【 2009年01月】

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住宅街の池は小さな楽園



住宅の中の小さなため池


 まだ開花(かいか)には早いのですが、梅の様子を見に行こうとちょっと遠くの公園へ向かう途中。住宅街(じゅうたくがい)の中の小さなため池。
 周りを(さく)(かこ)んでいますが、わずかなスペースに桜が植えられ、ベンチが置かれています。

 その桜になにやら鳥がとまっています。
 茶色のようなのでモズだろうと思いました。

 が、変です。
 (くちばし)が太すぎます。まるでカワラヒワのようです。
電線の上のシメ(お腹からでは特徴がわかりにくい)
電線の上のシメ
お腹からでは特徴がわかりにくい

 それによく見ると黄色や青い色もあるようで、茶色もパステルで押さえたような(なめ)らかな色です。


シメに会えました


 モズではありません。多分、シメ。

 やっと会えました。

 早速(さっそく)デジカメを(かま)えますが、逃げていきます。10mは(はな)れているというのに。
 そのまま電線の上にとまり、最後は民家(みんか)(にわ)に行ってしまいました。もうこれ以上は()えません。

 また戻ってこないかな、とベンチで待っていると、やってきました。
柵の上のジョウビタキ
柵の上のジョウビタキ

 いや、シメとは色あいがちがいます。
 黒っぽい背中に、(あざやか)やかなオレンジ色のお(なか)
 (さく)の上にとまっています。


ジョウビタキに会えました


 これはジョウビタキにちがいありません。

 やっと会えました。

 ジョウビタキもシメと同じようになかなか近づけません。
 こちらが動くとさらに遠くへ飛んでいきます。
芝生の上のシメ
芝生の上のシメ

 ゆっくりと木の(かげ)から近づいてそっと顔を出しました。

 短く()られた芝生(しばふ)の上をつついています。
 が、何か変です。

 体からオレンジ色が消え、お(なか)は赤みがかった灰色です。ジョウビタキではありません。シメです。
 いつの間にかシメが(もど)ってきていました。
 ジョウビタキは残念(ざんねん)ですが、シメをしばらく見ることができました。遠くからですが。

 ここにはほかにもコゲラやツグミもいて、住宅街(じゅうたくがい)の中の小さな池なのに野鳥(やちょう)がいっぱいで(おどろ)きました。
 ここに住んでいる人は気づいているのでしょうか?

小さなため池のコゲラ
小さなため池のコゲラ




キッズ スペース
「シメ」は漢字(かんじ)では「(とり)」の(つくり)に「()」と()きます。パソコンでは表示(ひょうじ)できないこともある漢字(かんじ)で、無理(むり)やり表示(ひょうじ)すると旨鳥(しめ)という(かん)じになります。
「ジョウビタキ」は漢字(かんじ)では(じょう)(びたき)()きます。(ひたき)は「ヒタキ」という(とり)名前(なまえ)です。

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メジロこつこつケヤキの木



春のように暖かい日の午後でした


 冬の天気のいい午後。
 もう春が来たような(あたた)かさ。

 チー、チー、チーチー。
 頭の上の方から聞こえてきました。

 この()き声は……

 見上げると葉を落としてたケヤキの木に黄緑色の小鳥がいました。何羽(なんわ)も。

 大きさはスズメくらい。黄緑色の体にお(なか)が白。顔も黄緑色で目のまわりだけが白。(くちばし)(はり)のように細くて小さいのがちょん。
 どうみても鳥のぬいぐるみ。

 メジロです。

ひよ子饅頭のようなメジロ
ひよ子饅頭のようなメジロ




メジロはあちらこちらへコツコツと


 メジロというと花の(みつ)()うイメージを持っているのですが、本当は雑食姓(ざっしょくせい)。小さい虫も食べます。
 だから花も葉も無い冬のケヤキに集まっているのでしょう。

 メジロを(おどろ)かさないようにゆっくりとベンチに(すわ)りました。

 小さくて身軽(みがる)なメジロです。
 上を向いたり下を向いたり、(みき)につかまりキツツキのようにコツコツしたり、時には(えだ)にぶら下がったりします。

枝からぶら下がるメジロ
枝からぶら下がるメジロ



 でも小さなキツツキのコゲラとちがい、2、3度つついてはすぐちがうところへ移動(いどう)します。

 コゲラは(えだ)丁寧(ていねい)につつきながら移動(いどう)していきますが、メジロは上に下にとなりに向こうに動き回っています。

 そういうメジロの姿(すがた)は見ていてあきません。

コゲラのようなメジロ
コゲラのようなメジロ




個性豊かなメジロたち


 でも、落ち着きが無いメジロの方はあきてしまったようで、(べつ)の木に飛んで行きました。
 最初に1()が飛んでいき、そして2()()
 やがて4()()と飛んでいき、ケヤキからメジロはいなくなりました。

