【 2010年10月】

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奈良公園の糞虫都市伝説1「奈良公園のフンコロガシと『ファーブル昆虫記』第5巻」



完訳 ファーブル昆虫記
第5巻 上

ジャン=アンリ・ファーブル著
奥本 大三郎訳
税込価格:¥2,940
集英社


ファーブルの『昆虫記』とフンコロガシ


 南フランスにいる昆虫を中心とした陸上の節足動物の生態を描いたファーブルの『昆虫記』。

 多くの「虫」が出てきますが、最も有名なのは「フンコロガシ」と呼ばれるスカラベ(タマオシコガネ)でしょう。

 1巻の最初に出てくるためか、ファーブルの昆虫記はまるでスカラベについてしか書かれていないかと思うほど有名です。

 フンコロガシは動物の糞を食べるコガネムシの仲間。大きさからすると、角の無いカブトムシといったほうがいいかもしれません。
 ただ食べるのではなく、ボールのように丸めて転がしていく姿が人気の秘訣のようです。

今回はコガネムシの仲間の記事です。
コガネムシの仲間の画像もあります。
コガネムシの仲間が苦手な方は【記事の下へ】をクリックしてください。
記事の下にジャンプします。



日本に「フンコロガシ」はいるのか?


 日本にも動物の糞を食べるコガネムシの仲間は何種類もいます。

 日本の糞を食べるコガネムシの仲間、糞虫の仲間で有名なものひとつはオオセンチコガネです。
 ブログなどでもよく「日本のフンコロガシ」として紹介されています。
 なかにはオオセンチコガネが鹿の糞をそのまま引きずる姿を「ふんころがし」と言っている場合もあります。

 しかし残念ながらスカラベのように糞を丸めて転がすのはマメダルマコガネという2ミリほどの小さなコガネムシだけ。
 もちろんセンチコガネもオオセンチコガネも糞を丸めて転がしたりはしません。

 種類も生活の様子も本家「フンコロガシ」とはちがいますので、誤解を避けるためにも「フンコロガシ」と呼ぶのはやめたほうがいいのでは、と思います。

 思わず「フンコロガシ」といってしまう気持ちはわかります。

鹿の糞を引きずるフンヒキズリ(オオセンチコガネ)
鹿の糞を引きずるフンヒキズリ(オオセンチコガネ)



センチコガネとタマオシコガネ


 もうひとつ残念なことがあります。

 日本のセンチコガネの紹介に、ファーブルの『昆虫記』のスカラベが登場することです。
 まるでフンコロガシがセンチコガネの枕詞のようです。

 コガネムシ科のフンコロガシとセンチコガネ科のセンチコガネとオオセンチコガネは科がちがうだけではなく、生活の様子もちがいます。
 同じように扱われるのはちょっと残念です。

 たとえて言うなら、コガネムシ科のカブトムシのことをクワガタムシ科のクワガタムシと呼ぶようなものかもしれません。
 カブトムシを指差し、「クワガタムシ」というと笑われることもあるでしょう。
 センチコガネを「フコロガシ」と呼ぶのは同じことかもしれません。

フンコロガシの巨大レプリカ(左)と標本(右)[大阪市立自然史博物館]
フンコロガシの巨大レプリカ(左)と標本(右)[大阪市立自然史博物館]



ファーブルの『昆虫記』第5巻


 さらに残念なことがあります。

 ファーブルが観察した糞虫はフンコロガシ(スカラベ)しかないようなイメージが広がっていることです。
 確かに1巻の一番最初に登場する糞虫はスカラベですので、象徴的なイメージがついたのはしかたないと思います。

 しかし5巻でスカラベを含めて様々な糞虫の観察と実験について扱われています。
 その糞虫のひとつにスジセンチコガネがあります。
 その名前の通りセンチコガネの一種で、生活の様子も日本のセンチコガネに近い仲間。
 簡単に手に入るセンチコガネ類の詳細な生態を書かれた本ですので、日本のセンチコガネを理解する上でも参考にもなるでしょう。

 しかし日本のセンチコガネの生態を知るためには、スカラベはそれほど参考にはなりません。

 日本のセンチコガネについて知りたくてファーブルの『昆虫記』を読むときは、5巻のスジセンチコガネのところも読んでほしいな、と思います。


◆記事ナビ◆ 〔センチコガネ〕 〔糞虫〕 〔奈良公園〕 〔ファーブル〕

■外部リンク■
 ようこそ大阪市立自然史博物館へ


完訳
ファーブル昆虫記
第5巻

ファーブル著
山田 吉彦訳
林 達夫訳
税込価格:¥798
岩波文庫
完訳
ファーブル昆虫記
第1巻

ファーブル著
山田 吉彦訳
林 達夫訳
税込価格:¥840
岩波文庫


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秋の金剛山で きのこ トり その1 木から生えるキノコ


 秋の金剛山に登ってきました。

 今年は秋のキノコが豊作と聞いていますが、大阪と奈良の県境にある標高1000mを超える金剛山にもいっぱいキノコがありました。
 さっそくキノコ狩り、ではなくキノコ採り、でもなくキノコ撮りをしてきました。

