【 お茶】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

千三百年の古墳と茶の木

 小さな古墳。
 円墳
 六世紀中頃につくられたよう。
 石垣で囲まれていますが、千年以上経ているようには見えません。

古墳

 その上にはお茶の木。
 花が咲いています。

茶の木

 お茶は日本に持ち込まれた外来種。
 自家用に農家の庭や田畑や里山などによく植えられていました。
 今ではわざわさお茶にする手間をかけなくても簡単に買えます。
 しかもおいしい。
 そしていつしか忘れ去られ、野良化してしまいました。

チャノキ

 茶畑以外で見るお茶はだいたい野良お茶かもしれません。
 外来種だけに、お茶の木が生えていると、以前その周辺には人が住んでいた可能性があります。
 この古墳のお茶も野良お茶かもしれません。

チャノキ
茶の木
Camellia sinensis
ツツジ目 ツバキ科 ツバキ属の常緑低木

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タグ: チャノキお茶古墳野良お茶外来種

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theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

七十二候第五十五候「山茶始開」を迎えてサザンカだけでなくお茶の花も咲いています。


 七十二候(しちじゅうにこう)第五十五候「山茶始開(つばき はじめてひらく)」を迎えてお茶の花も咲き始めています。

 お茶はツバキ科で、サザンカやツバキと同じツバキ属の植物です。

 葉は加工されて日本茶、紅茶、中国茶などになります。



うちのお茶の花
うちのお茶の花




 長いオシベはツバキやサザンカのようですが、白い花弁は丸まっていて、サザンカでもツバキでもない独特な形をしています。

 ただツバキと比べると見た目がちょっと開きすぎの感じが。

 盛んに品種改良されるものの、それはおいしいお茶をつくるため。
 花の品種改良はあまりされていないようです。

 もっとも、同じ時期に咲くサザンカが数多くの品種が作られていますので、その必要がないのでしょう。



下赤阪の棚田のお茶の花
下赤阪の棚田のお茶の花




花の文化園のお茶の花
花の文化園のお茶の花




 またこの時期は実が熟す時期。

 去年咲いた花の実が1年かけて熟し、割れて種がこぼれる頃でもあります。

 お茶の花を見かけたら、下に目を向けると小さくれ丸くて茶色いお茶の実がこぼれているかもしれません。



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タグ: 七十二候山茶始開お茶お茶の花初冬の花白い花

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

4月を前にしてお茶の実の植え替え


 3月下旬にお茶の実を植え替えました。

 冬にとれたお茶の実を、台所の三角コーナー用の網(もちろん新品)にいれて植木鉢に埋めていました。
 お茶の実を乾燥から守るためです。



 お茶の芽が出るのは5月頃ですが、もう根を伸ばしているものがいくつもありました。

 ですからお茶の実を拾った時点で植えるのが一番かもしれませんが、元気に根が伸びているものを選んで植えることができるので、のんびりするのも悪くないかもしれません。



もう根が出ていたお茶の実
もう根が出ていたお茶の実




 全部で25個ありますので、5号の深鉢に根が出ていたり殻が割れているものを3つずつ植えました。

 あと1ヶ月は何もない植木鉢ですが、お茶が小さな芽を出すのが楽しみです。



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タグ: お茶栽培日記お茶お茶の実

theme : 樹木・花木
genre : 趣味・実用

今年もお茶の花が咲き始めました。〈お茶栽培日記〉


 今年も家で育てている鉢植えのお茶の花が咲き始めました。

 今年は暑い日が続いたせいか、ヒガンバナの開花が1週間くらい遅れてしまいましたが、お茶も同じようにいつもよりも1週間くらい遅れてさきました。



今年も咲いた鉢植えのお茶の花
今年も咲いた鉢植えのお茶の花




 お茶は標準和名では「チャノキ」。
 ちょっと間の抜けた名前です。

 ツバキ科ツバキ属ですが、花びらや雄蕊(おしべ)が広がるところはサザンカのようです。
 ところが花びらがまとまって落ちるところはツバキのようです。

 どうやらサザンカとツバキ両方の性質を持ったのがお茶の花のようです。

 でも、白くて小さくて花びらも大きくない地味なせいか、花としては今ひとつ人気がないような気がします。



 チャノキ、ツバキサザンカは同じツバキ属ですから似ていて当然ですが、わかりやすい見た目の違いもあります。

 ただし、ツバキとサザンカは花を楽しむための品種改良が盛んで、必ずしも当てはまるというわけではありません。



ポイントツバキチャノキサザンカ
開花時期初春秋~冬秋~冬
散り方花とオシベがまとまって落ちる花とオシベがまとまって落ちる花びらはバラバラに落ちる
オシベの様子中心に集まる広がる広がる
花の色赤が多い赤から白まで