 一応(いちおう)(むれ)行動(こうどう)しているようですが、みんなが同じところに固まるスズメとちがい、「そのあたりにまとまってれば、とりあえずいいや」って感じのゆるい(むれ)のようです。

羽を広げたメジロ
羽を広げたメジロ



 個性(こせい)(ゆた)かなメジロたちでした。


キッズ スペース
雑食性(ざっしょくせい)」とは、(むし)のような動物(どうぶつ)も、()(たね)のような植物(しょくぶつ)も、両方(りょうほう)()べる動物(どうぶつ)性質(せいしつ)のことです。

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カモ? ヤンバルクイナ? その実体は……



木田内川


 川の鳥を見るお気に入りの場所、木田内川(きたないがわ)です。
 もちろん、まずはカワセミをさがします。
 カワセミのゆるい縄張(なわばり)の800mをゆっくり歩きながら、青い鳥が飛ぶのを待ちます。

 この日もいましたが、見失(みうしな)ってしまいました。
 あんなに目立つ青い(はね)が、草むらに入ると保護色(ほごしょく)になって見えなくなります。
 一度見失(みうしな)ったカワセミを見つけるのはとても(むずか)しいのです。


謎の鳥


 ということで、ほかに何か鳥はいないかな、と思って川を見ると、こちらの(おどろ)いたのか鳥が1()飛び立ちました。
 といっても川の反対(はんたい)(きし)までわずか数メートル。飛んだのだか()んだのだかわからないような中途半端(ちゅうとはんぱ)距離(きょり)です。
 さらにその鳥は(きし)の草が大きく川の上まで()()しトンネルのようになっているところに入ってしまいました。

 大きさはハトと同じくらいでカモのような感じです。
 ここのカモはいつも(およ)いで()げるか、もっと遠くまで飛んでいくかのどちらかですが、飛ばずに(かく)れる変な鳥です。

とぶ謎の鳥
とぶ謎の鳥




飛ばない鳥


 (なぞ)の鳥はこちらがわかるのか、さらに(おく)に入ってまったく見えなくなりました。
 しかたがありません。鳥が(かく)れた(がわ)移動(いどう)です。
 こういうことができるのも、両側(りょうがわ)護岸(ごがん)が道になって(はし)が多い木田内川(きたないがわ)だからです。

 護岸(ごがん)の上から(なぞ)の鳥が(かく)れた草のトンネルに向かってカメラを(かま)え、じっと待ちます。
 見えるのはトンネルを覆っている草ばかりで、中は見えません。ですからこの位置ならこちらは見えないはずです。ただし、こちらからも見えませんが。

 待ちます。
 なかなかでてきません。


やっと姿を現す!


 10分ほどたったでしょうか。水面に小さな(なみ)が立ちました。鳥が草陰(くさかげ)で動いているようです。
 一瞬(いっしゅん)頭が見えましたが、すぐ引っ込みました。
 なかなか用心深(ようじんぶか)い鳥です。

 さらに10分くらいすぎたでしょうか。さっきとちがうところに(なみ)が立ちました。草のトンネルを移動したようです。

 そして。
 (なぞ)の鳥は姿(すがた)(あらわ)しました。

草のトンネルと謎の鳥
草のトンネルと謎の鳥




謎の鳥、出てくる


 黒くて丸い体に細長い(あし)。川の中を歩きながら水面をつついています。こういうところはまるでシギです。
 それにしてはオレンジ色の(くちばし)が太くてて平べったくシギのように長くない。まるでカモのようです。

 丸い体に長い(あし)、シギとちがって長くない(くちばし)の鳥というと、思い出すのはクイナです。
 そして黒い体にオレンジ色の(くちばし)のクイナとなると……

 まさか、ヤンバルクイナ?!


ヤンバルクイナは沖縄の天然記念物


 飛べない鳥といわれるヤンバルクイナも少しくらいなら飛べます。しかし沖縄島(おきなわじま)から鹿児島(かごしま)までの島島の間、長いところは50kmくらい(はな)れています。
 いくらなんでもそんなに飛べないでしょう。

 それなら、だれかが()っていたのが()げ出した?

