【 2011年11月】

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渋柿、今年も干します!


 初冬の恒例、干し柿つくり。

 今年もやります。

皮をむく前の渋柿
皮をむく前の渋柿


皮をむいただけの渋柿
皮をむいただけの渋柿


熱湯消毒した渋柿
熱湯消毒した渋柿


焼酎消毒した渋柿
焼酎消毒した渋柿



 渋柿の皮をむいたまま消毒も揉むこともしないでつくったのが2008年

 干し柿はそのままでは食べられない渋柿で作りますが、甘柿でつくったらどうなるか挑戦したのが2009年

 タイミングを逃してつくれなかったのが2010年。

 2011年は、3種類の干し柿を作ることにしました。



 ベースになるのはスーパーで売っていた奈良県産の品種不明の渋柿。

 一つは、2008年と同じように皮をむいて消毒しないで揉まない干し柿。

 もう一つは、皮をむいてから沸騰(ふっとう)したお湯で消毒した干し柿。

 最後は、皮をむいてからアルコール度数35度の焼酎(しょうちゅう)で消毒した干し柿です。



 皮をむく前に、布巾(ふきん)で表面をふきます。
 するとホコリが取れてつるつるになってきます。

 皮をむく前に手を洗います。
 普通に石鹸で洗うだけで、特別な消毒などはしません。

 皮をむいたら、ヘタに残されている茎にひもをくくりつけます。



 そのままのものは、そのまま外に吊るします。

 熱湯消毒は、沸騰したお湯の中に10秒程度浸してから吊るします。

 焼酎消毒は、果実酒に使うホワイトリカーの中に全体を浸してから吊るします。



 干し柿の失敗でよく聞くのはカビです。

 そのためお湯やアルコールで表面を消毒するのが定番になっています。

 でも、2008年も2009年も消毒無しでカビは生えませんでした。

 それにはコツがあります。



 皮をむいたらできるだけ早く表面を乾燥させることです。

 ポイントは天気。

 当日はもちろん少なくとも翌日も晴れがベスト。
 この二日間に雨が降ると、カビが生えやすくなります。

 逆にはじめの二日間を乗り切ると、雨が降ってもかからなければ大丈夫。



 ということで、今年も晴れの日を選んで作業しました。

 今年もカビが生えずに無事干し柿になるでしょうか。



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金剛山のモミジ谷にはモミジはありません……


 大阪と奈良の府県境の金剛山(こんごうざん)

 山頂から北西方向にあるのがモミジ谷。

 京都ではやっと紅葉(こうよう)が始まったようですが、標高が高いので見に行くのにはちょっと遅いかもしれません。

 それでも行ってみました。

大きな地図で見る
水越峠(右上)から金剛山(左下)
への地図




 モミジ谷へは国道309号線の大阪と奈良の府県境にある水越峠(みずこしとうげ)付近からダイヤモンドトレールのガンドガコバ林道を歩いていきます。

 「ダイヤモンドトレール」は、金剛山地と紀泉山脈(きせんさんみゃく)の尾根をつなぐ全長およそ50キロのトレッキングルートです。

 モミジ谷へ行く途中、山の切れ目からまわりよりもひときわ高い山が見えてきました。
 二つの頂が並んでいます。
 その姿は、金剛山のようです。

 頂上直下が褐葉しています。
 ところどころに白い木が見えていますので、葛木神社(かつらぎじんじゃ)のブナ林かもしれません。

 いつもの登山口からのアプローチは、山頂がはっきりと見えることはないので新鮮です。



紅葉している金剛山?北壁
紅葉している金剛山?北壁




 車止めがあるので一般車は入れないものの、車が走れるガンドガコバ林道から離れて谷筋の道に入ります。

 はじめは踏み跡があった道もいくつもの堰堤と滝を越えているうちに道かなんだかわからなくなってきました。

 その頃には周りの風景が変わっています。

 樹皮が白っぽい落葉した木ばかりです。
 足元には茶色の落ち葉の絨毯(じゅうたん)

 樹皮や落ち葉からすると、ブナが多いようです。



すっかり葉を落とした木ばかりのモミジ谷
すっかり葉を落とした木ばかりのモミジ谷




 「モミジ谷」というくらいなので、モミジがあると思っていました。
 ですから、まだいくらかは間に合うと思っていました。

 しかし、モミジはほんの少し。

 「モミジ谷」ではなく、「ブナ谷」だったら間に合ったかもしれません?





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■外部リンク■
金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
金剛山愛好会


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バケツ稲、いよいよ食べます


 バケツ稲。

 5月に植えて9月に刈り取り。

 4ヶ月で収穫です。

 稲は野菜ですから、育てたら収穫して食べます。

 食べてこそ終了です。

 プランターで育てたプランター稲は精米(せいまい)も終わりました。

 あとは食べるだけです。



 お米は炊飯器で炊くことにしました。

 まずは洗います。

 ボールに入れて水を入れると、肌色ににごります。
 意外と精米できていたようです。

 しかし、普通おコメを洗うと白色なので肌色というのは気になりますが、簡単に言えば(ぬか)の色。
 精米した後の糠がとれていないのでしょう。

 肌色の濁りがなくなるように何度も水を替えます。


よく見ると糠がいっぱいついているプランター稲のお米
よく見ると糠がいっぱいついているプランター稲のお米



 新米は水を少なめといいますが、普通の量で炊くことにしました。

 キャンプした時の経験で水の量はお米とだいたい同じとわかっているので、1.3号すべて炊くことにしました。

 洗った後は30分水につけます。

 そして炊飯器の炊飯ボタンを押します。

 あとは炊き上がるのを待つだけ。


洗って糠が落ちたプランター稲のお米
洗って糠が落ちたプランター稲のお米



 そして1時間もたたず炊き上がりです。

 蒸らして蓋を開けてみると。

 いい感じで炊き上がっているようですが、つやはなくちょっとぱさついているように見えます。
 正直、あまりおいしそうには見えません。
 それにちょっと芯がありそうです。


胚芽いっぱいの炊き上がったプランター稲のお米
胚芽いっぱいの炊き上がったプランター稲のお米



 ご飯茶碗によそってみると、なんか雑穀米のようで白米のご飯には見えません。

 恐る恐る食べてみると……

 見たとおりのぱさぱさな感じは否めませんが、意外と芯もなく柔らか。

 味も甘みがあっておいしい。

 これはちょっと意外でした。



 味についてはつくり方よりも稲の品種のお陰だと思いますが、それでもプランターという限られた条件でここまでつくることができたというのはびっくりです。

 プランター田んぼ、バカにはできません。

 仮に、プランター田んぼで自給自足をするとしたら。

 21.5cm×55.5cmのプランター1つでお茶碗2杯分。
 わかりやすくプランター1個を一人1日分として一年分を考えると、プランターはあと364個必要……


 やっぱり田んぼの偉大さにはかないません。




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タルサトイモ、いよいよ収穫です。


 風が冷たくなってきた11月。

 タルサトイモも茎(葉柄(ようへい))がしおれてきました。

 そろそろ収穫時です。



 邪魔になる葉柄を切り、育てていたタルを傾けてゆすっていると、すっぽりとタルの形に土が抜けます。
 まわりにはミミズが通った穴があり、土もいい感じだったようです。

 タルサトイモは、土から掘るのではなく、土を落としていくのです。



 今年のサトイモはよく育ったのか、植えた三つの株の内、二つの株の芋が絡み合っているようです。

 なんとか芋がついたままはずしたかったのですが、かみ合った芋がはずれそうにありませんので、やむなくポキリとかみ合っている芋を一つだけはずして分けました。

 残念ですが、それだけ芋が育っているいい予兆です。



親芋子芋の関係がわかりやすい計10個のサトイモ
親芋子芋の関係がわかりやすい計10個のサトイモ




 さあ、今年は何個収穫できたでしょうか。

 今年で3回目のタルサトイモ。

 はじめての2009年は種芋3個で合計26個の収穫。
 2010年は種芋5個で合計33個

 さあ、2009年と同じ種芋3個の今年は。

 まず1株目、中小あわせて10個。
 そして2株目、中小あわせて25個。
 最後は一番大きい3株目、中小あわせて36個。

 合計、なんと71個!!



子芋孫芋曾孫芋玄孫芋計36個のタルサトイモ
子芋孫芋曾孫芋玄孫芋計36個のタルサトイモ




 去年の倍以上ですが、大きくても1個、小さくても1個。
 数え方が難しいのです。

 それならば重さで計ればいいのですが、種芋として残したいためできるだけ子芋や孫芋はつながったままにしたいのです。
 そのため土もいくらかついたままになってしまい、誤差が大きくなってしまいます。

 それで、切り離して皮をむいて食べようという気がおきるくらいの大きさ、幅およそ4センチくらいから大きいものを数えています。



孫芋より曾孫芋の方が大きい子芋
孫芋より曾孫芋の方が大きい子芋




 確かに小さいのが多かったと思いますが、株の広がりはこの3年でも最も大きくなっています。
 倍とは言わないまでも、今までよりも収穫できた芋は多いでしょう。

 育て方で特に変えたことはありません。

 10月に暖かい日が続きました。
 暖かければ育ち続けるのがサトイモ。

 それで子芋孫芋が育ったのかもしれません。

 やはり、タルとはいえあなどれません。



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高野山の紅葉は、見ごろをちょっとすぎていました。

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 秋の高野山(こうやさん)

 紅葉(こうよう)の季節。

 あちこちでモミジなどが紅葉しています。



 高野山ではいくつかのポイントがありますが、その一つが壇上伽藍(だんじょうがらん)の蛇腹道。
 金剛峰寺(こんごうぶじ)から壇上伽藍へ通じる道です。

 左右を生垣で囲まれた道なのですが、生垣の向こうに植えられたモミジがアーチを作って道を覆っているのです。
 南側には杉が植えられていないため日当たりがよく、いつもきれいに色づいています。

 日当たりも木によってちがうようで、真っ赤から黄色に近いオレンジ色まで様々です。

 タイミングがよければ、真っ赤なモミジの絨毯(じゅうたん)の上を歩けるのですが、この日はきれいに掃かれていました。



壇上伽藍の蛇腹道の紅葉
壇上伽藍の蛇腹道の紅葉




 もう一つは壇上伽藍の南、国道480号線との境。

 高野槙(こうやまき)や杉の林の中に道沿いだけモミジが植えられています。

 常緑の高野槙や杉の巨木を背景にモミジが紅葉しています。

 補色関係にある緑を背景にしているので、モミジの赤がよく映えます。



壇上伽藍の高野槙・杉と紅葉
壇上伽藍の高野槙・杉と紅葉




 ここのもう一つのポイントは、モミジと同じように真っ赤な丸ポスト。

 壇上伽藍の垣根に埋め込まれています。
 歩道の無い路側帯の側にあるので、何のためかと思っていたら、郵便局員の方がバイクでやってきて袋を取り替えていました。

 とりあえず、郵便ポストとして機能しているようです。



高野山の紅葉と丸ポスト
高野山の紅葉と丸ポスト




 高野山ではありませんが、忘れてはならないのが南海高野線(なんかいこうやせん)極楽橋駅(ごくらくばしえき)から高野山駅へ通じる高野山ケーブル(南海鋼索線)の向かいの山、「紅葉谷」。

 こちらはきれいに紅葉していました。

 ここを見ることができるのは、ケーブルカーからか、極楽橋駅から女人堂(にょにんどう)へ通じる不動坂から。

 ケーブルカーに乗るときには、上りも下りも一番谷側がベストです。



ケーブルカーから見た紅葉谷
ケーブルカーから見た紅葉谷




 ほかにも、大門から弁天岳への道や奥の院参道の英霊殿などがありますが、モミジはほとんど散っていました。

 残念。



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少ないからこそ天然記念物 和泉葛城山ブナ林


 ブナ林。

 ブナ科ブナ属の落葉広葉樹のブナ(山毛欅)。
 その木がまとまって生えている林。

 それがブナ林。



 テレビ等を見ていると日本の山の風景のような感じで扱われることも少なくありません。

 それは間違いではないのですが、違和感も感じます。

 東日本や東北の山には広大なブナ林が今でも残っています。それを見ると、たしかにブナに覆われるのが日本の山の風景と思えるのも当然です。



 しかし西日本では古くから都市があったためか山には杉が植林され、そのうえ自然林も冬に葉を落とさない常緑樹が目立ち、ブナは珍しい樹木になっています。

 大阪も同じような状況です。

 ブナが残っているところは標高が1000m前後の金剛山地(こんごうさんち)和泉山脈(いずみさんみゃく)などの一部だけです。

 そのなかで、ブナの林がまとまって残っているところの一つが、金剛山山頂付近。
 もう一つが和泉葛城山(いずみかつらぎさん)山頂付近です。


和泉葛城山の場所



 大阪と奈良・和歌山の府県境には「葛城山」が二つあります。

 一つは金剛山の北。奈良との境にあるので「大和(やまと)葛城山」と呼ばれます。

 もう一つが大阪の泉州(せんしゅう)地方と和歌山の境にあるので「和泉(いずみ)葛城山」と呼ばれます。

 金剛山山頂のブナ林と和泉葛城山のブナ林はちょっとちがいます。

 それは、和泉葛城山のブナ林は、国の天然記念物だったのです。

 ブナで有名な白神山地(しらかみさんち)を差し置いて国の天然記念物ということは、それ以上のブナの森があるのでしょうか!

 残念ながら、そうではありません。

 その逆です。


和泉葛城観察デッキから見たブナ林
和泉葛城観察デッキから見たブナ林



 和泉葛城山のブナ林はとても小さく、もしかすると金剛山の方がまだ広いかもしれません。

 なぜそんなところが天然記念物になったかというと、ある程度まとまったブナの林として最も南にあるから、だそうです。

 さらに西日本では標高1000メートル超えないと現れないとされるブナ林が、800メートルほどの低いところにあることもその理由の一つのようです。

 ただ、ブナ林といってもブナだけが生えているのではなく、ミズナラやリョウブといった落葉樹と一緒になっています。



 天然記念物に指定されているからでしょうか、木道やハイキングコースが整備され、ブナ林の観察デッキもあります。
 一部では植林もされています。

 そして山頂まで車で上がっていけるので、登山が苦手な人でも南限のブナ林を見ることができるところが金剛山とのちがいです。

 金剛山のうっそうとしたブナ林もいいですが、間近に見ることができる和泉葛城山のブナ林もまたいいです。




◆関連タグ◆ 〔ブナ〕 〔天然記念物〕

■外部リンク■
国指定文化財等データベース:主情報詳細(和泉葛城山ブナ林)
国指定文化財等データベース
和泉葛城山ブナ林/貝塚市ホームページ
財団法人 大阪みどりのトラスト協会|和泉葛城山ブナ林


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紅葉と黄葉と褐葉はわずかのちがい


 秋になると落葉樹は葉を落とします。

 その前に葉の色が緑から変わりますが、見た目ではだいたい赤・黄・茶の3色に分けられます。

 同じ緑色の葉がどうして3色に分かれるのでしょうか。


様々に色づく木々[神戸市立森林植物園 東門付近]
様々に色づく木々[神戸市立森林植物園 東門付近]



 3色の葉とも光合成をする葉緑体(ようりょくたい)の色素のクロロフィル(緑色)と、光合成のための光のエネルギーを集めるカロテノイド(黄色)が壊れていくというところは同じです。

 その途中に関係するモノがちょっとちがうだけで葉の色が変わるのです。


 茶色になる褐葉(かつよう)と黄色になる黄葉(おうよう)は基本的には同じで、茶色のフロバフェンができるタイミングのちがいになります。

 それに対して赤くなる紅葉(こうよう)は、糖やアミノ酸を酵素(こうそ)が赤いアントシアンに変えるためです。


  褐葉 黄葉 紅葉
葉の活動終了間近
カロテノイド(黄)よりクロロフィル(緑)の方が多いので緑色に見える
葉と枝の間に離層ができて作り出されたが葉にたまっていく
葉の活動終了
クロロフィル(緑)やカロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる

クロロフィル(緑)やカロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる

クロロフィル(緑)やカロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる
このとき葉に糖が多くたまっているとより赤くなる
落葉前
カロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる
やアミノ酸からフロバフェン(茶)がつくられる

クロロフィル(緑)の方が早く壊れるのでカロテノイド(黄)が目立つようになる

やアミノ酸(ア)を酵素がアントシアン(赤)に変えていく
落葉頃
フロバフェン(茶)ばかりになる

時間がたつとフロバフェン(茶)もできはじめる

アントシアン(赤)ばかりになる



 紅葉・黄葉・褐葉はすべて色素のちがいです。

 葉の色の変化もその時の気候や植物の生えている環境などで変わってきます。

 色素は色ですから絵の具を混ぜるのと同じように考えればわかりやすいかもしれません。

 茶色っぽい紅葉は、酵素が赤いアントシアンを作る前に茶色のフロバフェンができてしまったのでしょう。

 オレンジ色のモミジバフウは、赤いアントシアンの量が少ないので黄色いカロテノイドが混ざってオレンジ色に見えるのかもしれません。

 紫色のナンキンハゼも、緑のクロロフィルがまだ残っている時に赤いアントシアンが作られたため、赤と緑(青+黄)で紫っぽい色になったと考えることができます。



 道を歩いている時に紅葉を見つけたら、色の組み合わせから、葉の中で何が起こっているかを考えてみるのもおもしろいかもしれません。



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神戸市立森林植物園

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「山茶始開」間に合わず〈七十二候 第五十五候〉


 七十二候(しちじゅうにこう)第五十五候「山茶始開」。

 よみは「さざんか、はじめてひらく」。
 または「つばき、はじめてひらく」。



 「山茶」は「サザンカ」のことです。

 今でも「サザンカ」を漢字で書くと「山茶花」となります。

 サザンカもお茶の木(チャノキ)も同じツバキ科で、似ています。

 多くの場合、人里にしかないお茶に対して、山奥でも見かけるお茶の木によく似た植物、だからかもしれません。



 立冬からおよそ5日間が七十二候第五十五候「山茶始開」です。

 そろそろサザンカが咲き始めるころ。

 近所でもサザンカが咲き始めていました。


咲き始めた近所のサザンカ(ピンク)
咲き始めた近所のサザンカ(ピンク)



 うっかりしているまに五十五候が終わってしまって次の五十七候になってしまいましたが、いつもは七十二候に遅れ気味の季節ですが、サザンカは七十二候に合っていたようです。


咲き始めた近所のサザンカ(白)
咲き始めた近所のサザンカ(白)



 それでも、まだまだ咲き始め。

 葉なの時期の長いサザンカの花が満開になるのはもっと先。

 よく見るとまだまだ固そうなつぼみばかりでした。


まだまだ固そうなサザンカのつぼみ
まだまだ固そうなサザンカのつぼみ





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白亜紀末期の海の王者 モササウルスもいっぱいいます!「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」


 古今東西の海の生き物を集めた大阪市立自然史博物館の「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」。
 「古今」ですから、剥製はもちろん化石もあります。

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 海の動物、化石、といったら、忘れてはいけないのは、モササウルス。
(注:「いきものはおもしろい!」的には)



 モササウルスは中生代白亜紀後期の海にいた爬虫類の仲間です。
 日本では「滄竜」とも呼ばれていました。

 「モササウルス」は特定のモササウルス属の海生爬虫類を指すと同時に、その仲間も含めたモササウルス科全体も指します。


骨だけ見るとオオトカゲみたいなモササウルス[OCEAN! 海はモンスターでいっぱい]
骨だけ見るとオオトカゲみたいなモササウルス
[OCEAN! 海はモンスターでいっぱい]
復元図によっては魚竜のようなものもあります。



 この時期の海の最強の動物とも言われていましたが、誕生してたった3000万年後に隕石による中生代の終わりと同時に絶滅してしまったので、短い天下だったようです。

 そんなモササウルスが何体も展示されているのが、「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」。

 人間をひと飲みにできそうな大きな頭の化石や、入場者に襲いかかろうとしているものまでさまざま。
 もしかしたら、展示物の中でも一番の凶悪さかもしれません。


全長10mといわれるティロサウルスの頭の骨[OCEAN! 海はモンスターでいっぱい]
全長10mといわれるティロサウルスの頭の骨
[OCEAN! 海はモンスターでいっぱい]
ヘビのように口を大きく開けることができたので人間なんて一呑み?



 モササウルスは北海道をはじめ日本でもでもみつかっています。

 ただ残念ながら展示されているのはほとんどがアメリカで見つかったもので、右前足の化石だけが日本のもの。


 大阪の貝塚市からは1個体分の化石が見つかっていますので、せめてこの自然史博物館のときだけでも展示してほしかったと思います。

 実物は無理でもきしわだ自然資料館にあるレプリカだけでも。


上からこちらを狙っているモササウルス[OCEAN! 海はモンスターでいっぱい]
上からこちらを狙っているモササウルス
[OCEAN! 海はモンスターでいっぱい]
大昔の大阪湾にもぐったらこうなったかも?



 大阪市立自然史博物館での「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」は2011年11月27日まで。
 あとわずか。

 そのあとは2011年12月23日から岡山市デジタルミュージアム。
 はじまるまでもう少し。


■外部リンク■
特別展「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」公式サイト
ようこそ大阪市立自然史博物館へ

きしわだ自然資料館 - 大阪府岸和田市公式ウェブサイト:祭都きしわだ




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       〔大阪市立自然史博物館〕 〔きしわだ自然資料館〕


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超獣? いや超鳥? ソウシチョウ


 ある日、金剛山を歩いているとき、きれいな鳴き声とともに薮の中から1羽の鳥が現れました。

 スズメよりもちょっと大きいくらいのその鳥は、きれいな色をしていました。

 しかし、きれいといっても、なんというか日本的ではない、派手でちぐはぐな感じのする色使いです。

 ちょうど昔の特撮テレビ番組「ウルトラマンA」の超獣のようです。



 ウルトラマンというと普通は「怪獣」なのですが、怪獣を超えた存在ということで、「超獣」なのです。

 異次元生物だからでしょうが、デザインも色使いもそれまでの怪獣とは一線を画していました。

 目の前の鳥は、そんな感じの「異次元」を思わせる色使いなのです。
 日本の野鳥とは思えません。


金剛山で出会ったちょっとテブレの派手な鳥
金剛山で出会ったちょっとテブレの派手な鳥



 暗い森の中で手ぶれを起こしながら写した写真をもとに調べてみると、どうやらその鳥は「ソウシチョウ(相思鳥)」という名のようです。

 そしてもう一つわかったことが。

 ソウシチョウは外来種だったのです。

 どうりで日本っぽくない色使いなわけです。



 ソウシチョウは江戸時代のころからペットとして輸入されるようになり、いつしか野山で野生化しだしたようです。

 それだけでなく、元から日本にいた野鳥のすみかを奪っていると、外来生物法で特定外来生物に指定されていて、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にも選ばれているというつわものの野鳥。

 ソウシチョウは見たとおり異次元ならぬ異国からきた侵略的な鳥、“超鳥”なわけです。


 ほんまかいな。


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円谷ステーション - 円谷プロダクション公式 WEB サイト

外来生物法 -特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律-
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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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