赤くてちっちゃくていかにも食べられそうな実
いつもとちょと違う道を歩いてみると、コンクリートの道が汚れていました。
紫色の汁がべったりとついています。
木の実、それも水分が多い液果(えきか)が落ちて、それを通る人が踏みつけていったようです。
ふと見上げると木に赤い小さい実がいっぱいついています。
小さいつぶつぶが集まったような赤い実。
大きさも色も野イチゴのようです。
見るからに食べられそうですが、見知らぬ実をむやみに食べるのは危険が伴います。

食べてくださいといわんばかりの赤い実
念のために調べてみると、ヤマモモ(山桃)でした。
名前通り食用にできるようです。
でも、限られた果物しかなかった昔ならともかく、おいしい果物がいっぱいある現在では、きっとわざわざ食べるほどのものではないような気がします。
それに食用にしないことが前提の街路樹では、どのような農薬が使われているのかさだかではありません。
と、とりのなん子さんとちがいチキンな理屈で味見は先送りしました。
でも、名前の通り野性味あふれる味がしそうなヤマモモの実でした。

野性味あふれる味がしそうなヤマモモの実
ちなみに、ヤマモモは「山」の「桃」と書きます。
モモはウメなどと同じバラ科ですが、ヤマモモはヤマモモ科です。
名前は似ていても種類は名前ほど近くないようです。
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