 あまりにも多かったので今回は枯れ木や倒木など木から生えていたキノコです。

 ただ今回はあまりにも量と種類が多すぎてキノコ素人の限界を超えてしまい、単なる画像の羅列になってしまいました。

 もちろん、キノコの種類や間違いがわかったときはその都度更新していきます。


 ということで、今回は枯れ木や倒木に生えていたキノコです。
 コースはメジャーな登山口バス停からの千早(ちはや)本道から頂上。頂上からは神社ダイトレに向かわず、ちはや園地をぬけて伏見峠から念仏坂の道で帰りました。

■外部リンク■
 金剛山付近の地図(Mapion)



おことわり
以下は好奇心からキノコ素人が同定に挑戦したものです。
間違っている可能性は十二分にあります。
もしかしたらすべてまちがっているかもしれません。
キノコの同定は専門的な知識と経験が必要なものです。
そして毒のあるキノコも少なくありません。
食べるためキノコの同定をするときは、このブログは参考にしないでください。



土止め用の杭から生えているもの


 千早本道は金剛山でも登山者が多い道です。
 そのため道の左右には土が崩れてくるのを防ぐためにボランティアによって杭が並べられ、道も崩れにくいように杭を横にして階段が作られています。

 ということで、ここは枯れ木に生えるキノコの天国になっています。
 ただし生える種類は限られているようです。

サンゴハリタケ科?
場所:土止め用杭
区域:千早本道
サンゴハリタケ科?のキノコ
サンゴハリタケ科?のキノコ
サンゴハリタケ科?のキノコが生えている様子
サンゴハリタケ科?のキノコが生えている様子
ストロボですっかりつぶれていますが、細い繊維が固まったような感じの表面です。


白いキノコ?
場所:土止め用杭
区域:千早本道
白いキノコのようなもの
白いキノコのようなもの
白いキノコのようなものの生えている様子
白いキノコのようなものの生えている様子
ストロボで白がとんでしまって菌糸が木の上に広がっているだけのように見えますが、一応傘のように張り出していますので、キノコだと思います。


黄色いキノコ
場所:土止め用杭
区域:千早本道
黄色いキノコ
黄色いキノコ
黄色いキノコの傘の裏
黄色いキノコの傘の裏
登山道の土止め用杭のいたるところに生えています。



朽木に生えていたもの


 シイタケに代表されるように木から生えているのが最もキノコらしいかもしれません。
 目にする回数は土止めの杭から生えているキノコが多いかもしれませんが、種類は朽木から生えているキノコの方が圧倒的に上です。


白いキノコ

ウスヒラタケ?
場所:朽木
区域:頂上広場からちはや園地
ウスヒラタケ?
ウスヒラタケ?
ウスヒラタケ?が生えている様子
ウスヒラタケ?が生えている様子
金剛山には杉が植林されていますが、山頂付近はブナ林が残っています。
頂上広場からちはや園地へ行く途中、そのブナ林の中の枯れ木に生えていました。


スギヒラタケ
場所:朽木
区域:千早本道
スギヒラタケ
スギヒラタケ
スギヒラタケが群生している様子
スギヒラタケが群生している様子
白くてやわらかそうでかわいいキノコです。



黄色いキノコ

シロソウメンタケ科?のキノコ
場所:朽木
区域:頂上広場からちはや園地
シロソウメンタケ科?のキノコ
シロソウメンタケ科?のキノコ
シロソウメンタケ科?のキノコが生えている様子
シロソウメンタケ科?のキノコが生えている様子

ヒメカバイロタケ
場所:朽木
区域:千早本道
ヒメカバイロタケ
ヒメカバイロタケ
ヒメカバイロタケの傘の裏
ヒメカバイロタケの傘の裏

黄色く小さなキノコ
場所:朽木
区域:千早本道
黄色く小さなキノコ
黄色く小さなキノコ
黄色く小さなキノコが生えている様子
黄色く小さなキノコが生えている様子
遠目にはカビが粘菌のように見えましたが、近寄って見ると小さな傘がいっぱい並んでいました。



オレンジ色・茶色のキノコ

イグチ科?のキノコその1
場所:朽木
区域:千早本道
イグチ科?のキノコその1
イグチ科?のキノコその1
イグチ科の特徴が出ているイグチ科?のキノコその1傘の裏
イグチ科の特徴が出ているイグチ科?のキノコその1傘の裏
「キノコ」型で傘の裏がヒダではなく小さな穴になっているのはイグチ科が多いいようなので、イグチ科としました。


