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〔よりぬきタグ〕 ◊巨古老樹◊金剛◊恐竜◊高野◊棚田◊錦織

冬。霜が降りていました。

 12月中旬。
 朝、冷え込みました。

 低山の登山口へ向かう途中。
 まだ日が当たらない場所。

 霜で地面が白くなっています。


 枯れた草の茎はトゲが生えたかのように細い氷が覆っています。


 よくみると同じ太さの柱状。


 トゲというより、枯れ茎を封印しているようです。

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theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

11月 茅原 すすきの海 いわわき山

 岩湧山。
 大阪河内長野市にある和泉山脈の山。
 府県境から離れた支脈なので大阪の山です。

 山頂付近は約8ヘクタールの茅場、一面ススキの原になっています。

 11月。
 ススキの穂が風にそよぎ、海のようです。

山頂の方を見る
岩湧山

ススキ
大阪湾の方へ連なる和泉山脈の山々
和泉山脈

薄
遠くに見える金剛山
金剛山

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タグ: キトラの茅場ススキ茅場岩湧山和泉山脈

theme : 山野草
genre : 趣味・実用

世界遺産(仮)は堺の平野の貴重な自然

 大阪にあるたくさんの古墳が「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」として、世界遺産に登録されそうだと話題になっています。
 注目を集めているのが世界最大ともいえる「仁徳天皇陵」と言われる大仙陵古墳(だいせんりょうこふん)。
 ただ、世界最大なのは諸説ありますが長さや面積で、高さは40メートルほど。10階建てくらいのビルという感じでそれほど高くありません。
 大きい割に平たく、まわりを様々な建物囲まれているため、近づいてもただ森があるだけ、のように見えます。
 そこに行っても何かよくわからない! というのが欠点と言われています。

木に覆われた丘にしかみえない大仙陵古墳
大仙陵古墳

 そんな大仙陵古墳をいろいろな角度からじっくりと見ることができる場所があります。

 近つ飛鳥博物館。
 大仙陵古墳から離れ、古市古墳群からも離れた大阪府河南町の山の中にあります。
 といっても、山から古墳を眺めるのではなく、大仙陵古墳の巨大ジオラマがあるのです。

博物館の真ん中にど~ん!
近つ飛鳥博物館

 再現されているのが造営当時の姿。

造営時にヘリがあるとこんなふうに見えた?
大山古墳

 吹き抜けになっている巨大なフロアの中央にあり、上から横から見ることができます。

上空を旋回しているよう
仁徳天皇陵

 なかなか迫力があります。
 木に覆われた丘にしか見えない今の姿からは想像もできません。

高度を下げていくと
前方後円墳

 草も木も無い石葺きの山が千数百年の時間をかけて本体が見えなくなるほど木に覆われてしまいました。
 まったく人の手が入らなかったわけではありませんが、周囲は住宅地に開発され、かろうじて残った古墳を除き森も林もなくなった堺市北部では貴重な場所になるでしょう。
 古墳や歴史だけでなく、そちらの方にも注目が向けられてほしいと思います。

木々の間から整った形の土盛りが見えます
墳墓

■参考外部リンク■
近つ飛鳥博物館

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タグ: 近つ飛鳥博物館大仙陵古墳大山古墳仁徳天皇陵前方後円墳墳墓

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

下赤阪の棚田の春(2~4月)のハチ目・甲虫目・ハエ目の昆虫

 虫とよく出会うようになるのは4月からのようです。

 このブログでの四季の区切りはこちらに。
【このブログでの季節の区切りについて】

この記事にはの画像があります。


節足動物門
 六脚亜門 足が3対6本の節足動物
 〉昆虫綱 顎の関節が2箇所の六脚類 タグ:下赤阪の棚田の昆虫
 〉〉新翅節 翅をたたむ昆虫
 〉〉〉内翅上目 交尾器が発達して蛹になる昆虫
 〉〉〉〉ハチ目(膜翅目)ハチの仲間 タグ:ハチ目

