキングコース
金剛山四季と風景の写真



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高野山のものすごく大きな杉とものすごく小さな杉


 杉の巨木が並ぶ高野山奥の院参道。


 見え上げる杉の巨木に覆われ昼でも薄暗い参道には、小さな小さな杉の密林があります。



杉の巨木がならず奥の院参道 中ノ橋の駐車場前から
杉の巨木がならず奥の院参道 中ノ橋の駐車場前から




 それは大きくなれない小さな小さな杉。

 スギゴケ(杉苔)。



高野山のスギゴケ
高野山のスギゴケ




 奥の院参道を歩くと歴史の教科書に出てくる有名人の墓碑が並ぶだけでなく、見上げるような杉の巨木が数えられないほど並んでいます。

 そのとき足元を見てみると、スギの巨木の根元には小さなスギゴケが森をつくっています。

 こちらも数え切れないほど並んでいます。



高野山のスギゴケの(胞子が入った袋)
高野山のスギゴケの(さく)(胞子が入った袋)




 高野山の大きな杉の森の下には、小さな杉の森がありました。



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■外部リンク■
高野山宿坊組合・高野山観光協会ホームページ
悠誘高野山へようこそ
南海高野ほっと・ねっと お山の魅力まるわかりガイド 南海電鉄


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コアラの食べ物で有名なユーカリの花が長居公園で咲いていました。


 植物園や博物館やスポーツ施設がある大阪市の大きな公園、長居公園(ながいこうえん)

 陸上競技場と植物園の間に郷土の森があります。

 その北のはずれのあたりにユーカリの木が植えられています。

 ちょうど、今、花が咲いています。



長居公園のユーカリの花
長居公園のユーカリの花




 ユーカリはオーストラリアのに生えている樹木で、コアラの食べ物として有名かもしれません。

 しかし「ユーカリ」というのは日本では一種類の樹木の事を指すのではなく、フトモモ科ユーカリ属の樹木の総称でもあります。

 コアラがいる天王寺動物園に植えられているユーカリは高さ数メートルの木ですが、長居植物園ではメタセコイアを超えるような巨木です。
(天王寺動物園のは餌を取りやすいように低く育てているのかもしれませんが)

 長居公園のユーカリはそこまで高くはありませんが、花が咲いているのは目線よりもはるか上。

 上を見なければ気付かないかもしれません。



花が咲いていたユーカリの木
花が咲いていたユーカリの木




 ユーカリは日本の気候に合うのか、京阪神の植物園や大きな公園で時おり見かけます。

 花が咲く時期は種類によってちがうようで、冬から夏にかけて。


 ユーカリの木を見かけたら、見上げてみると小さくてふわふわとした花が咲いているかもしれません。



ユーカリの幹
ユーカリの幹
薄い樹皮がめくれたような感じになっているのがユーカリの特徴
ユーカリの葉
ユーカリの葉
少し白っぽいのがユーカリの特徴
※ユーカリは種類が多いので、すべてがまったく同じ特徴を持っているわけではありません。



■外部リンク■
長居公園 - NAGAI PARK -


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冬の狭山池の鳥たち 2011


 タイワンリスやモルモットとふれあえる大阪狭山市の市民ふれあいの里
 その真ん中に流れる東除川(ひがしよけがわ)

 その川をさかのぼっていくとあるのが狭山池(さやまいけ)


狭山池の場所


 日本最古のダム式ため池といわれ、その歴史は千年を軽く超え、ため池の多い大阪でもトップクラスの大きさを持ちます。

 以前は遊園地がありましたが、今はなくなり、平成の大改修の時に池のまわりに一周およそ3キロの遊歩道と、葦原や浅瀬などいろいろなビオトープが作られました。

 公園というにはちょっと殺風景ですが、遊具やベンチ、トイレや駐車場などが整備され、博物館も作られています。




博物館の方(北側)からみた狭山池
遠く左に見える山が金剛山、右に見えるのが岩湧山
中央のへこんでいるあたりが紀見峠




 まわりは住宅街と田んぼや畑で大きな林などはありませんが、これだけ大きい池ですので、いろいろな水鳥がやってきます。

 そんなの狭山池の周りをまわってみました。

 時は12月。

 北の国から冬鳥がやってきていました。



■池に浮かんでいた鳥

●カモ目-カモ科-マガモ属

マガモ(真鴨)
カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより大きい
冬鳥

カモといったらマガモのオス
緑色の構造色の頭に黄色いくちばしが特徴。
派手な頭のわりには黒と灰色の地味な体です。
日本では普通に見られる四種類のカモ(日本四鴨/マガモ、オナガガモ、コガモ、ヒドリガモ)の一つ。