イグチ科?のキノコその2
場所:朽木
区域:千早本道
イグチ科?のキノコその2
イグチ科?のキノコその2
イグチ科?のキノコその2の生えている様子
イグチ科?のキノコその2の生えている様子
うまく写真が撮れなかったのですが、これも傘の裏はヒダではなく小さな穴がいっぱいありますのでイグチ科ということにしました。


サルノコシカケ科のキノコ
場所:朽木
区域:頂上広場からちはや園地
おなじみサルノコシカケ科のキノコ
おなじみサルノコシカケ科のキノコ
完全に枯れた切り株にも生えるサルノコシカケ科のキノコ
完全に枯れた切り株にも生えるサルノコシカケ科のキノコ

ぬめりの無いナメコのようなキノコ
場所:朽木
区域:千早本道
ナメコのようなキノコ
ナメコのようなキノコ
ナメコのようなキノコの傘の裏
ナメコのようなキノコの傘の裏
見た目はナメコですが、まったくぬめっていないのでちがう種類のキノコにちがいありません。


ムラサキシメジみたいなキノコ
場所:朽木
区域:千早本道
ムラサキシメジみたいなキノコ
ムラサキシメジみたいなキノコ
ムラサキシメジみたいなキノコの傘の裏
ムラサキシメジみたいなキノコの傘の裏
雰囲気は似ていますが、色は紫ではありません。


キノコのようには見えない茶色いキノコ
場所:朽木
区域:千早本道
キノコのようには見えない茶色いキノコ
キノコのようには見えない茶色いキノコ
キノコのようには見えない茶色いキノコの生えている様子
キノコのようには見えない茶色いキノコの生えている様子
傘のグラデーション具合がなんともきれいなキノコ。


茶色くやわらかそうキノコ
場所:朽木
区域:頂上広場からちはや園地
茶色くやわらかそうキノコ
茶色くやわらかそうキノコ
茶色くやわらかそうキノコの傘の裏
茶色くやわらかそうキノコの傘の裏



生きている木の根元から生えているキノコ


 すでに死んでいる木だけではなく、生きている木からもキノコは生えています。
 ただ、健康な木では菌糸を伸ばすことはできないでしょう。
 大木になると古い部分が死んで腐ってきます。そういうところに菌糸を伸ばすでしょう。

 ただ木の根と根のすき間から生えているキノコは、すき間に積もった葉っぱ腐葉土になってそこに生えたキノコかもしれません。

カノシタのようなキノコ
麻所:生きている木の根
区域:千早本道
キノコっぽくないカノシタのようなキノコ
キノコっぽくないカノシタのようなキノコ
傘の裏から見るとキノコなのがわかるカノシタのようなキノコ
傘の裏から見るとキノコなのがわかるカノシタのようなキノコ
上から見るともこもこしていてキノコっぽくないですが、傘の裏にはキノコらしいひだがあります。


ヒラタケ科を思わせるキノコ
場所:生きている木の根元
区域:千早本道
やわらかそうで平たいヒラタケ科と思われるキノコ
やわらかそうで平たいヒラタケ科と思われるキノコ
細かいヒダがきれいに並んでいるヒラタケ科と思われるキノコ
細かいヒダがきれいに並んでいるヒラタケ科と思われるキノコ

茶色いスジのあるキノコ
場所:生きている木の根
区域:頂上広場からちはや園地
茶色いスジのあるキノコ
茶色いスジのあるキノコ
ぎっしりとつまっている茶色いスジのあるキノコ
ぎっしりとつまっている茶色いスジのあるキノコ
木の根もとのすき間にぎっしり生えていました。


薄黄色の細いキノコ
場所:生きている木の根
区域:頂上広場からちはや園地
細くてすぐ壊れそうな薄黄色のキノコ
細くてすぐ壊れそうな薄黄色のキノコ
薄黄色のキノコが生えている様子
薄黄色のキノコが生えている様子
見るからに食べられなさそうなキノコです。



栄養のとり方でキノコを分類する


 最後に少しだけキノコの話です。

 キノコの分類方法にはいくつか種類があります。
 その一つが栄養の取り方で分ける方法です。

 キノコは植物とちがい自分で栄養を作り出せません。
 そのため菌糸から酵素を出して有機物を分解し、それを吸収して栄養にします。

 その有機物を手に入れるもののちがいで分けることができます。


腐朽菌 アンモニア菌 菌根菌


 動物や植物の体などを分解するものが腐生菌(ふせいきん)です。
 腐生菌の中ではシイタケのように枯れた木や枯葉を分解するものは腐朽菌(ふきゅうきん)といいます。
 動物の糞や動物遺体を分解するものがアンモニア菌です。