 いやいや、ヤンバルクイナというのはの名のとおり沖縄島(おきなわじま)の北部の「山原(やんばる)」と呼ばれる森林地帯(しんりんちたい)にしか住んでいない鳥です。
 真夏ならともかく、真冬の大阪(おおさか)でこんなに元気に動き回るはずはありません。
 12月から2月にかけて、沖縄(おきなわ)最低気温の平均は、大阪の最高気温の平均よりもまだ高いのです。

 ということで、写真を()るだけとって家の図鑑(ずかん)でチェックです。

 答えはあっさりとわかりました。


バンです


 バンです。

木田内川のバン
木田内川のバン



 なんということか、バンはカモの仲間だと勝手(かって)に思いこんでいました。
 カモのように水に浮かぶオオバンの写真があったからです。
 いやいや、自分の無知(むち)を本のせいにしてはいけません。ちゃんと図鑑(ずかん)にはクイナの仲間と書いてあります。

 「図鑑(ずかん)は写真だけでなく説明文(せつめいぶん)もちゃんと読むべきだ」
 クイナのバンとの遭遇(そうぐう)教訓(きょうくん)になりました。


 でも、クイナなんだから「ニホンバンクイナ」とか「ニホンクロクイナ」、「ハシアカクイナ」とかにしてほしかった……


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バンは漢字(かんじ)(ばん)()きます。
「ヤンバルクイナ」は(くに)天然記念物(てんねんきねんぶつ)で、環境省(かんきょうしょう)野生(やせい)では絶滅(ぜつめつ)しそうな()(もの)指定(してい)しています。

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●ヤンバルクイナについて
 【ヤンバルクイナ その発見と危機】「財団法人 山階鳥類研究所」





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インフルエンザ予防は喉を守ってウイルスを防げ!


インフルエンザウイルスが好きなもの


 インフルエンザウイルスが好きな環境(かんきょう)は気温20℃前後、湿度(しつど)20%前後。(ぎゃく)(きら)いなのは湿度(しつど)が高いところというのは【インフルエンザウイルスは喉をねらう!】で書きました。

 このインフルエンザウイルスが好きな湿度(しつど)20%前後というのは、もう一つ重要(じゅうよう)なポイントがあります。


インフルエンザウイルスと喉


 インフルエンザウイルスが増えるのは人間の(のど)
 もちろん(のど)にもウイルスや細菌(さいきん)から守ってくれる免疫(めんえき)があります。

 また(のど)表面(ひょうめん)には繊毛(せんもう)と呼ばれるものすごく小さい毛のようなものがあり、さかんに動いて異物(いぶつ)を外に出すのです。
 もちろん見たり感じたりできるような大きさではありません。細胞よりも小さな“毛”です。


喉を守れ!


 インフルエンザウイルスが一つでも(のど)に入ってきたら必ずインフルエンザになる、というわけではありません。

 ウイルスや細菌(さいきん)をやっつける(のど)免疫能力(めんえきのうりょく)と、異物(いぶつ)を外に押し出す繊毛(せんもう)のおかげで(のど)は守られているのです。
 (のど)健康(けんこう)状態(じょうたい)だと、さすがのインフルエンザウイルスもなかなか増えることが(むずか)しいのです。

せんもう君に運び出されるフルザ君
せんもう君に運び出されるフルザ君



喉の危機!


 乾燥(かんそう)すると(のど)が持つウイルスや細菌(さいぼう)から守る機能(きのう)が落ち、温度が低いと繊毛(せんもう)の動きが(にぶ)くなり、(のど)防御能力(ぼうぎょのうりょく)一気(いっき)に落ちるのです。
 なんということか、インフルエンザウイルスが好きな状態(じょうたい)が、(のど)にとってはピンチの状態(じょうたい)なのです。

 気温が低くなると空気は乾燥(かんそう)してきます。
 湿度(しつど)が低いと(のど)に悪くてインフルエンザウイルスが元気になり、湿度(しつど)が高いと(のど)によくてインフルエンザウイルスの元気がなくなる。

 乾燥(かんそう)に気をつけ(あたた)かくして、インフルエンザウイルスが元気になるのを(ふせ)ぎましょう。
 マスクはゴミを(ふせ)ぎ、(のど)乾燥(かんそう)から守るためにはとても有効(ゆうこう)ですし副作用(ふくさよう)もありません。


 もちろん、ワクチン接種(せっしゅ)などの医学的(いがくてき)予防(よぼう)も大切です。お(わす)れなく。


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風邪(かぜ)かインフルエンザか()になるときは、お医者(いしゃ)さんや専門家(せんもんか)(ひと)相談(そうだん)しましょう。

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とってもヘルシーな草食モズ?



