【 2009年05月】

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白タンポポ



白いたんぽぽ


 なんか大昔のフォークグループのような感じがします。

 そうじゃなくて、文字通り白いタンポポです。
 もちろん、タンポポの黄色い色素が少なったアルビノではなく、そういう種類です。

白いタンポポ
白いタンポポ



 松山城で見ました。

●松山城については 【フィールド〈メモ〉てくてく: 自然いっぱい松山城



幸運がやってきて願いがかなう


 なんかタンポポみたいな白い花だな、と思ったら、白タンポポでした。

 白いタンポポを見ると幸運が訪れる。
 白いタンポポを見ると願いがかなう。

 なんてことがあるのかどうかは知りませんが、なんかちょっとだけ得した気分になります。


もとから


 白いタンポポは花びらが白いだけで葉は濃い緑ですし、色が薄いところは見当たりません。
 やはりアルビノではなく、もとから白い花のタンポポのようです。
 この白タンポポは花の下の総苞片がそりかえっているので、外来種でしょうか。

総苞片がそりかえっている白いタンポポ
総苞片がそりかえっている白いタンポポ



 調べてみるとシロバナタンポポのようです。
 これは在来種。最近までは中国地方ではこの白いタンポポがいわゆる「タンポポ」だったそうです。

 総苞片がそりかえっていても在来種のようです。

シロバナタンポポの花
シロバナタンポポの花




どこからきたのか?


 シロバナタンポポはあるところに数株見ただけで、ほかは普通の黄色タンポポ。しかも外来種。

 まわりの状況を見ていると、シロバナタンポポがここにやってきたのは最近のような気がします。

 誰が種を持ってきたのでしょうか。どこから持ってきたのでしょうか。

 わかりません。


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いさましいちびのモクズウニ(仮称)



ちいさなちいさな潮だまり


 砂浜には潮だまりはない、なんて書きましたが、実はそうではありません。

 「タイドプール」のイメージ合うような大きなものはありませんが、あっという間に乾いてしまいそうな水たまりのようなちいさなものなら、たまにあります。

 ちょっと大きな石、プラスチックのような漂流物や不法投棄のタイヤなどがあると、引き波の時に海側が少しえぐれ、そこに海水がほんちょっとだけたまるのです。
 ですので生き物はとても少なく、見当たらないこともよくあります。

 生き物がいたとしても、岩場のタイドプールのように大きな魚などを避けてきたというのではなく、不幸にして取り残されたようなものばかりのようです。
 ですから興居島(ごごしま)の砂浜の潮だまりでは、魚は1匹もみかけませんでした。

●興居島については 【フィールド〈メモ〉てくてく: 興居島てくてく



海藻のかたまり?


 ハガキ2、3枚分くらいの小さく浅い潮だまりの中にカサガイの仲間、たぶんマツバガイの貝殻が見えます。
 岩場の貝ですから貝殻だけが転がっているだけでしょう。

マツバガイとゴミ?
マツバガイとゴミ?



 とりあえず確認のためにゆっくりと貝殻を取ってみると、空でした。

 しかし貝殻と同じくらいのごみがひっついています。まるくって奇妙な海藻(かいそう)の塊です。
 と思っていると、ごみが動きました。

 なんだぁ?


ちいさなちいさな


 顔を近づけてよく見ると、ウニです。

ゴミの塊のようなウニ
ゴミの塊のようなウニ



 とげとげの間から、先に吸盤(きゅうばん)が付いた細長い触手のようなものをいっぱいのばしています。
 これは管足(かんそく)と言って、簡単にいうとウニの手です。

 その管足(かんそく)を使って貝殻をつかみ、海藻(かいそう)の切れ端などをつかんでたのです。
 海藻(かいそう)だらけになってゴミのふりして敵から逃れようという戦術なのでしょう。

管足で貝につかまるウニ
管足で貝につかまるウニ




いさましくない?


