冬。霜が降りていました。
12月中旬。
朝、冷え込みました。
低山の登山口へ向かう途中。
まだ日が当たらない場所。
霜で地面が白くなっています。

枯れた草の茎はトゲが生えたかのように細い氷が覆っています。

よくみると同じ太さの柱状。

トゲというより、枯れ茎を封印しているようです。


theme : 博物学・自然・生き物
genre : 学問・文化・芸術
動物や植物など、人間以外のいきものについて、見たこと聞いたこと感じたこととかいろいろと書いています。
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12月中旬。
朝、冷え込みました。
低山の登山口へ向かう途中。
まだ日が当たらない場所。
霜で地面が白くなっています。
枯れた草の茎はトゲが生えたかのように細い氷が覆っています。
よくみると同じ太さの柱状。
トゲというより、枯れ茎を封印しているようです。
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大阪にあるたくさんの古墳が「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」として、世界遺産に登録されそうだと話題になっています。
注目を集めているのが世界最大ともいえる「仁徳天皇陵」と言われる大仙陵古墳(だいせんりょうこふん)。
ただ、世界最大なのは諸説ありますが長さや面積で、高さは40メートルほど。10階建てくらいのビルという感じでそれほど高くありません。
大きい割に平たく、まわりを様々な建物囲まれているため、近づいてもただ森があるだけ、のように見えます。
そこに行っても何かよくわからない! というのが欠点と言われています。
そんな大仙陵古墳をいろいろな角度からじっくりと見ることができる場所があります。
近つ飛鳥博物館。
大仙陵古墳から離れ、古市古墳群からも離れた大阪府河南町の山の中にあります。
といっても、山から古墳を眺めるのではなく、大仙陵古墳の巨大ジオラマがあるのです。
再現されているのが造営当時の姿。
吹き抜けになっている巨大なフロアの中央にあり、上から横から見ることができます。
なかなか迫力があります。
木に覆われた丘にしか見えない今の姿からは想像もできません。
草も木も無い石葺きの山が千数百年の時間をかけて本体が見えなくなるほど木に覆われてしまいました。
まったく人の手が入らなかったわけではありませんが、周囲は住宅地に開発され、かろうじて残った古墳を除き森も林もなくなった堺市北部では貴重な場所になるでしょう。
古墳や歴史だけでなく、そちらの方にも注目が向けられてほしいと思います。
■参考外部リンク■
近つ飛鳥博物館
タグ: 近つ飛鳥博物館 大仙陵古墳 大山古墳 仁徳天皇陵 前方後円墳 墳墓
虫とよく出会うようになるのは4月からのようです。
このブログでの四季の区切りはこちらに。
【このブログでの季節の区切りについて】
ニホンミツバチ(日本蜜蜂)Apis cerana japonica
セイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)Apis mellifera
スズバチ(鈴蜂)Oreumenes decoratus の巣
ハチ目 スズメバチ科 スズバチ亜科
タグ:スズバチ
泥で固めた巣の中には小さな部屋がいくつもあります。
クヌギエダイガタマバチ(椚枝毬玉蜂)
Trichagalma serratae の虫こぶ
ナナホシテントウ(七星天道)Coccinella septempunctata
ナミテントウ(並天道虫)Harmonia axyridis
テントウムシ(天道虫)類のサナギCoccinellidae(科名)
ハナカミキリ類?Lepturinae(亜科名)
モモブトカミキリモドキ(腿太髪切擬 )
Oedemeronia lucidicollis
甲虫目
カミキリモドキ科
Oedemeronia属
タグ:モモブトカミキリモドキ
カミキリムシの仲間ではありません。
モモブトカミキリモドキの仲間は体液に毒があるものが多く、体につくと水ぶくれができることがあります。
アシブトハナアブ(脚太花虻)Helophilus virgatus
ハエ目
ハナアブ科
Helophilus属
タグ:アシブトハナアブ
キイロナミホシヒラタアブの雌?Syrphus vitripenis
ハエ目 ハナアブ科 Syrphus属
タグ:キイロナミホシヒラタアブ
ビロウドツリアブ(天鵞絨吊虻)Bombylius major
ホソヒラタアブ(細扁虻)Episyrphus balteatus
タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
タグ: 春の昆虫/SA-tanada 春のハチ目/SA-tanada 春の甲虫目/SA-tanada 春のハエ目/SA-tanada ハチ目/SA-tanada 甲虫目/SA-tanada ハエ目/SA-tanada 春の完全変態昆虫/SA-tanada 完全変態昆虫/SA-tanada 春の動物/SA-tanada
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【読み】みずきよければうおすまず
【意味】あまりに清廉すぎる人は、かえって人に親しまれず孤立してしまうこと。
きれいすぎる水には生き物が少なく魚も住まないことからのたとえ。
いつもそうだなぁ、と思う故事成語です。
ただし、本来の意味ではなく、由来となったほうの意味で。
意外に思うかもしれませんが、きれいに澄んだ水には生き物が少ないのです。
水が澄んできれいということは、プランクトンなど小さな生き物の食べ物がないということ。
ということは、小さい生き物たちはいないということ。
ということは、それを食べる中くらいの生き物がいないということ。
中くらいの生き物がいないということは、それを食べる大きな生き物がいないということ。
ですから、きれいすぎる水には魚は住まないのです。
もちろん、山の清流には大きなアマゴなどが住むことがあります。