ニホンミツバチ(日本蜜蜂)Apis cerana japonica

〈2014年4月〉

ハチ目
ミツバチ科
ミツバチ属
タグ:ニホンミツバチ

腹部の前が黒っぽいのがニホンミツバチ。

セイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)Apis mellifera

〈2016年4月〉

ハチ目
ミツバチ科
ミツバチ属
タグ:セイヨウミツバチ

腹部の前が黄色いのがセイヨウミツバチ。

スズバチ(鈴蜂)Oreumenes decoratus の巣

ハチ目 スズメバチ科 スズバチ亜科
タグ:スズバチ

〈2014年2月〉

泥で固めた巣の中には小さな部屋がいくつもあります。

クヌギエダイガタマバチ(椚枝毬玉蜂)
Trichagalma serratae の虫こぶ

ハチ目
タマバチ科
タグ:クヌギエダイガタマバチ

虫嬰(虫こぶ)の名前は「クヌギエダイガフシ(椚枝毬五倍子)」。

 〉〉〉〉ハチ目
 〉〉〉〉甲虫目(鞘翅目) 前翅全体が硬い昆虫の仲間 タグ:甲虫

ナナホシテントウ(七星天道)Coccinella septempunctata

〈2014年3月〉

甲虫目
テントウムシ科
コッキネラ属
タグ:ナナホシテントウ

成虫で冬をこすので、温かい日は春先でも動き出すことがあります。

幼虫〈2016年4月〉

〈2014年4月〉

ナミテントウ(並天道虫)Harmonia axyridis

〈2016年4月〉

甲虫目
テントウムシ科
Harmonia属
タグ:ナミテントウ

上翅の模様はいろいろありますが、この黒地に2つの赤丸がよく見るような気がします。

テントウムシ(天道虫)類のサナギCoccinellidae(科名)

〈2016年4月〉

甲虫目
テントウムシ科
タグ:テントウムシ

ナナホシテントウ?

ハナカミキリ類?Lepturinae(亜科名)

〈2016年4月〉

甲虫目
カミキリムシ科
ハナカミキリ亜科
タグ:ハナカミキリ

ジョウカイボンのようにも見えます。

モモブトカミキリモドキ(腿太髪切擬 )
Oedemeronia lucidicollis

〈2015年4月〉

甲虫目
カミキリモドキ科
Oedemeronia属
タグ:モモブトカミキリモドキ

カミキリムシの仲間ではありません。
モモブトカミキリモドキの仲間は体液に毒があるものが多く、体につくと水ぶくれができることがあります。

 〉〉〉〉甲虫目
 〉〉〉〉ハエ目(双翅目) ハエ・アブ・カの仲間 タグ:ハエ目

アシブトハナアブ(脚太花虻)Helophilus virgatus

〈2016年4月〉

ハエ目
ハナアブ科
Helophilus属
タグ:アシブトハナアブ

キイロナミホシヒラタアブの雌?Syrphus vitripenis

ハエ目 ハナアブ科 Syrphus属
タグ:キイロナミホシヒラタアブ

〈2016年4月〉

ビロウドツリアブ(天鵞絨吊虻)Bombylius major

〈2015年4月〉

ハエ目
ツリアブ科
Bombylius属
タグ:ビロウドツリアブ

身近なもふもふ昆虫のひとつ。

ホソヒラタアブ(細扁虻)Episyrphus balteatus

〈2015年4月〉

ハエ目
ハナアブ科
ホソヒラタアブ属
タグ:ホソヒラタアブ

幼虫はアブラムシを食べてくれる益虫です。
見た目はちょっと気持ち悪いですが。

 〉〉〉〉ハエ目

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次

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タグ: 春の昆虫/SA-tanada春のハチ目/SA-tanada春の甲虫目/SA-tanada春のハエ目/SA-tanadaハチ目/SA-tanada甲虫目/SA-tanadaハエ目/SA-tanada春の完全変態昆虫/SA-tanada完全変態昆虫/SA-tanada春の動物/SA-tanada