 大きさが5センチもない小さなマツバガイですから、ウニの大きさもたいしてかわりません。

 とげとげだらけにもかかわらず、大きな魚が来ないこんなところで、さらにゴミをかぶるというのは、結構小心者なのでしょうか。

 いやいや油断が大敵ならぬ超敵なのは自然界の(おきて)。とげとげの勇ましいちびウニ君も、(おきて)を守っているのでしょう。


謎だらけ


 ちびウニ君はなんという名前でしょうか。

 ゴミだらけの姿を見ていると、「モクズウニ」という名前がぴったりするような気がしますが、どうもそういうウニはいないようです。

 謎です

 ちいさな「モクズウニ」は、ちいさなちいさな潮だまりで海藻をまとって誰から逃げているのでしょう?。

 もしかしたら、日よけ?

 謎です。


最後は


 もちろん最後はマツバガイの殻と一緒に潮だまりの中に返しました。

ウニの口
ウニの口




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島の藤 山の藤


藤ばかり


 興居島(ごごしま)では道を歩いているとよく藤を目にします。といっても島中に藤棚が作られているのではありません。藤棚は一つも見かけませんでした。

 あちこちに生えているのです。
 いろいろな木と一緒にあちこちに生え、垂れています。

 あるところでは海岸に向かって垂れ、あるところではコンクリートののり面から垂れています。
 ときには、道端の期から垂れていることもあります。

道端から垂れ下がってくる興居島の藤
道端から垂れ下がってくる興居島の藤


●興居島については 【フィールド〈メモ〉てくてく: 興居島てくてく


ちょっとちがう藤


 松山城の藤も道後温泉(どうごおんせん)湯築城(ゆづきじょう)の藤も4月半ばにはもう終わりかけでしたが、ここの藤はゴールデンウイークが終わってもまだまだ満開です。
 同じ松山市。瀬戸内海に浮かぶ島なので松山市街と気温もそれほど変わらないと思います。
 なんか変です。

 そしてもう一つ変なのが、花が少ないのです。

 藤はブドウのように花がまとまって咲きます。何十センチもある長い房に花が密集して咲きます。
 ところが興居島(ごごしま)の藤は、房が短いだけでなく、花もまばらです。
 なんか変です。

興居島の藤の花
興居島の藤の花



山藤・野田藤


 どう見ても勝手に生えているように見えるので、野生の藤でしょうか?

 調べてみると、どうやらそのようです。ヤマフジ。

 藤棚のノダフジのような豪華さはまったくありません。
 でも、自然の中に咲く薄紫の花々は、小さな草花と同じように、何か惹かれるものがあります。

 きれいですが何か作られ装われた感じがするノダフジに対して、そのままであることの美しさを感じるのがヤマフジ。
 なのかもしれません。

興居島のヤマフジの花
興居島のヤマフジの花
松山城のノダフジの花
松山城のノダフジの花


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小満。万物盈満すれば草木枝葉繁る

いっぱいのいっぱい


 読みは「しょうまん」。毎年5月22日ごろです。

 「盈満(えいまん)」のほうの読みは「えいまん」。いっぱいになることです。
 「(えい)」と言う字はいっぱいになるという意味があり、それは「満」という字も同じです。いっぱいになる字が二つですので、ものすごくいっぱいということでしょうか。

 なにがいぱいになるかというと、「万物」。あらゆるものがこの時期には「いっぱいになる」、つまり盛んに生長するということでしょう。

花咲くムラサキカタバミ(多分)
花咲くムラサキカタバミ(多分)




北か南か


 ある小満(しょうまん)の説明には、「麦の穂が成長し、山野の草木が実をつけはじめ――」とあります。

 麦です。
 麦は中国では主に北方の作物です。
 今までは二十四節気は南方を思わせるものが多いと書いてきましたが、今度は北方。
 おもしろいです。

スズメのヒナと花咲くクスノキ
スズメのヒナと花咲くクスノキ




現在進行中


 小満(しょうまん)は芽吹いた草木がさらに大きく成長する季節です。
 確かに暖かいことが特別だったのが、いつの間にか暖かいことが当たり前に変わってきたようです。

 ただ、雑草は何ヶ月も前から芽をのばし、気の早いものはもう種を飛ばしています。
 落葉樹はどんなに遅い木でももう新芽がいっぱい葉を広げています。
 そういう意味では何かの区切りにするには少々中途半端な時期かな、と思います。

 区切りと区切りの間。変化が現在進行中。
 そんな感じのする時期です。

盛んに芽を伸ばすヤドリギ
盛んに芽を伸ばすヤドリギ



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興居島の鳥たち



「島」と「鳥」


 「島」という字と「鳥」という字はとてもよく似ています。
 ちがいは下の「山」と4つの点だけ。

 今から1900年前に許慎(きょしん)が『説文解字(せつもんかいじ)』でまとめた六書(りくしょ)という漢字の分類では、「鳥」はトリの姿を象った象形文字(しょうけいもじ)。「島」は複数の漢字の意味を集めてつくった会意文字(かいいもじ)になります。

 漢字学者、白川 静(しらかわ しずか)博士の『常用字解(じょうようじかい)』には、海から盛り上がった山のようなところには鳥が集まってくるので、「山」と「鳥」を合わせて「島」という漢字になったとあります。

 つまり、島には鳥がつきものということです。

 この興居島(ごごしま)にはどんな鳥がいるのでしょうか。

●興居島については 【フィールド〈メモ〉てくてく: 興居島てくてく



海に近い池


 泊港から歩き始めた興居島(ごごしま)のてくてくも終わりかけです。

 由良港までもう少しのところ、堤防の内側に池がありました。
 ものすごく浅そうでところどころ(あし)のような草が生えています。
 小さな川が流れ込んでいるようで、水もそれほどよどんではいないようです。

 海が近いので干潟かなと思いましたが、池の水面が海よりも高い所にあるようなので、淡水でしょう。

 いろいろな生き物がいそうです。

 海の影響を受けない淡水というと、いままで池井菜湖(ちいさいこ)木田内川(きたないがわ)を見てきました。
 さて、小さな島の海に近い池にはどういう鳥がいるでしょうか。


シギ?


 まず最初に迎えてくれたのは、小さく丸っこい体で泥の上を歩いている鳥。
 シギです。
 場所柄イソシギでしょうか。それともクサシギでしょうか。とりあえず写真を撮っておきましょう。

 帰って調べてみると、シギではありません。たぶんイカルチドリのようです。もしかしたらコチドリかもしれませんが。

シギと思ったイカルチドリ(多分)
シギと思ったイカルチドリ(多分)



 背中がこげ茶でおなかが白の丸い体。シギそっくりに見えました。
 写真は撮っておくものです。


シギ!


 と思いながら泥の上を写した写真を見ると、こちらはイソシギのようです。泥の上から護岸へと同じ鳥が移動したと思ったのですが、別々の鳥のようです。

やっぱりシギだったイソシギ
やっぱりシギだったイソシギ



 イソシギは体の上半分が暗い灰色のようなこげ茶色のような色ですので、泥の上では保護色になるのです。
 それで見失ったところに、遠目にはよく似た鳥が護岸の上に現れたので同じ鳥だと思い込んだようです。

 なかなか野鳥の道はけわしいです。


ツグミ的な小ガラス?


 次は護岸の上に積み上げられた土の上に鳥がいました。
 スズメと鳩の中間くらい、ヒヨドリやムクドリくらいの大きさでしょうか。

 ただ体全体が黒っぽい色で、どういう鳥か特徴をつかみにくいところがあります。
 なんか小さなカラスのような見た目ですが、時々胸をそらすように立つ姿はツグミのようです。大きさもツグミくらいです。

 もちろん写真を撮り、帰ってから調べました。

 まったくわかりません。見た目はカワガラスのようですが、ここは渓流でもなんでもありません。まったく謎です。

カワガラスのような謎の鳥
カワガラスのような謎の鳥




セグロセキレイはまちがいない


 チドリがいたところの近くに今度は小さくて黒くてスマートな鳥がいました。
 これはわかります。木田内川(きたないがわ)にもいました。

 セグロセキレイです。

 わかっていても記念撮影です。
 拡大してみたらちがう鳥かもしれませんから。

 そして帰ってからパソコンで拡大してみたら……やっぱりセグロセキレイでした。

やっぱりセグロセキレイ
やっぱりセグロセキレイ




アホ毛のとり


 次は葦原(あしはら)のほうにセキレイやチドリよりも大きな鳥が1羽います。遠くからもサギなのはわかります。
 なにサギでしょうか。

 色は白いでのアオサギでありません。
 (くちばし)は黒いのでチュウサギではないようです。
 頭の後ろにいわゆる「アホ毛」、つまり飾り羽があります。
 大きさからいってもコサギのようです。

飾り羽のコサギ
飾り羽のコサギ




銃の歴史?


 コサギらしく何十メートルも離れているにもかかわらず、こちらをしきりに気にしています。

 いったいなにが気になるというのでしょうか。
 こんな離れた距離でコサギをしとめることができる生き物などいないでしょう。
 それとも、たかだか400年程度の日本の銃の歴史が彼らの性質を変えてしまったのでしょうか。
 なぞです。


 このように島の池は新たな出会いと謎をくれたのでした。


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お茶の芽出ました。〈お茶栽培日記〉



お茶の芽出ました。


 といってもゴールデンウイーク真っ最中のころ。もう10日も前のことになってしまいますが。

 とれたての新鮮なお茶の実が手に入れば、水やりをちゃんとやっていればたいてい芽は出ます。

 むしろ難しいのはこれから。
 さあどうやって育てていこうか、と思っていると事件が!

本当ならこんな新芽になっていたはず
本当なら
こんな新芽になっていたはず

事件です


 ハトが集団でお茶の芽の上に座っていたのです。
 芽は全滅状態。黒くなってしまいました。

 それでもけなげに緑色に戻ってきている芽もあるのですが、生命力あるお茶といえども、最初の芽のダメージはなかなか重大です。
 このまま育つにしてもこのダメージを回復するのには相当な時間が必要になるでしょう。


 そして今だ芽が出ていない実もあります。

 お茶の実、まだまだ予断を許しません。


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見えていても見えていないスミレ



4月のことです


 ときどきスミレ探検隊です。

 4月のことです。

 近所の道を歩いていました。買い物の時に通る定番の道です。

 空き地があります。長い間空き地です。
 もしかしたら家が建ったことが一度もないかもしれません。

 有刺鉄線の向こうをふと見るとスミレ?

雑草の中の白いスミレ
雑草の中の白いスミレ




よく見ると


 よく見るとスミレでした。
 春の雑草の間から、白いスミレが。

 長い間空き地だったので、どこからか種がやってきたのでしょうか。
 来歴は想像できませんが、目の前にスミレが生えているのは事実。

 調べてみるとアリアケスミレ(有明菫)でしょうか。
 白い花に太陽が当たっているので、色が飛んでしまって細かいところが……

白いスミレの花
白いスミレの花




見えていたのに見えてない


 なんということか、山に行かなくても住宅街の空き地にスミレが咲いているではありませんが。
 スミレが無い無いと言っていましたが、それはスミレが見えていなかっただけで、ちゃんとスミレが生えていました。