しかし、こういった魚は水の中の生き物食べるのではなく、水に落ちた昆虫などを食べているのです。
他にも、カワセミやホタルなど「清流の生き物」と思われている生き物も、住んでいるところは意外と「清流」ではありません。
街はもちろん、人間がつくった庭、農地、公園など、植物がたくさんあっても整った「きれい」な場所を見ると、いつもこの故事成語を思い出します。
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タイトルのとおり、園芸に関する本。
肥料や土のことについて書かれています。
ところが、この本はちょっと変わっています。
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「育つ土」を作る家庭菜園の科学 有機物や堆肥をどう活かすか (ブルーバックス) 新品価格 |
たとえば、土の種類ごとに構成されている粒子の大きさや元素などが書かれてあります。
土の中の微生物の種類ごとに役割が書かれています。
肥料では、種類ごとに原料と主要元素の比率が書かれています。
そして、それらによって植物の成長にどのように影響が現れるのかが書かれています。
普通の一般向け園芸書ではざっくりと書かれているところが、物理化学生物のレベルで細かく書かれているのです。
特に目ではわかりにくい土の中でのことが詳しく、病原菌もいろいろ書かれています。
野菜を同じ土でつくり続けていると収量が減ることがあり、連作障害と呼ばれます。
その仕組を実験で解明します。
連作障害を乗り切れば、普通に栽培できるという結果には驚きました。
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「育つ土」を作る家庭菜園の科学 有機物や堆肥をどう活かすか 有機物や堆肥をどう活かすか (ブルーバックス) [ 木嶋利男 ] 価格:928円 |
どうして、普通の園芸書では簡単に流しているそんなところまで書いているのか。
それは、この本はブルーバックスだから。
講談社の自然科学系の新書シリーズのひとつなのです。
普通は実用書ではなく、科学書の棚に並ぶ本です。
野菜を育てることは、成長を人間の望む形にコントロールすること。
そのためには、植物について、そして植物が育つ土のことについて知らなければなりません。
そして畑の土の中で行われている植物や様々な生物の営みは、自然の環境でも行われていること。
もちろん、畑のようにコントロールされていないので、ものすごく複雑になっているでしょうが、基本は同じはず。
つまり、野菜(植物)を工夫して育てるということは、植物と土のことを知るということ。
土の中で植物はどのように栄養を得ているのか、どのような生き物と時には協力し、時には戦っているのか。
気になる人には、土の中の世界への入口になる1冊かもしれません。
タグ: 「育つ土」を作る家庭菜園の科学 木嶋利男 ブルーバックス
下赤阪の棚田ビオトープの2018年版の花と実の目次です。
今まで出会った植物の花と実を一ヶ月ごとにまとめましたので、その目次を作りました。
動物編はお待ち下さい。
リンクの多くはタグリンクになります。
スマホモードはタグ表示に対応していません。
PCモードを勧めします。
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果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 | 果実 |
裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 | 裂開果 |
閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 | 閉果 |
液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 | 液果 |
集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 | 集合果 |
偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 | 偽果 |
珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 | 珠芽 |
乾果 汁気が少ない |
液果 汁気が多い |
集合果 果実がひとつに集まる |
偽果 子房・果皮以外が肥大 |
珠芽 茎などにできる種子のようなもの |
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裂開果 割れる | 閉果 割れない |
漿果 殻なしタネ |
核果 殻ありタネ |
そのほかの植物関係の目次や動物の目次はこちらへ。
下赤阪の棚田のいきもの目次 2015年版
タグ:下赤阪の棚田のいきもの目次
下赤阪の棚田は、大阪の南河内地方の千早赤阪村、金剛山の麓の標高100メートルほどにある、日本の棚田百選に選ばれた棚田です。
山と町の中間にあるような場所で、町の生き物と山の生き物の両方を見ることができます。
色はデジカメで写した画像の色を基本としていますので、実際の色や図鑑の色とも異なることがあります。
ある程度の幅を持って色検索をしてください。
花の色は、基本的に花弁の地の色にしています。
花弁がなかったり小さかったりして、苞(ほう)や萼(がく)が花弁のようになっているものは、その色としています。
花弁がないだけでなく、苞や萼も花弁のようになっていないものは、オシベやメシベなど目立つ部分の色としています。
花が小さいものの場合、花序(花の集まり)全体の見た目の色の場合もあります。
そのため、同じ花でも複数の色に分類されていることもあります。
つくっているのは動植物の専門の研究者ではありません。
誤りがあると思いますので、ヒントや参考程度に。
タグ♦ 下赤阪の棚田のいきもの目次
■参考外部リンク■
下赤阪の棚田 | 千早赤阪村観光協会
全国棚田(千枚田)連絡協議会
タグ: いきもの目次/SA-tanada 下赤阪の棚田 棚田 棚田の生き物 田んぼの生き物 ビオトープ 棚田の植物