【 足跡・フィールドサイン】

[カテゴリ リスト] 【表示記事リスト】
ビオトープ
┃《ビオトープとは
山・森・里山
川・湖・池
海岸・干潟・海
公園・緑地・田畑
都市
野鳥・鳥
モズ
哺乳類
爬虫類・両生類
恐竜と化石爬虫類

節足動物
甲虫
昆虫(甲虫以外)
甲殻類
虫(節足動物以外)
その他の海の動物
草花
野菜・食用作物
お茶
樹木
花木
紅葉・黄葉・褐葉
果物・実
コケ・シダ
その他植物について
微生物・菌類・細菌 等
地衣類
博物館・植物園・催事 等
季節
本・DVD・物語・伝承
架空・神話・創作
語彙集
フィールドワーク
リンク
ブログのご利用について


〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

雪の少ない今年の金剛山で出会った足跡は、どんな野生動物?

 今年はほんとに少なかった金剛山の雪。
 そこに残った足跡。
 さあ、どんないきもの?


 三角(足底球跡)と指(指球跡)が指4つ。
 ということは、イヌかネコの仲間。


 はっきりとした爪の跡があるので犬の仲間。

 金剛山に住んでいると思われる犬の仲間はタヌキかキツネ。

 三角(足底球跡)と指(指球跡)の間が離れていないので、おそらくイヌ。


 大きさも5センチを超え7センチほど。
 これだけ大きければもうイヌ。

 金剛山は犬を連れて登山する人が多く、この日も山頂で何匹もイヌを見ました。
 きっと犬を連れた登山者が下山していったのでしょう。
 野生動物ではありませんでした。

哺乳類の足型・足跡ハンドブック

新品価格
¥1,540から
(2020/2/29 21:28時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ:

スポンサーサイト



theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

登山道のササユリを掘り出した犯人は?!

 6月。
 山道を歩いていると、道端にササユリが横たわっていました。
 引きちぎられたようです。

さっき切られたようなササユリ

 ササユリはあちこちで盗採されて数を減らしているユリの仲間。
 なんてことを!

 すぐ横の地面には穴が空いています。
 鱗茎(ユリ根)を掘り上げて、運びやすいように茎を切ったのでしょう。
 ひどい!

地面に開いた穴

 でも、よく見てみると茎は引きちぎられたようななんとも言えない雑な感じ。
 穴も小さなスコップで掘ったというより、まるで手で掘ったような荒い感じ。
 でも木の根があったり手で掘れるような場所ではなさそう。
 これはいったい。

引きちぎられたようなササユリの茎

 思い出しました。
 ササユリを掘り出す奴を。

 イノシシ。

 奴はユリ根を食べます。
 鼻は丈夫で、土をガンガン掘れます。
 鼻なのでスコップのようにスパっとは掘れません。
 盗採ではなかった、よかったよかった。

となりのホトトギスらしき植物はそのまま

 よく考えると、ササユリはそれほど萎れていません。
 切られてそれほど時間はたっていないでしょう。
 つまり、ちょっと前。
 ここにイノシシがいた?

 ほんとうに、よかったよかった?

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ササユリユリイノシシフィールドサイン

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

コールド・ケース 跡は語る 数多くの足跡と羽毛から

 山を歩いていると、時折事件と出会ってしまいます。
 その日もそうでした。
 3年前の12月。
 その日は雪が薄く積もっていた金剛山。

現場近く

 谷筋を詰め、山頂を目指して斜面を登ったところで、出会ってしまいました。
 たくさんの、異常なつき方をした足跡。
 普通、山で出会う足跡は、山から登山道を横切って、また山に消えます。
 ところが、踏み荒らすようについています。

踏み荒らされたような足跡

 そして、幾つもの遺留品。
 事件です。
 しかも雪が積もっていない足跡。
 それほど時間がたっていないようです。

羽毛の上に残る謎の遺留品

 現場に出会った時にすること。
 情報収集と、プロファイリング。
 現場に残されたものなどから、行動を推定し、犯人を特定します。

 まず、被害者。
 遺体は見当たりません。
 遺留品は、羽毛。

様々な羽毛が飛び散る

 被害者は鳥です。
 しかも、赤褐色の長い羽根。
 まちがいありません。
 ヤマドリです。

長いヤマドリの雄の尾羽根

 ここで、ヤマドリが何者かに襲われ、羽根がむしり取られたのです。
 そして、別の場所に持って行って、食べられたのでしょう。

 そして、犯人は。
 金剛山は大阪平野と奈良盆地と紀の川に挟まれた衝立のような山地の山。
 住んでいる中型以上の脊椎動物の種類は限られます。
 ヤマドリを襲うような動物は、食肉目の哺乳類か、猛禽類。