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

水清ければ魚棲まず まさにそのとおり

水清ければ魚棲まず

【読み】みずきよければうおすまず
【意味】あまりに清廉すぎる人は、かえって人に親しまれず孤立してしまうこと。
 きれいすぎる水には生き物が少なく魚も住まないことからのたとえ。

二上山雌岳山頂から見た金剛山地

緑に覆われていますがほとんどがスギやヒノキの植林

 いつもそうだなぁ、と思う故事成語です。
 ただし、本来の意味ではなく、由来となったほうの意味で。

 意外に思うかもしれませんが、きれいに澄んだ水には生き物が少ないのです。
 水が澄んできれいということは、プランクトンなど小さな生き物の食べ物がないということ。
 ということは、小さい生き物たちはいないということ。
 ということは、それを食べる中くらいの生き物がいないということ。
 中くらいの生き物がいないということは、それを食べる大きな生き物がいないということ。
 ですから、きれいすぎる水には魚は住まないのです。

高野山のアマゴ

水が澄んでいてもこんな大きな魚がいます

 もちろん、山の清流には大きなアマゴなどが住むことがあります。
 しかし、こういった魚は水の中の生き物食べるのではなく、水に落ちた昆虫などを食べているのです。
 他にも、カワセミやホタルなど「清流の生き物」と思われている生き物も、住んでいるところは意外と「清流」ではありません。

1600年前に人間がつくった狭山池

冬には水鳥がたくさん来ます

 街はもちろん、人間がつくった庭、農地、公園など、植物がたくさんあっても整った「きれい」な場所を見ると、いつもこの故事成語を思い出します。

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タグ: 故事成語ことわざ自然環境人工人間

theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術

土の中の世界への扉『「育つ土」を作る 家庭菜園の科学 有機肥料や堆肥をどう活かすか』木嶋 利男 著 講談社ブルーバックス

 タイトルのとおり、園芸に関する本。
 肥料や土のことについて書かれています。
 ところが、この本はちょっと変わっています。

 たとえば、土の種類ごとに構成されている粒子の大きさや元素などが書かれてあります。
 土の中の微生物の種類ごとに役割が書かれています。
 肥料では、種類ごとに原料と主要元素の比率が書かれています。
 そして、それらによって植物の成長にどのように影響が現れるのかが書かれています。

 普通の一般向け園芸書ではざっくりと書かれているところが、物理化学生物のレベルで細かく書かれているのです。
 特に目ではわかりにくい土の中でのことが詳しく、病原菌もいろいろ書かれています。
 野菜を同じ土でつくり続けていると収量が減ることがあり、連作障害と呼ばれます。
 その仕組を実験で解明します。
 連作障害を乗り切れば、普通に栽培できるという結果には驚きました。

 どうして、普通の園芸書では簡単に流しているそんなところまで書いているのか。
 それは、この本はブルーバックスだから。
 講談社の自然科学系の新書シリーズのひとつなのです。
 普通は実用書ではなく、科学書の棚に並ぶ本です。

 野菜を育てることは、成長を人間の望む形にコントロールすること。
 そのためには、植物について、そして植物が育つ土のことについて知らなければなりません。
 そして畑の土の中で行われている植物や様々な生物の営みは、自然の環境でも行われていること。
 もちろん、畑のようにコントロールされていないので、ものすごく複雑になっているでしょうが、基本は同じはず。
 つまり、野菜(植物)を工夫して育てるということは、植物と土のことを知るということ。

 土の中で植物はどのように栄養を得ているのか、どのような生き物と時には協力し、時には戦っているのか。
 気になる人には、土の中の世界への入口になる1冊かもしれません。