冬の貴重な食べ物


 住宅街(じゅうたくがい)街路樹(がいろじゅ)にはナンキンハゼがよく使われています。
 落葉樹(らくようじゅ)ですので今は葉をずべて落とし、(みき)と枝だけになっています。

 その木には多くの鳥が(むら)がります。
 それは、木の実を食べているのです。
 雪が()もらないといっても、冬には食べ物が()ります。その間の鳥たちの貴重(きちょう)な食べ物なのです。


モズのひとやすみ?


 ふと見上げたナンキンハゼの木に、鳥が1()とまっています。
 大きさはスズメくらい。でも、スズメにしては尾羽(おばね)が長すぎるような。

 よく見ると、モズです。
 場所からすると百舌鳥太郎(もずたろう)ではないでしょう。彼の縄張(なわばり)から離れています。それに体も少し小さいようです。

 モズは虫やカエルのような小さな動物を食べる肉食(にくしょく)の鳥です。
 ですから、ナンキンハゼの枝で一休みしているのでしょう。

ナンキンハゼの枝の上のモズ
ナンキンハゼの枝の上のモズ




ナンキンハゼとモズ


 と思っていたら、実をつついているではないですか。
 小柄(こがら)なモズにとってちょうどいい場所に実が無いようで、バタバタはばたいて実をつついています。
 まちがいありません。
 肉食(にくしょく)のモズが、ナンキンハゼの実を食べているのです。

ナンキンハゼの実をくわえているモズ
ナンキンハゼの実をくわえているモズ



 たしかに本などには、冬に虫が()ると木の実を食べる、とありますので不思議(ふしぎ)ではありません。
 しかし実際(じっさい)に目にするのは、本を読むのとはまったくちがいます。

 そのモズはじばらくばたばたと実を食べた後、どこかへ飛んでいきました。
 お(なか)がいっぱいになったのか、食べにくくバタバタはばたくのがいやになったのか、それとも(かた)い身に辟易(へきえき)したのかわかりません。

 ともあれ、実に対して種がやたらと大きいナンキンハゼの実をモズが食べるとは思ってもいませんでした。

実を食べるためにはばたくモズ
実を食べるためにはばたくモズ




実験、実験!


 ここでひとつ思いついたことがあります。
 ファーブル先生のようにはいきませんが、簡単(かんたん)実験(じっけん)です。

 百舌鳥太郎(もずたろう)植物性(しょくぶつせい)の食べ物を見せてみましょう。

 用意したのは、リンゴ、パン、そしてナンキンハゼの実。
 もちろん、リンゴもパンも小さくしてモズが食べやすい大きさにしています。
 さあ、畑に行きましょう。

ナンキンハゼの実
ナンキンハゼの実




百舌鳥太郎登場


 畑に着くと、もちろん百舌鳥太郎(もずたろう)(あらわ)れました。
 何か食べ物をくれると思ってすぐそこまで来て、こっちを見ています。

 実験開始(じっけんかいし)
 彼に見えるように台の上にリンゴ、食パン、ナンキンハゼの実を置きました。

 百舌鳥太郎(もずたろう)はじっと見ています。
 そして。

 関係(かんけい)ないほうを向きました。
 まったく食べる気はありません。
 これがコガネムシの幼虫(ようちゅう)だったらあっと言う間に飛んでくるのに。

 もう百舌鳥太郎(もずたろう)はリンゴやパンを見ていません。
 こちらを見ています。

 ……


口が肥えたモズ


 わかりました。
 用意していたコガネムシをリンゴやパンと同じところに置きました。

 すると、すぐに飛んできて、何かをくわえて飛んでいきました。
 もちろんコガネムシの幼虫(ようちゅう)です。リンゴもパンも実も残っています。

 彼は虫の少ない冬に、普通(ふつう)なら食べることができない地面(じめん)の下のコガネムシの幼虫(ようちゅう)を食べさせてもらえるモズです。
 やっぱり、口が()えた百舌鳥太郎(もずたろう)には、こういう実験(じっけん)不向(ふむ)きでした。

口が肥えた百舌鳥太郎
口が肥えた百舌鳥太郎




結論


 冬になって虫が()ると、モズはナンキンハゼのように食べるところが少なくて(かた)い実も食べるようになるが、口が()えているモズは見向(みむ)きもしない。

 まあ、最初からこうなることはわかってましたが。



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1月も終わりなので桜の季節です。



 そんなばかな?
 (さくら)は4月のはず。

 それともそこまで温暖化(おんだんか)が進んだのか!?


