【 2011年11月】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

渋柿、今年も干します!


 初冬の恒例、干し柿つくり。

 今年もやります。

皮をむく前の渋柿
皮をむく前の渋柿


皮をむいただけの渋柿
皮をむいただけの渋柿


熱湯消毒した渋柿
熱湯消毒した渋柿


焼酎消毒した渋柿
焼酎消毒した渋柿



 渋柿の皮をむいたまま消毒も揉むこともしないでつくったのが2008年

 干し柿はそのままでは食べられない渋柿で作りますが、甘柿でつくったらどうなるか挑戦したのが2009年

 タイミングを逃してつくれなかったのが2010年。

 2011年は、3種類の干し柿を作ることにしました。



 ベースになるのはスーパーで売っていた奈良県産の品種不明の渋柿。

 一つは、2008年と同じように皮をむいて消毒しないで揉まない干し柿。

 もう一つは、皮をむいてから沸騰(ふっとう)したお湯で消毒した干し柿。

 最後は、皮をむいてからアルコール度数35度の焼酎(しょうちゅう)で消毒した干し柿です。



 皮をむく前に、布巾(ふきん)で表面をふきます。
 するとホコリが取れてつるつるになってきます。

 皮をむく前に手を洗います。
 普通に石鹸で洗うだけで、特別な消毒などはしません。

 皮をむいたら、ヘタに残されている茎にひもをくくりつけます。



 そのままのものは、そのまま外に吊るします。

 熱湯消毒は、沸騰したお湯の中に10秒程度浸してから吊るします。

 焼酎消毒は、果実酒に使うホワイトリカーの中に全体を浸してから吊るします。



 干し柿の失敗でよく聞くのはカビです。

 そのためお湯やアルコールで表面を消毒するのが定番になっています。

 でも、2008年も2009年も消毒無しでカビは生えませんでした。

 それにはコツがあります。



 皮をむいたらできるだけ早く表面を乾燥させることです。

 ポイントは天気。

 当日はもちろん少なくとも翌日も晴れがベスト。
 この二日間に雨が降ると、カビが生えやすくなります。

 逆にはじめの二日間を乗り切ると、雨が降ってもかからなければ大丈夫。



 ということで、今年も晴れの日を選んで作業しました。

 今年もカビが生えずに無事干し柿になるでしょうか。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 干し柿2011干し柿渋柿

関連記事
スポンサーサイト



theme : 果物・フルーツ
genre : グルメ

金剛山のモミジ谷にはモミジはありません……


 大阪と奈良の府県境の金剛山(こんごうざん)

 山頂から北西方向にあるのがモミジ谷。

 京都ではやっと紅葉(こうよう)が始まったようですが、標高が高いので見に行くのにはちょっと遅いかもしれません。

 それでも行ってみました。



 モミジ谷へは国道309号線の大阪と奈良の府県境にある水越峠(みずこしとうげ)付近からダイヤモンドトレールのガンドガコバ林道を歩いていきます。

 「ダイヤモンドトレール」は、金剛山地と紀泉山脈(きせんさんみゃく)の尾根をつなぐ全長およそ50キロのトレッキングルートです。

 モミジ谷へ行く途中、山の切れ目からまわりよりもひときわ高い山が見えてきました。
 二つの頂が並んでいます。
 その姿は、金剛山のようです。

 頂上直下が褐葉しています。
 ところどころに白い木が見えていますので、葛木神社(かつらぎじんじゃ)のブナ林かもしれません。

 いつもの登山口からのアプローチは、山頂がはっきりと見えることはないので新鮮です。



紅葉している金剛山?北壁
紅葉している金剛山?北壁




 車止めがあるので一般車は入れないものの、車が走れるガンドガコバ林道から離れて谷筋の道に入ります。

 はじめは踏み跡があった道もいくつもの堰堤と滝を越えているうちに道かなんだかわからなくなってきました。

 その頃には周りの風景が変わっています。

 樹皮が白っぽい落葉した木ばかりです。
 足元には茶色の落ち葉の絨毯(じゅうたん)

 樹皮や落ち葉からすると、ブナが多いようです。



すっかり葉を落とした木ばかりのモミジ谷
すっかり葉を落とした木ばかりのモミジ谷




 「モミジ谷」というくらいなので、モミジがあると思っていました。
 ですから、まだいくらかは間に合うと思っていました。

 しかし、モミジはほんの少し。

 「モミジ谷」ではなく、「ブナ谷」だったら間に合ったかもしれません?