 犯人特定の有力な証拠となるものの一つは、残された足跡。
 まだ雪が少なかったので、足跡は雪を踏み抜き落葉が見え、指や肉球の跡がわかりません。
 雪が残っている足跡も、不明瞭。

足痕がが重なっているのか不鮮明

 しかし、ただ通り過ぎただけかもしれません。
 羽毛のまわりに執拗についている足跡は、その主が犯人であることを示唆していますが、もっと証拠が必要です。

 食肉目と猛禽類では鳥を食べる時のちがいがあります。
 それは羽毛のむしり方。
 ワシタカ類の大型猛禽は、羽毛をクチバシでくわえて引き抜きます。
 それに対して、食肉目のイタチやキツネなどは口で噛みむしりとります。
 そのちがいがわかるのが、羽毛の付け根の羽根の部分。

 猛禽類が引き抜いた羽根はそのまま残ります。
 食肉目が噛みちぎった羽根は途中でちぎれます。
 そこで、このヤマドリの羽根は。


 

 羽毛の毛が終わるところで軸が終わっています。
 そこはギザギザ。
 見るからに噛みちぎったよう。
 猛禽類ではなく、食肉目です。

 ヤマドリはキジの仲間で、ニワトリくらいの大きさの鳥。
 日本にいる鳥としては、大きい方。
 ヤマドリを襲うだけの大きさの食肉目。
 ネコ、イタチ、キツネ、テンでしょうか。

金剛山のヤマドリの雄

 山なので、ネコではないでしょう。
 イタチは平野部の里山周辺の水辺を好みます。
 キツネは、金剛山地と周辺にはいないことになっています。
目撃情報がないわけではありませんが、いたとしてもかなり数が少ないでしょう。
 最後に残ったのは、テン。
 山に住むイタチの仲間で、山頂のライブカメラにもよく映っています。
 そして、足跡の大きさとも合います。

 見つけたすべての証拠や情報がテンに集約しています。
 犯人は、テンの可能性が極めて高そうです。
 ただ、金剛山に住むどのテンか、特定は極めて困難。
 迷宮入りせざるを得ないようです。

哺乳類の足型・足跡ハンドブック

新品価格
¥1,512から
(2017/2/6 21:28時点)

鳥の足型・足跡ハンドブック

新品価格
¥1,728から
(2017/2/6 21:29時点)

アニマルトラック&バードトラックハンドブック

新品価格
¥1,296から
(2017/2/6 21:29時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: ヤマドリテンフィールドサインプロファイリング金剛山冬の金剛山足跡コールド・ケース

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

山のエビフライをつくったのは、だれ?

 また富士山に行ってきました。
 もちろん、標高600mにも届かない、大阪の天見富士。旗尾岳。
 富士山と言いつつ、ここのメインルートはほとんど同じくらいの高さの名もない尾根を歩いていく、登山というよりトレッキングな道。

 そこに落ちていたのが、山のエビフライ。
 動物が食べたまつぼっくり。
 リスのものが有名ですが、ムササビや鳥もエビフライをつくります。







 まつぼっくりは松の「実」。
 種が入っている「実」。
 「実」といっても、果肉のようなものはありません。
 芯とタネを覆っているウロコのようなものだけ。
 リスやムササビが食べるのはタネ。
 タネを食べるためにじゃまになるところをとった結果できるのがエビフライ。

 山の動物たちがつくるエビフライ。
 いろいろと見分け方があるようですが、まだよくわかりません。
 これらをつくったのはリスでしょうか?
 それともムササビでしょうか?