 安心してください。温暖化(おんだんか)の話ではありません。

 沖縄(おきなわ)の話です。

桜(ソメイヨシノ・大阪)
桜(ソメイヨシノ・大阪)




桜が満開です


 先日、沖縄(おきなわ)からメールが(とど)きました。

 「桜が満開(まんかい)です」

 まだ立春(りっしゅん)(むか)えていないどころか、(うめ)()いてないというのに桜が満開(まんかい)
 早い! さすが南国(なんごく)沖縄(おきなわ)です。

 ところが、今()いている桜は、花の色がちょっとちがうそうです。

 それも南国(なんごく)だからなのでしょうか。


沖縄の桜


 その理由は、沖縄(おきなわ)の桜の種類(しゅるい)です。

 多くの日本人が桜と聞いて思い出すのはソメイヨシノ(染井吉野(そめいよしの))になると思います。
 しかし、沖縄(おきなわ)の桜はソメイヨシノではないのです。

 ヒカンザクラ(緋寒桜(ひかんざくら))です。

 沖縄(おきなわ)で桜というとこのヒカンザクラのことになります。
 もちろんソメイヨシノとは種類(しゅるい)がちがうので花の色もちがってきます。
 (うす)いピンクのソメイヨシノに対して、もっと赤が()いピンク色。
 「緋寒桜(ひかんざくら)」の「()」という字には「()くて明るい赤」という意味(いみ)があります。花の色のとおりです。

沖縄石垣島のヒカンザクラ(写真提供 Yara さん)
沖縄石垣島のヒカンザクラ
(写真提供 Yara さん)




緋寒桜


 ヒカンザクラは台湾(たいわん)中国(ちゅうごく)南部(なんぶ)原産地(げんさんち)の桜で、沖縄(おきなわ)にも自生(じせい)しているそうです。
 台湾(たいわん)は、沖縄(おきなわ)那覇(なは)がある沖縄島(おきなわじま)よりも南にあります。つまり、(あたた)かい地域(ちいき)の桜なのです。

 桜というと、一気に()いて一気(いっき)()るのが特徴(とくちょう)。それも同じところの桜は同じ時期(じき)()き始めます。

 しかしヒカンザクラの開花期間(かいかきかん)は長く、()くタイミングも木によってちがいます。
 そのため沖縄(おきなわ)の桜の季節(きせつ)は長く、およそ1ヶ月ほど。極端(きょくたん)な場合、(とな)()った木でも開花(かいか)が1ヶ月()のときもあるそうです。

 だからでしょうか、本土(ほんど)のように「花見(はなみ)」と(しょう)して桜の下で大勢(おおぜい)宴会(えんかい)するという習慣(しゅうかん)もないそうです。


日本一早い春


 沖縄(おきなわ)のヒカンサクラは北の方から()いていきます。
 もうすでに沖縄(おきなわ)北部(ほくぶ)では桜祭がはじまったそうです。

 これから桜祭は南下(なんか)して、立春(りっしゅん)をすぎた2月11日には那覇(なは)でもはじまります。


 南北(なんぼく)細長(ほそなが)い日本の季節の(おとず)れは、地方によってちがいます。

 南の沖縄(おきなわ)の日本一早い春の話題(わだい)です。


キッズ スペース
本土(ほんど)」とは、「沖縄(おきなわ)」とならべてつかうときは、沖縄県(おきなわけん)以外(いがい)日本(にほん)地域(ちいき)鹿児島県(かごしまけん)から北海道(ほっかいどう)までのことです。

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ネコ?イタチ?イヅナかクダギツネか犬神か?それとも……


夕闇の遭遇


 冬の夕方。
 もう太陽は沈んであたりは暗くなっていますが、まだ昼の名残(なごり)で真っ暗というわけではありません。
 家路(いえじ)を急いでいると、目の前を横切る(かげ)が。

 まだかろうじて色がわかります。黄色(きいろ)? 黄土色(おうどいろ)
 大きさはネコよりもちょっと大きく、イタチのように細長(ほそなが)く見えました。

 山の中ならともかく、住宅街(じゅうたくがい)の中。住んでいる動物(どうぶつ)種類(しゅるい)(かぎ)られるはず。
 一体なんだ? と思っている(あいだ)(かげ)(みぞ)()りていきました。


逢魔が時


 あたりは薄暗(うすくら)い昼と夜の中間(ちゅうかん)時間帯(じかんたい)。「逢魔(おうま)(どき)」。または「大禍時(おおまがどき)」。
 あたりを魔物(まもの)がうろつく時間帯(じかんたい)。または大きな(わざわい)()きるという時間帯(じかんたい)

 まさか。
 飯綱(いづな)管狐(くだぎつね)、とれとも犬神(いぬがみ)では……

管狐の想像図
管狐の想像図


 だとすると大事(おおごと)です。とりあえず()よけの九字(くじ)を切らなくては……

 飯綱(いづな)管狐(くだぎつね)犬神(いぬがみ)はすべて日本の想像上(そうぞうじょう)動物(どうぶつ)で、妖怪(ようかい)妖精(ようせい)精霊(せいれい)(たぐい)です。
 人にとり()いたり、これらを利用して相手を攻撃(こうげき)したりします。

 つまり陰陽師(おんみょうじ)式神(しきがみ)、サトシのポケモンみたいなものです。


勇気を出して


 いやちょと待て!
 火星(かせい)まで人類(じんるい)が行こうかというこの時代、そんなオカルトじみたことがあってはならない!
 勇気(ゆうき)を持って(みぞ)に近づいていきました。

 (なぞ)の生き物が()りていったところは車が出入(でい)りできるようにふたがされています。
 それも(ユー)字ブロックを逆向(ぎゃく)きの(ぎゃくユー)字にして、上をコンクリート(かた)めていますので、完全(かんぜん)なトンネルになっています。
 きっとここにもぐりこんだのでしょう。

 しかし両端(りょうはし)(さく)があってトンネルの中はのぞけません。

 こんなこともあろうかと思って持ち歩いていたデジカメの出番(でばん)です。
 トンネルの中に向けてストロボ撮影(さつえい)
 光に(おどろ)いた(なぞ)生物(せいぶつ)が飛び出してこないかとドキドキです。


ぬいぐるみ?


 早速(さっそく)モニタで確認(かくにん)です。
 拡大(かくだい)して拡大(かくだい)して……

 なんだ?

 毛玉(けだま)
 ぬいぐるみ?

毛玉? ぬいぐるみ?
毛玉? ぬいぐるみ?


 何枚(なんまい)撮影(さつえい)しました。
 しかし、何も(うつ)っていません。
 ()げた?


ストロボ撮影続ける


 さっそく反対側(はんたいがわ)移動(いどう)して、またストロボ撮影(さつえい)です。
 今度は頭の方からのはず。
 飛び出して攻撃(こうげき)してこないかヒヤヒヤです。

 写してすぐ確認(かくにん)

 光る点が二つあります。
 光る目玉(めだま)

光る目玉
光る目玉


 なにやら(けもの)がいることは間違(まちが)いありません。
 しかし遠すぎてよくわかりません。

 もう1枚。そして確認(かくにん)


どうやら……


 こともあろうか近づいてきています!

 しかし、顔がわかりました。
 ちょっと野性味(やせいみ)あふれたイヌのような顔。
 こげ茶色のような()灰色(はいいろ)のような毛。

 タヌキ。

トンネルの中のタヌキ
トンネルの中のタヌキ


 ほっとしました。
 (のろ)われることはなさそうです。

 しかしどう考えても最初(さいしょ)に見た(かげ)はタヌキではありません。
 子犬くらいの大きさで、細長(ほそなが)くて、黄色い生き物でした。

 どうやら、タヌキに()かされたようです。


キッズ スペース
陰陽師(おんみょうじ)」はマンガなどでは超能力者(ちょうのうりょくしゃ)のように(えが)かれていますが、もともとは1000年(せんねん)くらい(まえ)役人(やくにん)で、(いま)でいうと天文台(てんもんだい)気象台(きしょうだい)をあわせたようなことをしていました。

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ひとりぼっちのヤドリギ



遠くのヤドリギ


 近所のポプラの木のヤドリギです。

 日本にはヤドリギの仲間(なかま)寄生木(きせいぼく)にはマツグミ、 ヒノキバヤドリギ、オオバヤドリギ(など)あるようです。
 10mくらいある木の天辺(てっぺん)の方ですから、(のぼ)っていって見るというわけにはいきません。葉の拡大画像(かくだいがぞう)を見るかぎりヤドリギではないかと思います。

 このヤドリギは2、3年前から気がついているのですが、いまだにほかの木には()えていません。
 それだけでなく、同じ木にも()えていません。いつまでたっても1(かぶ)だけです。

ヤドリギの葉
ヤドリギの葉




ヤドリギと鳥


 ほかの木に寄生(きせい)するヤドリギは、(たね)を鳥に(はこ)んでもらいます。

 ある日、ヤドリギの近くに鳥がとまっていました。
 ムクドリのようです。
 ムクドリというと今頃(いまごろ)はナンキンハゼに(むら)がって実をついばんでいます。()()が大好きの鳥のようです。

 ヤドリギの実は秋の終わりごろに(じゅく)すといいます。
 ヤドリギの実を食べにきたのでしょうか?

 しかし、まったくヤドリギを気にする様子(ようす)はありません。
 じっと見ていると、どこかへ飛んで行ってしまいました。
 たまたまとまっただけのようです。

ヤドリギとムクドリ
ヤドリギとムクドリ




キレンジャクとヒレンジャク


 ムクドリはヤドリギの実がきらいなのでしょうか。

 実はヤドリギには雄株(おかぶ)雌株(めかぶ)があるのです。
 このヤドリギが雄株(おかぶ)雌株(めかぶ)かわかりませんが、とにかく1株(ひとかぶ)だけでは実をつけることができないのです。

 ヤドリギの実を好んで食べるのはキレンジャク、ヒレンジャクだそうです。
 どちらもこの(あた)りではまだ見たことがありません。
 (わた)(どり)ですので、何かの機会(きかい)にここを通っていったのかもしれません。
 でも、レンジャクがこの(あた)りを通るというのは、めったにあることではないのでしょう

 せっかく鳥に遠くに(はこ)んでもらったのに、このヤドリギにとっては不本意(ふほんい)結果(けっか)に終わったのかもしれません。


ヤドリギくんとレンジャクくん


 むかしむかし、あるところにわたり(どり)のレンジャクくんがいました。

 ある()、レンジャクくんはわたりのとちゅうなのにおなかがしくしく(へん)(かん)じがしてきました。
 もっと(とお)くへ()こうと(おも)うのですが、おなかがきもちわるくて(ちから)がでません。
 このままでは(とお)くまで()んでいくことはできません。

 そのとき、(おお)きなポプラの()がぽつんと()っているのが()えました。
 「もうがまんできない、ちょっとあそこで(やす)んでいこう」
 レンジャクくんはその(おお)きなポプラの()にとまりました。

 そしてきもちわるかったおなかの(なか)のものをだしました。
 こんどはおしりのあたりがむずむずきもちわるくなりました。
 おしりをポプラの(えだ)にこすりつけたら、むずむずもなくなりました。

 レンジャクくんはすっかりきもちがよくなり、(とお)くへむかって()びたちました。
 (おお)きなポプラの()(えだ)には、レンジャクくんを利用(りよう)して(たび)してきたヤドリギの(たね)がひとつのこっていました。
 やがてヤドリギは()()し、(えだ)(うえ)(おお)きくなりました。たったひとりで。
ヤドリギくんとレンジャクくん
ヤドリギくんとレンジャクくん

 ひとりぼっちのヤドリギくんは、(ふゆ)になるとレンジャクくんがヤドリギの(たね)をはこんできてくれるのをずっとまっています。
 しかし、もうレンジャクくんはここを(とお)りません。

 (おお)きなポプラの()のてっぺんで、ヤドリギくんはいつまでたってもひとりぼっちのままでした。


 とっぴんぱらりのぷ


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キレンジャクもヒレンジャクも日本(にほん)では()れを(つく)って行動(こうどう)します。

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シジュウカラも飛んできた!


仮想スズメ、シジュウカラ


 いろいろなブログや、マンガ『とりぱん』でもおなじみのシジュウカラ。
 街中(まちなか)にもいる鳥なのにまだ見たことがありません。

 いや、いないはずはないので、ただただスズメと見分(みわ)けがついていないだけなのでしょう。


コゲラの後ろを追いかけて


 小さなキツツキのコゲラを追いかけていたときです。

桜の木のコゲラ
桜の木のコゲラ


 また1()飛んできました。今度もコゲラです。2()になりました。

 高い木の上まで手が(とど)かないのがわかっているのか、コゲラは気にせずせっせと木をつついています。
 アニメなんかであるように木屑(きくず)が飛び()るようなつつき方ではなく、木の健康診断(けんこうしんだん)をしているような(かる)いつつき方です。
 ですので、耳を()まさなければ聞こえないような小さな音です。


コゲラが増えた?


 (みき)の横、枝の上をちょこちょこ動くのを追いかけデジカメのシャッターを押し続けていました。

 するとまた鳥が飛んできました。数羽(すうわ)

 またコゲラが()えた?

 ちょっと(ちが)うようです。(みき)にはとまりません。枝です。
 姿(すがた)もスズメのよう。いや、ちょっと細いような気がします。

 もしや!

桜の木のシジュウカラ
桜の木のシジュウカラ



やっと会えたシジュウカラ


 白のような(うす)灰色(はいいろ)のお(なか)に黒のような()灰色(はいいろ)背中(せなか)。頭は黒く、(ほほ)は白。そして首の(まわ)りからお(なか)()けてネクタイのような黒い(おび)
 高い声でツーピー、ツーピー。

 シジュウカラです。

 やっと会えました。

 ちいさいです。
 かわいいです。


シジュウカラとコゲラ


 シジュウカラとコゲラの特徴(とくちょう)混群(こんぐん)するというのがあります。「混群(こんぐん)」は種類(しゅるい)(ちが)う鳥同士(どうし)()れをつくることです。
 このシジュウカラたちとコゲラたちも混群(こんぐん)なのでしょう、きっと。

シジュウカラとコゲラ
シジュウカラとコゲラ


 シジュウカラは住宅街(じゅうたくがい)にもよくいる鳥だそうです。
 次シジュウカラを見かけたら、今度はコゲラも一緒(いっしょ)かどうか(さが)してみます。


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「シジュウカラ」は漢字(かんじ)で「四十雀(しじゅうから)」と()きます。
今は「(すずめ)」という漢字(かんじ)は「カラ」とは()みませんが、(むかし)はスズメや(ちい)さな(とり)のことを「カラ」や「クラ」と()っていたそうです。 (いま)でも方言(ほうげん)にその名残(なごり)()ることができるそうです。
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キツツキこつこつ桜の木



鳥が1羽飛んできました


 近所(きんじょ)を歩いているとき鳥が1()飛んでいました。
 大きさはスズメくらい。
 でも1()

 すぐそこの木にとまります。

 なんか気になるのでそっと近づいていきました。

桜の枝にとまったコゲラ
桜の枝にとまったコゲラ

ちょっと変わった鳥


 近寄(ちかよ)らなかったらスズメと思っていたかもしれませんが、その鳥はなんだか変です。

 普通(ふつう)、鳥は木の枝にとまります。
 しかしその鳥は木の(みき)にとまっています。
 しかも尻尾(しっぽ)(みき)の方に向け、頭は木から離しています。ちょうど「」という感じです。

 となると、もうあの鳥にちがいありません。

 キツツキ。

 このあたりに小さなキツツキがいるというのはうわさで聞いていましたので、まちがいないでしょう。


コゲラ、小さなキツツキ


 時おりこちらの背中を向けるのですが、黒っぽい背中に白い斑点(はんてん)がいくつもあります。
 まるでゴマダラカミキリを見ているようです。
 この模様(もよう)と大きさはコゲラです。日本で(もっと)も小さいキツツキ。

 キツツキですのでもちろん(くちばし)で木をつつく音が聞こえます。
 でもとても小さく、気にしていなかったら聞き()らしてしまうような音です。
 道を歩いていては気がつかないでしょう。


キツツキコツコツ


 コゲラはコツコツしながら(みき)をあちこち移動(いどう)して行きます。
 木の上の方にとまっているからなのか、コツコツに熱中(ねっちゅう)しているのか、木の根元(ねもと)近寄(ちかよ)ってもこちらを気にする様子(ようす)はありません。

 右へ左へ上へ下へ。
 (みき)の向こうへ回り込んだり、太い枝の下にとまったり、本当によく動きます。
 なので、デジカメのシャッターは()し続けてないとなかなか(うつ)せません。

ニセアカシアにとまったコゲラ
ニセアカシアにとまったコゲラ




コゲラが飛んできた


 コゲラは(いそが)しくあちこちつつきまわったら、次の木へと飛んで行きます。
 ()いかけていくと、もう1()飛んで来ました。
 このコゲラと夫婦(ふうふ)でしょうか。

 コゲラはシジュウカラと混群(こんぐん)、つまり一つの()れをつくるそうです。
 (みき)にとまるキツツキと枝にとまる小鳥(ことり)です。
 なんか()れを作りそうにない()()わせですが、もしかしたらシジュウカラも飛んでくるかもしれません。


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「コゲラ」は漢字(かんじ)では「小啄木鳥(こげら)」と()きます。「啄木鳥(きつつき)」は「キツツキ」とも()みます。
(たく)」はくちばしでつつくことを意味(いみ)します。

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この後コゲラがどうなったかは 【シジュウカラも飛んできた!】
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新米ビオトープ管理士でフィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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