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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

秋の七草 カヤバナデシコ。じゃなくてカワラナデシコ

 立秋を迎えた岩湧山。
 8月初旬ですが、暦の上では秋。
 カワラナデシコが咲いていました。
 秋の七草のひとつ。

河原撫子

 ここは山頂の茅場。
 一面ススキが生えていて河原どころか水分が豊富にあるようには見えません。

 名前の由来は河原によく生えることからのようですが、とくに水辺を好むというわけではなく、開けた明るい環境が持続されるところが好きなようです。
 つまり、人の手が入るところ。
 秋の七草に数えられるほど身近な植物だったのでしょう。
 ただ、草が徹底的に刈られ、コンクリートやアスファルトで地面にフタがされる以前のことですが。

カワラナデシコ

 茅場はよく人の手が入る場所。
 ここはカワラナデシコ以外にも数種類の秋の七草が咲きます。

カワラナデシコ
河原撫子
Dianthus superbus var. longicalycinus
ナデシコ目 ナデシコ科 ナデシコ属の多年草

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タグ: カワラナデシコナデシコ秋の七草秋の花赤紫色の花

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実は真っ赤だけど花は薄い黄色 つちあけび

 梅雨明け頃の低山。
 ツチアケビが咲いていました。

Cyrtosia septentrionalis

 名前は「アケビ」ですが、ランの仲間。

土木通

 薄い黄色の見た目からもわかるように光合成をしない植物。
 地面の中にいる菌類から栄養をもらっています。
 というか、一方的にもらっているだけの寄生のようです。
 ランの仲間は発芽の時から菌類を利用しているので、ずっと寄生してても不思議には思いませんし、そういうランもけっこういます。

ツチアケビ

 ツチアケビのおもしろいところは、秋になる実。
 色はよく目立つ真っ赤、大きさはアケビくらい?
 キウイフルーツをちょっと小さくしたような感じ?
 ランの仲間の実としては結構大きい方かもしれません。

 真っ赤に実が熟す秋が楽しみです。

ツチアケビ
土木通
Cyrtosia septentrionalis
被子植物 単子葉類 キジカクシ目 ラン科 ツチアケビ属
日本固有種

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タグ: ツチアケビ腐生植物夏の花黄色い花

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名は体を表しているわかりやすい大南蛮煙管

 岩湧山のオオナンバンギセル。
 山頂の茅場で咲いています。


 最初に見ときの感想が「でかっ!」
 名前の通り大きなナンバンギセル。


 ナンバンギセルと同じように寄生植物。
 一年草なので毎年同じところで咲くとは限りません。
 茅場は麓の集落によった管理されているので、登山道から外れることは禁止されています。
 来年もここで咲いてくれれば。


 ナンバンギセルの場合、環境が悪くなければ、毎年だいたい同じようなところで咲くので、来年の楽しみに。

オオナンバンギセル
大南蛮煙管
Aeginetia sinensis
ゴマノハグサ目 ハマウツボ科 ナンバンギセル属の一年草の寄生植物

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タグ: オオナンバンギセルナンバンギセル夏の花赤紫色の花寄生植物

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タシロランと初めて出会うことがあれば、それはとんでもない偶然、かもしれません。

 今年もタシロランが咲きました。

Epipogium roseum

 タシロランは、光合成をせず、菌類から栄養をもらって生きる植物。
 地面の上に出るのは花を咲かせて種をばらまくため。
 芽を出してから枯れるまでがたった半月ほど。
 その時期に出会わなければ気付かない、ある意味めずらしい植物。

タシロラン

 ここでは毎年花が咲いていますが、微妙に場所が違っています。

 タシロランは多年草ですが、毎年花が咲くとは限りません。
 ここで毎年見られるのは、いくつもタシロランがあり、あえて咲く時期に行くから。

田代蘭

 タシロランと初めて出会うことがあれば、それはとんでもない偶然、かもしれません。

タシロラン
田代蘭
Epipogium roseum
ラン目 ラン科 トラキチラン属の多年草

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タグ: タシロラン夏の花白い花

theme : 山野草
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道端で咲いていても見逃してしまいそうな夕化粧は強か

 道端にピンク色の花が咲いていました。

夕化粧

 ユウゲショウ。
 漢字では「夕化粧」。
 午後になってから咲き始めることが由来とか。

 でも、出会ったのは朝。
 雨が振りそうな曇なので午後と間違えたのかもしれません。

ユウゲショウ

 きれいですが、外来種。
 明治時代に観賞用として持ち込まれて、それが野生化。
 たしかに草丈が低いのにわりと大きい花。
 鉢植えにするときれいでしょう。
 でも、今は多くの人に振り向かれない雑草になってしまいました。

 そんな状態で100年生き残っているのですから、見た目によらずかなりしたたかです。

ユウゲショウ
夕化粧
Oenothera rosea
フトモモ目 アカバナ科 マツヨイグサ属の多年草。

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タグ: ユウゲショウピンク色の花夏の花アカバナ科

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曇天と雫と ささゆり

 雨に濡れたささゆり。

ササユリ

 厚い雲で光は弱く、花もなにか沈んでいるように見えます。

笹百合

 ほのかな赤紫の花被片に並ぶ水滴。
 雨だからこその景色。


 ただ、湿気のためか香りが感じられないのがちょっと残念。

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タグ: ササユリ白い花夏の花ユリ

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春の田んぼが一面赤紫色になっていて、いいなぁ。

 田んぼに赤紫色の花が一面咲いていました。
 レンゲともいわれるゲンゲです。

Astragalus sinicus

 ゲンゲはマメ科の植物。
 根に根粒バクテリアが共生していて、植物に必要な栄養素の一つ窒素を植物が使いやすい形にします。
 田んぼにタネをまいて育て、田植えの前にすき込んで、肥料にします。

ゲンゲ

 ところが、化学肥料が発達したので田んぼからゲンゲの姿がなくなりました。
 最近は有機栽培が価値を持ってきたからでしょうか、時々見かけるようになりましたが。

紫雲英

 ここは見せるための小さな田んぼですが、田植え前にゲンゲを育てています。
 いまは貴重な田んぼの姿かもしれません。

ゲンゲ
紫雲英
Astragalus sinicus
マメ目 マメ科 ゲンゲ属の越年草
中国原産

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タグ: ゲンゲ赤紫色の花春の花レンゲ

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フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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