哺乳類のフィールドサイン観察ガイド

新品価格
¥1,944から
(2016/10/10 22:32時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 山のエビフライ旗尾岳食痕フィールドサイン

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」で恐竜の「肉球」は“ぷにぷに“か考えてみました!〈大阪市立自然史博物館〉


 大阪市立博物館では、残すはあと1日となってしまった「スペイン 奇跡の恐竜たち」。

 展示されている化石は貴重なものばかり。

 そんなものの一つが、背中にコブがある肉食恐竜、コンカベナトールの「肉球」のあとがのこった化石の実物。



◆「スペイン 奇跡の恐竜たち」の記事をまとめてみる
 【大阪ではじまりました!】
 【恐竜にも肉球があるのか見てみました!】
 【でっかい恐竜が歩く姿を想像してみました!】
 【恐竜と鳥の境界をさがしてみました!】
 【と長居植物園で恐竜時代の植物たちを探してみました!】




花と緑と自然の情報センター前の案内




 恐竜の学問上で「肉球」がどういうものを指すのかわかりませんが、思わず想像してしまうのが、イヌやネコの肉球。

 「肉球」はもともと哺乳類の食肉目、イヌやネコやクマの仲間の足の裏にある、“ぷにぷに”の柔らかい部分のこと。

 食肉目は狩りをする肉食動物が多いので、足音を消す役割があると言われています。

 確かに、肉球を持つ動物の足跡は、足のあとではなく、肉球と爪のあとが残ります。




イヌの足跡
※展示されていません

ネコの足跡
※展示されていません
「足」のあとではなく、「肉球」のあとになってます。
ネコは爪のあとが残りません。



 イヌやネコは、人間にたとえると人差し指から小指までの指と指の付け根だけを地面につけて歩いています。

 その部分に柔らかい組織の肉球がついています。

 指を自由に動かすためでしょうか、それぞれに指の肉球は一つだけ、そして付け根の肉球とつながっていません。

 ですから、指の裏側が柔らかくなったというよりも、指の裏に柔らかい組織が新しくできた、という感じです。



 そこで恐竜の肉球。

 残念ながら、恐竜の肉球を見たことがある人も触ったことがある人もいません。

 恐竜は絶滅して、残っているのは化石だけ。

 でも、化石で残るのは骨ばかり。

 肉球どころか肉の部分は残りません。




生体復元されたコンカベナトール〈スペイン 奇跡の恐竜たち〉




 ところが。

 水中に石灰質がたまってできたラス・オヤスの地層では、皮膚の化石が残っていたのです。

 足の裏も。

 それで恐竜の足の裏のウロコのパターンが、鳥の足の裏の脚鞘と言われる部分とよく似ていることがわかったのです。




コンカベナトールの指先の「肉球」化石〈スペイン 奇跡の恐竜たち〉




 脚鞘は鳥の足の裏にある柔らかい組織のこと。

 ということは鳥の肉球?!

 言うまでもなく、鳥は獣脚類の恐竜から進化しました。

 「現在まで生き残った恐竜」と言われることもあります。

 それが恐竜にもあったのです。

 ということは恐竜の肉球?




ヤマドリの足跡
※展示されていません

キジバトの足跡
※展示されていません
イヌやネコとちがっておおむね足(指)のあとになってます。



 恐竜の足の裏に「肉球」があったのかどうかは、「肉球」の定義次第。

 ただ、恐竜や鳥の足跡を見ると、指の形が残っています。

 鳥や恐竜の「肉球」は、イヌやネコの「肉球」とは、ちょっとちがうようです。

 もしかすると、恐竜の「肉球」は“ぷにぷに”でないかもしれません。




獣脚類恐竜の足跡
〈スペイン 奇跡の恐竜たち〉

アロサウルスの足跡
〈本館 第2展示室〉
やっぱりイヌやネコよりもとり鳥に近いあしあと。



 いやいや、恐竜が生きていた時のことはだれにもわかりません。

 会場にあるのはコンカベナトールの肉球の化石と、コンカベナトールかも知れない恐竜の足跡化石。

 実物をじっくり観察して、仮説を立てて、実験は無理かもしれなけど、考察してみましょう。

 恐竜の肉球はどんな感じだったのかを。



 それから、実物ではありませんが、恐竜の足跡は本館の第2展示室にもあります。

 そちらもぜひ!