 毎日ではありませんが、よく通る道ですから、視野の中には入っていたはずです。
 でも見えていませんでした。


 見るというのは、目を向けることではなく、注意をすることなのですね。


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引き潮の砂浜のいきもの



波打ち際を歩いてみよう


 興居島(ごごしま)の二つの港、泊港と由良港の間に弓なりになった長い砂浜があります。
 といってもところどころ消波(しょうは)ブロックまで波が打ち寄せているところもありずっと続いているわけではありませんが。

 ちょうど引き潮の時だったので、波打ち際を歩いてみました。

●興居島については 【フィールド〈メモ〉てくてく: 興居島てくてく


砂浜には潮だまりが無い


 海の生き物を海岸で見るというと、やっぱり岩場になると思います。
 いくつもの潮だまり、タイドプールにはさまざまな生き物がいます。
 それに対して砂浜は……

 と思っているだけでは仕方ないので、いるかいないか確認です。


生き物が住んでる気配はあるのだけれど


 はたして、海藻(かいそう)が派手に打ち上げられている中、海藻(かいそう)以外の生き物はいそうにありません。
 砂の中にはいろいろと潜んでいそうですが、そういう生き物を見つける道具は持っていません。とりあえず砂浜を歩いていきます。

 小さい穴がぽつぽつ開いていて、ところどころから水が噴き出しています。
 貝かゴカイが住んでいるのでしょうが、見ていても一向に出てきてくれません。
 なぞのままです。


丸くて盛り上がったヘンなもの


 そして変なものを見つけました。
 砂浜がへこんでいます。大きさは10センチもありません。
 その中央が盛り上がっています。

へこんで盛り上がったヘンなもの
へこんで盛り上がったヘンなもの



 なかなか奇妙です。何かが突き刺さっているようです。

 転がっていた棒を拾ってつついてみるとわかりました。
 イソギンチャクです。

砂浜の小さな潮だまりのイソギンチャク
砂浜の小さな潮だまりのイソギンチャク




大丈夫?


 どういうわけか砂地に居ついてしまったのでしょう。
 イソギンチャクは自由に動き回れるというわけではありませんので、干潮で水の外に出るのはこれが初めてではないでしょう。

 水がなくて太陽が照りつける「外」にでることを何度も体験してまだ大丈夫のようです。
 もっとも、暑い夏の日差しの中では大丈夫でしょうか。

 イソギンチャクが砂地にやってきたことも不思議ですが、それ以上に水から出ても生きていけるのに驚きました。
 どうやって呼吸しているのかわかりませんが、イソギンチャクはなかなかタフな生き物のようです。


ほかには


 それ以外には波打ち際で見かけるのは主がいなくなった貝殻くらいで、生きている生き物には出会えません。

 海綿がいくつも転がっていますが、隙間だらけなのでもう死んでいるでしょう。

 クラゲも見かけましたがぴくりともしません。
 もっとも、生きていたとしても海から出てしまうと動くことはできないでしょうが。

バージェス頁岩のような砂浜のクラゲ
バージェス頁岩のような砂浜のクラゲ




空白地帯


 海には多くの生き物がいますが、砂浜の波打ち際をただ歩くだけではなかなか出会うことはできないようです。
 もちろん、陸にすむ生き物も見かけませんので、砂浜の波打ち際というのは、海の生き物と陸の生き物のどちらも避ける空白地帯なのかもしれません。


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島の石垣で謎のスミレに遭遇した?



ごごしまへ


 愛媛県の興居島(ごごしま)にいってきました。

 松山市から伊予鉄(いよてつ)、フェリーと乗り継いで1時間もかかりません。接続がよければですが。

 島は観光地ではなく、『るるぶ』にも『マップル』にも載っていない島です。
 偶然見つけ、フェリーの本数も少なくないようなので行ってみようと思ったのです。

 目的はこのブログのネタ探し。
 瀬戸内海の島だからなにかいるだろうと、リサーチもほとんどしないで島に向かいました。

●【フィールド〈メモ〉てくてく: 興居島てくてく


接近遭遇!


 フェリーがついた泊港の近くの丘の上に小さな神社がありました。
 その神社の周りの狭い路地をうろついていると、民家の石垣の上に何やら見たことのない花が。

 茎を石垣に上から垂らすようにのばしてます。
 花は小さく紫色。

紫色の花
紫色の花



 なんとなく気になって小さな花をのぞきこんでみると……

 (きょ)があります。
 スミレで、しょうか?

距がある花
距がある花




緊急出動!


 今まで見てきたスミレは葉も花も中心から広がるように出ていました。
 目の前の距のある花の植物は、茎をのばして石垣の上に広がっています。ツタ状の茎です。
 花もそれらしいようなちょっとちがうような……

ツタ状の草
ツタ状の草



 本当にスミレでしょうか?

 ということで、急遽スミレ探検隊を結成、写真撮ってしまえ作戦を決行し、次の獲物を探す旅に出たのでした。


見つからない!


 部屋に戻ってからネットで調べてみると……

 特徴ある花なのに、見つかりません。
 新種のスミレでしょうか? それとも希少種のスミレでしょうか?


結果


 いろいろ調べてみると、やっとわかりました。

 それは、「ツタバウンラン」。漢字では「蔦葉海蘭」。
 ウンラン? ラン? スミレは?

 そうです。スミレではなかったのです。

 しかも帰化植物、外国からやってきて、日本に居ついてしまった植物だったのです。


ぜんぜんちがう


 ウィキペディアに書かれている分類では、植物界‐被子植物門‐双子葉植物綱まで共通で、そこから下はまったくちがう分類です。

 誤解覚悟で簡単に言うと、「双葉があって花が咲くということ以外はまったくちがう植物」です。


 うす紫色の花で距があるのに、こんなに違う種類の植物というのは、とてもおもしろいですね。



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立夏。夏の立つがゆえなり



夏が立つ


 二十四節気のひとつ「立夏」。
 読みは「りっか」。ゴールデンウイークの終の毎年5月6日ごろにやってきます。

 春だ春だと思っていたのに、暑い日が続いてテレビでは「夏日(なつび)」なんて言葉が出てくるようになるころ。

 さらに天気予報などでは「“(こよみ)の上では”夏です」と判を押したように言われる日でもあります。


立夏のころのお茶の新芽




春分と夏至の中間


 昼と夜の長さが同じ春分と、昼が一番長い夏至の中間です。
 春分・秋分・冬至・夏至を中心として季節を四等分するのなら、確かに立夏から夏になります。

 しかし季節は暑い寒いのような体で感じる感覚で決めるほうがしっくりくるような気がします。
 一年の中で暑い時期が夏、寒い時期が冬というように。


立夏のころの藤の花




一番暑いと一番寒い


 ところで、一日の中の一番暑い時間と一番寒い時間はいつでしょうか。

 単純に考えれば太陽が一番高く昇るお昼ごろが一番暑く、その反対側に太陽がある夜中が一番寒いような気がします。

 しかし実際は午後3時、15時頃が一番暑く、太陽が昇るころが一番寒いそうです。
 もちろんこれは気象に影響を与えるようなできごとのない穏やかな一日のことですが。


温まる時間


 なぜこんなふうに気温が太陽の動きとずれるのかというと、気温はその名の通り空気の温度。空気が暖まるまでに時間がかかるからなのです。
 全開にしたガスコンロにヤカンを乗せてもすぐ沸騰しないのと同じです。

 これを季節にあてはめると、夏至をすぎてもまだまだ気温が上がっていき、冬至をすぎてもまだまだ寒くなるということになります。


夏のはじまりは?


 暑い寒いで区別する体感的な四季では立夏はもう少し先のような気がします。

 季節は人間が感じることだとすると、「夏」の字を使うのはもう少し先、できれば1ヶ月くらいあとにしてほしいな。
 などと思ったりします。


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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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