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 金剛山の紅葉金剛山紅葉初冬の金剛山モミジ谷(金剛山)ダイヤモンドトレール

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

バケツ稲、いよいよ食べます


 バケツ稲。

 5月に植えて9月に刈り取り。

 4ヶ月で収穫です。

 稲は野菜ですから、育てたら収穫して食べます。

 食べてこそ終了です。

 プランターで育てたプランター稲は精米(せいまい)も終わりました。

 あとは食べるだけです。



 お米は炊飯器で炊くことにしました。

 まずは洗います。

 ボールに入れて水を入れると、肌色ににごります。
 意外と精米できていたようです。

 しかし、普通おコメを洗うと白色なので肌色というのは気になりますが、簡単に言えば(ぬか)の色。
 精米した後の糠がとれていないのでしょう。

 肌色の濁りがなくなるように何度も水を替えます。


よく見ると糠がいっぱいついているプランター稲のお米
よく見ると糠がいっぱいついているプランター稲のお米



 新米は水を少なめといいますが、普通の量で炊くことにしました。

 キャンプした時の経験で水の量はお米とだいたい同じとわかっているので、1.3号すべて炊くことにしました。

 洗った後は30分水につけます。

 そして炊飯器の炊飯ボタンを押します。

 あとは炊き上がるのを待つだけ。


洗って糠が落ちたプランター稲のお米
洗って糠が落ちたプランター稲のお米



 そして1時間もたたず炊き上がりです。

 蒸らして蓋を開けてみると。

 いい感じで炊き上がっているようですが、つやはなくちょっとぱさついているように見えます。
 正直、あまりおいしそうには見えません。
 それにちょっと芯がありそうです。


胚芽いっぱいの炊き上がったプランター稲のお米
胚芽いっぱいの炊き上がったプランター稲のお米



 ご飯茶碗によそってみると、なんか雑穀米のようで白米のご飯には見えません。

 恐る恐る食べてみると……

 見たとおりのぱさぱさな感じは否めませんが、意外と芯もなく柔らか。

 味も甘みがあっておいしい。

 これはちょっと意外でした。



 味についてはつくり方よりも稲の品種のお陰だと思いますが、それでもプランターという限られた条件でここまでつくることができたというのはびっくりです。

 プランター田んぼ、バカにはできません。

 仮に、プランター田んぼで自給自足をするとしたら。

 21.5cm×55.5cmのプランター1つでお茶碗2杯分。
 わかりやすくプランター1個を一人1日分として一年分を考えると、プランターはあと364個必要……


 やっぱり田んぼの偉大さにはかないません。


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 炊飯バケツ稲プランター稲バケツ稲2011プランター稲2011プランター稲の炊飯

関連記事

theme : バケツ稲
genre : 趣味・実用

紅葉と黄葉と褐葉はわずかのちがい


 秋になると落葉樹は葉を落とします。

 その前に葉の色が緑から変わりますが、見た目ではだいたい赤・黄・茶の3色に分けられます。

 同じ緑色の葉がどうして3色に分かれるのでしょうか。


様々に色づく木々[神戸市立森林植物園 東門付近]
様々に色づく木々[神戸市立森林植物園 東門付近]



 3色の葉とも光合成をする葉緑体(ようりょくたい)の色素のクロロフィル(緑色)と、光合成のための光のエネルギーを集めるカロテノイド(黄色)が壊れていくというところは同じです。

 その途中に関係するモノがちょっとちがうだけで葉の色が変わるのです。




 茶色になる褐葉(かつよう)と黄色になる黄葉(おうよう)は基本的には同じで、茶色のフロバフェンができるタイミングのちがいになります。

 それに対して赤くなる紅葉(こうよう)は、糖やアミノ酸を酵素(こうそ)が赤いアントシアンに変えるためです。


  褐葉 黄葉 紅葉
葉の活動終了間近
カロテノイド(黄)よりクロロフィル(緑)の方が多いので緑色に見える
葉と枝の間に離層ができて作り出されたが葉にたまっていく
葉の活動終了
クロロフィル(緑)やカロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる

クロロフィル(緑)やカロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる

クロロフィル(緑)やカロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる
このとき葉に糖が多くたまっているとより赤くなる
落葉前
カロテノイド(黄)が壊れてアミノ酸(ア)になる
やアミノ酸からフロバフェン(茶)がつくられる