 お茶の産地や自家用のお茶栽培の伝統のある地域でなければ、街路樹や生垣などにお茶が植えられることはないでしょうから、多くの場合はツバキかサザンカの区別で十分だと思います。



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タグ: お茶栽培日記お茶の花白い花秋の花ツバキサザンカ

theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

お茶が芽を出しました。〈お茶栽培日記〉


 サトイモが芽を出したと思ったら、お茶も芽を出しました。

 まだ一つだけですが、だいたいいつも通り。

 今年は春先に冷え込みが続きましたが、晩春に入って例年通りに戻ったようです。

今年の最初のお茶の芽
今年の最初のお茶の芽


 結局、去年の分は間引きをして残ったのは2株。

 どちらも成長はまあまあという感じでです。


 赤玉土100%の今年はどうなるでしょうか。

 楽しみです。



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タグ: お茶お茶栽培日記

theme : ベランダ菜園&プランター菜園
genre : 趣味・実用

今年のお茶の実を蒔きなおし〈お茶栽培日記〉


 3月の末にお茶の植え替えをしました。

 本当は3月の始めころにしたかったのですが、寒かったのと用事が重なり、ちょっと遅い植え替えになりました。

 土はいつも悩むのですが、赤玉土(あかだまつち)が多い鉢がよく根が回っているので、今年はブレンド無しで赤玉土100%で育ててみることにしました。

 さあ、今年は元気に育つでしょうか。



 そしてお茶の実も()きなおしをすることにしました。

 年末頃から集めたお茶の実をそのまま蒔いても良かったのですが、鉢の都合がつかなかったのでとりあえず土にうめ、乾かないように水やりをしていました。

 それを掘り返して鉢に蒔きなおすのです。



 去年の蒔きなおしは遅れてしまった根が盛大に伸びていましたが、今年は去年よりも早いですし、春先に寒かったこともあり根が伸びているものはひとつもありません。

 殻が割れているのがひとつあっただけです。



割れていたお茶の実
割れていたお茶の実




 植え替えもそうですが、このとき悩むのは土。

 お茶は土を選ぶようでなかなかいいブレンドがみつかりません。

 鉢の植え替えと同じように思い切って赤玉土100%でやってみることにしました。



 芽が土の上に出てくるのは5月頃。

 それまでは土を乾かさないように水やりを続けます。



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タグ: お茶栽培日記お茶の実

theme : 家庭菜園
genre : 趣味・実用

お茶の実の季節はじまりました。〈お茶栽培日記〉


 お茶の花が咲き、冷え込んできました。

 ということでお茶の実の季節です。

 開花からなんと1年。じっくりと熟した果皮が割れて、なかから丸い実が転がり出ます。

 お茶の実は乾燥に弱く、地面の上に転がったまま時間がたってしまうと芽が出ません。
 実際、今までも年を越してから集めた実はたいてい芽が出ません。
 しかし落ちたところをすぐ集めた実の発芽率は決して低くありません。

 ということで、今頃の季節はお茶の木の下を毎日チェック。
 落ちていた実や果皮が割れている実を集めます。

この冬のお茶の実
この冬のお茶の実



 実はとりあえず植木鉢に入れた土の中に埋めて、植物を育てているように土が乾かないようにときどき水をやります。

 桜が咲き始めることにはもう根を伸ばし始めまていすので、それよりも早めにちゃんとしたところに実を埋めなおせば、とりあえず大丈夫。
 もちろんすでにお茶を育てる場所が決まっているのなら、最初からそこに埋めるのが一番でしょう。
 実の乾燥にさえを気をつけていれば発芽率は悪くないと思います。
 もっとも、水のやりすぎもよくないでしょうから、土が乾かない程度がいいでしょう。


 今年の春に芽を出したお茶は、忙しくて土の用意ができなかったので、生長はいまひとつ。
 さらに植木鉢で育てたので夏の水の管理が難しく、思うように育ちませんでした。
 なかなか苦戦しています。

 ということで、この冬の実にはちゃんと土を用意して、水の管理のしやすい大き目のプランターにしようなかと思っています。


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タグ: お茶の実お茶栽培日記

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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
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