【 昆虫(甲虫以外)】

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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

幼虫はイカツい虫です

 木の枝の上に虫がいました。

この記事にはの画像があります。


 枝の上を早足で移動する様子はカメムシ?


 なんか、肩のところにトゲがあるように見えます。

 止まったところを写すと。
 たしかに黒いトゲがあります。
 背中に翅はないので、幼虫?


 この虫はウシカメムシの幼虫のようです。
 牛と言うには角は肩のところですが、牛の顔を正面から見てると想像すれば、たしかに雄牛が睨んでいるように見えないこともないような。

 幼虫ですでにこのようなので、成虫になったらどれだけイカツくなるかと思ったら。

 肩の角はあるものの、なんかすこしおとなしくなったように感じます。

以前出会ったウシカメムシの成虫

ウシカメムシ
牛亀虫
Alcimocoris japonensis(Scott, 1880)
カメムシ目 カメムシ亜目 カメムシ科 ウシカメムシ属

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危険じゃなさそうなのが実は危険 チャイロスズメバチ

 樹液を求めていろいろな虫が集まるクヌギ。
 以前は昼間でもカブトムシがいたのですが、最近はスズメバチの仲間とタテハチョウの仲間、他には無数のハエ類など。
 カブトムシはみかけません。

この記事にはの画像があります。


 中型のスズメバチに混ざって、妙に日焼けしたスズメバチが。
 いや、生きた虫が日焼けはしないでしょうから、茶色いスズメバチが。


 チャイロスズメバチ。
 名前の通り茶色のスズメバチ。
 スズメバチが黒と黄色の目立つ縞模様なのは、まわりに自分は危険な生き物だと知らせるための警告色と言われます。
 ならば地味なチャイロスズメバチは危険じゃないのかというと、そうではないようです。
 むしろ攻撃性が高く危険とか。


 樹液を食べているときのスズメバチはこちらのことなど全く無視で、横取りしようとする他の虫たちにしか興味を示しません。
 ところがチャイロスズメバチはこちらを意識しているようです。


 というか、チャイロスズメバチがいるのは幹と樹皮の隙間。
 もしかして、巣がある?

 退散しました。

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名前にはごまかされない。シオカラトンボ? オオシオカラトンボ?

 公園で見かけたトンボ。

この記事にはの画像があります。


 黒と黄色ですが、縞になっていないのでトラっぽくありません。


 シオカラトンボのメスのように見えますが。


 腹部の先のほうが下側に膨らんでいるので、オオシオカラトンボのメス?


 シオカラトンボとオオシオカラトンボはオスもメスもよく似ています。
 別角度では翅の付け根が黒っぽく見え、先もわずかに黒いので、やっぱりオオシオカラトンボのメスのようです。
 名前は大きなシオカラトンボですが、それほど大きくありません。


 昆虫は種類が多いので似たものもたくさん。
 どの昆虫か探すのも時には一苦労。
 そこが楽しいところです。

オオシオカラトンボ
大塩辛蜻蛉
Orthetrum melania melania (Selys, 1883)
トンボ目 トンボ科 シオカラトンボ属

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身近な生き物だからといってすべてがわかっているわけではありません。ヨコジマオオハリバエ

 生き物観察をしていると、近くの草にとまったアブ?
 けっこう大きい。

この記事にはの画像があります。


 ヨコジマオオハリバエ。
 アブじゃななくてヤドリバエ科のハエでした。


 ハリバエの仲間は幼虫が他の昆虫に寄生します。
 当然寄生する昆虫よりは大きくありません。
 ヨコジマオオハリバエは普通のハエよりも大きく、図鑑などでは体長19mmとあります。
 どんな昆虫に寄生するのでしょうか。
 植物の上に幼虫を産み、幼虫はその植物に訪れた昆虫に取り付く、という説明を見ました。
 まるでツチハンミョウです。
 ツチハンミョウのようにハナバチに巣まで運んでもらうのでしょうか。


 身近な生き物だからといって、わからないことだらけ。
 種類が多い昆虫ではよくあること。

 生き物のおもしろいところです。

ヨコジマオオハリバエ
横縞大針蠅
Servillia jakovlewii
ハエ目 短角亜目 ヤドリバエ科 セスジハリバエ亜科

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ちょっとチョウとちゃうんちゃう? ちょうとんぼ

 チョウトンボが舞っていました。

蝶蜻蛉

 トンボのようなチョウじゃなく、チョウのようなトンボです。
 後ろ側の翅が普通のトンボより幅広く、それがチョウをおもわせるのでしょうか。

 翅は黒く、先だけ透明。
 光に当たると色合いが変わるので表面が構造色になっているのでしょうか。
 きれいなトンボです。

チョウトンボ

 チョウのような幅広の翅だから、チョウのようにひらひらと舞う。
 と思っていたら、すいーすいーとトンボっぽいような。
 たしかにヤンマやシオカラトンボのようにスイスイというかんじではありませんが、ひらひらというには。
 同じように幅広翅のハグロトンボのほうがチョウのようにひらひらのような。

 なんか、ちょっと、名前にだまされたような気がします。

チョウトンボ
蝶蜻蛉
Rhyothemis fuliginosa Selys, 1883
昆虫綱 トンボ目 トンボ科 チョウトンボ亜科 チョウトンボ属

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タグ: チョウトンボトンボ夏の昆虫

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寒い冬だって活動している昆虫がいます。冬尺蛾

 真冬の公園にガがいました。

この記事にはの画像があります。


 壁にぺたりととまっているので、生きているようです。
 冬に生きている虫というのはちょっと不思議。

 でも、冬だから現れるガもいます。
 フユシャクの仲間。
 成虫が冬から初春にかけて現れるシャクガのグループ。

シモフリトゲエダシャク

 フユシャクの仲間はメスの翅が退化したものが多いので、多分オス。

 調べてみると、シモフリトゲエダシャクのオスに似ているようです。
 模様が微妙に違いますが、ほかのフユシャクはもっとちがっています。
 いろいろ写真を見ているとそれぞれ少しづつ模様がちがっているので、バリエーションのひとつ?
 それに幼虫はコナラやクヌギの葉を食べるようなので、この公園にいてもおかしくはありません。

 冬だからこそ現れる昆虫もいます。

シモフリトゲエダシャク
霜降棘枝尺蛾
Phigalia sinuosaria
チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科

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冬の蝶 うらぎんしじみ

 12月下旬。
 冷え込んで風が強い日。

この記事にはの画像があります。


 道端のコケの上に小さな蝶が。
 背中に合わせた翅の裏側が少し灰色がかった白。
 ウラギンシジミ。
 シジミチョウの仲間。
 蝶とししては小さい方ですが、シジミチョウとしてはかなり大きい。

ウラギンシジミ

 成虫で冬を越すので葉の裏で休んでいたところ、風に飛ばされてしまったのでしょうか。
 冬を越すとはいえ、寒いと動くのはたいへん。
 飛ぶことができなかったのでしょう。

翅の表に白いところがあるのでメス。オスは赤い。
裏銀小灰蝶

 近くのこんもりとした常緑樹の葉陰にそっと移しました。

 無事冬を越えられればいいのですが。

ウラギンシジミ
裏銀小灰蝶
Curetis acuta paracuta
チョウ目 シジミチョウ科 ウラギンシジミ属

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