 そして植物の根と共生しているのが菌根菌(きんこんきん)です。
 菌根菌はリン酸や窒素など植物にとって必要な栄養を根に渡すかわりに、植物がつくった栄養の炭水化物(たんすいかぶつ)をもらいます。
 有名なキノコではマツタケになります。

 ということで、今回は木に生える腐朽菌と思われるものを集めてみました。


◆記事ナビ◆ 〔キノコ〕 〔金剛山〕

■外部リンク■
 ||| 大阪府民の森&箕面ビジターセンター ||| ちはや園地

 金剛山登山道情報(金剛山のホームページ)
 金剛山愛好会
 金剛山 金剛山登山道・金剛山ハイキングコース
  金剛山四季と風景の写真


ポケット図鑑 日本のキノコ262

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今回キノコの同定に参考させていただいた本です。
キノコの生えている状態、カサの裏側や断面などキノコの判別に必要な画像が豊富です。


■外部リンク■
『ポケット図鑑 日本のキノコ262』著者のサイト
 【きのこ図鑑・撮れたてドットコム】




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鉄人とくすのきの1年後


 10月2日に神戸市の新長田(ながた)まで行って来ました。

2010年の新長田の鉄人28号
2010年の新長田の鉄人28号



 1年ぶりに鉄人の横のクスノキを見るためです。

 ちょうどこの日は阪神淡路大震災の傷がまだいえない長田の商店街を活性化するため鉄人28号の鉄像を作ったNPO法人「神戸鉄人プロジェクト」が開催する三国志祭の日でした。

 どうして「鉄人」プロジェクトが「三国志」?
 鉄人28号の原作者、故横山光輝(よこやまみつてる)先生の作品にマンガの三国志があるということで、横山光輝先生つながりのようですが、もはや横山光輝版三国志とは関係の無い三国志ファンの集まりとなっているようです。



 さて、鉄人とクスノキ。

 去年は枝葉が落とされていかにも“植えたて”という感じでした。
 高さはそれほど変わらないようですが、枝は伸び、葉は茂り、この1年でクスノキは確実に生長しています。

1年たった鉄人28号とクスノキ
1年たった鉄人28号とクスノキ



 クスノキが鉄人を超えるのはいつになるでしょうか。



 その鉄人28号の下で行われているお祭りは、鉄人とは関係の無い三国志。
 企画にはこの鉄人にかかわるものもなさそう。
 そして三国志関連のものばかり増えていく商店街。

 1年たって雨のしたたりでできた汚れも目に付き始め、それでも虚空を見つめて立ち続ける鉄人はなんだかさびしそう。
 それを公園のクスノキがいたわっているようにも見えます。


■外部リンク■
 横山光輝オフィシャルサイト
 KOBE鉄人PROJECT 鉄人28号&横山光輝三国志
 鉄人28号 WEB SITE(今川泰宏監督版アニメ)



◆記事ナビ◆ 【鉄人とくすのき】 〔クスノキ〕




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“いきもの は おもしろい”的「虫」とは?


ブログと「虫」


 このブログではよく「(むし)」を扱います。
 しかし今まで「虫」の定義ははっきりさせてきませんでした。

 その「虫」とは一体なにを表すのでしょうか。

 昆虫のこと?

 では、ムカデやダンゴムシは「虫」ではないのでしょうか。

 「虫」のような気がします。

 どうやら、「虫」は昆虫だけではないようです。


「虫」とは?


 「(ちゅう)」という文字はヘビのマムシの形を文字にした象形文字(しょうけいもじ)と考えられていて、マムシはもちろんヘビ一般を指す文字でした。
 「虫」はヘビのことで、昆虫などではなかったのです。

 実は「ムシ」を表す文字は「(ちゅう)」だったのです。

 「蟲」は小さなムシが集まっている様子を文字で表した会意文字(かいいもじ)で、「虫」とはちがう文字でしたが、漢字を簡略化していく過程で「虫」と一緒にしてしまったのです。

 ただ、現代の中国語でも日本語と同じ意味なので、中国で「蟲」の「虫」化が行われて日本に入ってきたのか、日本と中国で別個に「蟲」の「虫」化が行われたのかは、宿題?です。


「ムシ」と呼ばれるもの


 「ムシ」にもいろいろな意味がありますが、今でも日本語に残っている言葉から考えてみます。

昆虫:コガネムシ、カブトムシ、アオムシ、カメムシ、アブラムシ
節足動物:ザトウムシ、ダンゴムシ、カニムシ
軟体動物(タコや貝の仲間):デンデンムシ(カタツムリ)
環形動物(ミミズやゴカイの仲間):イワムシ、ケヤリムシ