タグ♦ スペイン 奇跡の恐竜たち 恐竜

■参考外部リンク■
スペイン 奇跡の恐竜たち/2015年3月21日(土・祝)~5月31日(日)/大阪市立自然史博物館
ようこそ大阪市立自然史博物館へ


そして恐竜は鳥になった [ 土屋健 ]

価格:1,620円
(2015/5/30 21:49時点)

鳥類学者無謀にも恐竜を語る [ 川上和人 ]

価格:2,030円
(2015/5/30 21:49時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: スペイン奇跡の恐竜たち大阪市立自然史博物館spaindino-osakaコンカベナトール恐竜足跡肉球フィールドサインディノトラック

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

霊場高野山の巡礼道で雪の上に小鳥が足跡をつける現場に遭遇しました。


 お正月の高野山。

 雪の高野山。

 その参道の不動坂の途中。

 小さな鳥がいました。



高野山への道で出会った小鳥
高野山への道で出会った小鳥




 全体が黒っぽいような焦げ茶色のような鳥。

 大きさはスズメくらい?

 どうやらカヤクグリのようです。



カヤクグリのようです
カヤクグリのようです




 白い雪の上ですから食べ物はありません。

 遊んでいるのでしょうか。



雪の上で遊んでいます
雪の上で遊んでいます




 カヤクグリが飛び去った後、その場所に行ってみました。

 果たして、たくさんの足跡が残っていました。

 跡は4センチほど。

 『鳥の足跡ハンドブック』によればカヤクグリよりもちょっと大きいくらい。

 移動するときに雪を蹴散らしたと考えればこのくらいでしょうか。



カヤクグリの足跡?
カヤクグリの足跡?




 でもヘチマのような形で趾(あしゆび)が見えません。

 まるでリスのようです。

 大きさもリスくらいで、歩幅もリスくらい。

 もしかして、カヤクグリの前にリスがつけていた?



ジグザクの足跡
ジグザクの足跡




 でもよく見ると、跡がジグザグだったり、いきなり消えていたりとリスっぽくありません。

 鳥は飛び立ち、飛んでくるのでいきなり足跡が現れたり、消えたりします。

 もちろんリスは木に登るまで続きますし、ジグザグにはなりません。

 カヤクグリは地面の上を歩くときは両足を揃えてピョンピョンと跳ねるように移動します(ホッピング)。

 木にとまる鳥なので趾の間が狭まっています。

 崩れやすい雪の上ではヘチマ型になってもふしぎはない、かも?

 やっぱりカヤクグリの足跡のようです。



タグ♦ カヤクグリ バードトラック

■参考外部リンク■
一般社団法人高野山宿坊協会・有限会社高野山参詣講


鳥の足型・足跡ハンドブック

新品価格
¥1,728から
(2015/2/25 21:57時点)

アニマルトラック&バードトラックハンドブック

新品価格
¥1,296から
(2015/2/25 21:58時点)

日本の鳥300 改訂版 (ポケット図鑑)

新品価格
¥1,296から
(2015/2/25 22:00時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: カヤクグリ雪の足跡バードトラック高野山冬の鳥雪の鳥フィールドサイン足跡

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

雪が積もったら足跡いっぱいさがしに行こう! 2014年の錦織公園


 結局今年は一度も雪がつもらなかった錦織公園。

 残念ながら公園に棲む哺乳動物の足跡チェックはできませんでした。

 しかし、去年は大雪で錦織公園も雪がつもりました。

 ということで、2014年2月の大雪の日に調べた錦織公園の足跡です。




雪が積もった2014年の錦織公園の水辺の里




足跡がわかりやすいように画質を調整しています。
画像の上を進行方向にしていますので、実際と上下が逆になっているものもあります。
タグ:雪の足跡



雪の錦織公園の足跡
動物界 脊索動物門 哺乳綱
食肉目(しょくにくもく) イネやネコやイタチやクマの仲間
イエイヌ(家犬)Canis lupus familiaris
食肉目 イヌ科 イヌ属
古くに家畜化されたオオカミと考えられる
雑食
タグ:イエイヌ
三角形の蹠球(しょきゅう)に左右対称に並んだ4本の指(指球)には爪の跡。
大きさも5センチ以上と、大型犬のようです。