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タグ: 「育つ土」を作る家庭菜園の科学木嶋利男ブルーバックス

theme : 本の紹介
genre : 本・雑誌

下赤阪の棚田のいきもの目次 2018年版 花と実

 下赤阪の棚田ビオトープの2018年版の花と実の目次です。
 今まで出会った植物の花と実を一ヶ月ごとにまとめましたので、その目次を作りました。
 動物編はお待ち下さい。

リンクの多くはタグリンクになります。
スマホモードはタグ表示に対応していません。
PCモードを勧めします。

下赤阪の棚田の花の色目次
茶色 赤紫 青紫
白 緑 黄 橙 赤 茶色 赤紫 紫 青紫 青

花の色について

下赤阪の棚田の月毎の花の色と果実種別の目次
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
白 白 白 白 白 白 白 白 白 白 白 白
緑 緑 緑 緑 緑 緑 緑 緑 緑 緑 緑 緑
黄 黄 黄 黄 黄 黄 黄 黄 黄 黄 黄 黄
橙 橙 橙 橙 橙 橙
赤 赤 赤 赤 赤 赤 赤 赤 赤 赤 赤 赤
茶色 茶色
赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫 赤紫
紫 紫 紫 紫 紫 紫 紫 紫 紫 紫 紫
青紫 青紫 青紫 青紫 青紫 青紫 青紫 青紫
青 青 青 青 青 青 青 青 青 青
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
果実 果実 果実 果実 果実 果実 果実 果実 果実 果実 果実 果実
裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果 裂開果
閉果 閉果 閉果 閉果 閉果 閉果 閉果 閉果 閉果 閉果 閉果 閉果
液果 液果 液果 液果 液果 液果 液果 液果 液果 液果 液果 液果
集合果 集合果 集合果 集合果 集合果 集合果 集合果 集合果 集合果 集合果 集合果 集合果
偽果 偽果 偽果 偽果 偽果 偽果 偽果 偽果 偽果 偽果 偽果 偽果
珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽 珠芽
下赤阪の棚田の果実の目次
乾果
汁気が少ない
液果
汁気が多い
集合果
果実がひとつに集まる
偽果
子房・果皮以外が肥大
珠芽
茎などにできる種子のようなもの
裂開果
割れる
閉果
割れない
漿果
殻なしタネ
核果
殻ありタネ

そのほかの植物関係の目次や動物の目次はこちらへ。
下赤阪の棚田のいきもの目次 2015年版
タグ:下赤阪の棚田のいきもの目次

下赤阪の棚田について

 下赤阪の棚田は、大阪の南河内地方の千早赤阪村、金剛山の麓の標高100メートルほどにある、日本の棚田百選に選ばれた棚田です。
 山と町の中間にあるような場所で、町の生き物と山の生き物の両方を見ることができます。

お米が実った10月の下赤阪の棚田

下赤阪の棚田の花の色について

 色はデジカメで写した画像の色を基本としていますので、実際の色や図鑑の色とも異なることがあります。
 ある程度の幅を持って色検索をしてください。

 花の色は、基本的に花弁の地の色にしています。
 花弁がなかったり小さかったりして、苞(ほう)や萼(がく)が花弁のようになっているものは、その色としています。
 花弁がないだけでなく、苞や萼も花弁のようになっていないものは、オシベやメシベなど目立つ部分の色としています。
 花が小さいものの場合、花序(花の集まり)全体の見た目の色の場合もあります。
 そのため、同じ花でも複数の色に分類されていることもあります。

さいごに

 つくっているのは動植物の専門の研究者ではありません。
 誤りがあると思いますので、ヒントや参考程度に。

タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会
全国棚田(千枚田)連絡協議会

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タグ: いきもの目次/SA-tanada下赤阪の棚田棚田棚田の生き物田んぼの生き物ビオトープ棚田の植物

theme : 散策・自然観察
genre : 趣味・実用

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都会の植え込みから自然あふれる山まで。
フィールドワーカーのノートが生き物たちとの出会いを書いています。

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