 昆虫をはじめとする陸上の節足動物(せっそくどうぶつ)に特に多く使われていますが、住むところや形を問わず小さな無脊椎動物(むせきついどうぶつ)に広く使われているようです。

 ところが。

爬虫類: マムシ(「蝮」:「真虫」の意味)

 どうやら日本語ではヘビも「ムシ」の範疇(はんちゅう)にはいるようです。

 ということで、「ムシ」も「虫」も学術的な言葉ではなく、国語的な言葉なだけに定義はあいまいです。


「虫」をどうするか


 いろいろ考えてみると、基本的に「虫」=「蟲」でヘビは除くというのが、言葉と漢字の意味と歴史、それに今の使われ方から考えると一番ぴったりくると思います。

 つまり陸上に住む小さな生き物のうち、脊椎動物(ヘビなど)を除いたものが基本的に「虫」。
 もちろん昆虫を「虫」といってもかまいませんが、種類のちがう小さな動物をまとめるときに使いやすい言葉です。

 たとえばチョウとカマキリをまとめて言うときは「昆虫」ですが、そこにクモとダンゴムシをひとまとめにしたいときなどに「虫」という言葉を使えます。
 さらにミミズが加わっても「虫」という言葉を使うこともあるでしょう。

 しかしヘビが加わると、「生き物」や「動物」になります。


 今後も、このブログでは「虫」という文字と言葉を使うときには、特に断りが無い場合は、この意味で使っていきたいと思います。


◆記事ナビ◆ [昆虫] [甲殻類]



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秋です。カマキリの季節です。

 秋になりました。
 秋はカマキリの季節です。
 あちこちでカマキリの成虫を目にするようになってきました。

この記事にはカマキリの画像があります。


 カマキリ。
 漢字で書くと「螳螂」や「蟷螂」。「とうろう」とも読みます。
 昆虫綱カマキリ目の昆虫のことで、近い仲間は網翅目(もうしもく)のゴキブリやシロアリ、バッタ目(直翅目(ちょくしもく))のバッタやキリギリスなど。
 ですからバッタと同じようにサナギにならない不完全変態(ふかんぜんへんたい)で、翅(はね)が発達していないことと体が小さいこと以外は幼虫も成虫と基本的には同じ形です。
 成虫と幼虫の形が多少ちがう場合もありますが、それは蝶とアオムシほどの差ではありません。
 カマキリの大きな特徴の一つは名前の通り前脚が「鎌」みたいなっていて、それで虫を捕らえること。
 そして頭を人間のように動かせることです。

カメラ目線のオオカマキリ
カメラ目線のオオカマキリ

 鎌になっている前脚の付け根がオレンジ色なのでオオカマキリ。
 昆虫では珍しく頭の向きをかえることができます。
 カメラを近づける目線をくれるので、被写体としては好きな昆虫です。

メスのチョウセンカマキリ
メスのチョウセンカマキリ

 お腹が膨れていますが、全体的にスリムなのでチョウセンカマキリ?

パイプの上のハラビロカマキリ
パイプの上のハラビロカマキリ

 オオカマキリよりも寸詰まりで横に広がっているように見えるので、ハラビロカマキリ。
 たたんだ翅もきれいな緑色です。

コンクリートブロックの中のオオカマキリ
コンクリートブロックの中のオオカマキリ

 触角を口で掃除しています。
 曇りの夕方だったので、目が黒っぽくなっています。

 例年よりも暖かいといいつつも涼しくなってきました。
 でもカマキリの季節はもう少し続きます。

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毛虫に刺されたと思ったら


 ケムシです。

 なんか最近よく見かけます。
 その多くが蛍光色っぽい黄緑色の長方形でトゲトゲがついたケムシ。
 ヒロヘリアオイラガの幼虫です。

 このヒロヘリアオイラガの幼虫は、サクラやケヤキ、カエデなどのはを食べます。
 家の庭から通勤通学の道、近所の公園などどこにでも生えている木です。

 色が目立つこともあり、身近なケムシのひとつでしょう。



今回はケムシの記事です。
ケムシの画像もあります。




 ケムシですがユニークな形ときれいな黄緑色は思わずさわりたくなってきますが、決してさわりません。
 なぜなら、毒があるからです。トゲトゲに。

 このヒロヘリアオイラガの幼虫の毒の厄介なところは、体に生えたトゲトゲの部分(毒棘(どくきょく))が毒をもっていて、刺さると毒を持った先が折れて患部についたままになってしまうことです。
 これは毒をもつ別の種類のケムシのドクガの幼虫と同じことです。

 イラガの場合刺されるとピリッと激痛が走り、赤いつぶつぶができてとてもかゆくなります。
 ほっておいても1~2時間で痛みは治まりますが、その後赤くはれてかゆくなることもあります。


地面に降りたヒロヘリアオイラガの幼虫
地面に降りたヒロヘリアオイラガの幼虫


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 やっかいな毒をもった毛虫に刺されたときの対処法は、まずはかいてはいけないということです。
 毒を持った毛やトゲが刺さったところに残っているので、かくとそれが広がり自分で傷を広げていることになります。

 かきたくなるのここらえて、まず刺されたところに残っている毛を取り除きます。
 粘着テープ、つまりセロテープなどを刺されたところと周辺に貼り付け、はがすという作業を繰り返します。

 そしてあらかじめ泡を立てておいた石鹸(せっけん)でよく洗い、強い水流で洗い流します。

 薬は普通の「虫刺され」ではなく、抗ヒスタミン薬とステロイド成分が配合された薬をぬるのがいいようです。

 ドクガの場合、毒を持った毛は幼虫から抜けても毒をもっています。
 刺されたときに抜けた毒の毛が服についているかもしれません。
 家の中などに持ち込まないように注意しましょう。


 とにかく、気になるときやひどいときは、皮膚科に行くほうがいいようです。



タグ♦ ヒロヘリアオイラガ 毒虫

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秋になっても奈良公園は糞虫がいっぱい!

糞虫の楽園、奈良公園


 春から初夏にかけて糞虫(ふんちゅう)ウオッチングしてきた奈良公園。糞虫の楽園です。

 公園内で糞虫の姿を目にできるのは10月くらいまで。
 ということで、行って来ました。

 平城遷都1300年祭のおかげで近鉄と周辺私鉄等のお得な乗車券がありますので、今がチャンスです。

近鉄奈良駅から奈良公園(飛火野)までの地図




今回は糞虫(動物の糞を食べるコガネムシ)の記事です。
糞虫や鹿の糞の画像もあります。
糞虫や鹿の糞が苦手な方は【記事の下へ】をクリックしてください。
記事の下にジャンプします。




「糞虫」とは


 まず、「糞虫」です。

 簡単に言うと動物のうんちに集まる虫のことです。

 なかでも背中が硬い(はね)で覆われている甲虫のコガネムシとコガネムシに近い仲間のうち、動物の(ふん)を食べる種類を指す言葉です。
 「食糞性(しょくふんせい)コガネムシ」とも言われます。

 糞虫の中でもオオセンチコガネやセンチコガネは「フンコロガシ」といわれることがありますが、日本には「フンコロガシ(タマオシコガネ)」はいません。
 オオセンチコガネ、センチコガネはフンコロガシとはちがう種類になります。

フンコロガシ(タマオシコガネ)の標本[大阪市立自然史博物館]
フンコロガシ(タマオシコガネ)の標本[大阪市立自然史博物館]




糞虫は住み分けている?


 春から夏にかけてここには何度か足を運びました。

 奈良公園の糞虫はもちろん鹿の糞に集まります。
 鹿は奈良公園中にいますので、いたるところに鹿の糞はありますが、糞虫はどこにでもいるわけではありません。

 日当たりのいい芝生の上の糞には小さなマグソコガネばかりで、大きなセンチコガネたちをみかけることはありません。
 ところがオオセンチコガネがいっぱいいる飛火野ではあまりマグソコガネは見かけません。

芝生の上の糞の中で見つけたマグソコガネ
芝生の上の糞の中で見つけたマグソコガネ



 ファーブルの『昆虫記』を読んでいると、糞虫のいるところにはマグソコガネあり、という感じがしましたが、奈良公園のマグソコガネはセンチコガネにいい場所をとられているようにも見えます。

 ただ、糞の塊の下を見ると穴が開いていることがあるので、夜の間にエンマコガネやセンチコガネが食べに来ているようです。


奈良公園といえばルリセンチコガネ


 奈良公園の糞虫というと、やはり青い構造色できれいなオオセンチコガネ、別名「ルリセンチコガネ」でしょう。
 ルリセンチコガネを確実に見ることができる場所が飛火野の林の中。

 最初はなかなか見つからないと思っていたのですが、1匹見つけると2匹3匹と連続してみつかり、気がつくとルリセンチコガネだらけです。

 もちろん、飛んでいるものや地面をはっているものも少なくありませんが、やはり糞虫を見つけるのは鹿の糞の塊、です。


糞の塊の中から出てきたもの


 ためしに7センチくらいの糞の塊をほぐして見ました。

ほぐす前の鹿の糞の塊
ほぐす前の鹿の糞の塊



 糞の中やその下から見つかったのはオオセンチコガネとセンチコガネが1匹ずつ、大きいエンマコガネ2匹、小さいエンマコガネが13匹でした。
 同じくらいの大きさの塊をいくつかほぐしてみましたが、おおむねこんな感じでした。

7センチほどの糞の中と周辺から見つかった糞虫(桝目は5mm角)〈オオセンチコガネ(青)とセンチコガネ(金)〉
7センチほどの糞の中と周辺から見つかった糞虫(桝目は5mm角)
〈オオセンチコガネ(青)とセンチコガネ(金)〉



7センチほどの糞の中と周辺から見つかった糞虫(桝目は5mm角)〈死んだふりをする大き目のエンマコガネ〉
7センチほどの糞の中と周辺から見つかった糞虫(桝目は5mm角)
〈死んだふりをする大き目のエンマコガネ〉



7センチほどの糞の中と周辺から見つかった糞虫(桝目は5mm角)〈激しく動き回る小さ目のエンマコガネ〉
7センチほどの糞の中と周辺から見つかった糞虫(桝目は5mm角)
〈激しく動き回る小さ目のエンマコガネ〉



 エンマコガネは1センチほどの大きいものと1センチに届かない小さいものがいます。
 ほとんどが糞の中から掘り出したものなので、糞だらけ。
 観察したあとは逃がすので水でジャブジャブ洗うわけにも行きませんので、なかなか特徴をみわけるわけにはいきません。

 ということで、大雑把にエンマコガネとコエンマコガネということにします。


糞に集まる虫たち


 糞に集まるのは糞虫だけではありません。
 この糞もほっておいたらキンバエが集まってきました。
 別の糞の中にハネカクシの1種と思われる虫もいました。
 しかし一番多いのは、やはり糞虫です。

糞に集まってきたキンバエ
糞に集まってきたキンバエ



別の糞の中にいたハネカクシの一種と思われる虫
別の糞の中にいたハネカクシの一種と思われる虫




 秋も深まり糞虫たちの姿も減ってくるかなと思っていたのですが、まだまだいっぱいいるようです。


■外部リンク■
 せんとくん 平城京 1日電車乗車券|K's PLAZA
 奈良公園管理事務所/奈良県公式ホームページ

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今年はちょっと遅れて花が咲きました。実は大きくなってます。けど〈お茶栽培日記〉



 去年は9月後半に咲いていたのが今年は10月のはじめ。

 1週間から10日の遅れはヒガンバナと同じ
 お茶の花にも今年の猛暑の影響はあったのかもしれません。

10月に咲いたお茶の花
10月に咲いたお茶の花



 お茶の実大きくなりました。
 今年もいっぱいとれそうです。

 去年の花のものです。
 お茶は実は成熟するのに1年かかります。

大きくなったお茶の実
大きくなったお茶の実


 でも、この木はほったらかしにしているのでカイガラムシが大繁殖しています。
 多分ルビーロウカイガラムシでしょう。

 アブラムシとちがってカイガラムシは天敵が少ないようでどんどん増えていきます。
 クロヤマアリのボディーガードはいますし。

 しかし天敵の寄生蜂もいて、今の日本では大発生はないそうなので、しばらくは静観してみようと思っています。


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秋の空地で咲いてたこの花はなんでしょう?

空き地で見つけた白い花
空き地で見つけた白い花



 先がとがった三角の花びらが6つ。雄蕊(おしべ)も6つ。

 近所の空き地で見つけたこの白い花は、なにの花でしょう?

散形花序のかわいい花
散形花序のかわいい花



 花茎(かけい)の先から四方八方に柄が分かれて花がつく散形花序(さんけいかじょ)です。

 ハチが飛んでくるほどおいしい蜜があるのでしょうか?

花茎はまっすぐ伸びた花
花茎はまっすぐ伸びた花



 花茎は丸いようですが、葉は平たくてイネ科の植物のようにも見えます。
 でもイネ科にしては葉は柔らかそうですし、そもそもイネ科の花には花びらはありません。

花茎も葉も根ぎわから生えているようです
花茎も葉も根ぎわから生えているようです



 花茎はまっすぐ伸びて、どうやら花茎も葉も根ぎわから分かれて生えているような雰囲気です。
 これもイネ科の特徴ではありません。

 ところが手元の野草図鑑には載っていません。
 そんなに珍しい野草なのでしょうか。

 でも。

この葉の感じはどこかで見た事があるような……
この葉の感じはどこかで見た事があるような……



 細長いけど柔らかそうな葉は、なんとなく食卓で見たことあるような……

葉っぱの最大の特徴は写真ではわからない臭いにあります
葉っぱの最大の特徴は写真ではわからない臭いにあります



 ということで、正解は、「ニラ(韮)」でした。
 レバニラ炒めや餃子に入れたりする、あのニラです。

 ということで、6枚と思った花びらは実は3枚。残りの3枚は(ほう)です。
 確かによく見ると、大きい花びらと小さな苞が互い違いにあるようです。
 そして花びらは3枚だけですが雄蕊(おしべ)は6本。


 どうしてここに生えているのか経緯はわかりません。
 何年も前から空き地ですから、すっかり野草と化しているようです。

 しかも半月ほど前に空き地の雑草がきれいに刈られたところなのに再生するどころか花まで咲かせています。
 すごい生命力。雑草並み、いやそれ以上です。


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秋の奈良公園のキノコたち

 秋の奈良公園で見たキノコたちです。

 興福寺南円堂(こうふくじなんえんどう)から飛火野(とびひの)まで、春日大社(かすがたいしゃ)参道とその周辺の林の中で見かけたキノコです。
 あたりをくまなく探したわけではありませんので、本当に目に付いたものだけになります。

奈良公園の飛火野の林の中の鹿
奈良公園の飛火野の林の中の鹿




「キノコ」とは


 と、そのまえに「キノコ」について。

 「キノコ」は学術的な分類ではなく、「菌類(きんるい)」と分類される中の大きな子実体、つまり私たちが「きのこ」と呼んでいるものをつくる種類のことです。

 そのキノコが属している菌類は、筋肉も内臓もなく移動もしないので昔は花を咲かせない下等な「隠花植物(いんかしょくぶつ)」としてとして、植物に分類されていました。

 しかし自分で栄養を合成できず、食べ物は分解してから吸収するというところは植物ではなく、むしろ動物に似ているので、「菌類」という植物でも動物でもない分類がつくられました。

 ということで、キノコはなんとなく植物っぽいですが実は植物ではない生き物なのです。


おことわり
以下は好奇心からキノコ素人が同定に挑戦したものです。
間違っている可能性は十二分にあります。
もしかしたらすべてまちがっているかもしれません。
キノコの同定は専門的な知識と経験が必要なものです。
そして毒のあるキノコも少なくありません。
食べるためキノコの同定するときは、このブログは参考にしないでください。




奈良公園のキノコたち



生きているカシの木の幹に生えたサルノコシカケ科?のキノコ
生きているカシの木の幹に生えたサルノコシカケ科?のキノコ



あちこちの地面から生えているマントカラカサタケ?の幼菌
あちこちの地面から生えているマントカラカサタケ?の幼菌


傘の直径およそ12センチのマントカラカサタケ?
傘の直径およそ12センチのマントカラカサタケ?


 飛火野ではこのキノコばかりが目に付きました。
 背も高く広がると傘も大きいのでよく目立ちます。
 そのため抜かれたり千切れたりしているものこのキノコでした。


アカガシ?落ち葉の間から生えてるクヌギタケ属?のキノコ
アカガシ?落ち葉の間から生えてるクヌギタケ属?のキノコ



見るからにキノコっぽい地面から生えてる謎のキノコ その1
見るからにキノコっぽい地面から生えてる謎のキノコ その1



なんとなく毒キノコっぽい地面から生えてる謎のキノコ その2
なんとなく毒キノコっぽい地面から生えてる謎のキノコ その2



枯れ枝がいっぱいあるとこによく生えるキシメジ科?のキノコ その1
枯れ枝がいっぱいあるとこによく生えるキシメジ科?のキノコ その1


 飛火野でマントカラカサタケ?の次によく見かけたキノコ。
 生えている場所は少ないのですが、生えているときはまとまっています。


参道横の斜面からはえるキシメジ科?のキノコ その2
参道横の斜面からはえるキシメジ科?のキノコ その2



軸(柄)があるのか無いのかわからないニセショウロ科?のキノコ
軸(柄)があるのか無いのかわからないニセショウロ科?のキノコ



参道横の斜面から横向きに生えているイグチ科?のキノコ
参道横の斜面から横向きに生えているイグチ科?のキノコ




地面とキノコ


 キノコというとシイタケやシメジ、マイタケのイメージが強いのか、木の幹から生えているものが多いように思っていました。
 しかし意外と地面から生えているものが多かったのは意外でした。

 ただ気をつけないといけないのが、キノコとして見えているところは生き物の一部分だということ。
 菌類が胞子を飛ばすために外に出した器官でしかないのです。
 菌類の本体は土は木の中にあります。
 それが時間をかけて成長し、やっと増えるための胞子を飛ばすために作り出したのが「キノコ」。

 簡単に言うと、植物の花のようなもの。

 キノコは不思議な生き物です。

ポケット図鑑 日本のキノコ262

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今回キノコの同定に参考させていただいた本です。
キノコの生えている状態、カサの裏側や断面などキノコの判別に必要な画像が豊富です。



■外部リンク■
『ポケット図鑑 日本のキノコ262』著者のサイト
 【きのこ図鑑・撮れたてドットコム】



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