クロロフィル(緑)の方が早く壊れるのでカロテノイド(黄)が目立つようになる

やアミノ酸(ア)を酵素がアントシアン(赤)に変えていく
落葉頃
フロバフェン(茶)ばかりになる

時間がたつとフロバフェン(茶)もできはじめる

アントシアン(赤)ばかりになる



 紅葉・黄葉・褐葉はすべて色素のちがいです。

 葉の色の変化もその時の気候や植物の生えている環境などで変わってきます。

 色素は色ですから絵の具を混ぜるのと同じように考えればわかりやすいかもしれません。

 茶色っぽい紅葉は、酵素が赤いアントシアンを作る前に茶色のフロバフェンができてしまったのでしょう。

 オレンジ色のモミジバフウは、赤いアントシアンの量が少ないので黄色いカロテノイドが混ざってオレンジ色に見えるのかもしれません。

 紫色のナンキンハゼも、緑のクロロフィルがまだ残っている時に赤いアントシアンが作られたため、赤と緑(青+黄)で紫っぽい色になったと考えることができます。



 道を歩いている時に紅葉を見つけたら、色の組み合わせから、葉の中で何が起こっているかを考えてみるのもおもしろいかもしれません。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 紅葉黄葉褐葉クロロフィルカロテノイドアントシアンフロバフェン

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

超獣? いや超鳥? ソウシチョウ


 ある日、金剛山を歩いているとき、きれいな鳴き声とともに薮の中から1羽の鳥が現れました。

 スズメよりもちょっと大きいくらいのその鳥は、きれいな色をしていました。

 しかし、きれいといっても、なんというか日本的ではない、派手でちぐはぐな感じのする色使いです。

 ちょうど昔の特撮テレビ番組「ウルトラマンA」の超獣のようです。



 ウルトラマンというと普通は「怪獣」なのですが、怪獣を超えた存在ということで、「超獣」なのです。

 異次元生物だからでしょうが、デザインも色使いもそれまでの怪獣とは一線を画していました。

 目の前の鳥は、そんな感じの「異次元」を思わせる色使いなのです。
 日本の野鳥とは思えません。


金剛山で出会ったちょっとテブレの派手な鳥
金剛山で出会ったちょっとテブレの派手な鳥



 暗い森の中で手ぶれを起こしながら写した写真をもとに調べてみると、どうやらその鳥は「ソウシチョウ(相思鳥)」という名のようです。

 そしてもう一つわかったことが。

 ソウシチョウは外来種だったのです。

 どうりで日本っぽくない色使いなわけです。



 ソウシチョウは江戸時代のころからペットとして輸入されるようになり、いつしか野山で野生化しだしたようです。

 それだけでなく、元から日本にいた野鳥のすみかを奪っていると、外来生物法で特定外来生物に指定されていて、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にも選ばれているというつわものの野鳥。

 ソウシチョウは見たとおり異次元ならぬ異国からきた侵略的な鳥、“超鳥”なわけです。


 ほんまかいな。


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ソウシチョウ外来種侵略的外来種金剛山の鳥

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

神戸市立森林植物園 紅葉は見ごろです?


 紅葉情報などで見ごろとなっている神戸市立森林植物園へ行ってきました。


 神戸市立森林植物園は、六甲山(ろっこうざん)牧場や六甲高山植物園と同じように六甲山地(ろっこうさんち)にあります。

 ただ山地の西端の方にあり、標高は400メートルくらい。
 最高峰が931メートルなので、半分くらい。

 ですから標高数十メートルからはじまる海側からの六甲山地登山では、比較的楽なのぼりです。

 場所は新神戸駅の近くにある有名な布引の滝の北にあります。
 滝から山を歩いて1時間半くらい。人によってちがいますか。

 もちろん車でもバスでも行くことができます。
 というかそういう人の方が多いでしょう。



 山の中にあるということで、園内は山あり谷あり。
 名前の通り樹木が中心で、植物園よりもハイキングしているみたいです。

 しかし、六甲山にはえていた木をそのまま植物園にしたわけではありません。

 実は江戸時代から明治の中ごろまで、六甲山系は伐採されて地面が露出した山でした。

 そのため大きな水害が起きたこともあり、六甲山系の自然を回復するため広葉樹を中心とした大規模な植林が行われて、現在の六甲山系の姿があります。

 その過程で作られたのが、現在の神戸市立森林植物園です。


登山道直結の森林植物園東門
登山道直結の森林植物園東門
料金所まではしばらく歩きます。
正門はバス停や駐車場のそばです。



 園内には様々な落葉樹が植えられていますが、この日の紅葉ポイントは植物園の南寄りにある長谷池周辺。

 イロハモミジは池のまわりに植えられていて、対岸からも、横からも、そしてモミジの裏からもいろいろな角度で見ることができます。


長谷池の紅葉しているイロハモミジからすかして見る対岸のイロハモミジ
長谷池の紅葉しているイロハモミジからすかして見る対岸のイロハモミジ



 もう一つは、池のほとりの大きなラクウショウ。

 褐葉していますが、まだほんのりと緑が残っているところがきれいです。


長谷池の褐葉しているラクウショウの大木
長谷池の褐葉しているラクウショウの大木



 見ごろは11月20日くらいだそうです。


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: イロハモミジラクウショウ神戸市立森林植物園紅葉褐葉植物園六甲山地六甲山地の植物

関連記事

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

バケツ稲、やっと精米に


 すったもんだのバケツ稲、いよいよ精米(せいまい)にたどり着きました。
 食べるまではあとわずかです。

 「バケツ稲」と書いていますが、まず精米するのはプランター稲。
 理由は一番量が多いから。



 ここで精米に至るまでの経緯を簡単に書くと。

 田植えからはばっさり省略して、刈り取って乾燥させた稲穂から(もみ)を分離する脱穀(だっこく)、そして籾から玄米を取り出す籾すり、玄米と籾殻(もみがら)唐蓑(とうみ)のように風で分けてからいよいよ始まるのが精米。

 玄米の表面を覆っている層を削り取り、白米にする作業です。

 精米で玄米から削り取られてものが、(ぬか)になります。



精米前の玄米
精米前の玄米




 戦後の家庭の様子で、日本酒の一升瓶に詰めこんだ玄米を、瓶の中に棒を差し込んでついている写真か絵をどこかで見たことがありますが、それをするのです。

 一升瓶をどうやって用意しようかと思っていたら、バケツ稲の本に750mlくらいのワインボトルの方が効率よく精米できると書いてありました。

 ということで、ワインボトルをどうやって用意しようかなと思っていたら、ブログで「ガラスのコップ+棒」という組み合わせを見つけました。
 これなら今すぐにでもできそうです。



精米セット(ジョッキ+すりこ木)
精米セット(ジョッキ+すりこ木)
 棚の奥から使わないビールジョッキを見つけ出し、籾すりで失敗したすりこ木を用意しました。

 玄米をジョッキに入れて、すりこ木で()いていきます。

 搗いていきます。
 搗いていきます。

 そしてざるを使って糠をふるいわけて、また搗きます。

 また搗きます。
 また搗きます。



 糠は出るのですが、思ったほど量はなく、お米も一向に白くなりません。

 何時間も続けていると白くなったような気がしてくるので、今食べているお米と比べてみました。

 すると、真っ黄色です。ぜんぜん搗きがたりません。

 もっと搗きます、
 もっと搗きます。



 結局、何日かに分けて合計5時間つきました。
 ブログなどでは1時間とか2時間とかあります。
 グラスとすりこ木の大きさがあわないのか、作業の効率が悪いのか、それとも200グラムの玄米が多すぎるのか、よくわかりません。

 それでもお米は黄色です。
 しかしお米にひびが入り始めています
 これ以上続けるとお米が割れてしまいそうです。

 一応、お米表面の糠はそれなりにとれているようなので、プランター稲の精米はこれで終了することにしました。

 重さは200グラムから195グラム。

 5グラム分精米できました。


精米後?の白米?それとも玄米?
精米後?の白米?それとも玄米?
光の加減も考えると精米できたのかどうか微妙



 次は炊飯。

 いよいよ食べます。

 どんな味でしょうか。

 楽しみです。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 精米バケツ稲プランター稲バケツ稲2011プランター稲2011プランター稲の精米

関連記事

theme : バケツ稲
genre : 趣味・実用

金剛山で出会った甲虫たち


 都市部には緑が少ないといわれる大阪は、都市周辺には豊かな自然がいっぱいあります。

 その豊かな自然の一つ、金剛山。

 その金剛山で出会った多くの昆虫。

 その中でも硬い翅が背中を覆う甲虫たちです。


この記事には昆虫の画像があります。





甲虫目


カブトムシ亜目


■ルリハムシ?
ルリハムシ?
ルリハムシ(瑠璃葉虫)
ハムシ科
出会った場所:千早本道
成虫の食べ物:ハンノキ類の葉


構造色のきれいな虫が多いのがハムシの特徴です。


■センチコガネ
センチコガネ
センチコガネ(雪隠黄金)
センチコガネ科
出会った場所:山頂付近
成虫の食べ物:哺乳類の糞


この色が金剛山の色?


