高尾山と地衣類
高尾山へ
皇居周辺では予想に反してわかりやすい
そこで今度は自然が豊かな高尾山です。
期待に胸を躍らせて高尾山へ向かいました。
6号路をゆく
京王高尾山口駅からケーブルカーにもロープウェイにも向かわず、6号路へ向かいました。
ここは車も走れる2号路とはちがい、歩きでないと通れない道です。
そして途中小さな沢を通るのが特徴になっています。
ちょうどこのブログの記事1号のセンチコガネと出会った道です。
この道を選んだのは、地衣類がいそうな気がするから、です。
少ない!!
登山口から6号路を歩いて感じたのは、地衣類が少ないこと!
意外でした。

ジャゴケ?(タイ類)
そのかわりコケ王国。
地衣類はコケも生えないような乾いた岩の上くらいにしか見かけません。

ムカデゴケ類?(葉状地衣類)
とホウオウゴケ?(セン類)、チャボホラゴケモドキ?(セン類)
地衣類とコケの競争
コケと地衣類が同じ場所をとりあったらどちらが強いのかわかりませんが、何となくコケのほうが強そうです。
なぜなら、地衣類が育つのはほかの生き物が生きていけないようなところだったりしますし、何より生長する速度がものすごく遅いのです。
自然が豊富なのに地衣類が目立たないのは。皇居周辺と違って高尾山の自然の力がコケのの成長を助けてしまったのかもしれません。

ヘリトリゴケ(痂状地衣類)とセン類のコケ
さすが高尾山。

- 関連記事
-
- 箕面公園の地衣類 (2010/02/18)
- 高尾山と地衣類 (2010/01/07)
- 「ちいるい」ってなに? (2009/12/26)
スポンサーサイト