カモ目 カモ科 マガモ属
カラスよりも大きい(♂)
カラスくらい(♀)
冬鳥

尾がピンとしたオナガガモのオス
名前の通りほかのカモに比べて尾が長いのが特徴。
水面に浮かんだまま、頭を水中に突っ込みお尻を立てて餌を食べます。
日本四鴨の一つ。


マガモ♂に追われる?オナガガモ♂
オナガガモはマガモより弱いようです。


カモ目 カモ科 マガモ属
カラスより小さい
冬鳥

ヒドリガモ♀(左)と♂(右)
名前のように雄の頭が赤茶色なのが特徴。
メスは横腹が赤茶色です。
日本四鴨の一つ。


デジカメに挑戦的な体のヒドリガモのオス
オスの体にはデジカメの解像度に挑戦するようなこまかい白と黒の縞模様があります。


カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい
冬鳥

首とおしりに白いところがあるのでハシビロガモのオス


白いところが無いのでハシビロガモのメス
見てのとおり広がった大きなクチバシが特徴。
シルエットでもクチバシが見えればわかるカモです。




●カモ目-カモ科-ハジロ属

カモ目 カモ科 ハジロ属
ハトくらい
冬鳥

キンクロハジロのオス(右上等)とメス(左上)
遠くにいましたが、全身真っ黒で羽の下あたりだけが白いことと、後頭部のちょろっと飛び出した毛(アホ毛)でわかりました。
腹が白くないのがメスと思われます。




●カイツブリ目

カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ属
ハトより小さい
留鳥

ぬいぐるみみたいにころころしたカイツブリ(冬羽)
人影を見るとすぐ潜り、数十秒してからまったくちがうところから顔を出します。
池などでそういう動きをする鳥をみかけたらカイツブリの可能性が考えられます。
脚が普通の鳥よりも後ろについていて、飛ぶ鳥としては水中移動に特化した体をしています。
ですから陸上移動は苦手。
カモ科ではありませんので足に水かきはありませんが、指の皮が広がって水かきのような弁足になっています。


カンムリカイツブリ(冠鳰)
カイツブリ目 カイツブリ科 カンムリカイツブリ属
カラスくらい
冬鳥

白と黒のカムリカイツブリの冬羽
割とずんぐりむっくりとした同じカイツブリ科のカイツブリに対して首が長いので、遠くから見ると白いカワウのようです。




●ツル目

ツル目 クイナ科 オオバン属
ハトより小さい
漂鳥

クチバシ真っ白で体が真っ黒のオオバン
体の割りに太くて長い脚をしているクイナ科ですが、水上移動に優れた弁足を持っています。
同じクイナ科のバンに弁足はありませんが、ちがうカイツブリ目のカイツブリにもありますので、収斂進化かもしれません。
クチバシの上は「額板」と呼ばれ、クチバシと同じ色なのでクチバシが続いているように見えます。


オオバンの幼鳥?
クチバシが薄いピンク色なので、バンのようですが、別の写真で弁足らしきものが写っていたこととバン特徴の羽の下の白い線が無いのでオオバンの幼鳥でしょう。




■浅瀬に立っていた鳥

●コウノトリ目-サギ科-アオサギ属

コウノトリ目 サギ科 アオサギ属
カラスよりずっと大きい
留鳥

こっちが気になるアオサギ
川や池から田んぼまで水辺ではよく見る大きなサギです。
人の気配を感じると、このように顔を横に向けて棒立ちになります。
こちらを向かないで横に向けるのは、こちらの動きを広い視野でとらえるためではないかと思います。


コウノトリ目 サギ科 アオサギ属
カラスよりずっと大きい
留鳥

エサを探してる?ダイサギ(冬羽)
ダイサギ・チュウサギ・シラサギの白鷺三兄弟の長兄。
次兄のチュウサギと見分けるのが難しいサギです。
クチバシが黄色の冬仕様(冬羽)。
夏は黒です。


ダイサギ(左)とアオサギ(右)
数字の上ではアオサギの方がちょっと大きいようですが、並んでみると同じに見えます。
ダイサギの方がちょっと逃げ腰に見えるのは、そのわずかなちがいのせいでしょいうか。
サギが立っているのは池の中にある竜神を祭った竜神社の祠です。


チュウサギ(中鷺)
コウノトリ目 サギ科 アオサギ属
カラスより大きい
夏鳥

なぜか背中を向けているチュウサギ(冬羽)
白鷺三兄弟の中兄。
単独で見るとダイサギかどうかわかりません。
区別の方法のひとつは口のおわり(口角)がどこまであるか。


ダイサギとチュウサギの見分け方

ダイサギのアップ

チュウサギのアップ
目の下を越えてもクチバシの割れ目が続いているとダイサギ。
目の下あたりで終わっているとチュウサギ。
遠めで見るとわかりません。
くちばしが黄色いのはダイサギと同じように冬仕様です。
ただし、チュウサギは大阪平野部では夏鳥扱いなので、ダイサギの亜種かもしれません。




●コウノトリ目サギ科シラサギ属

コウノトリ目 サギ科 シラサギ属
カラスより大きい
留鳥

エサを探す冬羽のコサギ
白鷺三兄弟の末弟。
ダイサギとチュウサギがアオサギ属なのにコサギだけシラサギ属。
見た目でもダイサギやチュウサギよりも小さいことがわかります。
夏には後頭部に長い冠羽(アホ毛)があるのが特徴ですが、冬羽では目立ちません。
一番わかりやすいのは、黄色い足の指です。




■中州にいた鳥

●チドリ目

チドリ目 チドリ科 チドリ属
スズメより大きい
漂鳥

イカルチドリ?
よく似た鳥にコチドリやミズカキチドリがいますが、首の黒い帯の左右の胸のあたりに羽と同じこげ茶色の半円模様があること、明るい茶色の部分が無いことで判断しました。
ほかのよく似た千鳥も含めて冬場は色の濃い部分が薄くなるようですが、このチドリも薄くなっているようです。
狭山池のホームページでは、狭山池にいるのはイカルチドリではなくコチドリとなっていますので、コチドリかもしれません。
水辺を好むようですが、体が小さいので大抵中州や河原の上にいます。




●カモ目

カモ目 カモ科 マガモ属
ハトより大きい
冬鳥

見るからに小さいコガモ(オス)
カモですから普通は水面を泳いだり浅瀬を歩いたりするのですが、たまには水の無いところにもいます。
名前の通りほかのカモよりも小さいので、わかりやすいカモです。
羽の緑色の翼鏡が目立つカモの一種。
翼鏡はマガモのオスの顔と同じように構造色ですので、飛ぶとよく目立ちます。




■池の周囲の草むらにいた鳥

●ツル目

ツル目 クイナ科 バン属
ハトくらい
留鳥

草むらにいるとカモみたいなバン
この日は池に浮かんでいるところを見かけませんでしたが、オオバンのように池に浮かんでいることもありますが、弁足が無いためか立つことができる浅瀬を好むような気がします。
繁殖の時期になるとクチバシと額板などが真っ赤になります。
たたんだ羽の縁と尾の下側が色いのが特徴。




●カモ目
カモ目 カモ科 マガモ属
カラスくらい(♀)
冬鳥

メスのカモはよく似ていいますがオナガガモのメス
カモですから湖面に浮かんでエサを食べるのが基本ですが、ときおり地面に上のものを食べることもあります。
ここは柵の内側で、人間や飼い犬が入り込まないので上がっているかもしれません。




■岸のコンクリートや岩の上にいた鳥

●スズメ目セキレイ科

スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
漂鳥

灰セキレイではなくハクセキレイ
水辺から住宅街や都市のアスファルトや電線の上まで、人間の活動範囲を生活圏にする鳥で、よく見かけるセキレイの一つ。
その行動範囲はカラス並ですが、カラスほど意識されないようです。
セグロセキレイとあわせてこの2種類がよく見るセキレイ(二鶺鴒)です。
名前は「白セキレイ」ですが、見た目は「灰セキレイ」。
黒い眼線(目の部分を通る線模様)があるのが特徴です。


スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
留鳥

背中が真っ黒なセグロセキレイ
二鶺鴒の一つ。
生活圏や行動パターンはハクセキレイとだいたい同じで、行動パターンもよく似ています。
こちらは名前の通り黒い色が目立ち、顔は黒地に白い模様があるように見えます。


スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
スズメより大きい
留鳥

黄色くて小さいキセキレイ
こちらも名前の通りお腹の黄色が目立ちます。
ハクセキレイやセグロセキレイよりも二回りくらい小さなセキレイです。
大抵2羽で行動することが多い二鶺鴒とちがい、普通は1羽で行動します。
また、水辺以外ではほとんど見かけないことも二鶺鴒とちがうところです。




●スズメ目カワガラス科

カワガラス(河烏)?
スズメ目 カワガラス科 カワガラス属
スズメより大きい
留鳥

まったく自信がないカワガラス?
見た目でミソサザイかカワガラスか悩みました。
スズメよりもまだ小さなミソサザイに対して、ムクドリよりも小さい程度がカワガラス。
別の写真で一緒に写っているムクドリよりも小さいイソシギと大きさが変わらないので、カワガラスとしました。
ただ周囲にはところどころに緑があるとはいえ、山から遠くはなれた場所ですのでカワガラスだという自信はありません。


カワガラス?(左)とイソシギ(右)




●チドリ目

チドリ目 シギ科 イソシギ属
スズメより大きい
漂鳥

いつもは川の中で見るイソシギ
同じところにいるよく似た鳥にクサシギがいます。
クサシギの方が大きいのですが、並ばなければわかりにくいほどのちがいです。
飛んだときに羽に白い帯が見え、羽を閉じているとき腹の白い色が胸から肩にかけてのびているのがイソシギです。
写真では護岸の岩の上にいますが、浅瀬や河原の砂の上にいることが多い鳥です。




●ブッポウソウ目

ブッポウソウ目 カワセミ科 カワセミ属
スズメより大きい
留鳥

実は青い中にも模様があるカワセミの成鳥
被写体モデルナンバーワンの人気を誇る野鳥。
青い構造色に輝く姿が特徴です。
山の中の清流にいるイメージをもたれることが多いですが、意外と住宅街の川や池などにいたりします。
人の気配を感じるとすぐに飛んで逃げますので、写すのには光学高倍率レンズのデジカメがあるほうが有利です。


体の色が薄いのでカワセミの幼鳥?
全体の色合いが薄いので、幼鳥かもしれません。
カワセミは肉食なのでそれぞれが縄張(なわばり)を持ち、基本的にほかのカワセミを縄張に入れません。
この2羽のカワセミも池のちょうど反対側にいました。




●ペリカン目

ペリカン目 ウ科 ウ属
カラスより大きい
留鳥

岩の上で体を温め乾かすカワウ(婚姻色)
鵜飼(うかい)に使うウではありません。
鵜飼は川で行いますが、使われるのはウミウ。
なんでもカワウはウミウよりも気性が荒いそうです。
本来ウは真っ黒ですが、繁殖期になり(つがい)の相手を迎えるために頭が白くなっています(婚姻色(こんいんしょく))。
もちろんウですから鵜飼のウミウのように湖面を泳ぎ潜って魚を捕るのですが、体を温めた地乾かしたりするためだと思いますが岩場の上で羽を広げていました。




●コウノトリ目

コウノトリ目 サギ科 シラサギ属
カラスより大きい
留鳥

行動範囲が広いコサギ
餌場を探すために岩に登ったのでしょうか。
胸の飾り羽が特徴です。





■池の周囲の薮にいた鳥

●スズメ目スズメ科

スズメ目 スズメ科 スズメ属
大きさ:14.5センチ
留鳥

葦にとまっているとホオジロのようなスズメ
説明の必要も無いキングオブ小鳥です。
そのわりには人の気配を感じるとすぐ逃げるので、意外と写しにくい鳥です。


仲良く?並んでいるスズメ




●スズメ目ツグミ科

ジョウビタキ(尉鶲)
スズメ目 ツグミ科 ジョウビタキ属
スズメくらい
冬鳥

お腹側だとわかりにくいですがジョウビタキのメス
遠くて日陰で腹側なのでわかりにくいのですが、閉じた羽を縁取るように白い部分があるので、ジョウビタキのメスとしました。
ジョウビタキは特に水辺を好むわけではなく、林や緑地を好む鳥です。
ちょうど目撃したあたりは、狭山池の中で芦原や草地が広がるところ。
ここを生活の場にしているのかもしれません。





 一見ただのため池のような狭山池ですが、遊歩道のお陰で一周するだけでいろいろな鳥と出会うことができました。

 ただ、柵が儲けられ水辺に近寄ることはできないので、野鳥マンガ『とりぱん』のT松の池のように野鳥たちとふれあえないのが残念です。

 それならば、せめて野鳥観察用の小屋とは言いません。壁くらい設置してほしいな、と思います。

 ただ2時間ほど、のんびり池の周りを一周しただけでこれだけの野鳥に出会えるのです。
 野鳥観察がしやすくなれば、狭山池は野鳥の聖地(人間視点ですが)になることでしょう。

 そうすればラムサール条約に登録される、カモ??



■外部リンク■
狭山池 - 大阪狭山市
大阪府/狭山池ダム


◆関連タグ◆ 〔冬の鳥〕 〔水辺の鳥〕 〔水鳥〕


鳥の種類の多さだけでなく一つの種類でも写真が豊富。
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出版:文一総合出版
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タグ: 狭山池の鳥  冬の狭山池  冬の鳥  水辺の鳥  狭山池  マガモ  カンムリカイツブリ  チュウサギ  カワガラス  ジョウビタキ 

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