■ヨツスジハナカミキリ
ヨツスジハナカミキリ
ヨツスジハナカミキリ(四ツ筋花髪切虫?)
カミキリムシ科
出会った場所:ちはや園地
成虫の食べ物:花粉・樹液
準絶滅危惧種:東京都



■ジョウカイボン
ジョウカイボン
ジョウカイボン(浄海防)
ジョウカイボン科
出会った場所:ちはや園地
成虫の食べ物:花の蜜や昆虫

ジョウカイボンの一種?
ジョウカイボンの一種?
出会った場所:ちはや園地


変な名前のカミキリムシのようですが、カミキリムシではありません。


■キマワリ
キマワリ
キマワリ(木廻)
ゴミムシダマシ科
出会った場所:カトラ谷
成虫の食べ物:朽木


地面を走り回る虫で雑木林などにもいて珍しくはないのですが、知名度はイマイチです。


■カタモンミナミボタル
カタモンミナミボタル
カタモンミナミボタル(肩紋南蛍?)
ホタル科
出会った場所:カトラ谷
成虫の食べ物:?


最近光ることが確認された陸に住むホタルです。
人などの気配を感じるとポトリと下に落ちるのが特徴です。
このときも下に落ちて脚を縮めていました。



オサムシ亜目


■ニワハンミョウ

ニワハンミョウ(庭斑猫)
ハンミョウ科
出会った場所:ちはや園地
成虫の食べ物:昆虫
準絶滅危惧種:東京都


赤や青の色はありませんが、歩いていくほうへ飛んで逃げていくところはハンミョウと同じです。


■マルガタゴミムシ?
マルガタゴミムシ?
マルガタゴミムシ(丸型塵虫)?
オサムシ科 
出会った場所:黒栂谷(くろとがたに)
成虫の食べ物:植物や小さな昆虫


ゴミムシも構造色のきれいな虫が多くいます。



 ただ出会った甲虫だけを集めたのですが、カブトムシとオサムシの仲間が多いのはなにか理由がありそうです。


››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 金剛山の甲虫金剛山の虫甲虫ルリハムシジョウカイボンキマワリニワハンミョウヨツスジハナカマキリカタモンミナミボタル陸棲ホタル

関連記事

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

バケツ稲、籾摺りはどの組み合わせが一番いいのでしょうか?


 稲穂からモミをはずす脱穀が済んだら、次は籾摺(もみす)り。
 モミの中からお米、玄米を取り出す作業です。


収穫したプランター稲の籾
収穫したプランター稲の籾


「すり鉢+すりこ木」脱穀
「すり鉢+すりこ木」脱穀


「すり鉢+軟球」脱穀
「すり鉢+軟球」脱穀


軟球脱穀終了後の玄米
軟球脱穀終了後の玄米



 プランター稲のお米が食べられるようになるにはまだまだやらなければならないことがあります。



 バケツ稲の籾摺りの方法ですが、調べてみると「すり鉢+野球の軟球」という組み合わせが一般的なようです。

 すり鉢にモミを入れて、軟球でごりごりとしてお米からモミをはずしていくのです。

 ところが、家にはすり鉢はありますが軟球なんてありません。

 わずかですが「すり鉢+すりこ木」という組み合わせがありますので、まずはこちらで試してみることにしました。

 ごりごりごり。

 しばらくごりごりしてから、風で籾殻(もみがら)を飛ばしてから、玄米を取り除きます。



 1時間ほどごりごりした結果。

 籾殻はぶじはがれましたが、なんか、玄米が砕けたりけずれたりしているようです。
 「すり鉢+すりこ木」は硬い食べ物などをすりつぶすための道具ですから、当然のことです。

 ということで、急遽ホームセンターに軟球を買いに行って「すり鉢+軟球」で再チャレンジです。



 柔らかい軟球なのですりこ木と比べると「ごりごり」感は少しは少ないかなと思いますが、特に作業が速く進むというわけではありません。


 それでも籾摺りが進んでいくと、砕けることもなくきれいに籾殻と玄米がわかれていました。


 やはりバケツ稲の籾摺りは「すり鉢+軟球」がいいようです。



››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: プランター稲バケツ稲籾摺りバケツ稲2011プランター稲2011プランター稲の籾摺

関連記事

theme : バケツ稲
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS