気をつけていること
いつも気をつけていることがあります。
たとえば。
公営の里山公園で樹木が伐採されようとしています。
このままでは地面の日当たりが良くなって乾燥し、林床を好む動植物がいなくなってします。
そこには絶滅危惧種に指定されている生き物もいます。
そのときどうするか。
多くの生き物が住む環境を維持するように行政に働きかける。
ただ、それは管理者に環境の維持や管理を押し付けるだけで、無責任、のようにも感じます。

そもそも、保護をするためには道具をそろえる、作業する人の人件費、などいろいろと費用が必要でしょう。
それどころか、その土地が生み出すかもしれない利益がなくなってしまいます。
にも関わらず一方的に押し付け、自分は一銭も出さない、なにもしない。
日頃から保護もなにもせず、木が切られるから突然さわぎはじめる。
土地は誰かの所有であり、勝手に入って保護活動をすることはできません。
お願いをするしかないでしょう。
しかしボランティアなどで自ら活動する方法を模索することを一切せず、最初から相手に押し付ける。
丸投げは、ただの放棄。
そして無責任。
生き物を保護することを目的に署名を集めるも、実際に保護活動を行ったのはその10分の1、100分の1にも満たなかった。
そんな話を聞くと、やっぱり大切なのは、自分が動くこと。
その気持ちがあってこその環境保護、生き物保護の働きかけ、と気をつけています。

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