ネコはもっと小さく爪の跡は残りません。

タヌキは似ていますが、5センチありません。
また、キツネはこの辺りには住んでいません。
いつも使っている定規がなかったので500円玉で代用しました。
500円硬貨の直径は26.5mmです。

ちなみに、いつもとちがう場所から定規は出てきました。

イヌの足跡は、前足も後足同じような形ですが、前荷重のようで前足のほうががっしりとした感じになります。
また蹠球も前足のほうが大きくなります。

上の写真は同じ所で写したものですが、左が前足、右が後足でしょうか。
足跡が左右に広がって続くのも犬の特徴。
タヌキもキツネも一直線に並びます。

もちろん公園に野犬はいませんが、イヌを散歩させている人が時折います。

寒い上に雪が積もって人が少ないからでしょうか。
この日は散歩しているイヌが多かったように感じます。

イエネコ(家猫)Felis silvestris catus
食肉目 イヌ科 ネコ属
古代に家畜化されたリビアヤマネコと考えられる
タグ:イエネコ
大きさが3センチくらいで、爪の跡が残りません。

ちょっと平べったい感じがしますが、足跡は一直線なのでネコでしょう。

錦織公園には相当数のネコが棲んでいるようです。

もちろん公園で飼っているものではありません。
勝手にいるネコです。

餌をあげる人がたくさんいますので、結構栄養状態は良さそう。

ということで、錦織公園の猫は、飼い主はいませんが人間に依存している「ノラネコ」です。

この猫たちは「ニシコオリコウエンネコ(錦織公園猫)」と勝手に呼んでいます。

公園に棲むネコは散歩に来るイヌよりもはるかに多いと思うのですが、足跡はイヌばかり。

童謡にあるように雪の中を走り回るのはイヌで、ネコはどこかで丸まっているのかもしれません。
イタチ(鼬)Mustela
食肉目 イタチ科 イタチ属
タグ:イタチ
ネコくらいの大きさですが、左右に広がっていて、指の跡も細長く先が尖って爪の跡があります。

足跡もジグザグですので猫ではないでしょう。

この公園にいるネコくらいの足跡の動物というと、イタチ。
糞を何度が目撃しています。

日本にいるイタチというと在来種のニホンイタチと外来種のチョウセンイタチ

おそらくは都市部に多いチョウセンイタチではないかと思います。
食肉目
動物門 脊索動物門 哺乳綱
雪の錦織公園の足跡



 結局、見つけたのは散歩にきたイヌと、ネコとイタチ。

 タヌキやイノシシは見つけることができませんでした。

 タヌキは以前見たことがありますし、過去にはイノシシも目撃されたこともあるようですが、今はどちらも定着していないのでしょう。

 住宅街の中でほかの里山から切り離された環境では、大きな哺乳類はなかなかやってこないようです。



タグ♦ 雪の足跡 錦織公園

■参考外部リンク■
錦織公園 | 大阪府富田林市 大阪府営公園


哺乳類の足型・足跡ハンドブック

新品価格
¥1,512から
(2015/3/14 20:55時点)

アニマルトラック&バードトラックハンドブック

新品価格
¥1,296から
(2015/3/14 20:55時点)

哺乳類のフィールドサイン観察ガイド

新品価格
¥1,944から
(2015/3/14 20:56時点)

››この記事のはじめに戻る‹‹

タグ: 雪の足跡錦織公園の哺乳類イエイヌイエネコノラネコ錦織公園猫イタチ錦織公園足跡フィールドサイン

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

二十四節気・七十二候
プロフィール

ノート

Author:ノート
都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

検索フォーム
カレンダー
05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
リンク
BLOG & NEWS | 動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.
けろんの100円で昆虫採集!
相生山からのメッセージ
ななこの『生き物のお世話』ブログ
雑記帳~身の回りの出来事やら自然やら~
とある昆虫研究者のメモ
ACTOW
徳川広和・恐竜・古生物・模型・フィギュア作品ギャラリー
コトラ&ミーのこんにちは ご近所さん
すみれ奏へようこそ
そぞろ歩き
デジカメ・昆虫・写真
くろねこのチラシの裏
どくだみ荘日乗
故郷の廃家
とらログ
ようこそ大阪市立自然史博物館へ
インターネットミュージアム
いきもの を ぱちり!
管理画面
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS